この小説は犯罪を助長する目的で執筆はしていません。
映姫様と小町に見送られ、今は魔界へと続く道をひたすら歩いている。
これから向かう魔界でいったい何が待っているのか、
それは私にはわからないし、誰にもわからないことだ。
いったいどのくらい歩いたのだろうか。
正確な時間は分からないが、疲労の具合からみて、随分と歩いたように感じる。
「こんなことなら映姫様に距離を聞いておけばよかったなぁ。」
とため息を漏らしても後の祭りである。
「・・・もう少し歩いてみて、変化がなければ少し休憩をするか。」
誰に言うわけでもなく、そうすることにした。
そう決めてはいたが、やはり歩いても出口らしきものはまだ確認できない。
「・・・・・一旦休憩するか、ん?あれは・・・光か!」
と思い、足を止めて前方を見てみると、小さな光が輝いているのが見えた。
「あそこが出口か、距離はそれほどなさそうだな、とりあえずあそこまで行ってみるか。」
私は光が見えているところまで歩くことにした。
近づくにつれて、光はより一層まぶしくなっていくように感じられた。
光を抜けると大きな門が前面に広がっていた。
「でかいな。」
私は見てそのまま思ったことを口にしていた。
「ちょっと、そこのあなた。此処は許可がないと立ち入り禁止の場所よ」
大きな門に呆けているといきなり声をかけられた。
声のした方を見てみると、赤い髪をした少女がこちらに近づいて来るのがわかった。
「あんたここでは見ない顔だね。ここから先は魔界へ通じているわけだけど、この先に何の用?」
用は何かと聞かれてきたが、どう答えたらいいか。
まず、目の前の少女のことを確認するか。
「その前にあなたは何者なんだ?人に尋ねるならまずは自分から名乗るべきじゃないのか。」
その問いに一瞬驚いたようだった。
「あんた私を知らないのかい?ここの魔界への門を守っている門番のサラよ」
どうやらこの少女はサラというらしい。
しかし、知らないとはどういうことなのか、それほど名が通って人物なのだろうか。
「いや、ここへは初めてくるからな、分からないさ。私は村雲 慧という、よろしく頼む。」
「へぇ、そんな奴がここに来るなんてどんな目的だい?」
私の返答に対して、真剣な顔で聞いてきた。
「目的か?一番過酷な場所を探していたからというのが正しいだろうな。」
「過酷な場所を探していた?」
「あぁ、実はここに来る前に彼岸の閻魔様に尋ねたらそれは魔界だと教えられてな、こうして赴いたというわけだ。」
「なるほど、村雲 慧、あなたがここに来た理由はわかった。けれど、この門をくぐる理由にはならないよ。」
私の回答を黙って聞いていたようだったが、そう返してきた。
「ここに閻魔様からの紹介状があるがそれでもだめか?」
「本当かい?それ見せてもらっていいかい?」
「あぁ、構わない。」
私の言ったことに対して確認するようにこう告げてきた。
わたしから受け取った紹介状を確認し終わると、
「事情は分かった、神綺様のいるパンデモニウムまで案内するわ。ついてきて。」
どうやら事情は理解してくれたようだ。
「ここの門番はしなくていいのか?」
「ここに来るやつなんてめったにいないわよ。それこそあなたみたいな人以外はね。」
「・・・それもそうか、」
何気なく、聞いたことに若干皮肉を含めて返されてしまった。
「じゃあ、門を開くからついてきて。」
「了解した。」
ついに魔界へと入ることになった、この後どんなことが起こるのか。
戦闘とはまた違った緊張がするな。
まずは神綺様に会ってみることだな、そう心に決めてからサラの後をついていくことにした。
週一回の投稿ができず、すみませんでした。
次は頑張ります。
次回はいよいよオリ主の実力がわかる場面があります。
その実力も軽くチートっぽくなってしまうかもしれませんが、ご容赦を
それではまた