これって、あぁ、俺の勝ちだ。   作:日下部さんは最強

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俺と宇佐美以外 (宇佐美は日下部と同格だった場合)

「あの…日下部さんが良く飲みに行くって言う、宇佐美さんってどんな人なんですか?」

 

突然、三輪がシン陰練習の休憩時にそんなことを聞いてきた。

 

「あぁ?、そんなもん聞いてどうするよ…?」

 

「いやでも、宇佐美さんも()()()()で一級になった人ですよね…だからこう…術式無しの人の心の持ちようというか…戦い方を知りたいと思いまして…」

 

 

「あんまりアイツは参考になんねえと思うぞ…一応話は聞かせてやるが…」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

「おーーい日下部〜〜飲みに行こうぜっっ!」

 

「ゲッッ…お前また呪詛師狩りしてただろ…行くなら体洗ってから来い、返り血浴びすぎだ」

 

「そんなもん気にしない気にしない、それと…呪詛師狩りじゃ無くて、呪詛師ミナゴロシツアーだよっ!」

 

「どうでもいいわ!それより、店に迷惑がかかるだろっ! 行くなら早く綺麗にしとけ!」

 

「えぇ…俺はいいんだけど日下部がそこまで言うなら〜」

 

そう言って宇佐美は走って高専のシャワールームに行ってしまった。

 

「ハァ〜〜ほとんど呪詛師だろアイツ」

 

そう言って思い浮かぶのは宇佐美とのロクでも無い思い出…

 

電車の中で老人に急に怒鳴られたと思ったら宇佐美が老人の上に座り出して、相手に抜けられないように上から押さえつけて、遂には駅員が来る始末…。

幸いにも老人はこの宇佐美(キチガイ)に申し訳無い(恐れ慄いた)と思ったのか何も言わずに走って言ってしまったが。

 

共同任務の時に悪辣な呪詛師を捕まえて、見張りをするから補助監督を呼んできてと言われた際に、補助監督を連れて行くと腕が一本解体されて焼肉として食われていて理由を解いただしたらなんとなく食べてみたかったからと言って、そのまま食べ続けたりしてドン引きした(宇佐美曰く神肉はあまり美味しくないらしい。)

補助監督にも勧め出して、監督の人はみるみる青くなって行くし。

 

一級呪霊を特殊な呪具で縫い付けて服として着ていたり他にもetc……

 

それでも関わり続けてしまうのは情に厚い事はあったり(上層部に日下部が一級なのに教師をやるのは時間の無駄だから、現場で戦えと言われた時に、呪詛師ジャーキー(指ver)を食べながら、上層部に直談判してくれたり… 上層部(なんだコイツ!?!?)) 普段は普通に泣いている女の子を助けてあげたりしている道徳心は持ち合わせているからだろうか……それに、

 

「おいッッ!風呂入ったし、着替えもしたぜ!!飲みに行こうぜ!!!」

 

コイツは絶対に俺の前からいなくならないという、信頼があるからかも…なぁ。

 

「ああ、お前いつも潰れるから、意味ないけど飲み過ぎんなよ」

 

「へいへい〜」

 

ーーーーーーーーーー

 

 

「とまぁこんな感じだ…」

 

「…………(絶句)」

 

「アイツはキチガイすぎて参考になりそうに無いだろ…」

 

「…ぇ、ええ、そうですね……(それと付き合える日下部さんもどうかと思うけど…)」

 

「まあでも、戦闘技術は俺と引き分ける位はあるな」

 

「どんな戦い方なんですか?」

 

「ああ、それはなぁ〜」

 

ーーーーーーーーーー

 

 

「日下部!手合わせしようぜ!!」

 

「はぁ? めんどくせぇ〜却下」

 

「お願い、ここらでどちらが上か格付けしようぜ!!!」

 

「上なんていくらでもいるでしょうに…」

 

「いーやーだー、僕、日下部がいーいー!!!」

 

「うるさい!…ハァ〜後で寿司奢れ。」

 

「っしゃオラ! 掛かってこいや!」

 

「ハァ〜まあやりますか。」

 

「じゃ!!! 校庭で待っているから〜」

 

10分後…

 

「やっと来た〜日下部おそ〜い」

 

「まだ10分も経ってねえだろ…多分」

 

「じゃ! ……やろうか」

 

「おう」

 

 

