それではどうぞ!
スバル「よし!住人の避難はこれで完了だな!」
奏「ん?っ!?スバル班長!あれ!」
スバル「え?」
奏が指を指した方を見ると、街の上空で爆発が多発していた。それは……
ヴィクトレイヴァーダグオン『はぁっ!!』
コウギョク『ふん!』
ヴィクトレイヴァーダグオンと焔鳳凰神の戦闘が行われていた光景だった。
ラプラス「ヴィクトレイヴァーダグオン!?」
ゼータ「タタカッテルノガ、コンカイノゲンキョウ?」
スバル達はヴィクトレイヴァーダグオンと焔鳳凰神の戦闘を見守るのだった。
ヴィクトレイヴァーダグオン『アルファ……ブレイクッ!!』
電撃を纏ったパンチを焔鳳凰神に放つ。焔鳳凰神は双剣で受け止めるが、アルファブレイクの威力に抑えきれず後方に吹っ飛ばされる。
コウギョク『くっ!なかなかやるじゃない!でもね』
焔鳳凰神は空中で態勢立て直し、再び向かって来る。
ヴィクトレイヴァーダグオン『ヴィクトレイ……カリバーァァァ!!』
ヴィクトレイヴァーダグオンは冷静に背部からヴィクトレイカリバーを取り出し迎え撃つ。接敵した瞬間、両者は切り結びを続ける。そして鍔迫り合いに入るとコウギョクはヴィクトレイヴァーダグオンに話しかける。
コウギョク『くっくっくっ……もうすぐよ』
ヴィクトレイヴァーダグオン『?』
コウギョク『私が蒔いた植物はある特殊な物を使わてるの。それはね……根っこの部分が地底で合体し、大きな植物となるのよ』
ヴィクトレイヴァーダグオン『なんだと!?』
コウギョク『それがもうすぐ地上に出現するのよっ!』
ヴィクトレイヴァーダグオン『くっ!?』
コウギョクの蹴りで後方に吹き飛ばされ、態勢を立て直し、再び向かおうとした瞬間……
地面から巨大な蔓が出現し、ヴィクトレイヴァーダグオンの腰に巻きつく。
ヴィクトレイヴァーダグオン『何っ!?』
ヴィクトレイヴァーダグオンが驚いていると、背後から巨大な木のようなものが、地面から出現した。それは木というよりは蔓の何本も渦を巻いているものだった。
ヴィクトレイヴァーダグオン『これが本体!?』
そして、木から更に蔓が伸びて来て、ヴィクトレイヴァーダグオンの身体に巻きつき締めあがる。
ヴィクトレイヴァーダグオン『ぐぁぁぁぁっ!?ぐぉぉぁぁ!?』
締めあげられたヴィクトレイヴァーダグオンは何とか振りほどこうとするが、余りの力にヴィクトレイヴァーダグオンが苦しみの声を上げる。それを見た千束は急いで通信を送る。
千束「博士!このままじゃ、レイさんが!?」
隆『分かっておる!』
千束は隆にヴィクトレイヴァーダグオンの状態を伝える。それを受けた隆は手短に自分の状況を伝える。
隆「わしの方もようやく完成した!今、ミカ君と共にそっちに向かっておる!」
千束『そうなんですか?!』
ミカ「今、ヘリに乗ってそちらに向かってる上空から散布をする!」
隆「ミカ君!急ごう!」
ミカ「はい!」
そう言ってミカは操縦桿を操作して、スピードを上げる。通信を貰った千束達は再び視線を向けた時……
翔太「ねぇちゃぁぁん!」
千束「え?」
たきな「あれは!」
せつな「お兄ちゃん!」
振り向くと、地面から浮いているボードに乗って翔太がやって来たのだった。
たきな「翔太君!?何ですか!それは!?」
翔太「これは爺ちゃんが開発したホバー・ボードだよ!ねぇちゃん達に届け物だよ!」
千束「届け物?」
翔太「これだよ!」
そう言って鞄の中から取り出した物は……
千束・たきな「これって!」
それを見た千束とたきなは互いに見つめ合い頷く。その頃、蔓によって動きが封じられ、締めあげられてるヴィクトレイヴァーダグオンをコウギョクが嘲笑ってる。
コウギョク『無様なものね。そのまま苦しみながら地獄に落ちな!』
ヴィクトレイヴァーダグオン『くっ!?』
コウギョク『ははははっ!……ん?』
コウギョクが異変に気付き振り向くと、突如として街の植物達がどんどん枯れて行っていた。その光景にコウギョクは驚愕していた。
コウギョク『一体何が!?何でこんな……っ!?』
コウギョクが次々と植物が枯れる光景を見渡していると、一機のヘリコプターが見えた。そのヘリコプターから何かが散布していた。散布された後は次々と植物が枯れて枯れ始めていた。
隆「いかん!コウギョクの奴こっちを見ておる!?」
ミカ「これ以上スピードは出せません!」
コウギョク『そうかい……あいつらのせいかい……!』
焔鳳凰神は双剣の柄を合体させ、弓矢をするような構えをする。弓を引く動作をすると、炎の矢が形成された。
隆「ま、まずい!」
コウギョク『これで消し炭になりな!
