ヤンデル大鯨ちゃんのオシオキ日記   作:リュウ@立月己田

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 滅茶苦茶お久しぶりにふっかーーーーーーーっつ!
あまりに放置状態だったので筆者も忘れかけ……てはなかったのですが、サックリと刺しておいたので問題なしですよー(酷

 ということで、今回はとある鎮守府にてお仕事です。
何やらまたまた悪いことをしている提督さんが居るみたいなので、秘書艦の方に話を聞いてヤっちゃいますかねー。


曙の場合 前編

 

 おっひさしぶっりでーーーっすっ!

 

 皆さん元気にしていましたかー?

 

 私はいつも通りバリバリのロックンロー……げふんげふん。

 

 危ない危ない。死語にも程がある発言をしかけました。忘れてくれなきゃ刺しちゃいますよー。

 

 さて、今回は久しぶりにオシオキの依頼が入ったので、ウキウキしながらある鎮守府へとやってきましたー。

 

 早速憲兵=サンから資料を貰って、読みふけっている最中なんですよー。

 

 相変わらず悪いことをしているのは鎮守府に所属している提督らしいのですが、本当にどこに行っても1人や2人はいるもんですよねー。

 

 まぁ、そうじゃないと私のストレス発散……じゃなくて、お仕事がなくなっちゃうから困るんですけど。

 

 なにごとも程々が一番なんですよねー。

 

 

 

 

 

「ということで、ただいま私は被害者の方にきてもらった部屋で待機していまーす」

 

「い、いったい誰に話しているの……?」

 

「いやまぁ、説明なんで気にしないで下さいー」

 

「そ、そう……」

 

 何やら不満げな表情で頷いたのは、今回のオシオキ対象である提督の秘書艦で被害者の曙ちゃんです。

 

 綺麗な長い髪の毛を右側でくくっているんですけど、顔を動かす度にふわりと動いて……。うーん、可愛いですねぇー。

 

「それじゃあ早速なんですが、提督について色々とお聞かせ頂けますかー?」

 

「あ、あのクソ提督は、ことあるごとにあたしの足を触ろうとしたり、靴を無理矢理脱がせて嗅ごうとしたり、靴下を奪ってポケットにしまい込んだりって……、ああもうっ! 本当に腹が立ってきたわっ!」

 

 頭の上に蒸気を吹き上げるように、曙ちゃんはプンスカと怒っています。

 

 うーん。1つ1つの仕草が可愛過ぎて、このままお持ち帰りしちゃいたいくらいですよねー。

 

 これは仕事が終わった後、上手く言いくるめて……って、私は何も言ってないですよー?

 

「そのくせ、大した指揮もできないから艦隊に被害ばっかり及んじゃって、本当にどうしようもないクソ提督なのっ!

 聞いたところによると、大本営にいる偉いさんの親族とかで変なことも言えないって、他の提督も嫌気がさしてるとか……」

 

「あー……。親の七光とか、そういうやつですかー」

 

 なるほどなー。

 

 鎮守府の上官もそれが問題で手が出せないから、私の方に泣きついてきたってことですねー。

 

 まぁ、直接依頼を出す訳にもいかないでしょうし、憲兵=サンを通してきたんでしょうが。

 

 どちらにしてもオシオキ出来るなら問題ナッシングですけど、問題はその方法ですねぇ……。

 

 今回は始末するんじゃなくてお灸をすえて欲しいって依頼ですから、あくまでヤっちゃう訳にはいきません。かと言って、あんまりやり過ぎると大本営の方に敵を作っちゃいますから……難しいですねぇ。

 

「しかし、どうしてあのクソ提督はことあるごとにあたしの足を触ろうとするのかしらっ!」

 

「それはやっぱり、曙ちゃんの足が綺麗で可愛いからじゃないでしょうかー?」

 

「えっ、そ、そう……なの?」

 

「同性の私から見てもちゃんと手入れをしてあって、良いと思いますよー。

 出撃前にも日焼け止めクリームを塗っているみたいですし、その後もきちんと処理していますよね?」

 

「う、うん……。や、やっぱりあたしも……その、年頃だから……ね」

 

 頬を染めながら恥ずかしげに答える曙ちゃんですけど……、このまま押し倒しちゃって良いですかね?

 

 ベッドはないけど問題なしっ! 私のテクにかかれば……って、自重しろ私っ!

