「まずは白パン作りからしていこうか。白い小麦粉を作るにはっと……」僕はこっそり神様ノートに目を通した。流石に異世界《アナザークラウド》で白い小麦粉の作り方を知ってる人はいないからね。
清掃: 最初に小麦の実をきれいにするわよ。砂や他の不純物があるからね。
製粉: 清掃した小麦の実を製粉するのよ。家庭用の粉挽き機や工業用の製粉機を使用して、小麦の実を細かい粉に挽いてね。
ふるい分け(オプション): より細かいテクスチャーを求める場合は、ふるいにかけて大きな粒を取り除くことができるわ。このステップは必要に応じて行うのよ。
『ミリアお姉ちゃんに感謝だな。いつも神様ノートを更新してくれてありがとう』『トオル君のためならこれくらいなんて事ないわよ?』そう言いながらも照れているミリアが目に浮かんだよ。ヤンデレな所以外は普通にお姉さんなんだよなぁ。やけに赤ちゃんプレイ勧めてくるけど……
さて白い小麦を作るために錬金術を使って効率よく行くぞ!「僕ちゃんも錬金術でやること教えてくれれば手伝うよ!」「オラもだ。錬金術に関してはトオルが師匠だからな」
二人ともありがとう! まず小麦を保存している袋から大量の黒い小麦を取り出し、錬金術で砂や不純物を取り除いていくよ! 「小麦粉を『理解』……砂や不純物を取り除け! 『再構築《リィ・ヴィルド》』」
「トオルのリ・ビルド、久しぶりに聞けたべなぁ。オラもするぞ!リ・ビルド!」「僕ちゃんも!」3人で白い小麦粉を錬成しているとセレスやアニーがそわそわしながら「「私もやってみたい!」」と言ってくれたので半分くらいの小麦粉を白い小麦粉にできたよ。
ちなみにセレスやアニーは感覚だけで魔力を使う錬金術を真似していた。妖精族って天才肌なのかもしれないね。他の妖精族たちは錬金術ができなかったからこの二人が特別なのかもしれないけど。
その後家庭用の製粉機で小麦の実を挽いていく。ふるいにかけて粒をより分けるのは今回はしなかったよ。時間は有限だからね。その後、丸黒パンを焼く要領で丸白パンを作るね。ちなみに酵母は天然酵母を錬菌して培養したものを使ったよ。
神様ノートに天然酵母の顕微鏡写真をつけてもらったんだ。イースト菌とそれほど変わらなかったよ。丸白パンはもう焼くだけだね。さあ、パスタの生地も作ろうか!
僕は趣味で手作りパスタを生地から作ったことがあるから多少の勝手はわかるよ!ほんとうは中力粉や薄力粉を使うんだけどそんなものはまだ作れない……
神様ノートで見たら強力粉や中力粉、薄力粉の違いは小麦粉に含まれるタンパク質の量に関係していて例えば強力粉はタンパク質の量が多い小麦から作られるらしいよ。知らなかったよ、オーラン村の小麦はタンパク質の量はどうなんだろう。
ちょっと困っていると……『しょうがないわねえ、トオル君。オーラン村の小麦は薄力粉と中力粉の中間くらいのタンパク質の量があるわよ。天ぷら粉にもパスタにも使えるわよ! よかったわね』うーん、やっぱり持つべきは頼れるヤンデレ女神様だよ!!
『ちょっとヤンデレは余計よ、よ・け・い! 貨してる恩を忘れたらどうなるかわかるわよね? 本当にヤンデレになって監禁しても良いのよ?』ヒィッ、ミリアだったらやりかねない!
