新世紀勇者戦記 ~ブレイブ・リコリス~   作:Xナイト

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今回は戦闘は無い回になります

ここで零がこの次元に来るまでにあった出来事を語ることになります。

それではどうぞ!


勇者達の軌跡 Aパート

《OP:ALIVE》

 

 

 

 

 

 

 

青く輝く地球…人々はそこで平和に過ごしていた。

 

だがしかし、その陰で、影に潜んでいた強大な悪が蠢き始め、更には最新な科学技術によって巨大なロボットを用いた犯罪やバイオ生物の出現などのハイテクな事件や更には宇宙からの侵略者や破滅の脅威も迫ろうとし、治安維持組織『DA』や『リコリス』でも対処に手を焼く事態になろうとしていた。

 

その時、宇宙の果てから、地球に眠りし勇者達が颯爽とやって来た。

これは地球と宇宙全体の平和の為に戦う勇者達とリコリス達の物語である。

 

 

 

 

 

『勇者達の軌跡』

 

 

 

 

 

新しいブレイヴァーマシーンを別荘の基地に入れていく。ヴィクティニウルフに専用の格納庫でゆっくり休ませ、その近くにせつながいる。せつなはヴィクティニウルフの鼻先を撫でるように手を置く。

 

せつな「お疲れ様……これから頑張ろうね」

 

そう言って労いの言葉を送る。

同じ頃、零達はライと共に別荘のリビングでくつろいでいた。

 

零「では教官。ブレイバーマシーンをよろしくお願いします」

ライ「あぁ。任せておいて」

たきな「壊れたブレイバーマシーンはどうするんですか?」

ライ「しっかり修理して、零の後輩達のマシーンとして改修作業も行う予定だよ」

翔太「エクシードチームとセイザーズは向こうに残ってるんだっけ?」

ミカ「そうだな。向こうで改修とVクリスタルから検出されたエネルギーを動力源にするためにな」

せつな「私はいなくていいのかな?」

陽子「誠司さんがエネルギーを解析して、せつなの力なくてもエネルギーを抽出できるようになったから大丈夫よ」

 

現在、エクシードチームとセイザーズはドラ―ロンとの戦いで傷付いたボディとVクリスタルから検出されたエネルギーを組み込む為の改修作業を行っていた。

 

千束「ライさんは戻った後どうするんですか?」

ライ「本部に行った後は地球に立ち寄ろうかなって」

零「え?」

ライ「君のお父さんとお母さんや先輩達に会いに行こうかと思ってね」

零「そうですか……」

千束「ライさんと零さんのお父さん達ってどうゆう関係なんですか?」

 

その質問にライが懐かしそうに答える。

 

ライ「僕がまだ新米刑事だった時に地球支部に所属になって、そこで先輩達…ダグオンと出会ったんだ」

たきな「その中の1人が零さんのお父さんでしたよね?」

零「そう。広瀬 海(ひろせ かい)それが父さんの名前」

ライ「他にも大堂寺 炎(だいどうじ えん)先輩、沢邑 森(さわむら しん)先輩、風祭 翼(かざまつり よく)先輩、刃柴 竜(はしばりゅう)先輩、黒岩 激(くろいわ げき)先輩に僕を入れた7人で宇宙監獄サルガッソに収監されていた囚人宇宙人たちから地球を守ったんだ」

たきな「宇宙監獄サルガッソ?」

零「元々凶悪な宇宙人達を収監していた場所だったんだが、エネルギー状の超生命体ジェノサイドが憑依したことで、惑星狩りを始めたんだ」

翔太「それが地球に攻めて来たの?」

ライ「えぇ。その中でワルガイア3兄弟という凶悪な兄弟が掌握し、僕たちと戦ったんだ」

 

その話を聞いた千束達は興味を持ったのか、更に話を聞きたそうに聞いてくる。

 

千束「ダグオンの人達がどんな人達だったのか聞きたいです!」

翔太「俺も!」

 

千束の言葉にみんなが同意し、零とライがお互い見合い頷く。

 

