体育祭がここまで盛り上がるのも個性を使わないと宣言したからだろう。ソレ故に武術に目を向けるものが増えたのも必然であると言える
ーーーAlice著【個性の変遷記録】より抜粋ーーー
アレから一週間。なんか宣戦布告に来た阿呆共が居たりしたがそんなのは関係ないので(所詮対人戦俺以下だし。機械に効かない個性とか居るだろうけどそんなの関係なくね?)本気で身体の調整をした。
ここはそんな体育祭が始まる前の部屋。
轟が緑谷に話しかけてらぁ。確かにNo.2の2世はNo.1の継承者が気になるんかね?
「ソレとお前にもだ。蛇寧」
「ん?俺?」
「あぁ、お前にはあの授業で完全に負けたと思ったが今回は俺が勝つ」
「んー・・・ならそのしがらみをどうにかしてから宣戦布告しなよ。今のお前に壁として立ち憚る理由を見つけられないな」
周りから「冷たっ」とか言われてるが・・・俺以上の舐めプ野郎だぞ?コレくらいで良いのさ。ま、そのしがらみが解かれたらどこまで強くなるのかは楽しみではあるんだよね。矛盾個性とか親族にも居るけどあの人ほどなのかね?
『お前らはこいつらが気になってんじゃねぇのか!?ヒーロー科A組の登場だぁ!』
その声と同時に俺達は観客の前に姿を表す。ヒーローコス禁止っては言われてるけど俺が一番デメリット無いんだよな。元からスーツに何も付けてないし。
「それでは選手宣誓!ヒーロー科A組、蛇寧一彩!」
俺が呼ばれ、前に出るとなんか妬みのような視線が突き刺さる
「えー・・・最初は普通の宣誓にしようとか考えたんですけど。俺耳良いので。聞こえてくるんすよね。なんか自分を卑下して妬んでる声。その上で・・・」
マイクに魂魄:【状態:拡散】を付与
『諸君に問おう。新時代に必要は物は何かね?そう、純粋な力さ!ここに立って確信した!私が一位を取る事を!故に一つ制限を設けよう。私は最終戦、タイマンバトルの決勝まで個性を使わずに勝ち上がることを!純粋な肉体の強さの前に平伏すと良い!』
魂魄解除
マイクを戻すと辺りからブーイングの荒らしだが・・・主に普通科の連中だな。負け犬の遠吠えなんだよねそれ。人に個性が使えるならAIにも使えて当然。ならばあの試験内容は有利なはずなのに落ちたのがその証拠なのさ。
「あんな事言って良いのかよ一彩!」
そう言うのは切島だ。案外熱い癖して偶に冷静だよなお前も
「お前らが見ていたかは知らんが脳無から個性を奪ったのは個性だが、最後にトドメを刺した方法は個性に頼らない武術だぞ?」
「アレ個性無しでやってたのかよ!?ならあの宣言も納得だが・・・それはそれ俺達も鍛えてたんだ!お前に個性を使わせてやるからな!」
確かに何もしてなかった、と言うふうには見えないな
「ほう・・・楽しみにさせてもらおう」
第一種目は障害物競走。個性使った方が楽だが、まぁあの宣言しておきながら個性使うのはダサいからな。使わずに行ってやろう。一番後ろの方に構えて・・・始まったか。
戦闘の方は轟に爆轟が出たか。そんでその後ろが詰まってるなら・・・
「ま、ここが一番安全だよね」
人の頭の上だよなぁ!なんか踏むなよとか聞こえるが踏めるような動きしてるのが悪いだろ
『おおっと蛇寧が他の生徒の頭を道にして進んでるぅぅぅ!?アレ個性じゃないのかよ!?』
『アイツが個性使ってるならもっと楽に進んでる。アイツは体の動かし方が上手いからな。その応用だろ』
そんで来たるはロープの所だが・・・大体50mか?なら・・・
縮地×縮地 【短距離転移】
・・・ギリ成功だな。あと少しズレてたら落ちてた
『今度はなんだアレ!?アレも個性じゃ無いって言うのかよ!?』
『・・・俺にも分からん・・・が、アイツの個性は転移系では無いはずだ。だから武術なのだろうが・・・どうやったんだ?』
最後は地雷原か。なんか緑谷が手前で穴掘りしてるが・・・そう言うことか!なるほどな。確かに個性を使わないならそのやり方の方が速いのか・・・?微妙だな・・・ま、止める理由は無いか
「んじゃ先に行くな、緑谷」
「・・・あ、うん!まぁ、負ける気はないけどね!」
縮地は反動が地味に効くからなぁ・・・こんな所で使えないんだよ。しかもさっき短距離転移したから今使えば骨折れるし。純粋に走り飛ぶか。爆風を追い風にして加速!これで勝てる!
