それではどうぞ!
《OP:ALIVE》
とある廃墟の地下……廃墟とは似つかわしいようなハイテク機器が多くあり、その一角に巨大な人型ロボットが立っていた。その前に真島とドクタージャルダンがいた。
ドクタージャルダン「どうじゃ?いい出来じゃろ?」
真島「あぁ……だが、こいつでは……」
ドクタージャルダン「ブレイバーダグオンに勝つのは難しいじゃろうな……しかし、奴と戦った戦闘データを回収すれば、より素晴らしいロボットができるじゃろう」
真島「他の奴らの牽制は?」
ドクタージャルダン「もう一体作っておる」
そう言ってスイッチを押すと、となりのハッチが開き出てきたのは、カニのような腕に2足歩行の武者のような鎧姿のロボットだった。
ドクタージャルダン「こいつは水陸両用でな。今回の作戦には持って来いじゃろう?」
真島「最高だぜ、あんた」
ドクタージャルダン「それで?作戦の首尾は?」
真島「あぁ。ちょうどいいのがあるぜ」
そう言って真島はある紙を取り出し、そこには海底調査の情報が記載されていた。
零『SOS!海底危機一髪!』
その日の喫茶リコリコでは重い空気が流れていた。そこにスバルとノエル、奏、ラプラスの4人がやってきた。
スバル「こんにち……は?」
奏「なんっすか?この重い空気は?」
千束「ごめんなさ~い。原因はあれでして……」
そう言って千束が指を指したほうを見ると、メソメソと泣いて酒を飲んでいるミズキの姿があった。
ノエル「まだ、立ち直ってないんですか?」
たきな「はいそうです」
そして思い出される先日にあった出来事……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
回想
『キャバレーパンパン仮面』でカオスの状態の中、零はミズキに近づき……
零「ミズキさん。たきなから聞きましたよ。辛い事があったら相談乗りますから、お酒はあまり飲み過ぎないでくださいね」
ミズキ「うぅ……」
零「それと、その格好……なんていえばいいか……お似合いですよ……」
ミズキ「みゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」
零の慰めと気を遣った言葉がトドメを刺したのか、ミズキは絶叫して倒れたのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして現在……ミズキは今だ立ち直ってなかったのだ。
ラプラス「まぁ…狙っていた人に見られたくもない姿を見せられて、挙句気を遣わられれば」
たきな「私にも責任がありますから何も言えないです」
スバル「あ~ミズキさん……その……」
ミズキ「慰めなんて……いらないわよ……余計に辛くなるから……」
スバル「うぅ……」
あまりの不憫具合に、どう言葉をかければいいのか、みんなが一斉に頭を悩ませるのだった。
そこで空気を変えようとミカがある事を話した。
ミカ「そういえば、もうすぐだな。魔の海域の海底調査は」
スバル「そうですね。スバル達は先日に日本の要人警護を行いましたが」
たきな「そういえば、隆博士も行かれてるんでしたよね?」
ミカ「あぁ。博士の技術を貸して欲しいということでな」
奏「いや~でも驚きですね。そんな博士がまさかお隣にいたなんて」
ラプラス「それだけ、世の中狭いってことだろう」
同じ頃、フロリダ半島、バミューダ諸島、プエルトリコの近くの海上には巨大な建造物があった。
そこに、多くの科学者、技術者が集まっていた。その中には……
零「博士、本当に俺が来て良かったんですか?」
隆「何を今更言っておる。わしの助手だろう?」
零「肩書はそうですけど……科学者でも技術者でもありませんよ?」
隆「基本的以上の知識を持ってるんじゃ、それに緊急時の対応という意味でも来てもっとるんだ。文句はいわん」
零「どこまでできるかわかりませんが……」
隆「それよりも、ここに使われておる技術も凄いの~」
そこで、割り振られているラボに入ると先着者がいた。
