新世紀勇者戦記 ~ブレイブ・リコリス~   作:Xナイト

35 / 52
明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!

今回の話はエクシードライブを主役とした回になります!

それではどうぞ!


噓つき子供達とエクシードライブ Aパート

《OP:ALIVE》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『噓つき子供達とエクシードライブ』

 

 

 

 

 

その日……陽子が運転する車に翔太、せつな、千束が乗っていた。

 

千束「楽しみだな~陽子さんの実家」

陽子「千束ちゃんが来てくれるなんて嬉しいわ~」

千束「まぁ~せつなちゃんの護衛も兼ねてだけどね」

せつな「ごめんね。せつなお姉ちゃん」

千束「いいよ。いいよ。私も楽しみだから!」

 

本来であれば、家族水入らずで行きたいところだが、せつなの事情があり、護衛として千束が同行してるのだ。そして、ある程度車に揺られてしばらく、トンネルを抜けると……

 

陽子「着いたわよ」

翔太「わぁ~相変わらずいい景色だ~」

 

トンネルを抜けると、そこにはのどかな田舎の景色が広がっていた。

 

千束「のどかでいい景色~」

せつな「私この景色が好き……」

 

車はとある場所に駐車して、荷物を持って長い坂を登って行くと、一つの一軒家が鎮座していた。

陽子が扉を開ける。

 

陽子「ただいまーお母さん」

翔太「おばあちゃん~」

 

陽子達が呼びかけると、奥から1人の老婆がやって来る。

 

「あら、よう来たね~。それに新しい娘もおるね~」

千束「初めまして。錦木千束って言います!」

「あらあら、元気な娘だね~。私は、日向 初穂(ひなた はつほ)っていいます」

せつな「おばあちゃん。今日お祭りある?」

初穂「明後日のお祭りだね?もちろんやるよ~」

千束「お祭り?」

陽子「この時期は精霊流し(しょうろうながし)祭りが行われるのよ。屋台が出るし、最後は花火が上がるのよ」

千束「へぇ~でも、精霊流しって霊を弔う行事ですよね?」

初穂「そうね。ご先祖様を弔った後に、参加したみんなの家内安全の祈りを込めて花火を投げるのよ」

翔太「花火はとっても綺麗なんだよ」

せつな「川に流れる灯籠も綺麗だよ」

千束「へぇ~それは楽しみだな~」

初穂「そういえば、話に出てた零君はいないんか?」

陽子「零さんは、お仕事なのよ~後で合流出来ればいいんだけど」

 

その頃、零は……

 

ヴィクトレイヴァーダグオン『ウイングッ!スラッガーァァッ!!

 

脚部から分離した翼をブーメランのように数々と巨大生物をぶった切っていた。零は現在、カルフォルニアに出現した。謎の金色の宇宙船から投下された10mくらいの大きさの蟻の姿を巨大生物と、20mくらいの大きさの二足歩行で歩き、武器を持っているカエル軍団や宇宙船の対処していた。

 

ヴィクトレイヴァーダグオン『こいつら数だけいて大したことは無いな……』

 

全滅した軍団たちの手ごたえの無さに疑問を浮かべるヴィクトレイヴァーダグオンは、胸騒ぎを感じられずにはいられなかった。

その頃、千束達は散策をしていた。

 

千束「ん~空気が美味しいな~」

翔太「この先に神社があるんだよ」

 

そして階段を登り神社に着く。

 

千束「おぉ!なかなか趣がある神社だねぇ~」

せつな「うん。いい神社……」

 

そんな風に神社を散策してると……

 

「ちょっと!私達の縄張りで何やってるのかしら?」

翔太「え?」

 

3人が声を掛けられた方を見ると、如何にもリーダーぽい女の子とメガネを付けた男の子が立っていた。

 

翔太「え?誰?」

「あら、私達を知らないって、都会の奴らかしら?」

千束「ちょいちょい。女の子がそんな事を言っちゃ……ひっ!」

翔太・せつな「?」

 

突然、言葉を止めた千束に疑問を浮かべた翔太とせつなが、千束の方を見ると、ある男の子によってスカートがめくられてる光景だった。

 

「おぉ!可愛いパンツ!」

千束「な、な、なにすんだ!?このエロガキ!!??///」

「おおっと!」

 

千束のげんこつを避けて、女の子の左となりに並ぶ。

 

「あんた何やってるのよ」

「だって都会の女の子のパンツが気になったんだもん。ここじゃ味気ねぇパンツしか見ねぇし」

「ふん!まぁあ……あの年上の女を辱めたことは褒めてあげるわ!それで……あなた達は誰なの?」

翔太「千束ねぇちゃんにあんなことしたのに、よくそんな事、言えるな!」

せつな「人に名前を聞く前に、そっちが名乗るのが礼儀」

「な、生意気ねぇ……!」

 

年下に正論を言われ、ぐぅの音が出なかったのか、名乗り始めた。

 

「私はヒナよ!」

「俺はハチだ!」

「僕はデクです」

翔太「それで何の用だよ」

ヒナ「ここは私達の縄張りなのよ!許可なく遊ぶ事は許さないわ!」

せつな「こういう神社は公共の場所、誰かの許可はいらないと思う」

ハチ「そんなの知らねぇよ!俺たちがここのルールなんだよ!」

千束「いや、どういう理屈なの?」

デク「ヒナ。流石に分が悪い」

ヒナ「ちょっと、デク!あんた誰の味方よ!」

デク「いえ、そうではなく。そろそろ来る頃かと……」

「こらーー!」

「っ!?」

 

そんな怒鳴り声と共にやって来たのは、神社の住職のような人が来た。

 