すると後ろで大爆発の音・・・さっきのか!・・・って何あの盾!?あのロボットの奴か!?俺を潰す気か!?まぁ受け流させてもらうが・・・!
「そう来ると思ったよ!」
瞬間、強い力で押し飛ばされた。予想してないタイミングだったから受けてしまったが・・・あー、このレースでは勝てないな。作戦負けした。そのまま順当に走って4位。爆豪2位の轟が3位だった。
「よう緑谷、さっきはナイスだったぞ」
「今のが僕なりの答えなんだけど・・・どうかな?」
「盾で視界潰されてたからなぁ・・・ま、タイマンの所まで行けばきちんと見れるから次の協議は必ず勝てよ」
「うん!」
おっ、レースが終わった
「次の競技は・・・騎馬戦!2回戦進出した選手にはそれぞれ先程のレースに応じたポイントが与えられるわ!一位はなんと1000万ポイント!」
馬鹿なのか?あの訓練の頃から思っていたが案外バカだな?この学校の運営は
「・・・騎馬側なら個性使わなくて良いし組むか?お前の判断力はこう言う場では光るだろうしな」
そういや反則の中に騎馬による攻撃がなかったな
「あのー、騎馬って攻撃しても良いんですか?」
「それで崩れないならテクニカルだしオッケーよ!」
よし、なら勝ったな
「・・・うん。よろしく頼むよ!一彩君!」
「あとは誰にする?」
そんなこんなで残りは常闇とサポート科の発目さんを採用した。途中で麗日さんも来たが人が埋まってたので申し訳ないが断った。そしたら爆轟に呼ばれてた。
『そんじゃ、騎馬戦!スタート!』
ふぅ・・・
「常闇、発明さん、3カウントでジャンプしてくれ。すこし浮けば良い。・・・3、2、1、JUMP!」
それと同時に震脚。コレによりこっちに走ってくる騎馬はバランスを崩して止まるor最悪崩れるのだ。まぁフィールド全域に影響が出るほど強いのはこの姿勢では使えないがな。
さて、これでB組が終わったな。A組は俺を警戒してかそう来ないよな?なんなら守ってれば良いもんなぁ?
俺と同じ騎馬の【緑谷・常闇・俺・発目】
爆豪を騎手にした【爆豪・切島・芦戸・麗日】
轟を騎手にした【轟・飯田・八百万・瀬呂】
の所は流石に確定か。俺が緑谷と組んでなければレシプロもあり得たが・・・俺の武力を前にしたら使えないだろう?爆豪は緑谷に襲いかかるか?確かにダークシャドウには強いが・・・完膚なきまでの1位狙いなら来そうだが・・・
てか離れた所に一組逃げてたか・・・アレは・・・確か心操だっけ?
心操を騎手にした【心操・上鳴・青山・尾白】か
このまま膠着して終わりそうだな・・・爆豪は完璧主義に見えて案外冷静に居ることも出来る。ここで負ける可能性が高いのに挑むよりかはタイマンバトルで俺に挑みたいんだろ?緑谷とも戦える可能性あるし・・・そりゃ膠着するよなぁ?