『ごめんなさい……生意気なこと言いました。』『わかれば良いのよ、今度言ったら幼児退行させてあんなことやこんなことしてあげるわ』ミリアは大層お冠だったが許してくれたよ。こんなにお世話になってるのに舐めた態度をとってたなぁ、反省しよう。
ミリアのおかげでオーラン村の小麦がパスタに向いていると分かったところで生地作りに入る。必要な材料は薄力粉もしくは中力粉と卵と塩ひとつまみだ。今回の卵は妖精たちが育てていた魔鶏という強そうな名前の鶏の卵だよ。この鶏については後で解説するね。
まず、広いボウルまたは清潔な台の上に粉を山の形にして、中央にくぼみを作るよ。「わー面白ーい!」幼い妖精の子は何だか楽しそうだな。ボウルはないから清潔な台の上に粉を置くよ。それからくぼみに卵を割り入れ、塩も加える。
フォークで卵を優しくかき混ぜながら、徐々に周囲の粉を中央に引き込んでいく。「なるほど慎重に混ぜるのが大事なんですね」セレスがうんうんと一人で頷いているよ。
粉と卵が混ざり始めたら、ここにいるみんなと手でこねていく。「アニー、お料理楽しいわ!」なんだかアニーが幼児化してる気がするな。滑らかで弾力が出るまで約10分間しっかりとこねるよ。
生地をラップで包み、室温で最低30分間休ませる。この休ませる工程が重要で、生地が伸ばしやすくなるよ。休ませた後、生地を分割してパスタマシーンやめん棒を使って好みの厚さに伸ばすよ。当然パスタマシーンやめん棒はないから……どうしよう。
「これなら良いんじゃない? トオル君の木の槍の持ち手のところで伸ばすの!」僕の訓練用の槍だ。衛生的に心配だけど、顕微眼で見たら菌ひとついなかった。もしかしたら僕のアイテムボックスに入れたものは滅菌されるのか!? 大きな発見かもしれないね。
これでパスタの生地は出来たよ。それでどんなパスタ料理を作るかだけどこれは宴の時まで内緒だよ。
「僕ちゃん、妖精たちの宴に参加するなんて信じられないよ!」「んだ〜これもトオルのおかげだな〜」「なんだか、忘れられない宴になりそうだね」僕は笑顔で言い切るのであった。
宴の準備は庭園中で行われ、色とりどりの花々が飾られ、光り輝くランタンが枝間に吊るされたよ。妖精たちはオリジナルの料理や飲み物の準備に忙しく、空中を飛び回りながらも、どこか楽しげな空気が漂っているね。
夕暮れ時、宴が始まった。庭園の中央に設けられた大きなテーブルには、妖精たちが作った様々な料理が並べられ、僕はその全てに目を見張ったよ。色鮮やかなフルーツ、輝く露の滴るサラダ、など、見たこともない料理がテーブルを飾る。僕がみんなと作った丸白パンとパスタ料理も大皿に乗っているよ。
「トオルさん、これを食べてみてほしいの!」幼い妖精が一皿のキラキラと輝くデザートをスプーンですくって僕に差し出したよ。それは星の光を閉じ込めたようなジェリーで、口に入れると甘い花の香りが広がった。信じられない甘さだ。
「これはどうやって作ったの!? 信じられないくらい甘くて美味しい!」「甘い!悔しいけどこんなに甘くて美味しいものはオーラン村にはないよ!」「口の中で自然な甘さがとろけるだ〜」僕達は三者三様の驚きを示しているよ。
「私から言わせていただきます。これはフェアリーフローラというエナジーフローラの亜種から抽出されたエキスをジェリー・マッシュというキノコを煮て包んだものです。キラキラした輝きは星砂糖という妖精たちの庭園にしか生えないサトウキビから絞って作ったものを入れるとこんな輝きが生まれるんですよ!」
これはすごい! これを売ったらすごい需要が生まれそうだが、妖精たちの庭園が荒らされそうだからやめておこう。でも畜産業はしているみたいだからオーラン村や他の村でも動物を譲ってもらって育てることはできそうだぞ。
みんなで作った丸白パンとパスタ料理はみんな食べる時に大盛り上がりだったよ!「こんな芳醇な香りの優しいパンたべたことない!」幼い妖精や他の妖精たちは空中で小躍りしているよ。
「オラはこのパスタ料理に感動しただ! トオル、この料理の名前はなんて言うだ?」「カルボナーラ、だよ!!」僕が宴のために作ったパスタ料理はカルボナーラだ! 僕の大好物だよ!
