それではどうぞ!
ブレイバーダグオンと真島が闘い始めた頃、巨影が基地の近くに来たと同時にその姿を現した。
カニのような腕に2足歩行の武者のような鎧姿のロボットが、そのまま基地を破壊しようとしたが……
ホークセイザー『させるか!!チェンジホーク!ヒューマロイドモード!!』
ホークセイザーが駆けつけ、ホークスピアで攻撃をするが、相手の装甲が堅いのかダメージを与えられない。するとロボットは右腕の鋏でホークセイザーを捉え、切断しようと力を込める。
ホークセイザー『ぐあぁぁぁっ!?』
サイレンエクシード『たぁぁぁぁ!!』
そこにサイレンエクシードが駆けつけて、ロボットにキックを放ち、ホークセイザーを救出をする。
サイレンエクシード『大丈夫か?ホークセイザー!』
ホークセイザー『助かりました!サイレンエクシード!』
次にサイレンエクシードは左手にいた千束とたきなを基地に降ろした。そこに隆が駆けつける。
隆「千束ちゃん!たきなちゃん!」
たきな「博士!ご無事ですか?!」
隆「大丈夫じゃ!それより……」
すると倒れたロボットが立ち上がると、そこからスピーカーが流れた。
ドクタージャルダン『そこにいるのは天野か!!』
隆「その声はジャルダン!?」
ロボットの操縦席にはドクタージャルダンと数名の部下達が操縦していた。
ドクタージャルダン「かっかっかっ!丁度いい!見よ!わし作った、武者キャンサーBの姿を!」
隆「何が!丁度イイじゃ!テロリストの味方をしよって!友人として恥ずかしいわ!」
ドクタージャルダン『わしは!最高傑作のロボットを作れればそれでよい!誰が使おうが構うもんか!まずのブレイバーダグオンとそこのロボットを倒すことじゃ!わしが作った以上のロボットなど、認めるか!』
隆「えぇい!この分からずやめ!」
サイレンエクシード『博士、どうやら何言っても無駄なようだぜ』
ドクタージャルダン『ふん!その減らず口……いつまでもつかな!』
そう言って武者キャンサーBが突っ込んで来て、サイレンエクシードは両腕を掴み力比べを始める。それを見たホークセイザーが千束達に言う。
ホークセイザー『主!ここは私達が食い止めます!早くパワーストーンを!』
千束「分かった。お願いね!」
そう言って千束達はパワーストーンの回収に向かう。同じ頃、ブレイバーダグオンと真島の戦闘は辺り一面に爆発が起こり、激しさを増していた。真島が操るロボットが両腕に搭載されているバルカン砲で攻撃をする中、ブレイバーダグオンが回避を繰り返し、チャンスを見て反撃を行う。
ブレイバーダグオン『ブレイバーァァァ……バーァァン!!』
額のエンブレムから放たれた光線を放つが、真島は巧みな操縦で回避をして、両腕から刃を出して斬りかかる。
ブレイバーダグオン『ブレイズセイバーァァァ!!』
それを見たブレイバーダグオンが、翼に収納されてるブレイズセイバーを取り出し、迎撃する。
しばらく、互いに数回の切り結びを続け、途中で拮抗状態になった。
真島『なかなかやるじゃねぇか……こんな楽しめたのはアランリコリスと
ブレイバーダグオン『だが、操縦しているようでは、自慢聴力は機能していないようだな』
真島『はっ!あいつらから聞いたか!』
ブレイバーダグオン『アラン機関だったか……才能ある者を見出す存在だった』
真島『俺はそんなのに興味ねぇよ……アランリコリスを殺しの才能に目覚めて欲しかったみたいだがな』
ブレイバーダグオン『それこそくだらない思想だ!人間は才能が全てじゃない!才能が無くとも藻掻き足掻くことで才能を超える能力を手にする、努力があってこその人として根幹だ!』
真島『いいねぇ……その考え、俺は好きだぜ!』
真島の方は力を込めるが、ブレイバーダグオンはブレイズセイバーで、両腕の刃を切り裂いたが、ロボットが素早く態勢を変えて、カポエラのような動きでブレイズセイバーを蹴り飛ばし、今度はお互い格闘戦で戦闘を始めた。
同じ頃、ダイバー服に身を包んだ千束とたきなが潜水艇の近くにいた。
たきな「博士、大丈夫なんですか?勝手に使って」
隆「なぁに、この混乱で誰にも気づかんよ。それにこの状況を打開するには3人目の勇者が必要じゃ。マニュアルは叩き込んだか?」
千束「後は潜航しながらでも読むよ」
隆「時間が無いからのう……」
そう言ってモニターを見ると、武者キャンサーBに苦戦するサイレンエクシードの姿があった。
サイレンエクシード『くっ!』
ドクタージャルダン『かっかっかっ!これでどうじゃ!』
サイレンエクシード『な!?』
すると武者キャンサーBはサイレンエクシードを海中に引きずり込む。そして、海の底まで引きずり込まれる。
サイレンエクシード『くっ!思うように動けない!』
ドクタージャルダン『かっかっかっ!水中は苦手なようだな!!』