「・・・ミッドナイト。もう四チームしか残ってないのでやめません?時間の無駄だと思うんですけど」
ミッドナイトは少し悩んで・・・
「確かにそうね!決勝ラウンド進出の四チームが決定したのでここで終了とします!」
その後なんか上鳴と峰田が女子達を騙してたがそんなのは関係ないな
少し外の売店でも覗こうかとしたらエンデヴァーと遭遇した
「・・・息子さんの初舞台の観戦ですか?」
「君は・・・確か蛇寧と言ったな。君は素晴らしい武力を持っているが・・・焦凍の前には先ほどの宣言は意味ないだろうな。あいつはオールマイトを超える為に作った子だ」
「・・・はぁ、そんなんだからアンタはNo.2なんだよ。エンデヴァー。確かにアンタの息子は強ぇよ。爆豪と当たらなければ決勝にも行けるとも思ってる。だがな。アンタの行ってきた事が今のアイツを縛ってる。そんなのを俺が相手しても・・・負けるわけないだろう?」
「ま、とにかくだ。アイツは優勝は出来ねぇよ。アンタがオールマイトに勝てないようにな」
そう言って俺はエンデヴァーの元を去る。目上に不遜な態度?関係ねぇよ。俺を止めれるのは本家筋のあのジジイ共だけだ。
外で焼きそば(200円)を食べてるとよく見知ったジジイが焼きそばを持って座ってきた。
「まさか直接見に来るとはな。クソジジイ」
「ホッホッホッ、傍流の中でも珍しい個性のお主の初舞台。見に来るのが道理じゃて」
「他の奴らはどうした?」
「影なら連れてきてるが他の奴らは態々ここに来る理由がないとテレビで見ておるわい」
「そうかいそうかい・・・今度本家に向かう。俺じゃあ抱え切れるか分からない問題だ。あまり電話とかでも話したくねぇ。本家なら聞いてるやつもいないから良いだろ」
「ホッホッホッ、まぁそれではまっておるぞよ。・・・あ、そうそう。優勝を望んでおるからの?」
「たりめーだ。今の俺に勝てるなんて一人いるかどうかだぜ?覚醒させないから二人か?ま、勝てるから安心して見てな」
そして戻るとトーナメント表が出てた
「あっ遅ーい!どこ行ってたのぉ」
「ちょいと親族に絡まれてな。んで、俺の初戦の相手は誰だ?」
「ソレは俺だ!よろしくな、一彩」
上鳴だった。めんどくせぇ・・・放電は個性ありなら弱いが個性縛ってるからなぁ・・・リカバリーガールの世話にはなりたくねぇし・・・ちょっとずるい戦い方するか
「宣言撤廃するなら今だぜ?流石の一彩でも個性使わないで俺の個性を耐えられないよな?」
あえて無視をしておく。・・・お、緑谷と心操が舞台に立ってる
さぁ、雄英体育祭。最終ラウンドの始まりだ
緑谷の所に一彩が混ざった結果炙れた麗日には爆豪チームへ。ソレによって炙れた瀬呂を轟チームに。さらにソレによって炙れた上鳴はアホなので心操に捕まったとさ。ソレによって二連撃が炙れましたがそれは単純に騎馬戦不参加ってことで。なので辞退したのが一人だけになった結果鉄哲のみが繰り上がりになりました。
最後の方のジジイは後々明らかになります。一言で言うと【先代日本No.1】です(オリ設定)
※障子チームは初手茨に取られて0Pの上に爆豪にもやられてます。ナンマンダブ
ここで本編では紹介できなかったトーナメント表の公開です
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緑ー心 轟ー瀬 上ー蛇 飯ー発 芦ー青 八ー常 切ー鉄 麗ー爆
谷 操 呂 鳴 寧 田 目 戸 山 百 闇 島 哲 日 豪
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