新世紀勇者戦記 ~ブレイブ・リコリス~   作:Xナイト

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今回は2話構成の回になります!

それではどうぞ!


闇帝国の侵略! Aパート

《OP:ALIVE》

 

 

 

 

 

 

 

全てが闇に閉ざされた空間に雷鳴が轟く中、空間の中心に不気味な城のようなものがあった。

城の王座の間のような場所に四方向に別れてる扉があった。その中の一つ、龍の絵が描かれてる扉が開かれてる。そこから現れたのは青い龍の姿をした鎧着た人物がだった。

 

「ふふっ。遂に、復活したか!……ん?」

 

辺りを見渡すが、他の3つの扉が閉まったままだった。

 

「他の奴らはどうした?」

ドラーロンよ……

ドラ―ロン「っ!ダークエンペラー様!」

 

突如として聞こえて声にドラ―ロンと言われた者は大きな鏡の前で跪く。すると鏡に炎のようなものが浮かび上がると何かシルエットが浮かび出す。

 

 

 

 

 

『闇帝国の侵略!』

 

 

 

 

 

その日はブレイズフォートレスとスカイエクシードとホークセイザーがとある場所に向かって飛んでいた。向かっているのはアメリカだった。それぞれのコクピットには千束達が乗っていた。

そしてアメリカのとある施設に来ると、施設の巨大なハッチが開かれ、3機はそのままハッチに入る。ホークセイザーが変形して着地し、スカイエクシードも分離し、それぞれ人型に変形する。ブレイズフォートレスのハッチも開かれ、タイガーセイザーとシャークセイザーも出てきて、それぞれ変形する。そこに千束達も降りてくる。

 

ミカ「アメリカにこんな施設があったとはな」

翔太「ここに父ちゃんがいるの?」

零「あぁ、そろそろ……来たな」

「みんなさ~ん!」

陽子「あなた!」

翔太「父ちゃん!」

せつな「ぱぱ!」

 

そこに現れたのは知的な雰囲気の整った顔立ちの男性だった。

 

隆「おぉ。誠司!元気じゃったか!」

誠司「お父さんも元気でしたか。零君もよく来てくれました」

零「お久しぶりです。誠司博士」

 

この男性こそ天野誠司(あまの せいじ)博士で翔太とせつなの父で陽子の夫であり、隆の息子である。

 

誠司「初めましてDAの皆さん。天野誠司と申します」

ミカ「こちらこそ初めまして、ミカと申します」

千束「はじめまして!錦木千束です!」

たきな「井ノ上たきなです」

ミズキ「中原ミズキです」

クルミ「クルミです!誠司博士の本はどれも読んでます!」

誠司「ははは、恥ずかしいね。でも嬉しいですよ」

エクシードライブ『それで誠司博士。俺たちも呼んだ訳は?』

誠司「あぁ君たちが、エクシードライブ君のセイザーズ君達ですね。話は聞いています。セイザーズ君達に関しては君たちの情報を調べるためで、零君とエクシードライブ君にはある物を見てもらいたくてですね」

零「見てもらいたい物ですか?」

 

そう言って誠司に案内される。案内された場所はガラス張りに覆われた場所だった。

 

誠司「零君に見てもらいたいのはこれです」

零「これは……」

 

部屋の中心にあったのは、瑠璃色の結晶物質だった。

 

誠司「実はこの結晶物質には高純度のエネルギーが秘めているんです」

隆「この結晶にか?」

誠司「えぇ、この結晶一つで新型ブレイバーダグオンの最高のエネルギー源になります」

零「本当ですか?!」

 

零と誠司の会話を聞いて、千束達がある疑問が浮かぶ。

 

たきな「新型ってどういうことですか?」

クルミ「今のブレイバーダグオンはお前のじゃねぇのか?」

零「あぁ…言ってなかったんだが、実は今のはプロトタイプなんだ」

ミズキ「プロトタイプですか?」

零「本来のブレイバーダグオンの設計図はこれなんだ」

 