「お前たち!また悪さしたのか!」

ハチ「やべぇっ!?爺ちゃんだ!?」

デク「やはりこのタイミングでしたか」

ヒナ「逃げるわよ!?」

 

住職が現れると一目散に逃げ出した3人組は逃げ足はいっちょ前なのか、あっという間にいなくなった。

 

住職「大丈夫でしたかあなた達」

千束「えぇ……親族の方ですか?」

住職「いえ、そうではないんです」

 

そして、祖母の家に戻った後、先ほどあった事を話した。

 

初穂「あぁ。あの子達は親を早くに亡くして、身寄りがない子達なのよ」

陽子「そうなの?」

初穂「寂しいからなのか、いたずらや噓を付いて、みんな困れせてるのよ。本当は優しい子達なんだけどね」

千束(私と同じなんだ……)

 

身寄りがないという意味では、千束も同じだった。違う点は千束達リコリスは親の顔は知らない。

でもあの子達は親を早くに亡くしているのだ。

 

翔太「どうするの?千束姉ちゃん?」

千束「まぁ…流石に放っておけないよね」

せつな「でもどうするの?」

千束「そこなんだよね~」

 

そんな事を思いながら夜は更けている頃……千束達がいる山の奥深く。

とある洞窟内に……金色の防護服を付けた謎の生命体が作業をしていた。

1人の生命体が大慌てでやって来て、指示をしている生命体に何かを伝える。それを聞いた指示をしている者が他の生命体に指示をする。

同じ頃、リコリコではカルフォルニアでの事件の事を話していた。

 

ミカ「奴らを調べてみた結果だが、地球上にいる生物とは酷似しているのは見た目だけだったようだ」

零「やはり宇宙生物か……」

たきな「でも、どうして蟻や蛙のような姿をしているのでしょうか?」

クルミ「奴らは単なる生体兵器。改造された生物のようだ。たまたまこっちの生物と似ていただけだ」

たきな「目的は侵略でしょうか?」

隆「まぁそう見るのが妥当じゃが……如何せん、人間を見るや攻撃をするしかしてこないからの」

ミズキ「零さんは奴らの事は分からないのですか?」

零「いや、俺は無いな……エクシードライブは?」

エクシードライブ『もしかしたら、プライマーかもしれない』

たきな「プライマー?」

エクシードライブ「とある別次元の地球を侵略しようとしたが、地球人たちによって撃退されたんだ」

クルミ「地球人があいつらを倒したのか!?」

エクシードライブ『そこの防衛隊の装備が十分奴らに対抗できる装備だったようだ。しかし奴らの厄介な所は、自分達が勝てる様に歴史改変を行い、奴らの都合がいいように改変していたようだ』

零「歴史改変?そんな技術まで持っているのか……」

ミカ「奴らがここに来た理由は失敗した。腹いせか……」

エクシードライブ『その可能は十分あるな……もしかしたら既に衛星軌道上にいるかも』

 

エクシードライブの言葉に零は少し考え、ある提案をする。

そして翌朝を迎え、千束と翔太、せつなの3人はヒナ達に会う為に神社に訪れていた。

 

千束「え?朝から出かけている?」

住職「えぇ。あの子達は朝ごはんを食べて直ぐによく出かけるんですよ。行き先を告げず」

翔太「そうなんですか?」

住職「他の子供達と遊ばずに3人だけで遊んでいるんです。そして、町の人や子供達にいたずらをして困らせているんです。寂しさを埋める為とは分かってるいるのですがね」

せつな「おばあちゃんもそんな事を言っていた」

住職「しかし、町の人達は心底迷惑がっていて、一度しっかり懲らしめた方がいいのではないか?という心にもない事を言い始める人達も出てきてしまって困っているんです。何とか心を開いて欲しいんですが、幼い時に親を亡くしてしまった悲しみはなかなか癒えないものです」

千束「そうですか……」

 

その頃、ヒナ達3人組はとある草原に座っていた。

 

ヒナ「もう、つまらないわ」

デク「そう言っても始まりませんよ」

ハチ「はぁ~なんかないかな……ん?」

デク「どうしました?」

ハチ「あんな洞窟あったっけ?」

 

そう言われ、ハチが見ている方を見ると、奥の方に確かに洞窟のようなものがある。

 

デク「確かにあのような洞窟は記憶にございませんね」

ヒナ「面白そうね……!行くわよ!」

 

ヒナの号令と共にハチとデクもついていく。木々を抜けながら行くと、洞窟が見えた。

 

デク「どうやら自然に出来た洞窟では無く、人工的に造られたものかと」

ハチ「誰が造ったんだ?」

デク「そこまでは何とも……」

ヒナ「とにかく行けば分かるわよ」

 

そう言ってどんどん洞窟の奥に入っていく、ある程度進んで行く。すると、奥の方に灯りが灯ってるのが見えた。

 

デク「どうやらあそこに何かあるのでしょう」

ヒナ「い、いくよ……」

 

ヒナがおっかなびっくりにそう言うと、意を決して近くづくとそこには金色の防護服を着た謎の生命体がいて、何やら作業していた。

 

ハチ「なんだあれ……」

デク「宇宙人ですかね」

ヒナ「で、でも、なんでこんなところで……っ」

 

ヒナは掴んでいた小石が落ちてしまい音が出てしまった。それに気づいた謎の生命体が一斉に振り向いた。そして、1人の生命体がよくわからない言語で喋り出して、一斉のこちらに向かって来たのだった。

 

ヒナ・ハチ・デク「わぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

3人は一斉に出口に向けて走りだしたのだった。




いかがでしょうか?

次回はエクシードライブの活躍になります!

それではまた次回!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。