 

 そんなことをしちゃったら、R-18タグが必要になっちゃいます。それはそれで期待しちゃう方がおられるかもしれませんけど、色々と大変ですからねー。

 

「で、でもっ、クソ提督に触られるのは本当に嫌なのっ! あのクソ気持ち悪い笑みを浮かべてあたしの靴を嗅ごうとするなんて、変態以外のなにものでもないじゃないっ!」

 

「ま、まぁ、そうですねー。さすがにちょっと、やり過ぎですねー」

 

 曙ちゃんの靴なら嗅いじゃいたいですけど……って、さすがに言えないですから、ここは黙っておきましょう。

 

 靴下の方も提督をオシオキした後に回収させて貰うという方向で良いでしょうし、証拠資料として私が厳重に扱いますから問題ないですよー。

 

 別にやましい気持ちなんて、あんまりないですからねー。

 

 

 

 

 

「ということで、面倒臭い部分は端折りましたー」

 

「ほ、本当にこれで良いの……?」

 

 額に汗を浮かべながら曙ちゃんが呟いちゃっていますけど、たぶんそれは気のせいです。

 

 それに、曙ちゃんが思っているのは時間短縮についてじゃなくて、眼の前の椅子に縛りつけられている提督に対してでしょうからねー。

 

「むぐぐっ、むぐうううっ!」

 

 あっ、もちろん憲兵=サンの協力によって問題の提督をふんじばって連れてきてもらったんですが。

 

 場所は鎮守府名物の地下牢です。本当にどこにでもある便利な所ですよねー。

 

「し、しかし、鎮守府にこんな場所があったなんて……」

 

「えー、そんなことはないですよー」

 

「そ、そうなの……?」

 

「どこの鎮守府にも一つや二つはありますねー。

 秘密裏にことが行われちゃう場所ですから、大概の方は知らないですけど……」

 

「し、知らなかった方が良かったかもしれない……かも」

 

「もう手遅れですけどねー」

 

 明るく言った私の言葉にガックリと肩を落とした曙ちゃんですが、舞台の幕はまだ上がってもいないんですよー?

 

「さてさて、そろそろ始めちゃいましょうかー」

 

 そう言った私は、提督の猿ぐつわを力任せにブッチリといっちゃいますー。

 

「痛ぇっっっ!」

 

 涙目で提督さんは叫びますが、知ったことじゃあないですよねー。

 

「な、何すんだワレェッ!」

 

「うーわー。典型的なチンピラの台詞ですねぇー」

 

 本当にこの人、提督さんなんでしょうか……?

 

 椅子に縛られた状態なのに、完全に私に向かってメンチ切っちゃっています。ついでにテカテカの金髪で乱れた服装ですから、一歩間違ったらVシネマ辺りで真っ先に撃たれて死んじゃう役柄に見えちゃうんですよねー。

 

「おいコラ曙っ! さっさとコレを外して解放せんかいっ!」

 

「う、うっさいわねクソ提督っ! いっつもいっつも変な命令ばっかしてないで、ちょっとは反省しないさいよっ!」

 

「なん……だとコラァァァッ!」

 

 キーンと耳に響いちゃうレベルの罵声を上げたチンピラ提督ですけど、椅子にギッチリと縛られているせいで身動きはできないようです。

 

 さすがは憲兵=サン。お仕事はきちんとやってくれてうますねー。

 

 しかし曙ちゃんはチンピラ提督の罵声で驚いたのか、額にびっしょりと汗をかきながらたたらを踏んでいました。

 

 うむむ。可愛い曙ちゃんを虐めるとは、チンピラ提督許すまじ。

 

 これはハイクを読んで貰わなければなりませんっ! ですけど、始末しちゃうのは厳禁なんですっ!

 

 あー、面倒臭いですけど、ちゃっちゃとやっちゃいましょうかー。

 

「誰に向かってそんな舐めた口を……むぐっ!?」

 

「はいはい。ちょっと黙って下さいねー?」

 

 私はチンピラ提督の口を左手で押さえつけ、懐に仕舞ってあるバタフライナイフを右手で即座に取りだして頬に突きつけました。

 

「あんまり騒ぐとその舌……、ちょん切っちゃいますよー?」

 

 ニッコリ笑ってから左手を離して口を解放したんですが、

 

「て、てめぇ、俺が誰だか分かってやってんだろうなぁっ!」

 

 またもや罵声を浴びせるチンピラ提督。

 

 ですが、額から流れ落ちる汗を私は見逃していませんよー。

 

「ええ、もちろん知っていますよー。

 それが分かった上で、こんなことをしているのですからー」

 

「……なっ!?」

 

「いくらコネがあるからって、やり過ぎちゃったらダメってことくらい……分からないとですねー」

 

「そ、そんな訳があるかっ!

 だ、だ、大本営の中将が……」

 

「うふふ~。その中将の耳に入る前に、死んじゃったら意味がないですよねー?」

 

 もちろんこれは脅しです。実際には契約違反になっちゃいますから、命は盗っちゃダメなんですよねー。

 

 ぶっちゃけちゃうと、さっさと始末しちゃってから曙ちゃんとキャッキャウフフしたいんですよ?

