【書籍化進行中】異世界で職業:ヒモとしてみんなにバフを撒いてたら完全に逃げられなくなっていた話   作:スーパー巨大特濃葛根湯

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【53】 お散歩に行こう

「センパイ! 空は晴れ、雲は白く、双子太陽は両目パッチリ! エネルギーも補給したし、驚くほどに探検日和ッス!」

「……なるほど、そうだね。一理あると思う……うっぷ」

 

 ついに貨物馬車の第一便が届き始めたそうで、昨日までの3倍豪勢な朝食が出て朝から膨らんだ腹を抱え苦しんでいた僕の元へ、鹿野ちゃんがフットワーク軽やかにスウェーとダッキングを挟みながらやってきた。アトム級のベルトを取れる原石がこんな所に。

 今までもこの宿のご飯は凄まじく、「僕の舌にこんな味蕾が……!?」と大仏顔で服を弾け飛ばしながら人生のフルコースのメニューを更新し続けていたのだけれど、まさか女将さんが本気を出したら味が跳ね上がったうえ量3倍になるとは思いもよらなかったぜ。

 そらバルツァン一の宿屋だよこれ、黄金の湯殿しか勝たんっつーか質かつ量で攻めたらそら勝てるわ。勇次郎5人で擂台賽出るようなもん。

 鹿野ちゃんはお腹苦しくないの?と聞くと、パンパンなんで動かして減らすんすよ!と、裾を捲りぽっこり膨らんだお腹を見せてくれた。

 はわわわわわ! こら! 年頃の娘が軽々しくおへそを見せるんじゃありません! 冷えちゃうでしょ!

 

 

 いやしかし、ホントに今日は朝から凄かったんだよな。

 まず眠りから醒めた瞬間に、椅子に座ってタオル片手ににこにこ笑顔でこちらを見てる先生と目があって心臓止まるかと思った。

 もはや目的と手段が主客転倒して久しかったのはそうなんだけど、にしても部屋前で出待ちどころか同棲して起床待ちはちょっともう話が違うでしょ。そこガストの待ち合いじゃないんスけどね。

 

 でもまぁそんなん言ってもしゃーないし、なんなら起きてすぐ好きな人に会えるのは嬉しいので、おあようごまいはすとかモニョモニョ言いつつ素直に顔を洗いに行く。

 夜更ししたせいで僕は目ぇしょぼしょぼさせてんのに、同じ時間まで起きて待っててくれた先生は僕より早起きしてなおハキハキ覚醒してんのは、やっぱステ振りの違いか。僕もせめて有用な所に振っててくれる事を精霊さんに祈るしかないな。努力値じゃないんだから、オートで自動ステ振りなんて最近のゲームじゃ許されませんよ。

 ついでに「ほら、寝癖付いてるわよ」って直された。すいませんね。つっても起きた直後で顔洗う前の寝癖はやむなくない?

 顔面に水をぶっかけ前が見えない状態で先生の持つタオルを受け取ろうとして、足を絡ませ転倒しかけるも僕と先生の間に存ったとても大きく人智を超えて柔らかい、もしかすれば御神体足り得る程に尊くて形而下に存在するのがそもそも奇跡的な何かに跳ね返されて事なきを得るっつー、信仰の目覚めに相応しい回心エピもあった事はみんなには秘密である。

 で、その後に食堂行ったら、満漢全席じみたご飯の並んだテーブルが出されてたんだから本当にビビった。

 

 スゲーよ、男の欲望のフルコースじゃん。たぶん今日はやぎ座が一位だったんだろうな。

 朝からマジで酒池肉林な事なんてあっていいのか。徳積みすぎて死ぬより早く天国に至っちゃったのかと思ったもん。

 もしくはカンダタが落ちたより下層の地獄で罪人が見る白昼夢だろ。

 この後目覚めたら真っ赤な部屋で、そのままクソデカい石臼に引き潰されても文句言えない。

 

 流石に普段はこんなに出さないらしいのだが、今日は久々の満足いく材料と戻ってきてくれた店員さんたちに、女将さんが張り切りすぎてしまったらしい。

 いくらクジラも倒して更にレベルアップした僕たち金級冒険者とはいえ、食没をまだ会得していないのでどうしたって胃の容量には限界がある。

 残してくれればそっちは賄いにしちゃうから〜、とも言ってくれたのだが、しかし美味しいからついついフォークとスプーンが進んでしまい、みんな完全にグロッキーになるまで食べてしまったのだ。