先ほども言った通り、妖精たちの庭園では畜産業を営んでいるようで魔牛や魔豚もいたよ。珍しく知性はないけど温厚な性格らしい。一説によると普通の獣から進化したらしく知性は持たなかったようだよ。魔鶏はダチョウくらいの大きさらしく卵のサイズもダチョウ並みだったな。
魔牛からとれた栄養たっぷりの牛乳を使わせてもらって濃厚なホワイトソースを作り、チーズを絡めて作ったんだ。魔豚は妖精たちがベーコンを少量作っていたからそれを使わせてもらった。何故ベーコンを作っていたのかというとセレスの指示によるものらしい。愛する男性に作り方を教えてもらったそうだ。
セレスは時折涙ぐみながら、この味です、と言っていたけど食べたことあるのかな? よくわからないけど、嬉し涙なのはわかったからセレスの頭を突然撫でたくなって、撫でてみた。セレスは一瞬ビクッとしたけど僕の胸に泣き顔を隠すように埋めていたよ。
「女王様とトオルは仲がいいんですね!」アニーが屈託のない笑顔で嬉しい言葉を言ってくれたがその実、ちょっと寂しそうでもあったよ。そういえばアニーが僕にキスをしたがってた理由を聞きたかったんだよな。
二人きりの場ではないけどちょうどいいからと思って聞いてみた。「アニーはなんであの時あんなにキスをしたがったの?」するとアニーは恥ずかしそうに視線を迷わせながら小声で言ったよ。
「それは……トオルに助けられたからよ……2度も」最後は微かな声で誰にも聞こえなかったけど……何か大事なことのように感じた。でもなぜか追求する気になれなくてこの話は終わったよ。
食後、セレスが立ち上がり、僕に向けて言葉を投げかけた。「トオル、今日この宴は貴方の勇気と優しさに感謝するために催されたものです。貴方が私たちの庭園にもたらした平和と浄化に、心から感謝しています。」
トオルは立ち上がり、簡潔に感謝の意を述べた。「僕はただ、セレス女王様とアニーを助けたかっただけで、でも今日この宴で妖精たちともっと深く結ばれたことを嬉しく思うよ。」
その後、妖精たちは踊りや歌で宴を盛り上げてくれたよ。庭園は音楽と笑い声で満たされ、僕たちはその中心で新たな友情を深めていったね。妖精たちの庭園に響き渡る歌と踊りは、夜が更けるまで続いたよ。
朝になったよ。今日もセレスとリリィに挟まれて寝ていた。「あら、トオル起きましたか? 昨日は素晴らしい宴でしたね」「僕ちゃん、珍しくトオル君より早く起きれたよ。トオル君の無防備な寝顔は
「2人ともおはよう、昨日は楽しかったね。リリィお姉ちゃんは恥ずかしいからジロジロ見ないで!」照れ隠しに僕は叫ぶが、2人はニヤニヤして生暖かい感じだ。むう、何かびっくりさせないとな。
「もう、早く起きるよ!」僕はそう言ってセレスのベッドから出る。そして2人が起き上がったところで2人まとめてハグした! 2人はビックリしてるがお構いなしにちょっと背伸びして2人の唇にキスした。
『トオル!? いつからこんな大胆なことをする子になったのですか!? でも強引にキスされるのも良いーー!!』『僕ちゃんにも唇にキスしてくれた!! これってファーストキス? セレスと一緒にするのがちょっと気に食わないけど……まあ良いか!』
2人とも急にキスされて顔を真っ赤にしてるよ。僕は思ったよりも大胆なことをしてしまったなと思って自分でも頬を染めていそいそと離れて、クルッと後ろを向いた。「トオル、自分でキスしておいて顔を赤くするのは反則ですよ……テレテレ」「本当にそうだね。やばい、母性が限界突破しそう……」
3人で顔を赤くしているとゴン太とアニーが様子を見に来た。「トオル、この甘酸っぱい空気は何だ?」「どうせ3人でイチャイチャしていたのです。私もイチャイチャ……ゴニョゴニョ」ゴン太は呆れ、アニーは最後の方は小声でゴニョゴニョしていた。僕は何もしてないから! と誤魔化し、セレスの城を出る。
