新世紀勇者戦記 ~ブレイブ・リコリス~   作:Xナイト

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今回で新たな勇者が登場します!

それではどうぞ!



吠えて発進!ダイノセイザー!! Bパート

ヴィクトレイヴァーダグオンと焔鳳凰神が戦闘が開始したと同じ頃……

千束とたきなはせつなの案内のもと洞窟内を進んで行く。途中コウモリやヘビの妨害を受けたがどんどん進んで行く。

 

せつな「もう少し行ったところ……そこから感じる」

 

せつなの案内の下、たどり着いた場所は開けた場所で祭壇や石像が並べられていた。

 

千束「不思議な場所……石像が恐竜の物が多い」

たきな「?千束、あそこに何か描かれてます」

 

たきなは見つけた物は壁画という物で、そこに描かれているのは恐竜達が描かれていた。

 

たきなはスマホを構え、その映像を基地にライブ配信する。

 

たきな「クルミ。見えてますか?」

クルミ『今確認した。どうやら描かれてるのを見るにセイザーズ達より古く描かれてな』

千束「描かれてるのが恐竜って事はその時代ってこと?」

クルミ『有史以前の超古代人類がいたとういう話があるからな』

隆『もしかしたら彼らが描いた物かもしれんな』

せつな「お姉ちゃん、ここ見て」

 

せつなにが指している壁画を見てみると、1匹のティラノサウルスの頭上に一つの隕石が落ちて来て、それがティラノサウルスに直撃、その瞬間、ティラノサウルスの身体が紫色と頭部と腕が金色に変わり、全体的にメカニカルになり、両肩にキャノン方が追加され、尻尾の先が鋭利のように鋭く変わった様子が描かれていた。

 

千束「この画って」

たきな「恐竜が変化した様子でしょうか?」

せつな「まだ続いてる」

 

更に続きでは進化したティラノサウルスが人型に変わり、更にもうひと段階変形しているのが描かれていた。

 

たきな「これは……列車でしょうか?」

千束「多分……その後は……」

 

そこから先は画が傷ついていて何が描かれていたのかわからない状態だった。しかし、最後だけは何とか判別できる状態だった。

 

せつな「最後はパワーストーンに戻ってここに祀られたんだね」

クルミ『どうやらそのようだな。たきなもういいぞ、後は頼んだ』

たきな「分かりました」

 

通信を切り、辺りを見渡す中央の祭壇に視線を向ける。

 

千束「あそこにあるのが、そのパワーストーンだよね」

 

千束の指摘した祭壇の中央にあったのは紫色に輝く宝石だった。せつなが手をかざして何かをかんじている。

 

せつな「この力……Vクリスタルと同じ、あの隕石はVクリスタルの一部だったのかも」

たきな「それがティラノサウルスに当たり、あのような変化を遂げたということですか」

千束「でも、ある意味では進化かもしれないね」

 

そう言って千束は祭壇の方に歩いて行く。千束が何をするのか分かったのかたきなが声をかける。

 

たきな「待ってください千束!もう少し調べてから……!」

千束「そんなこと言ってる場合じゃないよ。今この状況を何とかできるのは、このパワーストーンだけだよ」

 

千束はたきなの制止を聞かずに祭壇に登りパワーストーンを掴む。パワーストーンを手にして祭壇から降りた。

 

たきな「しかし千束、復活の呪文は分かるのですか?」

千束「え、セイザーズと同じ呪文じゃないの?」

たきな「セイザーズより前の勇者ですよ?同じ呪文何ですか?」

千束「あ……」

 

千束はセイザーズと同じ呪文だと思っていたのだが、セイザーズより以前に誕生した勇者なら呪文が同じとは限らない。それを指摘されてどうしようか焦る千束。だが……

 

せつな「大丈夫……」

たきな「せつなちゃん?」

せつな「この子もセイザーズと同じ、だから大丈夫。信じて……」

千束「分かった……たきな、一緒に……」

たきな「……分かりました」

せつな「ん」

 

千束の言葉にたきなは頷きパワーストーンを掴み、せつなもパワーストーンを掴む。

そして千束とたきなは一緒に復活の呪文を唱える。

 

千束・たきな「地球(ほし)守護(しゅご)せし獣の勇者(けもののゆうしゃ)よ……!(いま)こそ(よみがえ)()(まえ)(あらわ)()でよ……!