そう言って宇佐美は腰から3枚の形代を取り出して呪力を込めた

 

式神ー赤ー白ー黄ー

 

この式神は本来ならば情報伝達にしか使えない基礎の式神の筈だが…

この式神が破壊された場合、宇佐美は死ぬことと、自らの魂を消滅させる事により、これから輪廻転生した時の可能性すら全部潰す事をチップとして、一級術師相当実力を得た人型式神を扱う。

 

何で魂がちかくできてるのかと言うと、コイツもまた黒閃経験が多く、いつも自死のリスクを縛りで扱っていたら知覚できるようになったらしい。

 

そうして、3体の式神と宇佐美が襲い掛かって来る。

 

しかし、最強からさえ最強と呼ばれる男日下部は

 

「シン・陰流簡易領域」

 

十八番の簡易領域で攻撃を捌き切る。

 

「やっぱり近接は厳しいな」

 

宇佐美はそう呟くと

 

「簡易術式ー炎ー*1

 

宇佐美の足と地面の間にほんの一瞬だけ炎が出現し、その炎が宇佐美を加速させ日下部から距離を置いた。 

 

「シン陰のフルオートですら間に合わない速度とか…」*2

 

「まだまだぁっっ!!」

 

直線的に立体軌道をする宇佐美や地味に妨害をする式神に日下部は対応できず、打撲傷が増えて行くが。

 

「居合いー夕月ー93連」

 

空間そのものを切り裂く範囲攻撃で、赤いヒビを空間に残しながら、式神を半壊させた…

つもりだったが、それは刹那の間に宇佐美に回収されていた…

 

「早すぎんだろ!!」

 

「壊されたら死んじゃうからね」

 

そう言う宇佐美だが、全部回収し、攻撃範囲内ギリギリで斬撃を喰らい

すでに切り込みが入っているが…

反転術式で傷を治す。

 

そして…「簡易術式反転ー氷ー」

 

宇佐美のそれは某宿儺の従者の様な馬鹿みたいな攻撃範囲は持ち合わせてないものの、一点集中で威力を底上げした、言わば氷の弾丸を作り、それを簡易術式で飛ばして銃として扱う。

 

限界まで圧縮された氷の弾丸は音速を超えて音を置き去りにし、日下部の元に向かうが、

 

ガキンッッ!!

 

「放つ方向が直線的だからタイミングでギリ…、だけど速さといい威力といい、上手く流さねえと刃が死ぬな。こりゃ」

 

日下部は割と余裕に解説するぐらいには、余裕があった。

 

「まだまだこんなもんじゃないよっ!」

 

しかし、それをみた宇佐美はさっきの式神を召喚してそいつらに同じ様に攻撃をさせ始めた。

2、3発とほぼ同時に日下部の元に迫る弾丸はさすがの日下部でも余裕が無くなっていき、

4発同時となると、ちらほら日下部に当たる様になって来た*3

 

「ほらほらッ! 防御だけじゃ無くて、攻撃もしないと勝てないよー!」

 

そう言って宇佐美は後方で弾丸を撃ち続ける害悪プレイに徹し、日下部を煽る

 

「……………」

 

「喋る余裕すらないんですかぁ」

 

「………慣れた」

 

「っっっ!?」

 

しかし日下部はこの戦いの間に早すぎて視認できない筈の弾丸を全て弾き始め、距離を詰めて来た。

 

近づかれた宇佐美は炎の術式を身に纏わせ、応戦しようとするものの。

 

銃撃からの体制移動は明らかな隙である。

 

「シン陰流簡易領域、抜刀」

 

その隙を日下部は見逃さず、簡易領域の半径を一瞬で広げ、必中効果の乗ったシン陰流最速の一撃を宇佐美に食らわせた。しかし、宇佐美もギリギリ呪力で攻撃が当たるとこだけを徹底して守った。一撃で仕留められなかったと日下部は判断し、白兵戦に移った。

 

(最速の居合いだった筈なんだがなぁ…)

 

そこから先は高速の呪力の殴り、斬り合いとなり互いに黒閃が発生しあった。

タフネスで攻撃を耐え切った日下部と反転術式が付き合える宇佐美……

発熱したバトルは遂に終わりを迎えた。

 

「お前ら何をしておる……」

 

楽巌寺学長の登場によって…だが。

 