「トオル君、今日は何をする予定なの?」リリィが首を傾げて聞いてくる。うん、あざと可愛いな、リリィはちょっとニヤニヤしてるから狙ってやってる。「トオル、だらしない顔はダメですよ、食べちゃいたくなります……」セレスは僕を戒めたあと小声でニヤニヤして何かを言ってる。
「はいはい、2人ともニヤニヤしないの。今日は妖精たちの庭園で特殊な効果がある作物を探すよ。あとだらしない顔はしてないよ!」僕は顔を引き締めて言い切った。
「特殊な効果を持つ作物ですか? うーん、昨日の宴には出しませんでしたが、あれなら良いかも?」セレスは少しの間考えていたが、やがて考えをまとめると、こちらです、と言って歩き始めたよ。
妖精たちは自生している作物を畑のように何ヶ所かに種類ごとに分けているようだ。そして目の前に見えてきたのは青々とした大きい葉を実らせた作物の畑だった。「これはどうでしょう。魔力回復を助長する特殊な芋です。私たちは『
みんなで「魔光根」を葉っぱを引っ張って抜いてみる。僕は未だに筋力Gだから抜くのが大変だった。「トオル君、もうちょっとで抜けるわよ!」「トオル、腰に力を入れるだ!」リリィとゴン太に応援してもらってようやく抜けたよ。
「この「魔光根」は妖精たちの庭園では食べられていないのか?」「私はたまに食べるのですが、あまり人気は……」「だって焼いても蒸しても同じ味なんだもん!」僕の発言にセレスといつの間にか着いてきていた幼い妖精が嘆いていたよ。
「そんなことない! 魔光根は美味しいはずだ!」僕が叫ぶと着いてきていた皆がびっくりして黙った。「後で、僕が魔光根の美味しさを証明するよ! 他には特殊な効果を持った作物はあるの?」
「他にはこんな作物がありますよ!」アニーが私の番ですとばかりに張り切って教えてくれたよ。
フロストリーフ: この葉は冷却効果を持ち、料理に使うと食べ物を長期間新鮮に保つことができる。また、魔法の冷却剤としても利用可能。
ドライマッシュルーム:特殊な魔力により近くの空気を乾燥させることができる。魔法の乾燥剤に加工することも可能。
サンライトコーン: 日光のエネルギーを集める特殊なトウモロコシ。これを使ったポップコーンは、食べると元気がみなぎり、疲れを瞬時に取り除く効果がある。
他にも色々と特殊な作物を教えてくれたが紹介しきれないので、割愛するよ。フロストリーフとドライマッシュルームは僕が待ち望んでいた待望の作物だ。保存状態が大切なものも二つの作物があればクリアできる!
サンライトコーンは妖精たちは茹でて粒を落として食べていたみたいだね。コーンポタージュとかにできたら美味しそうだな。ミリアに神様ノートで作り方を教えてもらおう!あ、ポップコーンもいいかも!でもあれは粒の小さいコーンじゃないとダメだった気がするな。
とりあえず今日は魔光根の美味しい食べ方を妖精たちに教えよう。作るものはじゃがいもから作れるスナック! ポテトチップスだよーー!でも植物性の油がないかな? セレスとアニーに相談すると……
「油ですか? うーん、私たちが作ってる植物から取れる良い香りの油ならありますよ。名前は
油を土鍋に入れて温めるよ。うーん、鉄製の鍋も欲しいよね? そういうのを作ってる魔物の村はないのかな? 後でセスに聞いてみよう。「トオル、魔光根をどうするだ?」
「僕ちゃんはわかるよ! 油で揚げて美味しくするんだよね?」「そうだね、天ぷらを作った時と一緒かな?」油が温まったら皮剥きして薄くスライスした魔光根を油で揚げる。いい感じに狐色になったら上げて油を食用にもできる葉っぱに載せて油をきる。
岩塩をパラパラとかけて完成だ! セレスとアニーとゴンタと妖精たちはおっかなびっくりで揚げた魔光根を見つめている。「トオル、この料理は何というのですか?」うーん、どうしよう……
魔光根は「マジック・ポテト」だから「マジック・ポテトチップス」? 長いから「マジポテ」にしよ!
