新世紀勇者戦記 ~ブレイブ・リコリス~   作:Xナイト

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今回はホロライブより、あのお姫様が登場します

それではどうぞ!


ワガママ姫様……危機一髪! Aパート

《OP:ALIVE》

 

 

 

 

 

 

 

青く輝く地球…人々はそこで平和に過ごしていた。

 

だがしかし、その陰で、影に潜んでいた強大な悪が蠢き始め、更には最新な科学技術によって巨大なロボットを用いた犯罪やバイオ生物の出現などのハイテクな事件や更には宇宙からの侵略者や破滅の脅威も迫ろうとし、治安維持組織『DA』や『リコリス』でも対処に手を焼く事態になろうとしていた。

 

その時、宇宙の果てから、地球に眠りし勇者達が颯爽とやって来た。

これは地球と宇宙全体の平和の為に戦う勇者達とリコリス達の物語である。

 

 

 

 

 

『ワガママ姫様……危機一髪!』

 

 

 

 

 

とある日本に行きの飛行機内に1人の少女が乗って眠っていた。そこに1人の執事の格好をした老人が近寄り、体をゆすった。

 

「姫…ルーナ姫、起きてください」

ルーナ「?……んな~~。着いたのら?」

「もうすぐ着きますよ」

ルーナ「わかったのら。ミルクティー飲みたいのら」

「かしこまりました」

ルーナ「日本楽しみなのら」

 

そう言ってルーナと呼ばれた少女は窓の外を眺めるのだった。

その頃、天野家では零が新聞を見て、陽子は家事をして、翔太とせつなはテレビを見ていた。

 

零「お菓子の国の姫、姫森ルーナが日本に来日……」

翔太「お菓子の国ってどこだっけ?」

陽子「確かヨーロッパの小さな島国だったわね」

零「この地球には不思議な国があるんだな」

せつな「ちょうどニュースやってる」

 

せつながチャンネルを切り替えると空港からキャストが中継していた。

 

キャスター〔こちら羽田空港です!間もなく姫森ルーナが来日されます!現在、お菓子の国ではテロリストによる攻撃を受けており沈静化はされてますが、万が一に備え日本に避難という形で来日ということになります〕

零「テロ?」

 

キャスターが話した内容に耳を向けていると、扉が開かれる。

 

千束「やっほー零さん!」

零「千束にたきな、どうしたんだ?」

千束「実はさ、来日したルーナ姫の陰ながら護衛する任務につくんだ~」

零「護衛?もしかしてテロリストが日本に?」

たきな「その可能性があるみたいです。お菓子の国で大敗を期したテロリスト達は来日をしたルーナ姫を拉致してテロリストの優勢にことを進める為に来てる可能性があると」

零「最悪だな……もしかして俺もか?」

たきな「いえ、表向けの護衛は警察で裏の護衛でリコリスで対処する予定です」

千束「零さんは万が一の保険だよ」

零「分かった。俺もそれなりに警戒しておくよ」

 

それだけ言って千束とたきなは天野家を後にした。

その頃、空港に降りたルーナは早速日本人に歓迎されていた。実はルーナは配信なども行っていて、それなりに人気で『んなたん』という愛称で呼ばれたりしている。

 

「んなた~ん!」

「生んなたん、可愛い!」

「姫ェェェェ~!」

ルーナ「んな~~!ルーナイトのみんな!姫森ルーナなのら~~~!」

「んなァァァァァァァァ!!」

 

ちなみにファンのみんなは『ルーナイト』という名称で呼ばれていた。

その様子を護衛として来ていたスバル班は……

 

スバル「すっげぇ熱気……」

ラプラス「しかねぇっすよ……姫森ルーナは配信者としてかなりのファンいるっすからねぇ」

いろは「たまに配信見てるでござるが、結構面白いでござるよ」

みこ「へぇ~今度見てみようかにぇ~」

ぼたん「それより今は警護に集中だよ」

 

そしてルーナの移動に合わせて警護をしているスバル班。その外ではリコリス達も警護していた。

 

サクラ「ほへぇ~すっごい人気っすね~」

フキ「集中しろ、どこにテロリスト共がいるかわからねぇからな」

 

そして空港ではルーナはルーナイトに手を振りながら、執事に声を掛ける。

 

ルーナ「じぃや、今日は日本のスイーツ店に行けるのら?」

執事「えぇ……3件ほどですが、有名なスイーツ店に行く予定ですが……他に行きたい店が?」

ルーナ「ん~大丈夫のら」

 

一瞬だがどこか物足りなそうにしてるルーナを見逃さなかった執事は寂しそうにするが、しかしすぐ表情を変える。

その後、ルーナは車に乗り予定していた店に来ていた。

 