 それでも各々一人前ずつくらい残ったと言えば、その絶望的な戦力差が想像してもらえるだろう。

 特にあの洋風茶碗蒸しっぽいのが入ったパイに、見た事ねぇ魚卵的何かを添えて黒いソース掛けたやつは完全にまだ人類には許されていない味だった。地球に帰った時にグルメテーブルかけが発明されてたとしても、あれを再現できるのは不明だ。なんてったって名前も覚えてないからな。後で聞いとこ。

 生前のアインシュタインもこれ食って加速した思考で相対性理論を見つけ、ニュートンは思わず溢れた涙で重力を発見したとされているらしいし。あとタコもワールドカップを予想したとか。凄い。

 

 そんな幸福極まりない暴力によりストマックを打ちのめされ完璧にダウンした僕達は、巻き戻しのように各々の部屋へと死人のように這って戻り、再びベッドへ潜り込み寝込んでいた次第である。

 が、一番年下で元気の有り余るうちの可愛い砲術師は、ちょっと寝転んだら即座に消化が始まったらしく、10分も経たずベッドを跳ね起きてここまでやって来て腹ごなしの散歩へと僕を誘いに来てくれたのであった。

 嬉しいねぇ……いや、ホントに嬉しい……だから、頑張ろう。

 

「よし! 行こうか!」

「やたー!!! 行くッス行くッス!!」

 

 のっそり動いてたら布団の制止を振り切れず止まっちまうので、腹筋に力を入れて一気に跳ね起きベッドを脱する。

 ピョンピョン飛び跳ねて喜びを露わにする鹿野ちゃんという、微笑ましさ極まる水先案内人に手を引かれエントランスまで出てきたところ、ソファで打ちひしがれている悪王寺先輩に出くわした。

 

「あー! 子王先輩! こんなとこでどうしたんスか?」

「や、やぁ……鹿野ちゃんは元気だねぇ……ボクは食後3時間は寝転ばないんだよ……スタイルってのは、日々の努力が……うぷ……」

 

 あれほどの満腹を抱えながらとんでもねぇストイックさだ。

 その強靭な精神力こそ、彼女が雑誌のモデルなんていう選ばれし一握りに登り詰めた秘訣なのだろう。

 ならあんなに食べていいんです? というそもそもの言葉は呑み込んだ。

「ならあんなに食べていモガッ」

 おっとそこまでだよ。

 

「それ以上は聞きたくないよ、鹿野ちゃん。正論は誰も救わないのさ」

「なるほどッス」

 

 うむ、えらい。窘められれば素直に学ぶのは得難い美点だ。

 鹿野ちゃんは相手の心情や心理を極めて敏感に読み取るが、しかし先読みできるわけじゃないのでわりとしっかり失言する。反射的に口を動かす方だから、なおさらその傾向が強いとすら言えるか。

 でも、短所なんて誰でも少しは持ってるもんね。僕なんか短所しか無いから逆に構成的に丸いとこあるしな。

 これから少しずつ言っていい事と言うべきでない事を学んでけばいいのさ。

 幸いにも僕らの面子には、悪気の無いノンデリに即気を悪くして不機嫌になるタイプが居ない。これはもう相性の問題だからしょうがないのだが、そういう人と鹿野ちゃんはとんでもない苦労を経ないと仲良くなれないだろう。

 万人が万人と友誼を結べるわけではない。全ての凸凹にハマるパズルのピースは存在しないのだ。

 ただ、もしも彼女がそういうタイプの人と友達になりたいのなら、それは地道に成長を積み重ねてなんとかするしかない。

 その場合はまぁ気軽に僕に相談してよ、何年でも練習に付き合うから。

 朝ご飯のジャムをあーんしてくれたタイミングでバフが繋がっていた彼女はつつがなく僕の思考を読み取り、じゃあ100年ほどお願いするっす!と元気良く手を上げた。勉強熱心で感心だぜ。

 

「じゃあ子王先輩も行きましょー! 探検っすよ、探検!」

「あぁ、腹ごなしのお散歩ね……まぁ、そうだね、その方が楽かもな。うん、付き合うよ。そもそもカロリーは動かないと燃えないんだ」

 

 苦しげに己がぽんぽんをなでなでしていた先輩は、しばしの思案の末潔く立ち上がった。思い切りがいい。悩む時間を軽視しているんじゃなく、歩きながら考えればいいって感じだ。

 大好きな人と散歩に行ける事に大喜びな鹿野ちゃんは、右手で僕、左手で悪王寺先輩と手を繋ぎたいへんご満悦の様子だ。左右の手に握られたモノの価値が違い過ぎて右手が可哀想やね。

 そうして僕らは意気揚々と、おてて繋いでバルツァン漫遊へと繰り出すのだった。

 

 

 