ヴィクトレイヴァーダグオン『やめろ!?』
放たれた炎の矢が、真っ直ぐにヘリコプターの方に向かって行くが……
サイレンエクシード『はぁっ!!』
しかし、サイレンエクシードのツイントンファーによって炎の矢は叩き落された。
サイレンエクシード『博士!俺が護衛します!』
隆「助かったぞ!」
コウギョク『おのれぇぇ……!』
『そこまでだ!!』
コウギョク『っ!?』
コウギョクが声のした方を振り向くと、ビルの屋上に4体のロボットの姿が見えた。
ホークセイザー『ホークセイザー!!』
タイガーセイザー『タイガーセイザー!!』
シャークセイザー『シャークセイザー!!』
ダイノセイザー『ダイノセイザー!!』
それぞれ名乗りを行うとフォーメーションを組む。
ダイノセイザー『我ら!地球を守護せし勇者チーム!』
セイザーズ『セイザーズ!推参!!』
4体揃ったセイザーズの背後で炎が立ち上がってる光景が見えた。
ヴィクトレイヴァーダグオン『セイザーズ!ついに4体揃ったか!!』
千束「その通りだよ!3つのパワーストーンの輝きが戻ったからね!」
たきな「更に4体揃った事で手に入れた新しい力を見せる時です!」
そこに駆け付けた千束とたきなが駆けつける。
ダイノセイザー『あぁ!セイザーズ4体合体の勇姿をしかと見よ!!』
そうダイノセイザーが言うが苛立ったコウギョクが攻撃をする。
コウギョク『カッコつけて……私より目立つな!!』
セイザーズ『とぉ!!』
焔鳳凰神が攻撃をセイザーズが回避し、合体態勢に入った。
《BGM:ペガサスセイバー合体時BGM》
上空に飛び上がったダイノセイザーが分離し、ホークセイザーが身体を折り畳むように変形を行い背部となり。タイガーセイザーは胴体部と両腕に変形し胸部の部分には虎の顔が飛び出すように出現し、分離したダイノセイザーのパーツが合体する。シャークセイザーは下半身になるように変形した。そして胴体部のタイガーセイザーと下半身のシャークセイザーが合体し、そのまま上から重なるようにホークセイザーが合体し、両足に分離したパーツが合体。出現した頭部に装飾が追加され、最後にダイノセイザーの尻尾が追加された両刃剣のようなセイザーランスを握り、ダイノセイザーの2つのシールドとティラノサウルスの頭部が合体したシールド持って合体が完了する。
スペリオルセイザー『合体!スペリオル……セイザーァァァァ!!』
合体したスペリオルセイザーは武器を構え、そのまま焔鳳凰神に攻撃を仕掛ける。
スペリオルセイザー『たぁぁぁぁ!!』
コウギョク『くっ!?』
焔鳳凰神は回避するが、それがスペリオルセイザーの狙いだった。スペリオルセイザーが次々とヴィクトレイヴァーダグオンを拘束している蔓を切り裂いて行く。
ヴィクトレイヴァーダグオン『助かった。ありがとうスペリオルセイザー』
スペリオルセイザー『無事で良かった』
コウギョク『えぇい!憎たらしい!!』
今度は焔鳳凰神が進撃してくる。それを見たスペリオルセイザーが迎え撃つ。
《BGM:フィニッシュBGMゴルドランバージョン》
スペリオルセイザー『はぁぁぁっ!たぁっ!!』
焔鳳凰神とすれ違った瞬間、互いの武器が交差するが、ダメージを負ったのは焔鳳凰神の方だった。
コウギョク『スピードもパワーも全然違う!?』
スペリオルセイザー『当然だ!パワーアップを果たした私に負けはない!ダイノブレイズ!!』
シールドのティラノ口から火炎弾を放ち攻撃をする。焔鳳凰神が回避し続ける。