ルーナ「美味しいのら~」

店員「ありがとうございます。続いてこちらのパフェをどうぞ」

ルーナ「うわぁ~美味しそうなのら~。いただきま~す!」

 

そして美味しそうに食べるルーナを店内で護衛しているスバル班。

 

わため「じゅるり……美味しそう……」

まつり「ねぇ~」

スバル「警護中だぞ」

奏「班長~後で買っ……」

スバル「買えるか!」

 

同じく外で護衛してるリコリス達数名もあまりの美味しさに息を吞む。

 

フキ「お前らなぁ!」

千束「まぁまぁ、年頃の乙女ならそうなるって!」

フキ「何が年頃……って千束!?たきなも!?」

たきな「ただ今、到着しました」

フキ「遅いだよたく……あいつは?」

千束「来てないよ」

フキ「はぁ!?連れて来いって言っただろ!?」

千束「だって……よっぽどでもない限り零さんの力借りれないでしょう。ただのテロリストなら私達で対処しなきゃでしょ?」

フキ「だがな……」

たきな「いざとなった時は必ず助けてくれます。彼らの力を借りすぎるのも良くないと思います。彼らが地球を去った後のことを考えると」

 

たきなの正論にフキは不貞腐れながらも納得したので、舌打ちして視線を戻す。

その後、残りの店を周りホテルに到着した。

 

ルーナ「はぁ~どのお店のスイーツも良かったのら~」

執事「それは喜ばしいことです」

ルーナ「じぃや……本当はお父様とお母様の傍にいたかったのら?」

執事「そうですね……旦那様達を支えていたかったですが……旦那様からルーナ様を託されたのです。それが私の喜びです」

ルーナ「じぃや……」

 

ルーナが幼い頃からずっと傍にいてくれた執事、それはルーナの父親も同じで代々姫森家を支えていたのだ。故にルーナにとって家族のような存在、それ故か……

 

ルーナ「ルーナは残りたかったのら……お父様の力になりたかったのら、お母様の傍にいたかったのら」

執事「ご立派ですよ。ルーナ様……しかし……」

ルーナ「分かってるのら……」

 

コンコン

 

「失礼します……ルーナ様お飲み物をお持ちしました」

ルーナ「んな……シャルちゃん。昔みたいにルーちゃんって呼んでほしいのら」

シャルリア「もう昔みたいに呼べませんよ」

ルーナ「え~」

シャルリア「おじいちゃんもいるんです」

執事「ごほん」

 

シャルと言われたメイド……本名シャルリアは執事の孫でルーナと幼い頃から共に育ったため、幼馴染のような間柄なため、2人っきりの時のみお互いの愛称で呼び合ってるのだ。

 

執事「それでルーナ様、明日なのですが……よろしいのですか?危険ですよ」

ルーナ「いいのら。堅苦しいのはいやのら」

執事「かしこまりました。シャルリア頼むよ」

シャルリア「はい」

 

そして翌日ルーナは体調の都合でホテルにいる事になった。その為、ホテルの外で警護してるリコリス達。それは千束とたきなも同じだ。

 

千束「は~あ…これなら戻れば良かった」

たきな「そんなこと言ってる場合ですか。どこにテロリストがいるかわからないんですよ」

千束「そう~だけどさ~~……ん?」

たきな「どうしました?」

千束「あれ……」

 

千束が指を指した方を見ると、ホテルの裏口から2人の女性が出てくるのが見えた。

 

たきな「裏口から女性……まさか!?」

千束「たきな行くよ」

たきな「千束!?」

 

千束に腕を引かれて、2人の女性の尾行を始める。2人はそのまま町を歩いている様子だった。

 

たきな「千束。なぜ声をかけないのですか?」

千束「ん~。どうしてかな~」

 

どこかのほほんとした様子の千束にたきなは疑問を浮かべる。

しばらく町を歩いていると2人はとある男性達に声をかけられていた。

 

男性A「君たちは可愛いね……俺たちと遊ばなねぇ?」

男性B「楽しい所に連れて行くからよ~」

「なんですか!触らないでください!」

たきな「ナンパですかね?」

千束「……」

 

すると千束が近づき、どんどん険悪な雰囲気の中……

 

男性A「いいから来いよ!」

「んな!?」

「貴様っ……!」

千束「はいはい!そこまでにしようね?」

男性A「あ?おっ!こっちも可愛いじゃん!」

千束「ありがとう……でも、貴方みたいな奴はお断りかなっ!」

男性A「あほっ!?」

男性B「てめぇっ!?……あうっ!?」

たきな「こっちです」

 

なんと千束は1人の股関を蹴り飛ばし、もう1人の男性が掴みかかろうとするが、いつの間にか傍に来たたきなによって股関を蹴られ、悶絶してるうちに逃げ出した。

 