水中のため、思うように動けないサイレンエクシードに対して、水中でも動けるように設計されてる武者キャンサーBはスムーズな動きで攻撃を行う。その様子を映像越しで見ていた隆達は慌て始める。
隆「これはいかん!急いでくれ!」
隆に言われて、急いで潜水艇に乗り込み。マニュアル通りに動かし、潜水し海底を進む。
どんどん進んで行き、遂に問題の魔の海域近くに来た。
隆『調べてみると、そこは磁気による計器やシステムの故障によるものの可能性はある』
クルミ『それによって、飛行機や船が沈んでいる』
隆『しかし、潜水艇は例え磁気によって故障しても問題なく航行できるように設計されておる』
千束「なら、問題なく行けるってことだね」
クルミ『だがこちらと通信ができない上に、ほぼ目視による確認になる……気をつけろよ』
ミカ『千束、たきな、危険と判断したら素早く逃げるんだぞ。未知の場所だからな』
たきな「はい」
千束「行くよ」
意を決して、魔の海域に入った瞬間に外部との通信が遮断されてしまい、計器が狂い始める。
たきな「やはり来ましたか……」
千束「えぇっと、これかな?」
そう言って千束がスイッチを入れると全面が特殊ガラスと特殊ライトで視界が確認できる。
千束「うん!これなら見えるね!」
たきな「千束。あれを……」
たきなが見ている方を見ると、見たこともない海洋生物が泳いでいた。
たきな「見たこともない生物だらけです」
千束「うわっ!すっご!あんなの本当にいるんだ!」
たきな「千束?……え?」
視線を向けると、そこには約2300万年前から360万年前の前期中新世から鮮新世にかけて生息していた巨大なサメ……メガロドンが数匹泳いでいた。
たきな「絶滅した生物まで……」
千束「本当に魔の海域だよ……」
そしてしばらく航行していると、海域の中心に巨大な建造物が見えた。
たきな「ピラミッドのような建物ですね」
千束「たきな!あれ!」
ピラミッドの一番上に青く輝く物があり、近づくと青色のパワーストーンがあった。
たきな「パワーストーン!」
千束「回収する……っ!?」
パワーストーンを回収しようとした瞬間に今まで泳いでいたメガロドン1体が襲い掛かって来たのだ。
千束「もう、たきな!引き付けておいて!」
たきな「千束!?」
何を思ったのか、千束はハッチを開けて外に飛び出したのだ。なんとかパワーストーンまで辿り着こうとしたが、海中に寒さと水圧によって千束の体力を奪って行く。
千束「もう少し……もう少し……うっ!?」
しかし、千束の人工心臓も磁気によって不具合が生じ初めていた。更にメガロドンが千束に近づこうとするが……
たきな「千束!!!!!」
たきなが潜水艇で体当たりした瞬間に自らも外に出てパワーストーンの回収し、千束の元に駆けつける。
たきな「千束!?しっかりしてください!?」
千束「うぅ……」
千束はなんとかパワーストーンを掴む。それを見たたきなは同時に復活の呪文を唱える。しかし、そこにメガロドンが迫っていた。
千束・たきな「
辺り一面に青い輝きが放たれる。その輝きにメガロドンが驚き逃げ出した。それと同時に千束とたきなを包み込み、急速に浮上していく物体があった。海面から飛び出した姿は潜水艦型メカだった。
『チェンジシャーク!ヒューマロイドモード!!』
潜水艦型メカが青いカラーリングに鮫の頭部に口の部分から人の顔で出ているロボットだった。
ロボットは千束とたきなを基地の展望デッキに降ろす。
たきな「っ!千束!しっかりしてください!」
千束「うぅ……たきな?」
磁気の影響から外れたのか、正常に心臓を動き出した千束が目を覚ます。
たきな「千束!良かったです!」
千束「ごめんね」
隆「千束ちゃ~ん!たきなちゃ~ん!大丈夫か!」
たきな「博士!大丈夫です!……それより」
たきな達が視線をロボットに向けると、ロボットは自己紹介を始めた。
シャークセイザー『自分は海の勇者…シャークセイザーであります。主よ、ご命令を!』
たきな「では早速!苦戦している仲間達を助けてください!」
シャークセイザー『了解であります!』
そこにホークセイザーが駆けつける。
ホークセイザー『シャークセイザー!』
シャークセイザー『おぉ!ホークセイザー!お久しぶりであります!』
ホークセイザー『君は海中で苦戦している仲間を助けて欲しい!私は別の場所で戦っている仲間を助けにいってくる!』
シャークセイザー『了解であります!』
そしてホークセイザーは上空にシャークセイザーは水中にそれぞれ向かっていった。
ホークセイザー『チェンジホーク!ビーストモード!!』
シャークセイザー『チェンジシャーク!ビーストモード!!』
それぞれビーストモードに変形して、それぞれの場所に向かっていく。
それを見てひとまず安心した2人は千束の体調を心配する
隆「とにかく!千束ちゃんを医務室に……」
