新世紀勇者戦記 ~ブレイブ・リコリス~   作:Xナイト

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今回はナバルデウスとの決着になります

それではどうぞ!


荒ぶる海神 Bパート

しばらくして、海岸付近ではナバルデウスの角を破壊する為に立てられた作戦の準備がされていた。

 

フキ「しっかし、これで何とかなんのか?」

千束「まぁ、他に方法は無いし……」

 

用意されていたのは、海中で発動する機雷を設置していた。

 

たきな「水中での活動が多かったナバルデウスは音に弱いと聞いています。シャークセイザーが機雷源まで誘導し、機雷を発動して海上に出現したナバルデウスをサイレンエクシードが動きを封じる」

さくら「そこを一気に攻撃して、角の破壊するということっすね」

たきな「現状。そうする他、打破出来る作戦は無いそうです」

フキ「そいつをぶっ倒せばいいんじゃねぇか?司令も言ってるし」

千束「間博士が古代の生物をむやみに殺すなのど、生態系に影響を及ぼす可能性があるかもだからダメだって」

フキ「なんだそりゃ……人類に迷惑をかけて……」

千束「地球は人間だけのものじゃない、地球に生きとし生けるもの全ての生物が調和を保ってる。人類に迷惑をかけたからって、生きた古代生物を殺すなんて愚かな馬鹿が考えることだ」

フキ「はぁっ!?」

千束「って、間博士が言ってた。まぁ、零さん達も同じ考えだしね」

フキ「はぁ~。あまちゃんか……」

 

フキはどこか納得いかない様子だが、作業を続ける。そして、深海の奥深くにはナバルデウスの様子を伺う存在がいた。

 

「ふふふ……さぁ、ナバルデウス。貴方の本当の実力を見せてしまいなさい」

 

ナバルデウスの様子を伺う者の目的とは一体……

そして翌朝を迎え、作戦ポイントの周りには緊張が走っていた。作戦本部のテントには、隆達や公親がいてモニターで海底の様子を伺っていた。テント近くには、タイガーセイザーが待機していた。更に海岸付近では合体したサイレンエクシードが待ち構え、上空ではヴィクトレイヴァーダグオンとホークセイザーが待機していた。

 

公親「そろそろ奴が目覚める時間だな……」

隆「お前さんが計算して作った麻酔弾がこうも効くとはの」

 

暴れるナバルデウスを大人しくさせる為、事前に用意した麻酔弾でナバルデウスを眠らせていたのだ。公親の計算の下、調合された麻酔は効果があり、今まで落ち着いて作業が出来たのだ。そして準備が完了し、遂に作戦決行の日となった。

 

公親「俺もまさか、ここまで効くとは思わなかった……だが、本番はこれからだ……ここは計算通りになるとは限らないからな」

ミカ「その為にこちらも万全の準備をしました」

 

ミカが見た場所には万が一に備えて、色々な設備が準備されていた。

 

隆「では始めるか」

ミカ「千束」

 

通信で合図をもらった千束はシャークセイザーに指示を出す。

 

千束「シャークセイザー!出番だよ!」

シャークセイザー『了解であります!』

 

指示を受けたシャークセイザーはナバルデウスが眠ってる地点に潜って行く。目的地に付けば、既にナバルデウスは活動を始めようとしていた。

 

シャークセイザー『作戦開始!ストロングミサイル!

 

シャークセイザーから放たれたミサイルはナバルデウスに直撃し、こちらに注意を向いた。

 

シャークセイザー『さぁ!こっちに来るであります!』

ナバルデウス「ガァァァァァァ!!」

 

ナバルデウスは邪魔された怒りなのか真っ直ぐ、シャークセイザーに向かって行く。それを見たシャークセイザーは作戦ポイントに誘導する。そして機雷ポイントに到着した瞬間……

 

シャークセイザー『チェンジシャーク!ヒューマロイドモード!!