 棒に籠められた初級風魔法を使って的を倒すという射的と近似してるゲームで遊んだり、温泉パンという地熱で温めた湯種を用いて作られたもちもちパンを鹿野ちゃんが買いかけて流石に止めたりと、様々なイベントをこなしつつのんびりと歩いて回る。

 帝国一の観光名所というだけあって、力の入れようが凄まじく娯楽に振れている。

 

「あの的倒しさ〜、どう考えても胴元有利過ぎないかなぁ? だって籠める魔法の強さも的を維持する魔法の強さも、全部向こうのさじ加減じゃないか。ボクあーいう実力が反映されないタイプのゲームは好きじゃないんだよね〜。最近はUFOキャッチャーも確率機なんでしょ。ダメだよ、そういう努力を商業主義が上回るような環境は。開花するハズだった才能を摘み取るようなもんさ。誰かが努力する素地を肥やせない社会は、ただ斜陽を迎えるのみだよ」

「その通りっすねぇ」

 

 身を乗り出してまで真剣に狙っていた的を落とせなかったのがよっぽど悔しかったのか、未だに悪王寺先輩は普段の倍の文量を早口でまくしたてる。

 隣でウンウンと首肯する鹿野ちゃんの手には、しかししっかりと『景品』という木札がかかったままの大玉ヒヨコぬいぐるみが握られていた。ちゃっかり悪王寺先輩も手を伸ばしもにもにしている。

 そりゃ的を撃つゲームで、彼女がしくじるハズがないのだ。

 魔法使いでもある店主はしきりに首を傾げていたが、イカサマだと騒ぎ立てる事もなくきちんと景品を手渡してくれた。彼らは自身の能力に最も自信を持っている人種だ。己のかけた魔法を疑うようなマネはできないのだろう。

 

 ふぅ……、こんだけ歩くと流石にお腹もちょっとマシになってきたな。

 宿を飛び出して早30分近く、いろいろと見て回って遊んだが未だに立ち並ぶ店の数割も見れていないくらいか。

 なんせこれまでは閉じられていた店も、今や軒並み開店営業中なのだ。

 貨物馬車が来るようになったという事は、もちろん別に人を乗せた馬車も続々と到着している。

 ちらほらと僕ら以外の観光客の姿も、この大通りでは見受けられるようになっていた。

 ようやく僕らの楽しい温泉街観光が始まるのだと思うと、つい頬が緩んでしまう。

 ま、しょーがねぇやな。

 学校の“友達“と一緒に旅行なんて、修学旅行ですら無かったんだから。なんてったってこっち来るまで友達いなかったからね。一人で食べる抹茶アイスは冷たかったもんさ。元々そう。

 柄にもなく少しくらいウキウキしちゃったって、神様もとやかく言わないだろう。

 

 

 いくつも立ち並ぶ店の看板の一つに、悪王寺先輩の目が止まる。

「お、本屋だ。ちょっと寄ってこう。こっちの世界の本は凄いよねぇ。耐火耐水汚れ耐性盗難呪縛となんでもござれ。エンチャンテッドブックなんて、地球ではまずお目にかかれない。魔法というファンタジックな物があるからこそだよ」

 

 そこには開かれた本の絵が描かれた看板を掲げる、古めかしくも清掃が行き届いた木造の一軒家があった。

 意外かもしれないが、実はこの異世界は結構本屋がある。

 製紙技術や印刷技術が全てプロフェッショナルによる魔法で賄われているので、もちろん高価な物にはなるのだが、こうやって街中に店を構えれるくらいには普及しているのだ。

 理由は悪王寺先輩が仰った通り、本に耐性魔法や呪術魔法が彫り込まれて付与されているからである。

 昔の地球の本にもブックカースが記されていたが、こちとらマジもマジの呪術なので万引きでもしようもんなら自動的に両手両足がお縄になるし、下手をすれば明日の朝を待たず一匹の毒虫になっちゃう事だってあるだろう。

 しかも水で濡らそうが焚き火に落とそうが、並の本なら一切問題なく読む事ができる。

 

 それもこれも書物と付与魔法ってのがとても相性が良いからできる事らしい。

 武器や防具ではなかなかこうはいかないのだそうだ。

 だからこそ昨日明星先輩が言ってたような、「装備するだけで耐性やステータスの上がる装飾品」が無いかを探すのが急務となったワケなんだが。

 

 そんなワケなので値段は馬鹿高いが普通に本屋があって、貴族や高位冒険者なんかのセグメントを対象に商売が成り立っている。

 

 キィ、と少し立て付けが悪いのか音の鳴る、年季の入った扉を開くと、壁際に四つ並んだ本棚にずらりと本が詰め込まれている。

 結構な蔵書数だが、チラホラ空きがあるあたり売れてもいるのだろう。

 貴族も高位冒険者も入れ代わり立ち代わり訪れるような土地だからな、むしろこういう場所でやる方が向いている商いなのだろう。

 観光地が本屋に合った土地なんてのは、なんだか奇妙な感覚だが。

 