そう言ってダグテクターを操作し、設計図が出される。それは千束達が知るブレイバーダグオンとは違っていた。

 

千束「でも、零さん。なんでこれで来なかったんですか?」

零「それが……」

隆「わしも設計図を見たんだが、余りの高出力な性能が故にエネルギー源や装甲が見つからなかったのじゃよ」

零「それで、従来の性能で造られた今のブレイバーダグオンで今までやって来たんだが、ここに来る時も装甲に使えそうな金属アダマンチウムを使われる事になったが……結局間に合わなかったんだよ」

誠司「それで私の伝手でアダマンチウムと同等の金属でヴィブラニウムがあるんです。それで零君を通して解析してもらってたんです」

零「今はその結果待ちなんだ」

隆「ちなみにエクシードチームの装甲もヴィブラニウムを使っておるのじゃよ」

エクシードライブ『そうだったんですか?確かに特殊な金属使ってると思ってたんですが』

零「あとはエネルギー源が何とかなればと思ったんだが……」

 

そう言ってもう一度、結晶の方を見る。さっきからせつながじっと結晶を見ていた。

 

翔太「せつな、どうしたの?」

せつな「あの石……なんか気になる」

誠司・陽子・隆「っ!」

ミズキ「どうかしました?」

誠司「いや、なんでもありません。この結晶はどうやら宇宙からものなんです。分かりますか?」

零「この結晶のエネルギー源の波長……話だけだが別次元の結晶に似てるが……」

エクシードライブ『俺も話には聞いたことがあるんだが……』

たきな「似てるのがあるのなら、それなのでは?」

クルミ「なんでそんな歯切れが悪いんだ?」

零「いや、俺が知ってる限りだと、この色の奴じゃないんだよな」

 

そう言って零がガラスに手をやると、結晶の瑠璃色が更に輝きを増した。

 

零「何!?」

翔太「光ってるよ!」

誠司「見たこともないです……!」

千束「見て!何か文字が浮かんでるよ!」

 

千束の指摘通り結晶にある文字が浮かび上がるその文字は……『 V 』の文字だった。

そして、それに呼応するように闇の空間に浮かび上がる炎のシルエットが感じる。

 

ダークエンペラー『うぅ……感じる……感じるぞ

ドラ―ロン「どうされました!ダークエンペラー様!」

ダークエンペラー『我ら闇の一族の……野望を阻む力を感じた……

ドラ―ロン「それは……一体?」

ダークエンペラー『急ぎ…その感じた力を…排除しなければならない…ドラ―ロンよ

ドラ―ロン「はっ!四天王が1人……ドラ―ロンが必ず目的を果たします!」

 

暗黒の空間では雷鳴がずっと鳴り響いていた。

そして場所は戻り、輝きを増した結晶はしばらくすると、輝きが治まった。

 

たきな「治まりましたね」

隆「何だったんたんじゃ……」

誠司「以前から観測して、初めてのことですよ」

零「やっぱり、この感じ……」

エクシードライブ『零も感じたか』

零「Gストーンに似てるな」

エクシードライブ『そうだな』

翔太「Gストーン?」

零「別次元の三重連太陽系・緑の星で開発された神秘の結晶体だ。無尽蔵のエネルギーが秘められてると言われてる」

エクシードライブ『同じ三重連太陽系・赤の星ではそれを基に開発したJジュエルがあるって話も聞いたことがある』

クルミ「聞いたことがあるって……実物見たことないのか?」

零「それぞれの星は滅ばされてるって話だし、それぞれの結晶を持ってる者は次元の中で行方不明だって話だ」

エクシードライブ『だから俺たちは実物は見たことはないし、ましてやVの文字が浮かぶ結晶なんて聞いたことがない』

ホークセイザー『ということは全く未知の物質とういうことですか?』

零「そうなるな」

シャークセイザー『しかし、画面越しで見ているだけでありますが、凄まじいエネルギーを感じますであります!』

タイガーセイザー『しかし、なんで突然光出したんだ?零が近づいた瞬間に』

零「聞いた話だと、Gストーンは、生命の生きようとする意志が強くなればなるほどその力が増すと言われてる。特に″勇気”の心が一番反応するって言われてる」

ミカ「とういうことは君の勇気の心に反応したと?」

 

