それではどうぞ!
同じ頃、リコリスから逃げ出したテロリスト達がとある人気がいない場所にいた。
テロリストA「ボス予定通りです!」
ボス「このまま、あの電車に仕掛けたウイルス装置に操れた電車が来た瞬間……こいつで蜂の巣だ!」
テロリストの集団が乗っていたのは軍事武装されていた40m級のロボット達だった。
ボス「早く来いよ、姫様よぉ~~!」
「貴様らの好きにはさせん!」
テロリスト達「っ!」
テロリスト達がとある方向を見ると、木の上に太陽を背にしてブレイヴァーレイが腕を組んで立っていた。
ボス『てめぇ!噂のダグオンか!』
テロリスト達はボスが発砲したと同時に一斉掃射するが、レイはジャンプ回避して、ヴィクトライドロンに乗り込む。
レイ「千束、聞こえるか」
千束『レイさん?!』
レイ「奴らは電車に特殊な装置を設置してるようだ。それさえ破壊すれば、電車は止まる!こっちのテロリスト共は任せろ!」
千束『わかったよ!』
《BGM:融合合体ダグターボ時BGM》
零「融合合体!」
その掛け声と共にレイがヴィクトライドロンからすり抜ける様に屋根に仁王立ちし、ヴィクトライドロンは、人型に変形する。変形したヴィクトライドロンの足元に立ったレイが蜃気楼の様に、同じ大きさまで巨大化し溶け込む様に一体化すると同時に、瞳に光が宿る。
『ダグ…ブレイヴァァァァ!!』
纏った炎を散らし、ダグブレイヴァーが出現と同時にヴィクティニウルフも駆けつける。
《BGM:ファイバード変形時BGM》
ダグブレイヴァー『超……!融合合体!!』
掛け声と共にヴィクティニウルフが変形を始め、頭部が胸部の位置に移動し、前脚を背中の方に移動し、間にスペースができるように変形した。そこにダグブレイヴァーがやって来て、両足の部分が両腕になるように変形し、そのまま胸部と背中部の間に納まり、頭部が出現し、瞳に光が宿る。
『ヴィクト…レイヴァァァァ!!』
合体したヴィクトレイヴァーは、ロボット集団の目の前に着地し対峙した。
ボス「怯むな!全員で叩き潰せ!!」
テロリストボスの掛け声と共にテロリスト達が一斉に攻撃し、迎え撃つヴィクトレイヴァーの戦闘を開始する。
同じ頃、レイから通信を受けた千束達は装置探しをしていた。
千束「こういう場合は操縦室って相場は決まってるんだけど……」
たきな「テロリスト達はそこまで馬鹿ではないようですね」
翔太「千束ねぇちゃん!後ろから変な車両が迫ってる!?」
千束「え!?」
そう言われて千束が窓から覗き込むと、列車のようなものがとなりの車線から迫っていた。その中には数十名のテロリスト達が武器を構えていた。最後の車両に並んだ瞬間、乗り込んで来た。
千束「やっばっ!こっち直接狙って来た!」
翔太「どうしよう!?」
たきな「とりあえずこの車両にルーナ姫を私が食い止めます!千束は装置を探してください!」
そう言ってたきなは車両の連結部の扉でテロリスト達を待ち構える為に座席の下にもしもの為に忍ばせていた。マシンガン等を取り出し、迎撃の準備を終えた瞬間、テロリスト達が迫って来て、たきなは銃撃をして、テロリストも応戦して銃撃戦を繰り広げる。
しかし迫りくる数々のテロリスト集団に弾薬が持つのか?不安を覚えるがそれで銃を乱射すると、そこに1人だけ明らかに異様な雰囲気を放つ人物がいる事に気づく。
たきな(っ!真島と同じくらいの危険な感じがする!)