 

呪文を唱え辺り一面に紫に輝きが放たれた。

パワーストーンから現れた勇者は紫のカラーリングに胸部にティラノサウルスの頭部があり、両肩に二門の砲台と両腕に楕円形のニードルが付いたシールドを持っている20mくらいの大きさがあるロボットだった。

 

『ワガハイはダイノセイザー。太古の地球を守護せし勇者だ』

たきな「ダイノセイザー……」

ダイノセイザー『そなた達がワガハイの主か?』

千束「そうだよ!早速だけど、今地球が大変なことが起こってるの!」

ダイノセイザー『大変なこと?』

千束「今、ダークエンパイアっていう奴らが地球を滅茶苦茶にしようとしてるの!」

たきな「ギリシャで今、仲間達が戦ってます!力を貸してください!」

ダイノセイザー『分かった。その場所まで案内をしてくれ……』

せつな「でもここからかなりの距離がある」

ダイノセイザー『問題ない……チェンジダイノ!ビークルモード!!

 

ダイノセイザーが人型から変形を始め、その姿はティラノサウルスの頭部が前面に来た列車型に変形したのだった。

 

せつな「列車に変わった」

ダイノセイザー『さぁ、早くワガハイの乗るんだ』

千束「よぉーし。行くよ!」

 

千束達が乗り込むと、ダイノセイザーは汽笛を鳴らして発進する。途中で瓦礫により道が塞がれていたが……

 

ダイノセイザー『レックスフレアァァ!!

 

頭部から発射された火球によって、瓦礫を吹き飛ばした。

 

たきな「凄いパワーです……!」

 

そのまま地上に出ると、その場で敷設されては通過する度に消える光のレールを上を走行をしていた。

 

せつな「光のレールを走ってる……!」

千束「海の上も走ってる……!」

 

光のレールはそのまま海上でも敷設され、海上の上でも走行可能なのだ。そのままギリシャに向けて走行していくのだ。

その頃、ヴィクトレイヴァーダグオンと焔鳳凰神が戦闘は熾烈を極めていた。

ヴィクトレイヴァーダグオンのヴィクトレイカリバーと焔鳳凰神の双剣による切り結びが続いていた。しかし、焔鳳凰神のトリッキーな動きに徐々に押されていた。

 

コウギョク『ふふ……どうしたのかしら?』

ヴィクトレイヴァーダグオン『くっ!』

 

ヴィクトレイヴァーダグオンは押されながらもチャンスの時をじっと待っていたのだ。

そしてチャンスは直ぐに来た。

 

コウギョク『これでトドメよ!』

ヴィクトレイヴァーダグオン『っ!』(ここだ!)

 

コウギョクが放ってきた蹴りをヴィクトレイヴァーダグオンは身体を回転させて、横一線に切ろうとしたが、コウギョクも縦に回転して回避していた。

 

コウギョク『こう来る事は分かっていたのよ!今度こそ……っ!?』

ヴィクトレイヴァーダグオン『この距離が欲しかったのだ!』

 

焔鳳凰神が避けた瞬間、ヴィクトレイカリバーの刀身部分が左右に分割し、刀身にエネルギーを溜めている状態だった。

 

コウギョク『舐めるんじゃないよ!!』

 

焔鳳凰神は双剣の柄を合体させ、弓矢をするような構えをする。弓を引く動作をすると、炎の矢が形成された。

 

コウギョク『これで死にな!!』

ダイノセイザー『ダイノキャノン!!

コウギョク『がはっ!?』

 

突然来た背中に衝撃が来て技が途中中断されてしまった。

 

コウギョク『何者だ!』

 

コウギョクが視線を向けるとそこにはギアナから駆け付けたダイノセイザーが援護射撃をしていたのだ。

 

千束「ダイノセイザー!あいつが私達の敵だよ!」

たきな「あいつのせいで私達の仲間がやられてしまったんです!」

ダイノセイザー『分かった!』

 

ダイノセイザーはそう言うと更に加速する。

 

ダイノセイザー『チェンジダイノ!レックスモード!!