 

 でも、契約を反故にするのは私の名が許しません。自己解釈はアリですけど、さすがにやり過ぎはダメって言ったばかりですからねー。

 

「う、ウソだろ……っ! ま、まさかそんな……っ!」

 

「反省するなら命までは取りませんけど、ちょっとばかりオシオキは受けてもらわないといけませんから……」

 

「お、オシオキ……ッ!?」

 

「ええ。あなたにとっておきの、スペシャルなモノを用意しちゃいましたからー」

 

 そう言った私は、部屋の隅に置いてある袋を持ってきてから携帯電話を取り出します。

 

「もしもーし。準備オッケーなんで、早速持ってきて下さーい」

 

 用件だけ伝えてから電話を切り、曙ちゃんに袋を渡します。

 

「え、えっと……、これは……?」

 

「この袋の中にあるモノを、提督に履かせて下さいー。

 あっ、もちろん靴下は脱がせた上で、素足の状態で宜しくですよー」

 

「う、うん……。分かったわ」

 

 不安げな表情で頷いた曙ちゃんは、私から袋を受け取って中を確認しました。

 

「こ、これは……長靴と柄杓?」

 

「ええ、そうですよー。

 とりあえずなんの変哲もないただの長靴を出しちゃって下さいー」

 

「え、ええ……って、これをどうするつもりなの?」

 

「提督の靴を脱がせて、長靴に履き替えさせて下さいー」

 

「な、なんでそんな面倒なことを……?」

 

「それは後からのお楽しみですー。

 ほらほら、ササッとやっちゃいましょうー」

 

「う、うん……」

 

 首を傾げた曙ちゃんは私の言う通りにチンピラ提督の靴下を脱がせ、長靴を履かせました。

 

 その間、チンピラ提督は抵抗しようとしていましたけれど、私のバタフライナイフによる説得のおかげで大人しくしていて、半ば諦めたような顔を浮かべていました。

 

「こ、これで大丈夫みたいだけれど……」

 

「はい。ありがとうございますー」

 

 私は曙ちゃんの顔をしっかりと見てニッコリ微笑むと、ビックリしたような顔を一瞬だけ浮かべてから頬をほんのりと赤く染めて、慌てて眼を逸らしていました。

 

「さて、それじゃあオシオキの内容ですけど……」

 

「う……ぐっ」

 

 恐れと怒りを込めたような目を向けるチンピラ提督ですが、バタフライナイフの効果はばつぐんだ……と、言わんばかりに静かになっています。

 

「今からあなたの性癖を矯正させていただきますねー」

 

「「……は?」」

 

 私の言葉にチンピラ提督だけでなく、曙ちゃんまでもが呆気ない声をあげました。

 

「曙ちゃんはあなたに足を触られたり、靴を嗅がれたり、靴下を奪われちゃったりしています。

 これは明らかにそういう性癖をお持ちということがバレバレなんですけど、それが治れば問題ないってことですよねー?」

 

「なっ、なんだよそりゃぁっ!

 お、俺はそんな変な趣味なんか持ってねぇぞっ!」

 

「いやいやいや、さすがにそれは通らないでしょう?」

 

「そんな訳があるかぁぁぁっ!」

 

 うーん。どうやら認めないみたいですけど、いきなり性癖を突っ込まれたら普通はこうなっちゃうでしょうか。

 

 しかし、それならそれで方法がない訳ではありませんっ!

 

「曙ちゃん。ちょっと良いですか?」

 

「えっ? な、何……?」

 

「私の横に来てもらえます?」

 

「べ、別に良いけど……」

 

 曙ちゃんは不安そうな顔を浮かべたものの、言われた通りに近づいてきた。

 

 私は曙ちゃんの足と靴下の位置をしっかりと確認してから、ニッコリと笑って口を開いた。

 

「今からちょっとだけ変なことをしますけど、慌てないでジッとしていて下さいね?」

 

「えっ、えっと、それは……こ、怖くないわよね?」

 

「それは大丈夫です。ちょっとだけこそばゆいかもしれませんけど、安心して下さい」

 

「な、なら、良いけど……」

 

 曙ちゃんの許可をもらったので、実験開始……ですねー。

 

 ということで……はいっ!