たきな「千束、一体どうして……」

千束「それは来日した姫様に日本人が不敬を働かせるわけにはいかないでしょう?」

「んな……!?」

「っ!?」

千束「あぁ大丈夫だよ。私達は貴方の味方だよ?姫森ルーナ様」

ルーナ「どうしてわかったのら?」

千束「私、結構目がいいんだよね~。それよりここじゃなんだから、私達のお店に来る?」

シャルリア「お店ですか?」

 

そう言って連れてこられたのは喫茶リコリコだった。

 

ルーナ「この和菓子美味しいのら~」

シャルリア「この紅茶も美味しです」

ミカ「そうですか。良かったです」

たきな「それでお忍びで外に出るなんて何を考えているのですか?」

ルーナ「ただ気がれなくお菓子を食べたかっただけのら」

たきな「そんな理由で……」

シャルリア「向こうの国では身分とか関係なく町で国のお菓子を食べていたのです」

ミズキ「お姫様なのに?」

ルーナ「そういうのいやのら。ルーナは貰ったら貰った分だけお返しをするそれがルーナの姫道なのら」

 

ルーナは身分など関係なく、自分が信じる道を進むそれが正しいと信じている。

 

ルーナ「だから本当は離れたくはなかったのら……守ってくれる国民をルーナも守りたいから」

千束「そっか。なら今日だけは私達と一緒に色々な店を周ろうか?」

たきな「千束!?」

ルーナ「いいのら?」

シャルリア「貴方達は一体……?」

ミカ「まぁ彼女達なら大丈夫ですよ」

千束「それじゃあ行こうか!」

 

そして千束に連れられて町を練り歩くのだった。

その頃、とある廃墟で銃撃戦が行われていた。1つはリコリスの集団でもう1つは……

 

「ちっ!ここもやべぇな……!」

「ボス!ルーナ姫は現在お忍びで町を歩てるみたいです!」

ボス「よし!てめぇらとっととずらかってルーナ姫を狙うぞ!」

 

ボスの合図と共に部下達は煙幕や閃光弾などを使い目くらましをしてその場から逃げ出すテロリスト達。

そんなことがあったと知らずに千束とたきなはルーナ達を連れて、町を練り歩いていた。その中には……

 

翔太「ねぇ、千束ねぇちゃん。なんで俺たちも?」

せつな「スイーツ巡り……嬉しい」

 

千束は翔太とせつなも呼んでいたのだ。

 

千束「え~人数多い方が楽しいじゃん!」

ルーナ「それで、どこ行くのら?」

千束「最初はねぇ~」

 

千束が楽しそうに案内している中、たきなは周囲を警戒していた。

 

たきな(DAがテロリスト達のアジトを襲撃したようだけど……逃げられた。なら狙うならこのタイミング……DAに報告は終わってるけど……)

 

不安な気持ちはあるが、辺りの警戒をするたきなにシャルリアが声を掛ける。

 

シャルリア「どうかされました?」

たきな「いえ……誰も気づかないものだなと」

シャルリア「えぇ。意外と堂々としてれば気づかないものなんですよ」

たきな「なるほど」

千束「2人とも、こっちだよ!」

 

そして千束達は列車に乗り込む。定刻通りに発車する。そこに一般人に紛れて動向を伺う人物がいる。

 

「ふっ……狙い通り……」

「何がだ?」

「っ!」

 

男は後方にいる人物に視線を向けるとフキが銃を構えて立っていた。そして周りはいつの間にかリコリスたちに囲まれていた。どうやら男はテロリストの一味だった。

 

テロリスト「いつの間に!?」

フキ「これで終わりだ」

テロリスト「ふっ……既に賽は投げられた!」

フキ「っ!?」

 

するとテロリストが持っているボタンを押すと同時にフキが射殺するが、それと同時に電車が動きだした。

 

サクラ「先輩!電車が動いたっす!?」

フキ「なんだと!?」

 

中に乗っていた千束達も驚いていた。

 

千束「動いてる!?」

翔太「電車だから動くの当たり前じゃん」

たきな「この電車はテロ集団を一網打尽出来るように特殊な細工をして動けないようにしてるんです!」

シャルリア「どういうことですか!?貴方達!姫様をどうするつもりだったんですか!」

千束「これはテロリストたちにまんまとやられたな~」

たきな「千束!落ち着いている場合ですか!このままでは……」

千束「ここで慌てたら、意味ないよ。とりあえず止める方法を考えないと……」

 

千束の雰囲気に、たきなも冷静さを取り戻し、何とか電車を止める方法を考えるのだった。




いかがでしょうか?

勇者シリーズ作品でもそこってどの国なの?とういうよくわからない国が出てくることがあったので、今回はお菓子の国とういう島国がある設定にしました。

次回はテロリスト達とリコリスと戦闘が主のそこに勇者達が加わわる構造にしようと考えています

それではまた次回!
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