歴史の業が行くヒーローアカデミア!   作:柳瀬塔矢

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人は何かのきっかけで変わる事がある。OFAの9代目にその転換点があるとするならその一つはあの時であろう

ーーーAlice著【個性の変遷記録】より抜粋ーーー


所で爆豪ってあの素行でよく雄英受かったよね。筆記と実技は良くても面接有ったらヤバかったんじゃない?

 

個性。人類に突如与えられた神秘。今では人類のほぼ全員が何かしらの個性を所持している。治安は個性がない頃よりも悪化しているが、個性を用い犯罪者を取り締まるヒーローと呼ばれる仕事によって最低限の治安は保たれていると言っても良い。

 

 

 

ここに書かれるのは蛇寧一彩の物語である。

 

個性による戦争の歴史の一つの終止符となる戦争の中心人物であり、星の歴史そのものと言える正しく【イレギュラー】の物語である。

 

 

 

 

俺の個性は珍しいタイプの物だと思う。発動型の筈して発動しているのか分からない個性。そんなんだから学校では嫌われていた。だから折角だしと少し離れた海岸に向かうことにした。あの海岸は不法投棄された電化製品も多く個性を使っても何も言われない。だから向かったんだが・・・

 

 

 

なんだこの光景は・・・?

 

 

 

緑色の髪のモジャモジャした典型的なインキャが冷蔵庫を運んでいるんだが・・・?

 

「あ、おい。何してんだ・・・?」

 

そいつは俺の姿に気づいて居なかったのかとても驚いている

 

「うぇ!?え、えと・・・冷蔵庫・・・運んでた、かな?」

 

「それは見れば分かる。なんでそんな無駄な事をしてるんだ?」

 

「雄英のヒーロー科を受けたいんだ。だからその為の身体作り、かな?不法投棄が見逃せないってのもあるけどね」

 

なるほどな。あまり個性が表に出てこないタイプか無個性か・・・確かに今のままでは余り合格が認められる感じの肉体ではないな

 

「なら俺が手伝ってやる。肉体を鍛えるのはお前だが鍛えた肉体も動かす技術がないと宝の持ち腐れだからな」

 

俺は運ばれた冷蔵庫に対して無寸頸ーーー発勁を0距離で行う技術ーーーをしてくり抜く。個性を使わずともこれくらいはできる。

 

「うん、お願いします!あ、僕緑谷出久。よろしくね」

 

「蛇寧一彩。受験期まできっちり指導するから着いてこい」

 

それから様々な事を教えた。歩き方、殴り方、蹴り方、組み方、締め方、救助の仕方、様々な事を教えた。その過程で八木俊典を名乗る人がたまに来る様になった。理由は分からないがオールマイトだと分かったが、敢えて言わなかった。緑谷とどういう関係なのかは分からないがまぁ何かあるんだろ。俺の一族と同じ様な感じだろ、と勝手に結論をつけた。

 

 

 

雄英高校。日本で最も地位が高い高校でヒーロー科の倍率は300倍を越えるとも言われている。また、そこを乗り越えても担当の教師次第では即座に除籍されることも多くあり、それこそ今年度の1年は全員除籍されたようでニュースになっていたのを覚えている。筆記試験は他の学校よりか少しレベルが高い程度で済んだ為問題ないだろう、とあたりをつけておく

 

実技試験の説明はあまり聞いていなかった。ラジオは眠くなってしまうのだからプレゼント・マイクはあまり俺は好まない。まぁ要するにタイム形式のポイント制タワーディフェンス、といった感覚で合ってるだろう。緑谷とは会場が離れたが、寧ろ助かったと言えるだろう。俺はあまり個性を見せたくないのだから

 

『スターーート!!!』

 

唐突な開始の合図に合わせて動き出す。即座に周辺のロボット達を的確に壊していき、大体こんなもんでいいか、と考えていたらとてもデカいロボットが現れた。アレが噂の『0P』か

 

「はっ、デカいだけの見掛け倒しが」

 

ーーー個性、発動ーーー

 

「震脚、発勁」

 

0Pが壊れ、ガラクタから周囲の阿呆を救いながらその声は響いた

 

『終ーーー了ーーー!』

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「それにしてもこいつはヤバイですね」

 

「あっ、俺のライブ寝てたリスナーじゃねぇか!」

 

「敵ポイント79、レスキューポイント20の合計99Pですか・・・」

 

「筆記試験も問題無し、文句無しの主席合格だけどどっちが取るのか・・・ですね」

 

「ならこいつはA組で取ります」

 

------------ーーーーーーーーーーーー

 

新たなステージへの進化はいつだって唐突である。目の前の銀色の円盤見ながら俺はそう考えた。

 

『私がァァァァァ!投影されたぁ!』

 

