【書籍化進行中】異世界で職業:ヒモとしてみんなにバフを撒いてたら完全に逃げられなくなっていた話   作:スーパー巨大特濃葛根湯

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【108】 衝突

 切られた戦いの火蓋の中の火薬に、炎が灯されるよりも早く。

 

「『氷結濃霧』・『魔術付与:紫電麻痺(パラライズ)極大増幅(マキシマイズ)』・『魔術付与:短縮励起(クイックドロー)』」

 

 異世界での戦闘に慣れきった魔術師は、最適解を最速で導き出した。

 

 瞬間、僕らの足元に青い光が満ちる。

 しまった、と言う時間すら与える暇なく、超常的な非合理が世界を捻じ曲げて結果を齎す──「覇ぁッ!!!」事を許す程ノロマなのは、ウチのパーティじゃ僕一人だけらしい。

 

 裂帛の気合いを発し踏み出された先生の脚が、一帯の地面を衝撃波をともない割り砕いた。

 詠唱を破棄し発動すらも早めた魔術の、ほんの僅かな起こりを見逃さなかった彼女の震脚は、地面のついでに溜まった魔力まで吹き飛ばして、極めて物理的な対抗呪文となる。

 けして壊れるとは思えなかったダンジョンの床表面ごと、知名君の完璧な作戦計画(コンバットプラン)を粉砕してみせたのだ。

 それを見た明星先輩は神への祈祷をドタキャンし、みんなも跳躍の姿勢を崩す。そうでなくとも各々対処はできていたらしい。

 

「……想像以上だ。計画を大幅修正。これでは王城に殴られただけで吹き飛ぶハーフエルフ程度では時間稼ぎにもならん」

「そんな事言ってる暇無いわよ! 次はこっちの番!」

「なッ!?」

 

 まるで発破をかけるようにどやしながら、先生はたった一歩で後衛の知名君に拳が届く範囲へと肉薄する。

 震脚とはそも踏み込みの副次的な余波であり、その本質は前方への打撃である。

 不壊の特性をも打ち壊す破壊力を乗せた崩拳が、雷を落とすという比喩をも凌駕する勢いで、生徒の更生を成し遂げんと放たれた。み、峰打ちっすよね!? 拳の峰ってどこ!?

 

 2tトラック同士がぶつかったかのような打音。

 

 ……しかしそれは彼女の愛の拳が教え子を捉えた音ではなく。

 前衛たる格闘王が、壊滅的な暴力のベクトルを受け流した音である。

 

「させませんよ。我らが魔術師はひ弱故、そんなゲンコツを食らえば一発でのされかねない」

「あら、ちゃんと加減はしてるわ。たぶんタンコブで済むと思うけど」

「……頭はやめてやってくだされ。頭がタンコブになってしまう」

 

 王天流・爆発的肉体反応装甲(リアクティブ・ボディ・アーマー)

 鬼神の如き膂力をもった先生が金貨単位でのバフを受けているという、まさしく怪力乱神を地で行く"力"の化身と、今の王城さんは拮抗していた。

 これまでの道行きで見てきた彼女の実力が本気でなかったとしても、流石にそこまでの事ができるとは思えない。

 つまり、闇夜に人を惑わす狂気の星の瞬きにも似た黒く輝くオーラは、彼女が元々有する力を遥かに超えた出力を引き出し、"本来ありえない結果"をこの世に現出させている。

 それはつまるところ、ヒモのバフを先生が受けるのと同じように、魔王のバフを彼女が受けているということだ。

 冒険者ギルドマスターから語られた言葉が脳裏に過る。

 この世界の人々は、その魔王による穢れた恩寵を──『狂化』と呼ぶ。

 

 であれば、なるほど。

 バフならば聖女の祈祷によるデバフの解除は効かず、怒り狂った先生同様に山算金の言葉も遮断しうるし、そして一途な願いに狂った者が比類なき力を発するのは道理だ。

 心を弄び手駒とするその手腕、確かに人心を誑かす“ 幻鏡の魔王“と呼ばれるに相応しいのかも知れない。

 猿の手が人の幸福を、ヒモが僕の社会性と金銭を代償にするのならば、その妖しい誘いは一体何を代償としているのか。

 ……できるならば、考えたくもない話だった。二重の意味で。

 

 とはいえ、弾き飛ばした先生の一撃は、狂化された王城さんの寸勁を以てしても殺しきれるものではなかったのか、彼女の前腕からは白い煙がたなびいている。肉弾戦で煙出るのって、漫画的表現じゃなかったんだ……。