本能的に命の危機を感じたたきなだが、その予感は当たっていた。男は有り得ない動きで銃弾をかわし、たきなの後ろに周りこんだのだ。
たきな「なっ!?」
「ふん!」
男はたきなを無視してルーナ姫を見る。たきなは背後から男を撃とうとするが、背後の銃弾に気を取られて援護にいけない。
「よぉ~ルーナ姫。ようなくお目にかかれたな~」
シャルリア「無礼者!姫様に近づくな!」
シャルリアが太股のベルトに忍ばせていたナイフで男に攻撃するが、男が余裕で回避するとシャルリアを蹴り飛ばした。
シャルリア「あぅ!?」
ルーナ「シャルちゃん!?」
翔太「ねぇちゃん!」
千束「え!?」
千束が振り向いた時には男はルーナに向けて武器を振り上げていた。
「あばよ……!」
シャルリア「ルーちゃん!?」
ルーナ「んな~~~~~!?」
すると窓から何者かが飛んできて男を蹴り飛ばす。
「なっ!?てめぇ!?」
ルーナ「はっ!じぃや!」
シャルリア「おじいちゃん!」
そこにはルーナと共に日本に来た執事が立っていた。
「てめぇ……どうやってきやがった」
執事「彼らのおかげでここに間に合うことが出来たのですよ」
そう言って外を見ると……
スカイエクシード『待たせたな!千束嬢!たきな嬢!翔太坊!せつな嬢!』
翔太「スカイエクシード!」
そこにスカイエクシードが飛んでいたのだ。そして、さらにそこからある人物がドローンによって吊るされて運ばれてやって来る。
クルミ「よぉ、お待たせ」
千束「クルミ!?」
なんとクルミがスカイエクシードと共に帰って来たのだった。
クルミ「話しは聞いてる!誘導装置の特定は任せろ!」
そう言ってクルミは作業を開始しする。それを尻目に執事と男が対峙する。
「はっ!むしろ好都合!てめぇに一番会いたかったぜ……ポール!姫森家、最強の執事さんよぉ!」
ポール「テロリストの攻撃隊長ゲパルト。姫様を狙うなど許されぬとこですぞ」
ゲパルト「あんときの決着、つけようか?」
そう言ってゲパルトは黒光りの出刃包丁を取り出し構える。それに応えるようにポールも上着を脱ぎだすとそこには、両腕両足に金属のポロテクターを付けて格闘技の構えをし、両者は激突する。
その戦いを遠巻きに見ていた千束は……
千束「あの執事さん強すぎない!?」
ルーナ「じぃやは最強に執事なのら!」
クルミ「それより千束!装置場所が場所が分かったぞ!」
千束「えっ!どこ?!」
クルミ「この車両の上……天井だ!」
千束「っ!スカイエクシード!何か見える?」
スカイエクシード『車両の中央に小型のビーコンのような物があるのが見えた!小さ過ぎて俺では外せん!』
千束「分かった!」
そう言って千束はドアを開けて、天井に登ろうとした。
せつな「千束おねぇちゃん。私なら簡単に……」
千束「ダメ。こういうのは私の仕事、その力をむやみに使ったらダメだよ」
翔太「ねぇちゃん!気を付けて!」
翔太にサムズアップした後、天井に登っていく千束。
一方そのころ、ヴィクトレイヴァーは迫りくるロボット達を撃破していくが、テロリスト達が数で圧倒していた。
ヴィクトレイヴァー『くそっ!どんだけ湧いてくるんだ!』
ボス『はっ!こいつらは遠隔操作なんだよ!リコリス共の目を搔い潜るのに苦労したがな……ルーナ姫を捕らえるのに最適だからよぉ!』
ヴィクトレイヴァー『そうまでして……なぜ、ルーナを狙う!』
ボス『理由なんざ……お菓子の国が気に入らねぇ!それだけで十分だ!だから王や住民たちに愛されているルーナ姫を人質にして、俺たちが最高に楽しい国に変えるんだよ!』
テロリスト達の身勝手な考えに怒りを覚えるレイだが、しかし、このまま行けばジリ貧になってしまう。どうするか対策を考えるが、天はレイを見捨てていなかった。突如としてヴィクトレイヴァーを囲むように何かが落下して来た。突然の事に驚くヴィクトレイヴァーだが、土煙が晴れると、そこには頼もしい仲間達がいた。
ホークセイザー『お待たせしました!ヴィクトレイヴァー!』
タイガーセイザー『へっ!思う存分暴れてやるぜ!』
シャークセイザー『我々も協力するであります!』
ヴィクトレイヴァー『セイザーズ!来てくれたか!』
ボス『ちっ!やっちまえ!』
ロボット集団が一斉に攻撃を開始し、セイザーズとヴィクトレイヴァーは散開して反撃する。
その様子を見ていたボスはある決断する。
ボス「ちっ!ここはこいつらに任せて俺たちルーナ姫だ!」
そう言って数体を引き連れてルーナが乗っている電車に向かった。
ヴィクトレイヴァー『あっ!あいつら!』
ホークセイザー『ヴィクトレイヴァー!ここは私達に任せてください!』
ヴィクトレイヴァー『すまん!頼む!』
そう言ってヴィクトレイヴァーは合体解除して、バイク形態に変形したヴィクティニウルフに乗り込んだダグブレイヴァーが追いかけていった。
その頃、千束は天井の上で装置に歩みを進めていた。そして何とか装置に取り付く。
千束「よし!クルミ!これはそのまま外して大丈夫?!」
クルミ『もうすぐ……こっちでプログラムを書き換え……れた!外せ!』