その円盤からは筋肉達磨事日本の正真正銘No.1ヒーロー【オールマイト】が投影された。八木さんなんだろうがどうせこれは映像だし気にしないでおく

 

『ソレでは試験結果を発表するぞ!筆記試験は問題無しの合格!実技試験は敵ポイント79P!さらに我々が見ていたのはヒーローとしての素質!つまり災害現場でどれだけ動けるのか!それをヒーローポイントとしてカウントしていたぞ!ヒーローポイントは20P!合計して99P!文句無しの主席合格だ!さぁ来な、ここが君のヒーローアカデミアだ!』

 

ふむ、やはり合格していたか。まぁアレほど破壊と救助をしていて筆記試験に不安が無いなら合格して当然、と言うべきか。だがとりあえず本家には連絡を入れておこう

 

「・・・あ、もしもし。蛇寧一彩です。進路が確定致しましたので其の御報告をと。・・・えぇ、雄英のヒーロー科です。主席で合格したので例年通りなら体育祭で宣戦布告が出来ますのでそれまでお待ちいただく様あの人達へも伝えておいてください。では」

 

「・・・ふぅ。少し外走るか」

 

何かが変わる時、走ると言う行為はとても自らのストレスを緩和してくれる。するといつもの海岸に着いていた。

 

「緑谷の奴、個性無いのに受かってるのかね・・・?まぁあいつは真のヒーローとしての素質はある。個性はない分俺が鍛えた。なら合格してるだろ」

 

俺は海に対して無寸頸を叩き込む。するとかなり離れた、狙ってた位置で反動による波が生じた

 

「身体の調子は良好。このままの調子で行けば良さそうだな」

 

 

 

 

 

俺は猿が嫌いだ。知能も知性も無い、馬鹿騒ぎする空間が嫌いだ。だから中学へは殆ど通ってない。しかし雄英のお祭りは許せる。何故なら知能と知性が備わっている事が分かりやすいからだ。その上で目的を持って活動している。ソレはとても好ましいことでもある。つまりどう言うことかと言うと・・・

 

 

 

中学と余りかわらねぇな?ここ

 

 

 

ただの馬鹿騒ぎの集団でしかない。ここに期待するのは間違いだったか・・・?しかし士傑は遠いからな・・・

 

すると、緑谷が入ってきた。あいつも合格してたのか。

 

・・・足元にいるの誰だ?

 

「はい、静かになるまで8秒掛かりました。非合理的だな。んじゃ体操着着てグラウンドに集合」

 

あー・・・相澤ってあの人か。メディアにでないから顔が分からなかった

 

「んじゃ個性把握テストをする。んじゃ・・・次席の爆豪、これ飛ばしてみろ。個性有りでな」

 

何故次席・・・?あぁ、この競技は俺向きではないもんな。デモンストレーションとしてはとても良いだろうよ

 

「んじゃ・・・死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

口悪いなこいつ!?まぁ今時のヒーローならソレくらいでも良いのかもな。エンデヴァーとかも似た様な物だしヨロイムシャもTHE・老害って感じだし。

 

すると周囲が沸き立っていた。個性が無制限で使えることに喜ぶ理由はないだろ。ここは個性を使って学んでいく所だぞ?

 

まぁ順当に武術だけで進んで行き(ソレでもかなりの高水準だが。下手な個性の使い方してる奴には負ける筋合いはないほど鍛えてるしな)砲丸投げ。なんか睨まれてるんだよなぁ相澤先生に。そりゃ個性を使ってないから当然なんだけど。・・・しょうがない。使うか

 

「ふぅ・・・」

 

個性発動:対象【砲丸】状態付与:【加速度的無限飛翔】時間:【今日の個性を封じる縛りにて無限とする】

 

発射(Fire)

 

そうして発射された砲丸はどんどん加速して行く

 

「これ、いつになったら落ちる?」

 

「んー、このままだと宇宙に行くので落ちませんね」

 

「そうか、なら今すぐ切れ。結果は無限とする」

 

するとまたクラスメイトが沸き立っていた。そういやさっきも無限が出てたな。・・・自身含めて人体にはこれは付与出来ないからあまり使い道のない応用なんだけどなこれ

 

さてさて、個性把握テストの順位は・・・おっ、2位か。一位は八百万・・・あぁ、あの財閥の所の嬢さんか。まぁ個性創造は普通に強いし仕方がないか。緑谷も16位とギリギリ最下位は免れたか。・・・まぁ一つ気になる事はあるがな

 

 

 

 





不定期なんでよろしくです。プロットは一応仮免までは出来てます。

個性の変遷記録はオリジナルなんでよろです。

個性については多分語るのはあの時じゃないかな。2vs2の時
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