零「分かった……まずは炎さんからかな?」

たきな「お父さんからではないのですか?」

ライ「僕たちの中心にいたのが炎先輩だったんだ」

ミズキ「凄い立派な方だったんですか?」

零「いや……どっちかっていうと問題児だった」

千束「え?」

ライ「炎先輩、当時は喧嘩や遅刻、サボり、早弁の常習犯だったんですよ」

翔太「そうなの!?」

たきな「話を聞いている限り、ヒーローとは程遠そうですが?」

零「それでも正義感は誰よりも強かったんだよ。俺も昔やんちゃしてた時に、炎さんが止めてくれたし、父さんと一番の親友なんだ」

ライ「炎さんの行動に先輩達を引っ張っていったんだ」

千束「へぇ~そうなんだ」

零「んで、次が父さんだけど……融通が利かない堅物なんだよ」

たきな「そうなんですか?」

ライ「はは……海先輩は通っていた学校では鬼の風紀委員って言われてるんだ。でも常に沈着冷静で僕たちの頭脳でチームのまとめ役だったんだ」

陽子「とういうことはその時に奥さんと出会ったのかしら?」

零「そうなんです。母さんの名はルナ」

ライ「僕の先輩宇宙刑事だよ。僕が派遣される前に凶悪な宇宙人を追って地球に来て、炎先輩達と共に退けて、帰還しようとしてる最中にある宇宙人に洗脳されたんだ」

千束「洗脳!?」

零「そう、それで洗脳した母さんを救ったのが父さんで、それから相思相愛になったんだ」

ミズキ「それから結ばれたんですか?」

零「いや、一旦ブレイブ星に戻ったんだけど、父さんが成人を迎えた時に母さんは引退して、地球に戻って来てから父さんと正式に結ばれたんだ」

ミズキ「それでもロマンある話ですね」

たきな「では、その経緯があったから零さんは宇宙警察機構の刑事に?」

零「まぁ、そうだな。その話は後で話すよ。それで次は……」

ライ「森先輩は柔道を極めた格闘家なんだけど、結構女性好きでよくナンパしてたんだよ」

たきな「大丈夫なんですか?その人……」

零「それでも格闘家としても凄かったし、それにダグオンの時は射撃戦も凄かったんだよ。ちなみに俺に格闘技や射撃を教えたの森さんでもあるんだ」

 

そう言った零だが、千束は素朴な疑問を投げかける。

 

千束「お父さんには教わってないんですか?」

零「父さんには剣道を教わったな、炎さんにも格闘技とかを教わったけど、喧嘩殺法みたいな感じだな」

ライ「それで次は翼先輩だね。翼先輩は宇宙人の特徴とか調べる研究者みたいな人だったな」

零「あの人割とマッドサイエンティストの気質あるからな。研究室に謎の宇宙生物がバイオカプセルにいたし……」

たきな「大丈夫なんですか!?その人……」

零「まぁ、捕まる様なことはしない人だから……父さん達は心配してるけど……」

ライ「ははは……それで次が竜先輩だね」

零「竜さんは一匹狼みたいな人だけど、意外と気さくでフランクな人なんだ」

ライ「僕が一番尊敬している先輩でもあるんだ」

ミズキ「そうなんですか?」

零「独断行動が多いけど、それでも父さん達を裏で支えてくれた人なんだ」

千束「そうなんだ」

零「最後が激さんだね。激さんは途中から加入したんだ」

千束「そうなの?」

ライ「元々、炎先輩がダグオンになる前に喧嘩で腕を折った他校の人なんだ」

翔太「腕を折った!?」

零「激さんは当時はその高校の番長だったんだ。それで炎さんと喧嘩したらしいんだ」

 

今までの地球で活躍していたダグオン達の話を聞いて、ミズキが一言。

 

