赤い霧、モンハン世界に落ちる
「…何処だ…ここ……」
森の中で目を覚ました、赤桐慶次…否、カーリーは考える。
こうなった過程で自分が死んでしまった事に気づいた。
「そう…か、俺は死んだのか」
自分が死んだ事に気が付く、ではここは天国か地獄か、その答えはどちらもNoだ。天国にしては穏やかじゃなさ過ぎるし地獄にしては穏やか過ぎる。ここが何処なのか、その疑問は目の前に飛び出てきた1匹の生物で簡単に解決した。
「…は?ジャギィ?」
ジャギィ、モンスターハンターシリーズお馴染みの小型モンスター。
どうやら俺はモンハン世界に転生したらしい。それだけならまだ良い、だが───
「ギャァギャァ!!」
──そう、ジャギィは肉食性だ。いかにもな鳴き声を上げ仲間を呼ぶ。
「ギャアギャア!!」「ギャグ!」
「グキャァ!」「ギャイギャイ!!」
続々とジャギィが出てくる、転生直後に死ぬとかついてないな。
そう思ったのも束の間、目の前に飛び出てきた赤い大剣、ミミクリー。
生前最も好きだったキャラ、カーリーの獲物。
本能的にそれを手に取り───
「グギャッ!?」ザシュッ!
──飛びかかってきたジャギィ目掛け、ミミクリーを振り下ろした。
「グギャッ!グギャッ!!」
「ゲギャグギャグ!」
「ギャアギャァ!」
ジャギィ達の叫び声、俺はそれを聞き、ミミクリーをゆっくりと持ち上げて一言。
「来るなら来い…来ないなら…」
ミミクリーを地面に突き刺し、力いっぱい叫ぶ
「去れ!!!!」
自分でも驚くほどの声量はジャギィ達をビビらせるには十分だったようで、ジャギィの群れは去っていった────
……恐らくここがモンハンの世界ならば、近くに村があるはず。そう考えた俺はミミクリーを片手に森を駆けたのだった。
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森を駆けながら早く十数分、おかしい、村どころか人の気配がしない。
「…何でこんなにも人がいないんだ…?」
ひょっとして森は森でもヤベェ森に迷い込んでいたのだろうか。そんな事を考えていると───
「…あ、村…」
遠巻きにも見えた。
村だ、間違い無い。カーリーは歓喜した。そして全速力で駆けた
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「やっと着いた……」
あれから1〜2時間は走っただろうか、ようやく村に着いた。
小さな農村と言った所だろうか、だが今は救いのオアシスだ。
「あの……すいません」
「なんだ、旅の者か?」
「はい、実は道に迷ってしまって……」
村に着いた俺は早速村人に話しかけた。
「そうか……なら村長に聞いて見るといい」
「ありがとうございます!」
俺は村人に礼を言い、村長の家へと足を進めた。
──────
「……ここが村長の家か……」
村の奥にあった大きな家、ここが村長の家らしい。
コンコンと扉を叩き少し待つと、中から老人が出てきた。
「なんじゃ、旅の者か?」
「はい、道に迷ってしまって……助けて貰えませんか?」
「ふむ……なら中に入りなさい」
老人にそう言われ俺は村長の家に足を踏み入れた。
──────
「……で、お主は何処から来たのじゃ?」
「それが……その……」
俺は転生してきたなんて言えない、だが何か言わないと怪しまれる……どうする?どうすれば良い!? そんな時、俺の頭に妙案が思いついた。
「…わからないんです」
そう、記憶操作のフリだ。テンプレ的だがそれ故に疑い難い。
「ふむ……そうか」
村長はうんうんと唸ると、村人を呼び───
「一先ず、彼女に簡易的な寝床を。
にしても記憶喪失なんて災難じゃのう…」
どうやら記憶喪失と納得してもらえたらしい。好都合だ。
「ところでお主、旅人でかつ記憶喪失なのに身分証明ができるのか?」
痛い所を突かれた、できるわけがない。この世界に降り立って2〜3時間の命なのだから尚更。
言いづらく言葉に詰まっていると─
「ふむ、やはりできんか。ならばここから北に3km程の所にあるベルナ村に行くと良いぞ」
ベルナ村、それはモンハン屈指の名作(※個人の感想です)であるX/XXの拠点。
確かにあそこには龍歴院もある、ハンターとなれば身分証明も楽だろう。
こうして俺…いや、私はベルナ村に向かうことにした。
はい!初投稿です!楽しんで頂けると嬉しいっす!
ノロノロしながらも更新しますので気長に待ってください…
都市キャラを出すとしてどんなキャラが良い?
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弱いの!!(あらぬ噂〜都市疾病前半)
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普通の!!(都市疾病上段から都市悪夢)
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強いの!!(都市の星〜不純物)
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化け物!!(特色、爪、調律者ETC)
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ガチのバケモン(幻想体、ねじれ)
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その他(未定)