 

「ひゃわっ!?」

 

 いきなり座りこんだ私は、曙ちゃんの靴下を靴の場所までずり下ろしてから片足を持ち上げ、チンピラ提督に向かって突き出しました。

 

「い、いきなり何をするのよ……って、こっち見んなクソ提督っ!」

 

 曙ちゃんの言った通り、チンピラ提督の視線は完全にスネの部分に釘づけ状態。息も荒くてほんのりと頬が蒸気しちゃっています。

 

 まぁ、ぶっちゃけてキモいんですけどねー。

 

「はいはーい。これにて終了ー」

 

「んなっ! ちょっと待て、もう少し見させろやコラァッ!」

 

 そうは問屋が卸しません。

 

 腐った視線を曙ちゃんの素足に向けさせる訳にはいきませんからねー。

 

「……ということで、完全に性癖はモロバレしましたよ?」

 

「……はっ!」

 

 完全にしてやられた……という風に、チンピラ提督は苦悶の表情を浮かべていました。

 

「慌てるなっ、これは公明の罠だ!」

 

「既に手遅れですけどねー」

 

 チンピラのくせして一丁前にネタ振りできるなんて……と、そんなことはどうでも良いんです。

 

「く、クソ提督のくせして……」

 

 半分ガチ切れ、半分引きまくりの曙ちゃんは、チンピラ提督に向かって汚物を見るような蔑んだ眼を向けちゃっていました。

 

 さすがにこれはキツかったのか、それとも何かしらの思いがあったのか……。

 

 チンピラ提督は曙ちゃんの見下すような視線によってガックリと肩を落とし、憔悴した顔を浮かべていました。

 

「……とまぁ、これでも充分ダメージはあったと思うんですけど、これで済ませてしまったら色々と問題ですよねー」

 

「え……?」

 

 少し驚いたような顔をした曙ちゃんですが、チンピラ提督の方は目の下がピクリと動いただけでした。

 

 ふむ。やっぱり落ち込んだように見えたのは、この場を切り抜ける為のフリだったみたいですねー。

 

 しかし、私の前からそんなちゃっちいことで逃げられるとは思わないで下さい。ついでに言うと、イラつき具合は上がっちゃいますよ?

 

「このまま解放しちゃったら、結局曙ちゃんへのちょっかいはまた始まっちゃいますよ?

 それに、下手をすればどんどん加速しちゃって、いっちゃうところまで……」

 

「な、なななっ、何なのよそれぇっ!?」

 

 曙ちゃんは両腕で自分の身体を抱きかかえながら、チンピラ提督から離れるように後ずさります。

 

 そりゃまぁ足の段階で嫌気がさしているのに、それ以上のことなんかを想像しちゃったらそうなりますよねー。

 

「こ、このクソ提督は、そんなことまで考えていたのっ!?」

 

「そ、それは違う……ぐっ!」

 

 チンピラ提督は否定しようとしましたが、私のバタフライナイフによる優しい説得によって言葉を詰まらせると、観念したような表情を浮かべました。

 

「言いたいことがあったら言っても良いですよー?

 でも、嘘をついていると判断した時点でサックリいっちゃいますけどねー」

 

「クソ野郎が……っ!」

 

「あれあれー? 今何か聞こえましたかー?」

 

「ま、待て待て待てっ! 悪かった! 俺が悪かったからっ!」

 

 イラっとしちゃったので頬の辺りに刃を押しつけてゆっくりとスライドさせると、チンピラ提督は素直になっちゃいました。

 

 どうせならもっと言っちゃってくれても良かったんですけどねー。

 

 まぁ、このフラストレーションはちゃんとしたオシオキで解消しちゃいますけどね。

 

「そういうことなので、曙ちゃんはどうしますかー?」

 

「……え、えっと、どう……って?」

 

「このまま解放しちゃってヤラれちゃいます?」

 

「そんなの絶対に嫌に決まってるじゃないっ!」

 

 そうですよねー。

 

 そんなことになったら、私が完璧にチンピラ提督を始末しちゃいます。もちろん契約とは別に、個人的にきつーいオシオキで生きていることを後悔させながらヤっちゃいますねー。

 

「それじゃあ、お灸をすえるという意味でも手伝って貰いましょうかー」

 

「て、手伝う……?」

 

「ええ。もう少しで道具も揃うと思いますので……」

 

 私はそう言ってからこの部屋にある唯一の扉を見ると、ドンピシャなタイミングでコンコンとノックをする音が聞こえてきました。

 

「丁度届いたみたいですねー」

 

「えっ、えっ?」

 

「それでは早速、オシオキを開始しちゃいますー」

 

 私は訳が分からないといった表情を浮かべながらうろたえている曙ちゃんを見ながら、ウキウキとした気持ちを必死で押さえることにしました。

 

 それでは、レッツオシオキターイム……ですっ。

 




 まさかのオシオキ突入前に前編終了という……どうなっているんですかねー、筆者さーん(サクッ

 フラストレーションも解消出来たので次回予告なんですが、特に問題もなくオシオキしちゃうだけなんですけどねー。

 ってことで、次回は後編、宜しくですー。



※余談ではありますが、現在ツイッターの方で艦これ二次小説『深海感染―ONE―』をまったり連載中です。
(まとめもありますので是非フォロー&感想などお願いします)
TwitterID:@ryukaikurama

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