隆「アルフレッド!来ておったか!」
アルフレッド「天野!」
いたのは考古学者のアルフレッドだった。
零「考古学者のアルフレッド博士がいらっしゃるなんて、古代文明でもありましたか?」
アルフレッド「うん。実はそのことも含めて、話したいことがるんだ」
隆「話したいこと?」
アルフレッド「3つ目のパワーストーンだよ」
零・隆「っ!?」
思いもよらない話に零と隆は驚愕するのだった。
エクシードライブ『3つ目のパワーストーンがバミューダトライアングルの中心にある!?』
たきな「本当なんですか?!」
零は先程の話をダグコマンダーからみんなに伝えた。
零「あぁ。アルフレッド博士の情報だから、確かだと思うが……ホークセイザー、タイガーセイザーはどう思う?」
ホークセイザー『可能性はあります。3人目は海の勇者ですから』
タイガーセイザー『俺もそう思うぜ』
千束『零さん、私達も行こうか?』
零「許可も無しにどうやって来る気だ?それに今は日本を離れるのはリスクがある」
クルミ『例の噂か』
零「……」
クルミの言葉に零が沈黙する。クルミが言っていたことは、DAからラジアータの予測で真島が近いうちに動き出すとの予測が出ていたのだ。零も今回同行したのはそのことがあったからだ。
零「俺の思い過ごしならいいんだが……何かあったら連絡をする」
ホークセイザー『私が上空で近くで待機します』
零「頼む。ミカさん、そっちの方は……」
ミカ『任せな』
そう言って通信を切ると、仕事場に戻った。
しばらくして、格納庫には巨大な潜水艇が鎮座されていた。
隆「ふむ。なかなか良い出来じゃろ」
技術者A「天野博士のおかげですよ。ここまでできたのは」
零「後は、実際に潜って見てですね。実際の調査は3日後でしたっけ?」
研究員A「えぇ……今回は近くを潜水しての不具合等の確認ですね」
隆「よし!では早速始めよう」
隆の掛け声で職員が一斉に試運転の準備を始める。
乗組員数名が乗り込み、潜水の準備が完了し、潜水していく。
乗組員『深度は目標深度を突破……ここの潜水続けます』
オペレーター「了解。そのまま続けてください……数分後にバミューダ付近での潜水をお願いします」
乗組員『了解』
その様子をラボから見ている零と隆は今後の事を話していた。
零「パワーストーンの回収……俺が行きましょうか?」
隆「そうじゃの~ブレイズフォートレスなら問題なく行けるじゃろ。問題は……」
零「在処ですね」
隆「3日後に目星のつけそうな場所を確認する必要があるな」
すると、ダグコマンダーから通信が入る。
零「ホークセイザーか?どうした?」
ホークセイザー『現在、そちらに向けて飛行中に海底を進む巨影を確認しました。真っ直ぐそちらに向かっています』
零「何!?」
それと同時に警報が鳴り響く。
アナウンス『警告!巨大な物体が接近中!警戒せよ!警戒せよ!』
隆「まずいな!」
零「ホークセイザー!巨影は生物か?」
ホークセイザー『いえ!どうやらロボットのようです!』
千束『零さん!もしかしたら、真島が?!』
零「ここを狙って来たってことか……ということは……」
たきな『恐らく零さんをおびき寄せる為にだと』
零「なら、俺も迎撃の準備をする!」
ミカ『エクシードチームも出動させる。千束!たきなも同行だ』
たきな『はい!』
千束『了解!ホークセイザー!牽制して!』
ホークセイザー『了解!』
零「博士!行きます!」
隆「頼んじゃぞ!」
零は外に駆け出した。同じ頃……エクシードライブと4台のマシーンも出撃準備を始める千束とたきなが運転席と助手席に乗り込むとエクシードライブはジャンボ機の前へ移動するとジャンボ機の艦首が左右に開き、そのままエクシードライブを収納すると、ジャンボ機の左右に消防車とクレーン車が連結し、救急車がジャンボ機の後方部も左右に開き、そこに収まる。その後、連結したスカイエクシードはそのまま横方向に移動を開始、ハッチが開き目的の場所に来るとリフトダウンし、海中にある出撃用のハッチの前に着くと、ハッチが解放され、千束とたきなはヘルメットのバイザーを下げ、スカイエクシードのエンジンが始動して発進する。そのまま海中をしばらく進むと、海上まで上昇して行き、海上に飛び出して、そのまま飛行して現場に急行した。