 王城さんが神に与えられた肉体を全力で行使しているからか、先生も躊躇いなく鉾の石突を用いて彼女を突破しようと打ち込み続ける。

 弾けるものは弾いて、受け流すものは無理に寸勁を使わずパリィ。

 足の甲へと付き出された石突を、王城さんは僅かに足を持ち上げて回避するとそのまま踏みつけて、地へ深く突き刺し武器を封じ、半身を翻し踏み込んで、背から肩へかけて広範囲の寸勁を乗せた鉄山靠を放つ。

 武器を手放さねば両手が塞がった状態となる中で放たれた、殺人的とすら思える拳法の極致を、しかし先生は逆に武器へ添えた手を起点に軽やかに跳ね上がり回避。

 そのまま武器を指で弾いて爆発的な推力を得ると、中空にて体操選手の様に半回転し、いつの間にか王城さんの服の襟に二指をかけ、加速しきった遠心力とその身の剛力のままに、()()()()()()彼女を投げ飛ばした。

 物理法則や人間の身体能力の限界を無視した想定外の離れ業に、さしもの王城さんも成す術もなく投げ飛ばされるも、即座に受け身を取り立ち上がる。

 けれどその表情は、本日一番の愉しげな笑みを浮かべていた。

 

「これ程までとは……! あなたは、余の人生で出会った中で最も素晴らしい武闘家(トータルファイター)である!」

「うーん、()()なんて大袈裟な……キチンと習ってない私ができる事は、どこまで行っても"暴力"ですから。褒められるようなものじゃないわ」

 

 不壊の特性を貫通し大樹の幹に深々と突き刺さった鉾の柄を掴み、まるでシフォンケーキからナイフを抜くように軽々と抜き取ると、苦笑いしながら彼女はそう返した。

 

 

 

「っ『雷魂雲霞』・『魔術付与:紫電麻(パララ)──

 

 すんでのところで脱落を免れた知名君は、冷や汗を垂らしながらも思考を止めることはなく、高次元な格闘漫画を繰り広げる二人を他所に、バックステップで距離を取りつつ次なる術の詠唱を開始。

 ぶん殴られそうになった程度で怯み継戦できなくなるようでは、この地球ほど優しくない世界で冒険者など続けてはいられないのだから、銀級冒険者としては当然の話なのかも知れない。

 しかし二度も魔法陣が組み上がるのを、ウチのパーティが指をくわえて待つワケもない。

 

 先の先を取るは至難であり、後の先では遅きに失する。

 先の対抗呪文で分かる通り、研ぎ澄まされた高ランク冒険者の機先を制するなどもはや空論の域で。

 双方ともに攻撃の効果があまりにも絶大であるが故に、一度でも単発のヒットが出てしまえばそれが決定打となり趨勢が決まってしまう為、カウンターを取るという行為のリスクも高過ぎる。

 だからこそ結局、対の先にて相手の技を潰し、間隙を縫って有効打を与える事が共通した現実的な着地点となる。

 今からここで行われるのは、相手の目論見の潰し合いだ。

 します、させます、させません……狙いと腕力のシーソーゲームで、僕らは雌雄を決する。

 

 轟音。

 気づけば目にも止まらぬ速度の水色の何かが、僕の背後から詠唱中の知名君へと射出される。

 衝撃音。

 着弾する前に目標との間に割って入ろうとした闇無君に、明星先輩が被せるようにインターセプト。放たれた豪脚によるハイキックを、彼はたやすく剣の腹で払いのけた。

 斬撃音。

 そのままの剣閃で、後衛への砲撃を切り払う。

 水音。

 が、切断された水色の砲弾は中身を放射状に後逸させ、慣性の法則に従って撒き散らされた粘液が知名君へと降りかかり。

 

──んぶうっ」

 

 ネバネバスライム塗れになった彼は、あえなく魔術の発動を阻害される。

 詠唱を放棄された魔法陣が、組み上がりきる前に砕けて散った。

 

「んっふっふぅ! どうっすかウチの新技『スライム弾』!」

「っ、んっ……ぶぁっ!クソっ、闇無!」

「ふぅん。うん、理解した。もう一回だ」

「言われずとも……! 『衝撃(インパクト)』!」

「バッカヤロウが、させるかよ! 鹿伏ェ! ドンドン狙ってけ!」

 

 形無き魔力が大気に勢い良く打ち付けられた事によるソニックブームの中を意にも介さず、明星先輩は悪くなった足場を蹴り進んで知名君へと接近を続け、そうはさせまいと闇無君が飛び交う砲弾をすべて叩き落としながら遅滞戦闘を繰り広げる。

 あーもーすげーや! 目まぐるしく色々起こりすぎてて、ちょと脳の処理追いつかないかも! とりあえず状況開始ィ!