 

人型に変形し、機雷ポイントを突破、ナバルデウスは巨体故に機雷に直撃する。海岸に待機している千束達には、海上に上がる水柱を目撃した。

 

たきな「来ましたね!」

千束「サイレンエクシード!」

サイレンエクシード『おう!』

 

サイレンエクシードはクレーン部とラダー部を側面に連結し、そのまま先端の砲身にエネルギーを溜める。そして、海上にシャークセイザーの姿が確認した瞬間……ナバルデウスが海上に勢い良く飛び出してくる。

 

サイレンエクシード『今だ!フリージング……スマッシャァァァァーー!!

 

放たれた光線は水柱に直撃し、ナバルデウスごと氷つかせた。完全にナバルデウスの動きを封じられた。

 

サイレンエクシード『ヴィクトレイヴァーダグオン!』

ヴィクトレイヴァーダグオン『はぁぁぁっ!』

 

上空では既に出力が最大に集まったヴィクトレイカリバーを手にしたヴィクトレイヴァーダグオンが急降下していた。

 

ヴィクトレイヴァーダグオン『ブレイヴァァァァ……フィニッシュ!!

 

最大出力状態のヴィクトレイカリバーが勢いのままにナバルデウスの角を縦一閃に切り裂こうとしたが……

 

ナバルデウス「ガァァァァァァ!!」

ヴィクトレイヴァーダグオン『何っ!?……ぐはっ!?』

 

ナバルデウスが信じられないパワーで上半身の氷を砕き、そのまま頭突きを叩き込み、ヴィクトレイヴァーダグオンは遠くに吹き飛び、山に激突する。

 

ホークセイザー『ヴィクトレイヴァーダグオン!?』

タイガーセイザー『なんて野郎だ!?』

 

ナバルデウスはそのままジタバタと暴れ始め、氷を砕こうともがいている。

 

サイレンエクシード『まずい!?』

フキ「アンカーを放て!」

 

設置してる装置からフックが付いているアンカーが放たれ、ナバルデウスの身体に巻き付ける。

しかし、ナバルデウスの尋常じゃないパワーに装置から悲鳴が上がる。

 

さくら「このままじゃ、装置が持たないっす!?」

 

サイレンエクシード『ジェットフックアーム!!

 

クレーンから放たれたフックがナバルデウスの身体に巻き付き、サイレンエクシードも力いっぱい押さえつける。

 

サイレンエクシード『余り長くは持たないぞ!?』

ホークセイザー『主!私達にも合体命令を!』

千束「OK!セイザーズ!合体だよ!!」

セイザーズ『了解!

 

 

 

《BGM:トライボンバー合体時BGM》

 

 

 

3体は掛け声と共に上空に飛び上がる。ホークセイザーが身体を折り畳むように変形を行い背部となり。タイガーセイザーは胴体部と両腕に変形し胸部の部分には虎の顔が飛び出すように出てきた。シャークセイザーは下半身になるように変形した。そして胴体部のタイガーセイザーと下半身のシャークセイザーが合体し、そのまま上から重なるようにホークセイザーが合体し、頭部が出現する。最後にセイザーランスを握って合体が完了する。

 

トライセイザー『合体!トライ……セイザーァァァァ!!

 

合体したトライセイザーはそのままナバルデウスの角に向かって、セイザーランスで攻撃を始める。

 

トライセイザー『ひび一つも入らないとは!?』

ヴィクトレイヴァーダグオン『だったら……!これで!!』

 

そこに復帰したヴィクトレイヴァーダグオンが両前腕の装甲に雷が走ってる状態で向かって来ていた。

 

ヴィクトレイヴァーダグオン『アルファ……ブレイクッ!!

