歴史の業が行くヒーローアカデミア!   作:柳瀬塔矢

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個性の継承とは今でこそメジャーであるが当時は禁忌に近い物だったらしい。当時のNo.2のエンデヴァーは個性で相手を選び子供を産み、No.1のオールマイトの個性は歴代継承されて来たものであったらしい

ーーーAlice著【個性の変遷記録】より抜粋ーーー


定期テストって事前に準備すれば案外どうにかなるよね/本家筋・継承・そして始まる本当の物語

 

 

「テストが近いです」

 

その言葉に落胆する人は多いだろう。俺はどちらでも無い方だ。コレまで苦戦した記憶はないし苦戦するような勉強はしてないのだから。

 

なのでまず大事なのは実技試験の方である。コレまでの総合的復習って何するんだ・・・?救助とか戦闘とかは習ってきたがだからなんだと言う話だし・・・

 

そんなこんなで実技試験である。なんか周りはもう合格している気分だが・・・もしや何が来るのか先輩とかに聞いたな!?

 

「いや、今年からは情勢を鑑みて内容を変更するのさ!教師一人に対して二人で挑んでもらうのさ!教師に対して捕縛用カフスを付けるか脱出したらクリアだから頑張るのさ!」

 

そんでこんな感じになった

 

切島・蛇寧→セメントス

蛙吹・常闇→エクトプラズム

轟・八百万→イレイザーヘッド

飯田・尾白→パワーローダー

麗日・青山→13号

上鳴・芦戸→校長

耳朗・口田→プレゼントマイク

障子・葉隠→スナイプ

峰田・瀬呂→ミッドナイト

緑谷・爆豪→オールマイト

 

 

んー・・・セメントスはなぁ・・・相性悪いんだよなぁ、物質の核がないから壊しづらいし。一方的に認知されるし。俺一人ならセメントの透過は出来るからそれを活かす方針で行くか

 

「んじゃ切島、どうする?」

 

「そんなん正面から殴り壊す!」

 

「んー、オケ」

 

この間から個性が変な感じなんだよなぁ・・・奪いすぎたか・・・?

 

『切島・蛇寧ペア、試験開始!』

 

「捻れ竜巻!」

 

あの空飛んでた脳無の個性だけ何故か使えるんだよなぁ!

 

正確には重力に反発してるみたいなんだけどね!

 

「重力からの脱却」

 

「何してんだ一彩!?」

 

切島は凄い驚いていた。「これ、内緒にしてね」と言うと「お、おう」と答えてくれた

 

「見えた・・・距離減衰考慮して・・・切島ァ!カフス構えろ!・・・80%・・・点翔鶴!」

 

残心の後、放送がなった。これで、試験終了だ

 

 

 

その後、何人かが赤点になったが夏合宿には向かえるようだ・・・ただ俺が行けるか微妙なんだよなぁ・・・本家筋に呼ばれてるから・・・一応行けなくなったら公安を通してでも連絡入れてやる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わり京都の某所。古い日本家屋の一室は闇に包まれていた。その中央に俺は立たされていた。周辺には黒いモノリスが幾つかある。その板にはsoundonly+数字が書いてあり・・・どこのNERVだよ、と突っ込みたくなる。

 

「一彩よ、蛇寧一族の存在理由は覚えているか?」

 

もはや何番が喋っているのか分からない。

 

「確か始まりはイタリアの怪物、ゴルゴーンの封印の為・・・だったはず。その後個性社会になりその封印の血筋が個性として瞳に現れるようになった・・・んでしたっけ」

 

「うむ、それ故に外部が身籠ると個性が途絶えると言うデメリットもあるが・・・それ故に余りお主等封印の外筋は表に出るのは避けるべき、と通達していたはずだが」

 

「そうですね。しかし私が雄英体育祭及びヒーロー殺しステイン捕縛の件で表社会に立ってしまっていると言うことに対する苦情ですか?」

 

「それもあるが・・・もしかして、と疑問に思った首長も多い訳だ。『次の当主に誰がなるのか』は未だ決まってない。確定するほど我ら一族に適合する個性がいないのだ」

 

そうなのだ。OFAの様に我らの一族・・・本家筋の個性は伝承していたなければならないらしい。まぁ俺もその感覚は分かるけど本家筋のガキって適応してねぇのかよ・・・めんどくせぇ

 

「そんで私が適応出来るかどうか試すと」

 

「うむ」

 

とか言ってると急に部屋が明るくなる

 

「なに秘密の会議的な遊びしてるんですか首長方」

 

と響くのは女の声。確か創世桜さんだったかな?女の人は個性を引き継げない(ホルモンバランス的な問題らしい。詳しくは知らない)ので族長にはなれない。まぁこの人は普通に強いから誰も頭が上がらないんだけどな。武術俺に教えたのもこの人だし。

 

「つい、な」

 

とNo.1から出てくるのはハゲのジジイ。創世餓狼。オールマイトが現れるまでNo.1だった最強のジジイ。今も強い。下手したらトップクラス。

 

「こう言うことはついついやりたくなってしまうものだ。のぉ?蛇寧の」

 

「うむ。男のロマンと言うやつじゃて」

 

No.2から出てきたのが戸塚幻夢。No.3から出てきたのが俺の祖父、蛇寧仁迩。戸塚は主に武器を作ったり管理、保護したりする一族でその中でも幻夢さんは流れ着いたオーパーツの管理に長けている人だ。祖父の方は族長の中では唯一の外部だから俺も尊敬するところはないんだよなぁ・・・

 

「しかし一彩も衰えてはいないようで良かった」

 

「うむ、衰えていたら扱いて居ただろうしな」

 

No.4の鉄火重国は主に裏の人間だ。暗殺とかヴィランの調整とかに長けている。点翔鶴はこの人の技だ。そしてNo.5は星羅伸宏。主に星からのメッセージを扱う。今スピリチュアルだと思ったな?絶対に当たる予言なんだぞ?何度この世界を救ってきたというのか・・・まぁ個性が認知される前からできてた芸当らしいしな

 

「裏の一族が表に出るなど相反しているではないか。どうするつもりだ」

 

「どうもこうも特例扱いにするしか無いんじゃないか?私達のように」

 

No.6は・・・誰だ?コイツ・・・代替わりしてたっけ。先代も余り交流なかったしなぁ・・・No.7は八百万重人。クラスメイトの八百万さんの親族らしいがなんか色々あってほぼ違う一族として扱ってるらしい。俺も知らされた時は驚いた

 

「それならお主がNo.9となるのかえ?」

 

そう話すのは唯一の女性族長、【カルラ】婆様*1。本人曰く「心はいつまでも18ィ!」と言う事らしいが本人の個性(覚醒と言う単語はこの人発祥らしい)【不老不死】の呪いによって【個性が人類に認知され始めた時代】から生き延びているらしい。・・・当時の話で一つ最近気になった事あるんだよなぁ・・・後で話聞けるかな

 

「多分そうなるんですかね・・・引き継げればの話ですけど」

 

「そんじゃあ一彩よ、本殿に来なさい。継承の儀を始めるぞい」

 

 

 

*1
婆様と呼んではいるが、その姿は妙齢の美女である。なので精神も少しばかり身体に寄せられているのだろう




やっとここまで来ました。カルラ婆の子孫はリカバリーガールの可能性があります。元々彼女の個性は延命だったので。
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