ミズキ「なんかさっきから聞いてたら、個性が強いですね」

零「まぁ……そう言うよね」

ライ「一緒にいた僕も感じてたよ」

たきな「それでもライさん達7人は地球を救ったんだすよね。しかも高校生だった時に……」

零「激さん以外は俺みたいに、なりたくてなったわけじゃないんだ。父さん達は偶然ブレイブ星人に選ばれてダグオンになったんだ」

翔太「その人達も兄ちゃんみたいに1人で合体してたの?」

零「単独で合体してたのは、炎さんと竜さんだけだね」

たきな「?それはどういうことですか?」

ライ「海先輩、森先輩、翼先輩と激先輩は4人で合体したんだよ」

千束「そうなの!?」

零「激さんが加わる前は3人で合体してたんだ。使ってたマシーンも列車繋がりなんだ」

たきな「それで合体してたんですか?」

 

地球を救ったダグオン達の話を聞いて驚きの連続だったが、それ以上に聞いて良かったと思った。

そこでせつながあることを聞いた。

 

せつな「エクシードライブの仲間も地球に来た時あるのかな?」

零「あぁ、別の次元地球だけど、同じく地球を救ったんだ」

翔太「その人達もエクシードライブみたいに乗り物に乗り移ってたの?」

零「俺たちはそこら辺はよくわからないな」

ライ「僕もだね」

 

翔太の話に零とライも別次元の組織なので詳しい話は知らないのだ。

 

零「そうだ。エクシードライブに聞いてみるか……」

 

そう言ってダグテクターから通信する零。

 

エクシードライブ『どうした零。通信なんて』

零「あぁ、エクシードライブ。今大丈夫か?」

エクシードライブ『俺は改修作業まだだから大丈夫だ』

零「実はな……」

 

そう言って零はこれまでの経緯を話した。

 

エクシードライブ『なるほどな。まぁ改修作業中でやることなくて暇だからいいぞ』

千束「じゃあエクシードライブの地球を救った先輩達の話聞きたいな~」

エクシードライブ『それじゃあまず最初はカイザーズからだな』

翔太「カイザーズ?」

エクシードライブ『全員が俺と同じエネルギー生命体のチームだ。隊長のエクスカイザーを筆頭にレイカーブラザーズとマックスチームで構成されてるんだ』

たきな「エネルギー生命体ということは、何かに融合していたのですか?」

エクシードライブ『そうだな。地球の乗り物と融合したな。それで宇宙海賊ガイスターと戦ったんだ』

せつな「宇宙海賊ガイスター?」

エクシードライブ『ガイスターは300もの星々で略奪行為をした盗賊集団で、悪事が発覚すれば周囲を破壊しては逃走を繰り返してたんだ』

ミズキ「とんでもなく迷惑な集団ですね」

エクシードライブ『それで奴らが地球の宝を狙ってきた所をカイザーズが来て、ボスはエクスカイザーが倒し、構成員達を捕まえたんだ』

千束「そうなんだ~~」

たきな「ですが、最初とういうことはもう1つのチームがあるんですか?」

エクシードライブ『そうだぜ、たきな嬢。それがファイバードが率いる部隊だ』

陽子「ファイバード……」

エクシードライブ『ファイバードとバロンチームとガードチームがいるんだ。ちなみにバロンチームは俺と同じで残りが自立行動をしてるんだ』

たきな「それでその人達は誰と戦ってたんですか?」

エクシードライブ『マイナスエネルギー生命体のドライアスだ。奴はマイナスエネルギーを吸収して暗黒神となって地球制覇を狙っていたんだ。それをファイバードたちがドライアスを倒して地球の平和を守ったんだ』

せつな「他の宇宙でも勇者達がいたんだ」

零「そうだな。俺も話を聞いた限りだが、セイザーズと同じで地球から生まれた勇者達もいたんだ」

千束「じゃあ次は零さんの番だね?」

零「ん?」

千束「零さんがなんで、ダグオンになったのか!教えて!」

零「そうだな……あれは……」

 

そう言って零は自分がダグオンになった経緯を話し出した。




いかがでしょうか?

予想されてた人もいましたが、零の父親と母親は勇者指令ダグオンに登場した広瀬海/ターボカイとルナ/ギャラクシールナになります。
この展開はこの小説のオリジナル設定ですが、こういう展開になって欲しいと思ったファンはいたのではないかと思い、書かせてもらいました。

そして次回は零がダグオンになった経緯を語ります。

それではまた次回!
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