 

「あいよ。落とさないけれど、落ちないようにしがみついててね。『幕間(まくあい)』」

 

 バフで強化された緞帳の発展系。

 みなの目の前で世界を演じていた僕ら二人は、一時その役割を降りて誰の認識からも外される。

 片時も目を離さなかった観客ですら、降りた幕の向こうに居る演者を見通すことなどできるはずもない。

 今やフルパワーバフ乗せの彼女なら視線誘導や下調べ無しに、時を選ばずその姿をくらますことができるのだ。最強の偵察ユニットです。ズルじゃん。

「ズルい女は嫌い?」好き。

 

 基本的に不可知化した先輩は直接的に戦闘には関与しない。

 そもそも自分の性格的にも職業的にも荒事に不向きであると自覚しているからこそ、邪魔にならないように姿を隠して避難しているんだからね。

 とはいえ、勿論なにもやらないワケではない。

 まずは激しい戦闘を繰り広げる面々をすたこらと大きく迂回し回避。

 あまりにハイスピードな攻防に度肝を抜かれていたハーフエルフが我に返り、なんとか戦闘に加わろうと魔法を撃ったり得意な武器で襲いかかったりするもてんで意に介されてないのも横目にスルー。

 そして全員の背後に回った先輩は、足を止めて詠唱している巨人とエルフのハーフな魔法使いや、「矢避け持ちならばこれはどうだ」とばかりに手槍を投げる後衛たちの、ポーチやカバン、ポケットに至るまでにコッソリ手を忍ばせてくすねて回る。

 なんか大きめの魔術に必要そうな触媒や、いざという時のポーションから毒っぽい小瓶などを、携行可能な大型チェストみたいなもんである僕のリュックサックに、ぽいぽいぽぽいと投げ込んでゆく。

 あ、これは財布っすね。流石に返しときましょ。ギったら下手するとバフ繋がっちゃうかもだし。

 

 正直こうして妨害を重ねなくても、金貨で太バフを受けている“ショウヨウ“と、恐らくは魔王の狂化っぽいバフを受けている“キングダム“の戦いに、ハーフエルフたちが割り込める余地はほとんどなかったが、まあ念には念をである。

 今メインの戦場では、複数人で後衛の知名君を狙っているが、先生には王城さんがついてまわり、鹿野ちゃんの砲弾を切り払って止めてる闇無君には明星先輩が張り付いている。

 つまり自然浮く事になり、なおかつ武闘派達に紛れるほどの戦闘力が無い山算金と目黒さんが、残りのハーフエルフたちの相手をすることになるわけだけれど、ストレートな荒事を不得手としている彼女らであっても、バフの影響下ではハーフエルフ程度は鎧袖一触。

 今もまた一人、山算金が振り回す金棒に弾き飛ばされた翼人種とのハーフさんが、壁に大の字で叩きつけられてズルズルと地面に落ちていった。

 目黒さんは床まで発光してるせいで影ができないのもあって、暗闇を使用せずに「あわわ」や「ひぇっ」なんて可愛い悲鳴をこぼしつつ、CQCで流れ作業の如く片付けている。R2を連打するだけで、次から次へ近くのハーフエルフさんを投げ飛ばす最新作仕様ですね。

 そこに命を取るだの取られるだのの駆け引きはもはや無く、ただ『やりすぎないようにする』ための手加減に多少手こずりながらも、鎮圧を進めている状態だ。

 

 ……実際のところ、彼らとてこちらの戦闘力は想定外なのだと思う。

 当たり前の話だが、ハーフエルフさんはエルフさんに比べれば一段落ちても、種族的に極めて恵まれた実力者揃いである。

 昨日程度のバフに留めた僕らならば、一人に対して五人で囲まれたら危なかったに違いない。それこそ手加減を誤って手傷を負わせるか、最悪の場合だってあり得た。

 ヒモバフをそもそも知らなかったからこそ、キングダムだって数を揃えて迎え撃つ選択肢を選んだのだろう。

 図らずも敵を騙すならまず味方から、といった形になってしまったワケだ。計画立案したであろう知名君は歯噛みしているかもね。騙すっつーよりは独善的に尊厳を守っただけなのだが、そこはまあ知らぬが仏or言わぬが花という事で……。

 

 

 先輩が透明化してアイテムを盗むというオオナズチばりの悪質な方法で、瞬く間に敵方の物資をずたずたにした事だし、次は僕も自分にしかできないことに注力しようかね。

 次は誰になんのいやがらせをしようかなと、鼻歌交じりに戦いの合間を縫って歩き回る先輩の腕の中、僕はたた静かにまぶたを閉じて、みんなと繋がる黄金の架け橋に精神を行き渡らせる。