「この料理は「マジポテ」だよ。じゃあ僕から……」「トオル君が作ったんだから美味しいに決まってる! お先にいただき!」僕が食べるより先にリリィが手に取ってパクッと口に入れた。「サクッ!」という音にみんなびっくりしてる!リリィは食べた後、体をフルフルとして、うーん!と唸った後、一気に喋り出した。
「この「マジポテ」超うまい! 最初の一口はサクッとして食べやすいんだけど、噛み出したらマジポテの持ってる甘みと旨みが口中に広がって幸せなの! しかも……」グルメな美食家みたいなことを言ってる途中でリリィの体が光りだしたよ。
「魔力が回復するぅうう! こんな美味しいものを食べて魔力も回復するなんてしあわせすぎるぅううう!!」リリィはめちゃくちゃ興奮して叫んでるよ。なんかリリィのキャラ崩壊してない? ハマりすぎたら困るからちゃんと見てないとダメだね……
そんなに美味しいならと……恐る恐る、セレスとアニー、ゴン太と妖精族のみんなも一口食べてみてから……バリバリと無言で両手にマジポテをつまみ出した!?
「うーん、これはいけません。美味しすぎていけません! マジポテは私だけの食事にします!」セレスがとんでもないことを言い始めたよ。
「いくら、女王様の命令でもそれは聞けません! マジポテは妖精族だけの料理にしましょう! 女王様だけ抜きでね? ね? みんな?」「うん! こんな美味しいものを商品にするなんてもったいない!独り占めしようとする女王様はおうぼーだ!!」アニーと妖精たちはセレスに対してストライキを始めたよ……
「このマジポテはたまらんだ!! オーラン村でもこの芋を栽培するだ!!」ゴン太が一番まともなこと言ってるよ! 流石は師匠だ! 「オラはこれから3食マジポテを食べるだ!!」うん、やっぱりだめだ。マジポテは魔物と妖精たちを狂わせる食べ物なのか? ここはちょっとだけ脅してやろう。
「みんな、マジポテはとっても美味しいよ? でも一つ弱点があってね? 「太るんだよ」マジポテを食べすぎるとね……」その言葉にリリィとセレスとアニーと妖精たちはギギギと首を軋むようにこちらに向けて身を震わせる……
「あーこれから、みんなの顎が弛んで二重顎になるのが目に見えるなぁ。お腹も2段腹になるんだろうなあ……」僕はニヤニヤした顔を隠して、悲しそうな表情を作って言う。
「いや、いやよ!! 太るのはいや!!」リリィが叫んでる。「私が太る……? 魔力の塊だからそんなはずは……いや……魔力が回復するのであれば総量が増えるから……」セレスは顔面蒼白になって、ブツブツ呟いてる。
「そんな……太ったらトオルに愛して貰えなくなる……」「私たちデブになっちゃうの……?」アニーと妖精たちは真剣に考えながらも、マジポテ食べちゃってるよ。しかも当人たちが気づいてないのが怖いよ……
「オラは関係ないだ。暇な時は稽古してるからなぁ」ゴン太はスクワットしながらマジポテをつまんでる。そしてその一言に女性陣が振り向く! 「「「「運動すればいいのよ!!」」」」
その熱量に僕は震え上がったよ。この後、商品開発ではなく、体に効くゴン太の筋トレ稽古に移った。なぜか僕まで付き合わされたよ。体が痛い……明日は筋肉痛だ。