流石に戦い続けちゃ不味いと思った日下部と宇佐美は、戦闘をやめたが宇佐美は不服そうだ。

 

「何でしょうか?学長…」

 

「先生、今僕達模擬戦中なんですが…」

 

「……爆発音や、台風位に強い風圧が校舎まで届いており学生達も驚いておったのでな…」

 

「あ〜〜すみませんでした。」

 

「……ごめんなさい。」

 

「別に模擬戦をするなと言っている訳では無いが、辺りへの影響を考えろ」

 

そう言って楽巌寺学長は校舎に戻って行ってしまった。

 

「引き分けでいいか……」

 

「そだね、やる気も削がれた…」

 

そういえばーと宇佐美が続ける

 

「さっきの弾丸何で弾ける様になったの?」

 

「あれはなぁ、慣れだ、慣れ」

 

「慣れで対応できるもんじゃないと思うけど…」

 

「……直線的にしか弾丸が来なかったから、相手の動作からどこに攻撃が来るかを予測して自動反撃をするプログラムを即興で組んだ。」

 

「…えぇ、肉弾戦チートじゃんそれ」

 

「そうか? ああ体がいてぇ〜、治してくれ」

 

「んーおk」

 

ーーーーーーーーーー

 

「……色々突っ込みたいところがあるんですが、反転術式使えるのに何で術師の治療やってないんですか?」

 

「……家入に治療してもらったなら分かると思うが…あそこはブラックなんだよ、それにアイツはやれと言われてやる玉じゃねえ、自分のしたい事しかしないからな」

 

「戦い方が命を賭けるのはやばくないですか?」

 

「そこもイカれてるからな、ミスすれば死ぬが…アイツは絶対失敗しないだろうよ」

 

「何でですか…?」

 

「今まで生き残っているから、今更死ぬ事は…ねぇだろ、多分」

 

「えぇ…」

 

「まあ、一級術師って言うのは最低限これ位は出来る、*4そこに術式がある奴が一級の上澄にいるから、俺と宇佐美で一級の最低限って感じだな*5

 

「これが…一級術師*6

 

「お前も、まあそのうちこれ位はできる様になるから、まあなんだ、頑張れよ」

 

「はい……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ

 

死滅回遊と人外魔境渋谷決戦時の宇佐美

 

「おい!お前!今日本がやばい、何処にいやがる!」

 

「え…宇宙」

 

「ならさっさと……宇宙?」

 

「うん、宇宙にいるよ」

 

「は………?」

 

「いや〜宇宙には色々な呪霊がいるかな〜と思っていて、簡易術式の応用的な使い方を思いつかないかなってのもあって宇宙にいるよ」

 

「お前…宇宙飛行士になったのか……?」

 

「いや、簡易術式の応用で空気を圧縮した物を凍らせて、それをカートリッジにして宇宙空間にいるよ、簡易術式の炎の方を推進力として、さしずめ宇宙回遊ってとこかな」

 

「いつ頃帰って来る?」

 

「此処からだと3日ぐらいあれば地球に着くけど、俺…今惑星をテラフォーミングしようと思っていて、一年分の食料とテラフォーミング機器を持って来ちゃったから、とりあえず良さそうな惑星に着いて、荷物を置いたりしたら戻るよ」

 

「ハァ〜マジか…」

 

「んじゃ、また今度〜」

 

1週間後…

 

「此処の惑星とか良さそうだな、よし!じゃあ早速、機械をセットして、食料置いて、地球へ行きますか!」

 

「Jo-ji」

 

「!?」

 

謎の生物が宇佐美に突然襲いかかる

 

此処から宇佐美と宇宙呪霊との惑星を賭けた戦いが始まるのであった。

 

 

呪術廻戦〜宇宙回遊と人外辺境宇宙決戦編〜

 

 

 

日下部「さっさと帰って来い!」

*1
五条が最初の花御との遭遇時に使った炎の術式、生得術式じゃない誰でも使える術式、これもまた、タイミングや位置のズレで死と魂破壊の縛りで強化されている。

*2
宿儺の一億斬撃を捌ききる日下部の動作で捉えられない速度、ほぼ瞬間移動

*3
日下部の呪力がードで肉体を貫通はしないが

*4
できません

*5
上澄の上澄

*6
もう特級だろ




滅茶苦茶強い三輪ちゃんみたい、見たくない?
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