「俺はな!お父さんって呼ばれたいんだよ!」 作:フウカの父
☆9 カエさん さん
本当にありがとうございました。
励みになります。
「ぐふふ、20時間待ったぞ…」
さぁ、フウカ。招待券を…
一16時一
「あっ…」
しまった
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ふ、フウカは…?また20時間待てというのか?
「…お昼寝にちょうどいい場所はどこかな~」
…あの子のいないカフェに響く声。
違うんだ。ホシノ..。君が嫌だったわけでは無くて…
僕は、僕は…フウカを。
これじゃあ、まるで僕のやったことは...
アンチ
「招待して即退散とは とんだ恩知らずの集まりじゃのう キヴォトス
当番が当番…それも仕方ねェか………!!
“愛清フウカ”は所詮…攻撃のできない“敗北者”じゃけェ…!!!」
「(ザッ!!)」
…今、アイツは何と言った?
ピピ
「ハァ…ハァ… 敗北者……?」
フウカが?冗談だろう。
だから、だから、だから..。
「取り消せよ……!!! ハァ… 今の言葉……!!!」
モブ先生
「タケオ!!?」
アンチ
「………」
「あいつ僕の娘をバカにしやがった……」
モブ先生
「やめろ!!!立ち止まるな!」
アンチ
「 他のサポートキャラに阻まれ 使ってもらえん永遠の敗北者が“愛清フウカ”じゃァ どこに間違いがある…!!
新妻 幼妻と先生共に言われて… 家族まがいの通い妻で人気キャラにのさばり」
「………やめろ……!!」
…それ以上口を開くな
アンチ
「……ゲヘナ学園千人以上の生徒の為に 料理するも 感謝もされず…何も得ず……!!
終いにゃあ車を壊され…!! クレームを入れられる!!!」
「……」
アンチ「実に空虚な人生じゃあありゃあせんか?」
「やめろ……!!」
ピピピピ
モブ先生「のるなタケオ!!! 戻れ!!!」
「フウカはぼく達に生き場所をくれたんだ!!!
『皆のために何かしたい』そんな娘なんだ!
お前にフウカの偉大さの何がわかる!!!」
アンチ「人間は楽しくなけりゃあ 生きる価値なし!!!
お前らロリコン共に生き場所はいらん!!!
“愛清フウカ”は敗北者として死ぬ!!! 」
「“フウカ”は推しキャラだ!!!
推しをバカにすんじゃねェ!!!
『皆のために何かしたい』
…その気持ちは
決して、間違いなんかじゃないんだから―――!. 」
モブ先生「やめろタケオ~~!!!」
ピピピピピピ
「食らえ!飛鳥文化アタック!」
うおおおおおおおおおおおお仏教文化の重みを知れーッ!
ピピピピピピピピピピピピピピ
何か手に何かが当たっ
_________
「うわあああああああ」
布団から飛び起きる。
「きゃああ!」
…なんだ夢か。
「あっごめんフウカ。驚かして。」
尻もちをついたフウカに手を伸ばす。
「時計がうるさくて、止めに来て…」
おっと、僕のせいだな。
「なかなか起きないから、ちょっと突っついてみたら…」
「あぁ、僕は寝ている時に触られると驚いちゃうんだ。ごめんね」
寝ている間は無防備だもんな…経験則で知っている。
首を絞められたり、拘束されたり…
あぁ…思い出して吐きそう。
元は黒髪だったのに..今じゃ白髪交じりだ…
「…今何時?」
妙だな...あんなにも太陽が高くなっているとは..。
「もう1時です。不健康ですよ..。」
あぁ、1時ね..。
「ところで、今。不健康って言った?」
そんなバナナ!僕は聞こえていないぞ!時刻の話なんてな!
(눈_눈)「……………」
呆れた顔をこちらに向けるフウカ。
「ち、違うんだ。ちょっとしたジョークだったんだよ。」
そう言っても、目を合わしてくれない。
……………そうだ!
「毎日フウカの作った料理を食べたい」
先生さえよければ構わない…とか言ってた娘なら、多少は喜ぶだろう。
…先生相手に満更でもない表情を浮かべやがって…親父(自分)でさえ見たことないのに!
「・・・毎日食べてますよ。」
「毎日でも食べたいということは、毎日でも食べてるというわけではないです」
しまった…つい癖で、構文を使ってしまった。
「え…。毎日食べてますよね?」
理解しがたい文章に少し困惑している様だ。
「うん、食べてる。」
「えぇ…。どういう…」
先ほどの発言を否定するような事を言われれば誰だってそんな顔をするだろうなぁ。
「いや。今日は食べてないって事だ」
苦し紛れの言い訳を言う。
「…そうですか。」
イマイチ納得できていない顔をしていた。
「ブランチ」か..。
こんなことが出来るのも、フウカのおかげだな…
そう思いながらコーヒーを飲もうとする。
「ダメです」
フウカに取られてしまった…
むむむ…
「こうなったら仕方が無い。」
「やっと諦め「偽・飛雷神の術!」なっ!」
瞬時にフウカの背後をとりコーヒーを奪う。
アバ茶を飲む様な『スゴ味』があるッ!勢いで飲み干す。
「珈琲!飲まずにはいられないッ!」
「なんて卑劣な術..」
ははははは
ちなみにこの世界の忍術研究部は卑劣な術が大量にあるぞ!
そんな事よりもコーヒーだっ!
(눈_눈)
ん?フウカどうした?そんな顔して。
エナジードリンク飲むよりかは健康だろう?
・・・・・・でも、心配してくれているのにそれを裏切るのは何だか良い気分では無いな。
そう思うと、コーヒーを飲む手が止まった。
「あれ?今日はこのくらいで良いんですか?」
驚いた様だった。
「あぁ、それと。ちょっと散歩してくる。」
「えぇ!?…珍しい」
まるで、引きこもりがちの息子が1か月ぶりに外に出た様な驚き方だ。
あれだな、まるで母親だな。
「あんまり驚くなよ…」
そうは言うが僕は悪い気持ちなんて物は無かった。
散歩をしながら色々な記憶が浮かんでは消えていった。
突然後ろから誰かが転ぶ音がした。
振り返ると、泣いている子供とそれを心配している親が居た。
何気ない親子の風景だが、何故か懐かしい。
それが何故かを考えているうちにその親子は何処かに行ってしまった。
でも、先ほどまで泣いていた子供が親を引っぱっていく様子を見てそれが何なのかが分かった気がした。
「ただいまー」
玄関で靴を脱いでいるとフウカがやってきた。
「おかえりなさい」
エプロン姿のフウカを見ていると、普段と同じ姿なのにどこか違和感を感じていた。
まじまじとフウカの顔を見る。すると、目が合って少し恥ずかしそうにフウカが目をそらす。
靴を脱ぎ終え家に上がった時に気づいた。
先程は目線が同じだったのだ。
キッチンに向かおうとするフウカを見て呟く。
「・・・成長…したな。フウカ」
「何か言いました?」
振り返るフウカ。
「いや、何でもないよ。」
・・・・最近、子供の成長の早さに驚く自分が居る。
一緒に居られる時間を意識するようになり寂しさとうれしさの混ざった感情がこみ上げてくるが、
今はあの娘の成長をただ喜ぼうと思った。
何時の間にか心配する側から、心配される側になっているんですよね..。