 常時開放されているオーラの経脈を、お腹の奥を意識して更に無理矢理押し広げてゆく。おごごごごご、心の中のどっかに穴開く感覚は慣れないぜ。

 リッチキング戦に始まり、これまでも幾度か試してきた事だ。ヒモが僕の天職だというのなら、言う事くらい聞いてもらおう。

 

 ──もうこれ以上、大切な人と友達に争って欲しくなかったから。

 

 目ぇ瞑って集中しないとできないのだが、もはや悪王寺先輩手持ちの「たたかいのドラム」と化した今の状況じゃあ、できることはそれくらいだからむしろ都合が良い。

 自分の中の大事な何かが漏れ出し、更に大事なみんなへと繋がりを通して流れ込んでゆくのを感じる。

 ことこの場に限り、喪う事は得る事と同義だ。

 対価を支払う事で望みが叶うのなら、それは等価の交換であり。

 何かを無くしたということは、何かを好きな人に渡せたということなのだから。

 別に良いだろこれくらい、多分減るもんじゃないし。よしんば減ったって増やせばいいからな。

 それにほら、ここんとこ貰いすぎてたからさ。返すタイミングができて丁度良かったくらいだよ。

 ホワイトデーがなきゃ、バレンタインも申し訳無いっつーか。小学校以来貰ったことないけど。

 

 

 揺れる黄金の海原が心を満たす。

 繋がったパスは感応を深め、隣にいる大事な仲間が何を考え何をしたいかが自然と理解できる。

 更に強まった黄金(こがね)色の想いが、自分たちにしか聞こえない音をたてながら、血潮となってそれぞれの肢体を駆け巡ってゆく。

 指先に小さく乗ったほんの僅かな熱量が、手の内に握り込まれ大静脈を通じ心の臓へと至るまでに増幅され、途方もないエネルギーとなって全身を突き動かす。

 目の前の相手が黒い輝きに包まれて己を見失っているように、己を呑み込む黄金の光が指し示す先へと全員の意識が収斂されていく。

 きっと恋が盲目なのは、この眩い光に眼を焼かれるからだ。

 彼の望みが()()にあるのなら、私たちは()()へ征こう。

 

 

 ……ってのはみんなの心から流れ込む心象風景の受け売りだ。なんせ僕自身にはかかんないからね。

 実際どういうもんなのかは正直未知の感覚なんだけど……それでも、行き過ぎにも思えるそういった表現が、案外的外れでは無いんだろうなと、目の前の光景を見ていれば思い知らされる。

 みんなから受けているちと重すぎな愛の深さと、そしてこの"天職"がもたらす増強作用が如何に理外のものであるかという事実が、淡々と現実として証明されていた。

 

 身のこなしが、足の速さが、篭められた力が、判断速度が、連携によるチームワークが、天井など知らぬように際限なくギアを上げてゆく。

 スライム弾の弾幕は魔力で形どられた水龍を面で征圧し、石突を用いた曲芸じみた立体機動は格闘王を翻弄する。

 ただ一人銅の剣を振るう剣士だけが、聖女の破壊的な暴力が勢いを増してなおいなし続け、時折視界外から飛んでくる山算金が投げつけた槍や大剣を、後ろに目が付いているかのように弾いているが、それでも大局はもはや揺るがない。

 こちら側の手数は目に見えて増え、紙一重のグレイズが幾度となく起こり、徐々に積み重なる疲労と打撲が『狂化』を受けてなお越えられぬ人間的な限界へと彼女らを近づけてゆく。

 

 そうしてついに、無敵の盾に罅が入った。

 先生の足刀が王城さんの鳩尾を捉える──ほとんど反射的であった寸勁の発動を、先生の蹴撃の速度が僅かに上回ったのだ。

 

「がッ……は、ァ……!」

 

 王としてその場に倒れ込むなんて無様は見せないが、先程の空投げの時とは違い明確なダメージが彼女の身体に刻まれたのが傍目にもわかる。

 精彩を欠いた彼女の自動防御が、先生の連撃を捌ききれずに押し込まれ始める。

 天秤はその傾きを決定的なものとした。

 拮抗は、ここに崩れ去ったのだ。

 

 僕は()()()()()()()()()()()()()()()

 深く入り込み共有された全員の精神の中で、誰かの瞳を借りて現状を把握していたけれど、事ここに至り無理くり広げた『何か』の出力を徐々に絞り、現実世界へと意識を引き戻してゆく。

 流石にあんまりゲージ技を出し過ぎると良くない気がするので、大盤振る舞いはこれくらいにしておこう。

 また次の機会までにチャージしておかなきゃな。気をつけないと、僕ってSuicaもよく残高0にするタイプだからさ。

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