 

ダイノセイザーは列車形態からティラノサウルスに変形したのだ。

 

ダイノセイザー『ダイノガンナー!!

 

両肩に装備されたミニガンと攻撃を始めた。コウギョクは攻撃を避けながら苛立ちを募らせていた。

 

コウギョク『ふざけんじゃないよ!』

 

焔鳳凰神は斬りかかるが……

 

ダイノセイザー『チェンジダイノ!ヒューマロイドモード!!

 

ダイノセイザーが素早く人型に変形し、両腕のシールドを構え、焔鳳凰神の攻撃を受け止めた。

 

コウギョク『なっ!?』

ダイノセイザー『ニードルスマッシャァァァ!!

 

そのままシールドに付いているニードルで体当たりして、焔鳳凰神を吹き飛ばした。

 

コウギョク『ぐっ……このっ!?』

ヴィクトレイヴァーダグオン『コウギョク!』

コウギョク『っ!?』

 

コウギョクが振り向くと、そこには……一気に急降下しているヴィクトレイヴァーダグオンの姿があった。そして、接敵した瞬間……ヴィクトレイカリバーを振り下ろしていた。

 

ヴィクトレイヴァーダグオン『ブレイヴァァァァ……フィニッシュ!!

 

最大出力状態のヴィクトレイカリバーが勢いのままに焔鳳凰神に切り裂こうとしたが、焔鳳凰神は緊急回避したが、右腕が切断されてしまった。そのまま高く上空に上がり、空中で停滞した。

 

コウギョク『この屈辱……何倍にして必ず返す!覚えておきなさい!!

 

そのままコウギョクは空間を作って逃げ出した。見届けたヴィクトレイヴァーダグオンは深追いをせずにそのままヴィクトレイカリバーを収納し、ダイノセイザーと向き合う。

 

ヴィクトレイヴァーダグオン『君が来てくれなかったら危なかった。ありがとう』

ダイノセイザー『ワガハイはワガハイの使命を全うしただけだ。だが、仲間であることは変わらない。これからよろしく頼む』

 

お互い挨拶し終わったあと、千束達が話しかけてきた。

 

千束「あのコウギョクって奴、逃げたのかな?」

ヴィクトレイヴァーダグオン『いや……奴は必ずもう一度来る。その時が勝負だ』

 

ヴィクトレイヴァーダグオンがそう言うとみんな更なる闘志を上げる。

その様子をレッドライノスから見ていた真島は……

 

真島「こいつはまた……楽しくなりそうだぜ」

 

そう言ってレッドライノスと共に去っていったのだ。コウギョクが逃げた暗黒空間では……

 

コウギョク「……」

ドラ―ロン「どうだ?安易に見たことを後悔してるか?」

コウギョク「……正直舐めてたよ。あんたの言ってること間違いじゃなかったよ」

ドラ―ロン「ならこのまま引っ込んで……」

コウギョク「それはあたしのプライドが許さないね……!見てな……あたしの復讐の第一幕が始まるんだよ!」

 

コウギョクもまた次なる作戦の計画を進めていたのだった。

 

 

 

 

 

《ED:風の中のプリズム》

 

 

 

 

 

 

次回予告(BGM:輝け!ダグオン)

千束「コウギョクが今度は日本で作戦を開始した。大量の植物の怪物達を放って日本を混乱せた。

警察も出動したけどとてもじゃないけど対処しきれない!

レイさんとエクシードチームだけじゃ、コウギョクの妨害もあって、このままじゃ……

そんな時、3つのパワーストーンの輝きを取り戻した。

そして遂に……4人のセイザーズの気持ちが一つになる時、奇跡を起こす!

 

 

 

次回…新世紀勇者戦記 ブレイブ・リコリス

『4体の勇姿!スペリオルセイザー!!』

 

次回もトライダグオン!」




いかがでしょうか?

新しい勇者はダイノセイザーは恐竜をモチーフにした列車に変形する勇者になります。恐竜形態はリュウソウジャーのティラミーゴの姿をしています。列車への着想はゴーオンジャーのキシャモスから着想をもらいました。

次回はいよいよ、4体揃ったセイザーズの合体になります!

それではまた次回!
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