「おや、いらっしゃい。英雄様たちのおでましか」

「行く先々でそう呼ばれるの、まだまだ照れちゃいますね」

「ホッホ、それくらいの方が謙虚でええもんだよ。心が偉くなり過ぎても、良いことなんか無いでな。ま、自由に見てっとくれ」

 

 腰の曲がった老婆が、書物から目を上げて笑いながら眼鏡を押し上げる。

 女性で老齢の魔法使いは初めて見た。なんでかお年寄りの魔法使いって男性が多いんだよな。

 まぁ単純にボゥギフトなんて冒険者の多い町では、田舎から独り身が出て来るので男性が多いとかそういう話かも知れないが。

 綺麗に並べられた背表紙を順に眺めてゆく。

 お金も入った事だし、もしパーティの誰かが気に入りそうな本でもあれば買って帰ろうかな。

 難しい言い回しはわからなくともある程度の単語なら読めるようになったので、おおよそどういう本かは判別できた。

 残念ながら『やさしいおかねのかりかた』や『はじめてのかけごと』は無いみたいだね。もう要らんかもしれんが。

 

 既に鹿野ちゃんは挿絵付きのお菓子の造り方入門書、悪王寺先輩は他者を魅了する呪いについての本を見つけ、興味深そうにページを捲っている。

 鹿野ちゃんのはもし彼女が買わないなら僕が買って帰りたいくらいだ。

 こっちの材料で作るなら、やっぱりこっちのお菓子の方が相性はいいだろうからね。

 頑張ってクッキーくらいは作っているが、どうもうまく出来ているとは言い難いんだよな~。

 

 おぉ、錬金術の本だ。レシピ集……と、あとなんだろこれ、薬効の機序と予想される理論かな?

 そうとう専門的な話で単語が難しすぎる。お値段は銀貨5枚か。

 買って帰っても良いんだが、この手のは委員長でないと流石に有用かどうかすらわかんないんだよな。後で一緒にもっかい来て本人に確認してもらおう。

 あとは……植物図鑑みてーなのだ! わー! 欲しい! 買います!

 目黒さんにプレゼントして、彼女の部屋で一緒に見よう。フィールドワークもする予定だし、その時にも持参して隣で眺めちゃお。

 銀貨3枚、良い買い物だ。

 なんてったって今の個人資産、銀貨400枚以上あるからな。こういうちょっと大きな買い物もある程度気軽に行えるのだ。完全に良くない傾向です。競魔に賭ける金額が上がらないように、サーシャ姐にはきちんと僕を見張っててもらわないと。彼女には頭が上がんないね。

 

 おあ! 『交合の秘術』ってこれ多分エッチな本ですね! 堂々と並べていいんだこういうのって。多分マジでそういう技術的な話なんだろうな。

 これで喜んじゃう辺り、学術書の中にエッチな記述を見つけてはしゃぐ中学生みたいでやんなっちゃうぜ。

 ちょっと、つかだいぶ欲しいが、万が一みんなに見つかったらどんな事が起きるかわからない。

 凄まじい早さでポチりかけたが、不測の事態を避ける為泣く泣くカートから除外。欲しいものリストには入れておく。僕の心の中でしか見れないので誰も買っちゃくれないが。

 ……いやでも、パッと見はそういうモノに見えないか……? 自由に出入りOKしてるから部屋の中にはみんな入ってきちゃうけど、でも荷物までは漁んないし……? 買う時も植物図鑑と他の本で挟めばバレないのでは……?

 精神と時の部屋に精神だけinして加速した時の中で逡巡した末、一切の怪しさが無いスムーズな動きで口笛を吹きながら手に取り他の本に重ねる。

 「あまりにも早過ぎる葛藤は即決と見分けがつかない」、これは青海蒼の三法則と名付けよう。

 

 

 

 ん……これは……。

 

 

 エッチな本の隣に並んでいた、闇の黒と魔物の魔力の紫と血の紅を混ぜたような酷く重厚な装丁の背表紙。

 そこに刻まれた題名は、ただ一言だけ。 

 

「お、それに興味があるか。流石は金級冒険者さんさねぇ。……実際、あなたたちの様な人が、きっといつか成し遂げてくれるんだろうね。まぁお伽噺や伝承をまとめただけの物だが、案外知らない話も載ってるもんだよ」

 

 

 『魔王という存在』

 

 

 僕らがこの異世界に呼び出された理由についての書物が、そこには置かれていた。

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