その間に隆とミカがヘリコプターで除草剤を散布し、植物達が更に枯れて行き、巨大な木もダメージを受けたように揺れ動く。サイレンエクシードは右腰についてるラダーを構える。
サイレンエクシード『スペリオンショット!!』
右腰のラダーから高出力のレーザーを放ち、巨大な木を貫通する。更に、ヴィクトレイヴァーダグオンがヴィクトレイカリバーを前面に出すと、刀身部分が左右に分割し、炎が刀身に集まる。そして出力が最大に集まった瞬間、背中のマフラーから炎を噴き出し、ハイジャンプする。
ある程度の高さまで来たら一気に急降下するヴィクトレイヴァーダグオン。
ヴィクトレイヴァーダグオン『ブレイヴァァァァ……フィニッシュ!!』
最大出力状態のヴィクトレイカリバーが勢いのままに巨大な木を縦一閃に切り裂く。
その瞬間、切り裂かれた巨大な木は大爆発を起こしたが、爆風が晴れると無傷のヴィクトレイヴァーダグオンが爆風から出てくる。そして地面まで突き刺さった、ヴィクトレイカリバーを引き抜き、背中に収納する。そして悪を倒したヴィクトレイヴァーダグオンは雄々しく立ち、額のVクリスタルが勝利を祝福するように光輝く。スペリオルセイザーと焔鳳凰神の決着しようとした。
コウギョク『これでくたばれ!
スペリオルセイザー『うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』
スペリオルセイザーはセイザーランスを高速回転させて、焔鳳凰神の炎凰撃射を防ぎ、そのまま突撃する。
コウギョク『な、なんだと!?』
スペリオルセイザー『くらえ!必殺!スペリオル……!ブレェェイクッ!!』
高速回転させたセイザーランスがそのまま焔鳳凰神の体を切り刻もうとしたが、咄嗟にコウギョクが合体を解除し、焔魔神だけが切り刻まれ大爆発を起こした。そして鳳凰のロボットに乗ったコウギョクは……
コウギョク『この恨み……一生忘れないよ!!』
そんな捨て台詞を残して空間を開き帰っていった。そして完全に植物が除去された街に平和守った3体の勇者達が降り立った。
サイレンエクシード『勝ったな……』
スペリオルセイザー『しかし、ダークエンパイアとの厳しい戦いが続く』
ヴィクトレイヴァーダグオン『だが、俺たちは負けるわけにはいかない』
そう言って視線を下に向けると、多くの街の人達が感謝の声を上げていた。その中にはスバル班も混じっていた。
ヴィクトレイヴァーダグオン『みんなの為にもこれからも戦い続けよう』
ヴィクトレイヴァーダグオンの言葉に2体は頷くと、人々に向かってサムズアップをする。決意を新たに勇者達はこれからも戦い続けるのだ。
《ED:風の中のプリズム》
次回予告(BGM:輝け!ダグオン)
たきな「突如として街に巨大な怪獣出現し、破壊活動を開始しました
それもただの生物ではなく、中身はロボットの怪獣ロボットでした。
そしてそれは不知火党が送り込んだ刺客による攻撃でした
どうやら不知火党は生物学の権威の博士を混乱に乗じて拉致を企んでいた!
そんなことはさせません!絶対に!
次回…新世紀勇者戦記 ブレイブ・リコリス
『襲撃!ロボット怪獣の脅威!!』
次回もトライダグオン!」
いかがでしょうか?
セイザーズの新たな力、スペリオルセイザーのお披露目でした!ファイバードから始まった3体合体勇者の追加戦士による4体合体はずっと考えていたので今回はお披露目になりました!
そして次回は不知火党との戦いになります!
それではまた次回!