基地の展望デッキには零が到着し、更に上空にはブレイズフォートレスが現れる。
零「行くぞ!」
腕についてるブレスレットを手前で上向きに掲げる。そしてブレスレットのカバーを下にスライドさせ叫び始める。
零「トライ!ダグオン!!」
《BGM:ファイヤーエン変身時BGM》
零の身体にダグテクターが纏われ、最後にヘルメットが装着される。
レイ「ブレイバァァァー!レイ!!」
変身を完了したレイの元に、ブレイズモービルと3台のマシーンが駆けつける。上空でブレイズモービルに乗り込み……
《BGM:融合合体ダグサンダー時BGM》
零「融合合体!」
その声と共に零がブレイズモービルからすり抜ける様に屋根に仁王立ちし、ブレイズモービルは、ダグブレイバーに変形する。ダグブレイバーの足元に立った零が蜃気楼の様に、同じ大きさまで巨大化し溶け込む様に一体化すると同時に、ダグブレイバーの瞳に光が宿る。
『ダグ…ブレイバーァァァ!!』
纏った炎を散らし、ダグブレイバーが姿を現す。そして、そのまま……
《BGM:ファイヤーダグオン合体時BGM》
ダグブレイバー『
その言葉に反応し、ブレイズローダーが飛び上がり、脚部と胴体部に変形し、変形したブレイズローダーにブレイズライナーが胴体部の開閉されている箇所に突っ込み、所定に位置まで来た時に停止して両肩部となると更に下腹部に収納されている両腕が展開する。そして上空にブレイズホークが飛んで来て、機首部が左右に分かれ、そのまま背部に行き、そのまま胴体部に覆いかぶさるように合体し、胸部から頭部が展開され、背部が上側に開き其処へダグブレイバーが駆け寄り跳躍、ブレイズモービルから更に前面と後部が90度に曲がり、更にコンパクトになり空白のスペースに合体する。それを閉じる形で背部が閉まると、変形を終えた瞳に輝きが迸る。
『ブレイバーァァァ…ダグオンッ!!』
合体したブレイバーダグオンが迫る巨影に向かって飛び立つが……
ブレイバーダグオン『ん?ぐあぁっ!?』
いきなり横から来た謎の存在によって、近くの無人島に落下する。
ブレイバーダグオン『くっ!……何者だ!』
目の前に着地したのは、人型のロボットだった。
真島『よぉ。あの時以来だな』
ブレイバーダグオン『その声は!』
同じ頃、スカイエクシードのコクピットから通信で声を聞いていた千束とたきなも声を上げる。
千束・たきな「真島!?」
別荘の基地から様子を見ていたミカ達も焦りが現れる。
ミカ「ついに来たか……」
せつな「お兄ちゃん……大丈夫だよね」
翔太「辺り前だろう!兄ちゃんがあんな奴に負けるもんか!」
そして場所は戻り、ブレイバーダグオンと真島が乗るロボットが向き合う。
ブレイバーダグオン『やはり、今回の騒動は俺を狙ってか!』
真島『てめえと戦うにも持ってこいだろう?』
ブレイバーダグオン『そんなに世界のバランスが大事か?』
真島『当然だろ?強い正義には強い悪……バランスが保ててるだろう?』
ブレイバーダグオン『そのせいで、世界に危機に陥ってもか!』
真島『そん時は、そっちのバランスを保てばいいだろう?圧倒的な平和なんて存在させるなんざ……退屈でしかたねぇ』
ブレイバーダグオン『話してみて……ある程度分かった』
真島『あ?』
ブレイバーダグオン『お前は……自分本位で、世界を混乱に陥れる存在!そんな奴を、俺は見過ごせん!』
真島『はっ、いいねぇ!そんじゃあ~始めようか!』
そう言うとブレイバーダグオンと巨大ロボットが戦闘態勢を取る。
真島『楽しい、楽しい……闘いを!!』
真島の言葉がゴングとなり、両者が遂に激突する。
いかがでしょうか?
次回は戦闘パートと新たな勇者の登場になります!
それではまた次回!