ミカのそう言うが、零自身はその言葉に疑問を浮かべる。

 

零「今、そんな勇気を出す瞬間ではないですが」

たきな「確かにそうですね」

千束「じゃあ何に反応したのかな?」

誠司「先ほどのデータは取れました。こちらで調べてみます」

隆「わしも手伝おう。クルミ君も頼む」

クルミ「分かりました」

誠司「ありがとうございます。他の皆さんはこの施設の休憩スペースでお休みください」

 

そして職員に案内された休憩スペースで休んでいるとミカがあることを聞く。

 

ミカ「そういえばこの施設はどういった施設なんだ?君の事も知っているようだが?」

零「ここは来るべき、マイナスエネルギーを吸収した奴の対策で作られた施設なんです」

千束「え!そうなの?!」

零「公表してないがな。表向きはエネルギー研究施設で通してる」

ミカ「これほどの施設を作るなんて、それほどの奴ということか?」

零「まだ全容は把握しきれてないが、少なくても観測したマイナスエネルギーを考えると、プロトタイプのブレイバーダグオンじゃ、歯が立たないかもしれない」

 

零の言葉を聞いて戦慄する。今までの相手は苦戦はしても、勝てないことは無かったのだ。プロトタイプとはいえ、凄まじい性能を誇るブレイバーダグオンが歯が立たないとなると、相当の相手であることが想像できる。

 

たきな「それほどまでの相手となると……相当ですね」

ミカ「これはDAにも本格的な進言が必要だな……」

零「しかし……あれから何も動きがないのもな」

翔太「どこかで暗躍してるとか?」

零「考えたくはないが……」

 

すると突然、施設の警報が鳴りだした。

 

零「警報!?」

 

驚いているとモニターに誠司が映る。

 

誠司『零君!この施設に人型ロボットが接近中です!』

零「人型ロボット!?」

誠司『映像を出します!』

 

映像で出てきたのは、シンプルな見た目の黒と白で塗装されたロボットだった。

 

エクシードライブ『こいつから生命反応が観測されない』

ホークセイザー『とういうことは無人機!』

タイガーセイザー『しかも1機とは舐められたもんだぜ!』

零「セイザーズで対処を頼む!俺とエクシードライブは待機だ!」

シャークセイザー『なぜ?自分達だけでありますか?』

零「相手の目的がここなのは間違いないが、無人というのが気になる」

ホークセイザー『全員で出撃した瞬間に施設を狙われる可能性があるということですね』

たきな「可能性としてあり得そうですね」

千束「よし!私とセイザーズで迎え討つよ!」

セイザーズ『了解!』

 

そう言って千束はセイザーズと共に迎撃に向かった。

そして建物内をスキャンしていたエクシードライブから報告が来た。

 

エクシードライブ『零!お前の言う通りになったぞ!しかも施設の壁を突き破ってだ!』

零「そっちは俺が行く!」

たきな「私も行きます!」

 

零とたきなが同時に駆け出した。そして突き破った壁からドラ―ロンが姿を現した。

 

ドラ―ロン「ここにあるんだな」

 

そう言って、ドラ―ロンは施設内に入って行く。




いかがでしょうか?

今回はガオガイガーに出ててたGストーンのような結晶が登場しました!果たしてこの結晶はどのような活躍をするのか?

次回は四天王のドラ―ロンとの戦闘になります!

それではまた次回!
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