すると1台のヘリコプターがこちらに向かってきた。ヘリコプターが近くに来ると……
ミカ「千束!!」
隆「ミカくん!」
なんと、心配になったミカが、ヘリコプターで駆けつけて来たのだ。
たきな「ミカさん!千束が!」
ミカ「分かってる!このまま病院に連れていく!たきなは?」
たきな「私はここにいます!」
ミカ「分かった!」
そして千束を乗せたヘリコプターは急ぎ病院に向かって飛び立った。
海中を移動しているシャークセイザーが苦戦しているサイレンエクシードを目撃し、武者キャンサーBに体当たりをする。
ドクタージャルダン「な!?なんじゃ!?」
シャークセイザー『ここからは自分が相手であります!チェンジシャーク!ヒューマロイドモード!!』
ドクタージャルダン「なんじゃと!?サメの化物がロボットになったじゃと!?」
シャークセイザー『シャーァァク!トマホーォォォク!!』
シャークセイザーは巨大な斧を2本装備すると、武者キャンサーBに斬りかかる。
水中の中とは思えない動きで相手を翻弄し、凄まじいパワーで武者キャンサーBの装甲を切り裂く。
シャークセイザー「な!?なんじゃと!?」
トドメにシャークセイザーは巨大な斧の柄の部分を連結させて、大振りで投げ飛ばす。
シャークセイザー『トマホーク……ブゥゥーーメラン!!』
シャークトマホークをブーメランのように投げ飛ばし、武者キャンサーBを真っ二つに切り裂いて爆発が起きる。帰って来たシャークトマホークを回収してサイレンエクシードに駆けつける。
シャークセイザー『大丈夫でありますか?』
サイレンエクシード『すまない助かった!……それよりブレイバーダグオンの援護に行かないと!』
シャークセイザー『お供します!』
そう言ってサイレンエクシードとシャークセイザーは移動を開始する。
同じ頃、ブレイバーダグオンと真島の戦闘も激しさを増していた。
真島『くらえ!!』
ブレイバーダグオン『はあっ!!』
真島『ぐっ!?』
ブレイバーダグオン『今だ!』
《BGM:フィニッシュBGMマイトガインバージョン》
真島のロボットを蹴り飛ばしたブレイバーダグオンは、飛ばされたブレイズセイバーを拾い、必殺技の体制に入る。2本のブレイズセイバーの刀身を発熱させ、そのままスラスターを全開にして突っ込む。
ブレイバーダグオン『クロスセイバーァァァ……フィニッシュ!!』
接敵した瞬間、ロボットを十文字に切り裂く。
真島『ふっ!なかなか楽しめたぜ……またな!』
真島がそう言うとロボットは爆発した。ブレイバーダグオンはブレイズセイバーを翼部に収納した。その時、ホークセイザーが駆けつけた。
ホークセイザー『大丈夫でしたか?』
ブレイバーダグオン『手強い相手だった……それより』
そしてブレイバーダグオンはロボットの残骸を注視するとある事実に気づいた。
たきな「遠隔操作?」
零「あぁ……どうやら真島は遠くから操っていたようだ」
無理した千束のお見舞いで病院に来た零がそのことを伝える。
千束「それじゃあ……もしかして」
零「俺の分析といったところだな……」
隆「とういうことはジャルダンの奴はまた強力なロボットで挑んで来るだろう」
たきな「真島もですね」
千束「大丈夫だよ!新しい仲間も来たんだから!」
零「それよりまずは千束ゆっくり休むことだ」
せつな「うん。無理しちゃうダメ」
千束「は~~い」
たきな「とにかく千束の心臓が何事もなくて良かったです」
零「しかし……今後のことも考えると、何か対策をしないとな」
隆「ふむ、じゃな……」
ミカ「何かありますか?」
隆「考えてみよう」
ますます厳しい戦いがこれからも続くかもしれない。
しかし、新しい仲間を迎えた零達はこれからも戦い続ける。人々の笑顔を守るために……
《ED:風の中のプリズム》
次回予告(BGM:輝け!ダグオン)
零「宇宙進出を目標に、先駆けとして開発していた軌道エレベーターが遂に稼働の時を迎えた。
稼働日当日、たきなと翔太、せつな、クルミ、陽子が遊びに行っていた。
そんな時、巨大な宇宙甲虫の魔の手が軌道エレベーターに襲い掛かる!
人々の希望が詰まっている、軌道エレベーターをお前たちの好きにさせてたまるか!
しかし、宇宙甲虫によって軌道エレベーターにトラブルが発生してしまう!
不味い!このままじゃ、軌道エレベーターが!?
次回…新世紀勇者戦記 ブレイブ・リコリス
『軌道エレベーター防衛作戦!』
次回もトライダグオン!」
いかがでしょうか?
新しい勇者として空と陸の勇者と来れば、海となるだろうと考えていましだが、ビーストモードの案としてイルカやクジラ、シャチ等も考えていましたが、やはり無難なところで、サメに落ち着きました。
次回は宇宙での戦闘回になります。リコリコの世界もわりと発展されているのでこういうのがあってもいいのでは?と思い考えました。
それではまた次回!