千束「よし!」
そう言って千束は力任せに装置を引きはがし、遠くに投げる。
千束「外したよ!」
クルミ「よし!千束早く中に入れ!スカイエクシード!頼む!」
スカイエクシード『分かったぜ!』
そしてスカイエクシードは車両の頭上まで来ると、列車に吸盤が付いてるワイヤーを伸ばし、固定されるとゆっくりと減速させる。その時、少し衝撃が走り、みんながバランスを崩す。
翔太「うわっ!?スカイエクシード!?」
スカイエクシード『すまねぇ!何とか気を付ける!』
そう言ってゆっくりと減速させる。そしてポールとゲパルトの戦闘も終盤に迫る。
ポール「ポール列弾!」
ゲパルト「ぐあっ!?」
ポールの拳にゲパルトが倒れ、他のテロリスト達もたきなと千束によって沈黙した。
千束「よし!いいかな……」
たきな「っ!千束あれを!」
千束「えっ!?」
たきなが指を指した方を見ると3機のロボットが迫っていた。
ボス「ルーナ姫!とっとと捕まりやがれ!」
ポール「あの声は!テロリストのボスの声!」
ルーナ「んな!?お菓子の国で捕まってたはずのら!」
ポール「いつの間にか脱獄していた為に、姫様をここに避難させていたのですが!」
尚も減速している列車に迫るが、そこに上空から何かが着地するそれは……
ヴィクトレイヴァーダグオン『ここから先は一歩も通さないぞ!』
ヴィクトレイヴァーダグオンがロボットの前に立ちはだかった。
翔太「ヴィクトレイヴァーダグオン!」
ルーナ「あれが、ヴィクトレイヴァーダグオンなのら~!」
ルーナは噂で聞いてたヴィクトレイヴァーダグオンの姿に目を輝かせていた。
ボス『邪魔すんじゃねぇ!!』
3機のロボットが向かって来るが、ヴィクトレイヴァーダグオンは冷静に対処する。
ヴィクトレイヴァーダグオン『アルファ……ブレイクッ!!』
電撃を纏ったパンチに1機を破壊し、今度は脚部から翼が分離してブーメランのように投擲する。
ヴィクトレイヴァーダグオン『ウイングッ!スラッガーァァッ!!』
投擲されたブーメランがもう1機を切り裂き撃破し、残りはボスが乗ってロボットのみになった。
ボス『この野郎ぉ!!』
ボスがやけくそ気味にミサイルを乱射するが……
ヴィクトレイヴァーダグオン『ヴィクトレイ……カリバーァァァ!!』
《BGM:フィニッシュBGMダグオンバージョン》
背部から超巨大剣を取り出し、迫るミサイルを全て両断する。
レイ「己の欲望の為に罪なき人々を苦しめるなど……このヴィクトレイヴァーダグオンが許しはしない!!」
ヴィクトレイヴァーダグオン『はぁぁぁぁぁっ!』
ヴィクトレイカリバーを前面に出すと、刀身部分が左右に分割し、炎が刀身に集まる。そして出力が最大に集まった瞬間、背中のマフラーから炎を噴き出し、ハイジャンプする。
ボス「なっ!?」
ある程度の高さまで来たら一気に急降下するヴィクトレイヴァーダグオン。
ヴィクトレイヴァーダグオン『ブレイヴァァァァ……フィニッシュ!!』
最大出力状態のヴィクトレイカリバーが勢いのままにロボットを縦一閃に切り裂く。
その瞬間、切り裂かれたロボットは火花を散らし、そのまま大爆発を起こしたが、爆風が晴れると無傷のヴィクトレイヴァーダグオンが爆風から出てくる。そして地面まで突き刺さった、ヴィクトレイカリバーを引き抜き、背中に収納する。そして悪を倒したヴィクトレイヴァーダグオンは雄々しく立ち、額のVクリスタルが勝利を祝福するように光輝く。
その後、列車もスカイエクシードによって安全に停止され、無人のロボット集団もセイザーズによって撃滅された。テロリスト達はリコリス達によって処理され、ルーナ姫の事件は解決された。
ルーナ「ありがとうなのら!ヴィクトレイヴァーダグオン!」
ヴィクトレイヴァーダグオン『御守り出来て良かったです』
ルーナ「そう言えば千束。スイーツ巡りはしてくれるのら?」
千束「もっちろん!行こう!」
そう言って千束に連れられてルーナはとてもいい笑顔をしていた。それを見ていたポールやシャルリアも笑顔を見せ、その様子を眺めるヴィクトレイヴァーダグオンとセイザーズとエクシードチームを太陽が照らしていた。
《ED:風の中のプリズム》
次回予告(BGM:輝け!ダグオン)
たきな「とある暑い日が続く日、日本に潜伏している犯罪者のアジトを襲撃しました。
しかし、犯罪者達は全員、無残な死体となっていました。
その様子を静かに見る、姿なき暗殺者……
そして暗殺者の牙が今度は千束に向かってしました。
レイと千束とたきなは姿なき暗殺者の戦闘が始まろうとしていた
次回…新世紀勇者戦記 ブレイブ・リコリス
『姿なき狩人』
次回もトライダグオン!」
いかがでしょうか?
今回はリコリスを中心に物語を進めたかったので、完全に勇者達は裏で戦闘してる感じですが、最後はヴィクトレイヴァーダグオンが決める形にしました。
そして次回は久々に宇宙人との戦闘になりますが、次回予告でも分かる人はいると思いますが、かなり前に新作の映画を観に行ったので、登場させました。
それではまた次回!