歴史の業が行くヒーローアカデミア!   作:柳瀬塔矢

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彼の者、今でこそガイアの名前が知られているが初めはアラヤと名乗っていたのを知っているだろうか?今では情報の規制等から当時の映像を探すのも一苦労なのである

ーーーAlice著【個性の変遷記録】より抜粋ーーー


ミルコって戦闘センスは良いけど他は中々悪い気がする

 

 

体育祭が終わると知名度が上がるらしい。登校中に何人かから声を掛けられた。教室に入るとそう言う人たちも多かったらしい。瀬呂なんかは小学生にもドンマイと言われたようで少しばかり泣きそうになってる。

 

「今日のヒーロー学はちょっと特別だ。てことでミッドナイト、どうぞ」

 

「今日はヒーローネームを考えてもらうわ!」

 

ヒーローネーム・・・ねぇ・・・本家筋の人達は裏稼業だから異名で呼ばれてるし表の人達も特に名前決めてる人居ないんだよなぁ・・・

 

そう悩んでると、もう殆どの人が決まっているらしい。いやぁ・・・どうするかなぁ・・・一応血が濃いから継承してる可能性はあるけど確定しないと名乗れないからなぁ・・・俺が守るのは人か?星か?・・・ヒーローらしく人を守るか。愚策だがな

 

「んじゃラスト。我が守るは理に非、運命に非、只只成し遂げたい事のみを成し遂げるだけの愚鈍なる獣。星の重さに囚われ、人が人たる故の贖罪を晴らす為の星の機構・・・霊長としてのアルテミット・ワン故に英雄とは呼ばずこう呼ぶ」

 

 

 

「アラヤ」

 

 

 

 

「名前の由来は・・・何かしら?」

 

「人の普遍意識たる阿頼耶識から。魂を知覚し、その根本を理解しているが故に、この名前は私そのものであるでしょう?・・・ソレに名前、変わるかもですし。霊長(アラヤ)なのか(ガイア)なのか、それはまだ分からないですし」

 

ちなみにヒーロー達から職場体験のラブコールが来ているらしい。件数は

 

蛇寧一彩 12557件

 

爆豪克己 4778件

 

緑谷出久 6552件

 

轟焦凍  7881件

 

が上位だった。この後各ヒーローの活動内容とかを見比べなくちゃならない。・・・ざっと見た時に表の人達も俺には寄越さなかったようだし、どこ選んでも良いな

 

「一彩君はどこにするの?災害現場系のヒーローでもヴィラン退治系のヒーローでも行けそうだけど・・・」

 

「トップの人達が俺よりも優先したい奴がいるからと俺に寄越さなかったんだよなぁ・・・」

 

と言っても俺が知ってるヒーローも少ない。ここの教師を除くと日本のは

 

ホークス(公安)

 

エンデヴァー(クラスメイトの親)

 

インゲニウム(上に同じ)

 

ヨロイムシャ(姉を襲ったクソ野郎)

 

レディ・ナガン(元公安)

 

くらいだし。あとは表の連中。何名乗ってるかは知らんが俺に寄越してたら連絡入れるだろ

 

「うぇ!?一彩君・・・ミルコからも来てるの!?」

 

「ミルコ?誰だそりゃ」

 

「ラビットヒーローミルコ!特に拠点はないけど日本全国を飛び回ってヴィラン退治をする現日本の女性ヒーローNo.1!余り後進育成とかするタイプには見えないけど一彩君指名してたんだ・・・」

 

「No.1・・・てことは強いな?」

 

「そりゃあ勿論!」

 

「ならそこにするか・・・最近同じ動きばかりで獣相手にはしてねぇし学べるだろ・・・!」

 

 

 

 

そういえばインゲニウムがステインとやらに再起不能にさせられたとか聞いた。あの速さを斬りつける技量持ってるのは少し楽しみだな・・・どっかのタイミングで保須に行けないだろうか?

 

 

 

 

「アンタが蛇寧だな!?ヒーローネームはなんだ!」

 

「アラヤ。霊長の意識足る阿頼耶識から取りました。人の代弁者を目指すなら良い名前かなと思いまして」

 

「なるほどな!私の動きに付いてこいよ!」

 

「うす!」

 

そのまま俺達は走り出した。基本的にヴィラン退治がメインだからってこの持久力ってすげぇな・・・体力の衰えは魂魄の改造でどうにか出来るがそうしないといけないってのはなるほどNo.1って感じがする

 

 

 

 

数日後、保須に向かうことになった。ミルコもステイン狙いのようだ。夜に着くように移動してると懐かしい気配を感じた。

 

「うっそだろ脳無・・・!?おいおいおい不用心だなぁ!」

 

「アレが噂の脳無って化物か!特徴は!?」

 

「基本不死!俺以外が相手にするなら足止めで充分!個性複数の為注意されたし!また、周辺にステインが居る可能性が高い為ミルコにはそっちに向かって欲しい!」

 

「ならここはお前に任せる!」

 

許可が降りた戦闘はとても気楽だ。脳無には手加減が要らないからな!

 

「学生か!?下がってなさい!」

 

「ミルコから許可貰ってるんで周辺住民の避難誘導お願いします!アンタらにゃあ倒せん相手よ!」

 

魂魄:個性奪取

 

「捻れ・・・竜巻!」

 

触れてなくても届けば奪える。と言うことがこの体験期間でわかった事だ。きっかけは思い出したくないけどな。

 

基本の超再生とショック吸収は全員に付いて・・・あとはスパイス程度の物ばかりだな。

 

「んじゃ死ね。・・・点翔鶴!」

 

んじゃミルコ探すか・・・あ、スマホにステインの位置届いてるじゃん

 

 

 

 

氷!?あ、轟か!ならそっちに・・・ってまだ脳無いるし!しかも浮遊系の個性持ち!貰ったぁ!ってステインに横取りされた!?ま、個性は貰うか

 

「名声を求めるヒーローも・・・悪戯に暴力を振る舞うヴィランも・・・しゅくせ」

 

点・・・翔鶴!10%!

 

「ふぅ・・・遅くなったな!悪ぃ!」

 

「一彩君!?なんでここに居るの!?」

 

「いや、ミルコがステイン狙うぞーって言ってだからこっち来たんだよ。んで、脳無の襲撃をいなして、こっち来て、今」

 

「あ!?アラヤテメェステイン先に倒したな!?どうやって見つけたんだよ!」

 

「いやぁ、偶々情報が届きまして。なんで先回りしましたー」

 

 

その後、まぁ当然の様に無傷なので病院のお世話になる事なく帰宅。その後職業体験の中止の連絡が来たことで終わりを告げたのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

「一彩の奴め・・・目立ち過ぎじゃて・・・一回折檻が必要か?にしても儂等ガイアに対するアラヤとはセンスはあるやうじゃが・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




最後のジジイは既出のジジイです。
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