 

電撃を纏ったパンチがナバルデウスの角に直撃する。するとナバルデウスの角にひびが入り始めた。

 

ナバルデウス「ガァァァァァァ!!」

ヴィクトレイヴァーダグオン『がはっ!?』

 

ナバルデウスが再び暴れたとこで、ヴィクトレイヴァーダグオンが吹き飛ばされたが直ぐに態勢を立て直した。

 

ヴィクトレイヴァーダグオン『よし!ひびが入った!トライセイザー決めるぞ!』

トライセイザー『わかりました!』

 

そして、両者が必殺技を放つ態勢に入る。

 

 

《BGM:フィニッシュBGMジェイデッカーバージョン》

 

 

 

ヴィクトレイヴァーダグオン『はぁぁぁぁぁっ!』

 

ヴィクトレイカリバーを前面に出すと、刀身部分が左右に分割し、炎が刀身に集まる。更にトライセイザーは高く飛び上がり、セイザーランスの先端にエネルギーを集中させる。そして、両者の出力が最大に集まった瞬間、ヴィクトレイヴァーダグオンは背中のマフラーから炎を噴き出し、ハイジャンプし、トライセイザーは一気に突撃する。

 

トライセイザー『ランサーァァァァ……スマッシャァァァァ!!

 

高速の突きが、ナバルデウスの片方の角を破壊する。一気に急降下するヴィクトレイヴァーダグオンはヴィクトレイカリバーを振り下ろしていた。

 

ヴィクトレイヴァーダグオン『ブレイヴァァァァ……フィニッシュ!!

 

最大出力状態のヴィクトレイカリバーが勢いのままにもう片方の角を縦一閃に切り裂く。

その瞬間、ナバルデウスの拘束が外れ、ナバルデウスが海中に潜って行く。様子を固唾を飲んで見守っていた。

潜ったナバルデウスはそのままハワイから離れて行った。

 

公親「作戦成功だ……」

 

公親がそう言った瞬間、皆から歓声が上がった。

しかし、海から視線を外さないヴィクトレイヴァーダグオン達。

 

たきな「どうしたんですか?」

ヴィクトレイヴァーダグオン『ナバルデウスの角に違和感があってな』

千束「違和感?」

ヴィクトレイヴァーダグオン『あの角、まるで無理矢理成長させられたって感じがあるんだ』

サイレンエクシード『それじゃあ何者かに?』

トライセイザー『では一体……っ!』

ヴィクトレイヴァーダグオン・サイレンエクシード『っ!』

 

何か感じたヴィクトレイヴァーダグオン達は一斉に身構えると……海面から何かが飛び出してくる。

 

千束「え!?何!?」

たきな「あれは!?」

 

現れたのは、紅に輝く鳳凰を思わせる姿をしたロボットだった。

 

サイレンエクシード『あのロボットは!?』

『よくも邪魔してくれたね』

 

鳳凰のロボットの背中から誰かが出てくる。赤い鳳凰の姿をした鎧を着た女性のような人物だった。

 

ヴィクトレイヴァーダグオン『お前はまさか……!ダークエンパイア四天王の1人か!』

『えぇ、そうよ……私の名はコウギョク。ダークエンパイア四天王の1人よ』

トライセイザー『とういうことは……貴様がナバルデウスを!』

コウギョク『今日はこのまま引き下がってあげるわ……でも次はこうはいかないわ』

 

そう言ってコウギョクはロボットに乗って去っていった。

 

ヴィクトレイヴァーダグオン『またダークエンペラーの刺客か、手強い相手が来たな』

トライセイザー『あのコウギョクって奴、今度は何を企んでるんだ』

 

新たなダークエンパイアから刺客……コウギョクは狙いとは?ヴィクトレイヴァーダグオン達は新たな敵との戦いに闘志を燃やすのだった。

 

 

 

 

 

《ED:風の中のプリズム》

 

 

 

 

 

 

次回予告(BGM:輝け!ダグオン)

たきな「新たな刺客……コウギョクが次なるターゲットにしたのは、ギリシャでした。

奴は大地震を起こし、ギリシャの都市を沈める計画を立てました。

ヴィクトレイヴァーダグオン達は計画を阻止する為に奮闘しますが……

トライセイザーに最大の危機が……

危ないトライセイザー!

 

 

 

次回…新世紀勇者戦記 ブレイブ・リコリス

『華麗なるコウギョクの罠』

 

次回もトライダグオン!」




いかがでしょうか?

遂にダークエンパイアから2番目の刺客が動き出しました。コウギョクは朱雀をモチーフとしています。

次回はコウギョクとの戦闘になります

それではまた次回!
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