それではどうぞ!
《OP:ALIVE》
零『心の暴走』
アメリカの天野誠司が勤めてる研究施設……現在とある研究室では1人の女性が何やら操作していた。
誠司「どうですか?アンジュ博士」
アンジュ「天野博士……」
アンジュと言われた女性はアンジュ・スタリ―という名前で工学研究のプロである。
アンジュ「難しいものです……人工知能を作るというのは」
誠司「人間の頭脳を工学的に再現した人工知能のですか」
アンジュ「ダークエンパイアの2人目の刺客や更に増え始めた凶悪犯罪組織に対抗するために人工知能を搭載したロボットが必要なんです」
誠司「しかし、それはまた危険を含みます」
アンジュ「分かってます。それでも必要なんです彼らだけでは限界があると思います。少なくとも戦力アップを測れると思うんです。それに天野博士だって新しいマシンの開発をしてますよね」
誠司「えぇ。零君のヴィクトレイヴァーダグオンの新たな力となるために……そういえば明日零君たちが来ますよ」
アンジュ「本当?」
誠司「えぇ。私が開発しているマシンを見に来るのと、貴方の事も伝えております」
アンジュ「ありがとうございます……楽しみだわ」
そして翌日を迎え、ブレイヴァーフォートレスとスカイエクシードが飛行していた。コクピットにはブレイヴァーフォートレスには零とせつなが乗っている。スカイエクシードにはたきなとクルミが乗っている残りのメンバーは万が一に備えて待機している。
スカイエクシード『しかし、誠司博士が見せたいものってなんだろうな?』
零「誠司博士の方がわからないが、もう1人アンジュ・スタリ―っていう人が俺たちに会いたいとか?」
クルミ『アンジュ・スタリ―って確か……工学研究のプロだろ?最近、人工知能の研究しているとか』
たきな『そんな人がどうして?』
零「おっと、もうそろそろ到着だ。そん時に聞けばいいだろう」
ブレイヴァーフォートレスとスカイエクシードが近づくと施設の巨大なハッチが開かれると開いてハッチの中にブレイヴァーフォートレスとスカイエクシードが施設内に入った。
それぞれ着陸し、コクピットから降り、エクシードライブはロボット形態に変形する。
せつな「ぱぱ……!」
誠司「せつな!元気にしてましたか」
せつな「ん」
せつなが誠司に近づくと誠司はせつなを抱きかかえる。そして零とエクシードライブに近づく人物が1人いた。
アンジュ「貴方達が零君とエクシードライブ?」
エクシードライブ『そうだがあんたは?』
アンジュ「私はアンジュ・スタリ―と申します」
アンジュはそう言うとお辞儀をする。その後、二手に分かれていた。零とせつなは誠司と共に歩いていた。
零「それで誠司さん。俺に見せたい物ってなんですか?」
誠司「それはこの奥ですよ」
そう言って案内されたのは、分厚い扉だった。
零「この奥ですか?」
誠司「えぇ、そうですよ」
そう言って誠司が扉の横についている操作パネルを操作すると扉が開かれた。零とせつなは入っていくと手摺がついている場所まで歩いて行くと広い空間があり、視線を下に向けると……
零「これはっ!?」
せつな「わぁ~!」
零とせつなが見たのは紅蓮の色合いをして、所々に内部が剝き出しの4つのメカで鳥型のようなステルス機と先端にドリルが搭載されてる軽戦闘機と同型の背部にレーザーの銃口がついてる軽戦闘機と2門の大砲がついている大型装甲車の4つのメカだった。
誠司「どうですか?」
零「誠司さん。このメカは?」
誠司「ダークエンパイアとの戦いも激しくなっています。セイザーズのパワーアップした今、ヴィクトレイヴァーダグオンに戦力アップが必要になると思い……極秘に開発していました」
せつな「すごい……Vクリスタルの力も使ってる?」
誠司「そうですね。未だ完成にはしばらくかかりますが、必ず零君の力になります」
零「ありがとうございます……あっ、もしかしてエクシードライブが呼ばれたのも」
誠司「はい。皆さんとは別に新しい勇者を開発するプロジェクトが進行しています。零君やエクシードライブが任務を終えて地球を去った後やセイザーズが再び眠りについた際に地球を守る勇者達が必要になるはずです」
零「だから工学研究のプロのアンジュ博士がここに?」
誠司「えぇ、そうですね」
そして場所は変わり、アンジュに案内されているエクシードライブとたきなとクルミが会話をしていた。
クルミ「なるほど。それで人間の脳を再現した人工知能を搭載したロボットの開発をしてるってわけか」
アンジュ「えぇ、そうよ。名称は『超AI』よ。それにしてもあのウォールナットの正体が……こんなおチビちゃんなんてね」
クルミ「悪かったな。おチビちゃんで……」
たきな「しかし、人工知能が暴走する危険が……」
アンジュ「それも否定できないわ……でも私は超AIが心を学習し、人の心を持ったロボットが今の世界には必要なのよ」
エクシードライブ『科学者なら完璧な人工知能を開発を求めると思ったがな……』
エクシードライブのその言葉に、アンジュは突如その場で止まり振り向く。
アンジュ「完璧に何の意味があるの?完璧なんて物は人の成長を阻害する障害でしかないのよ。超AIに完璧なんて必要ないのよ。必要なのは人間なのに不完全な心よ」
エクシードライブ・たきな・クルミ「『……』」
アンジュの言葉に3人は圧巻としていた。完璧なロボットを作るのではなく不安定な人の心を持ったロボットを作る。それがどれ程の危険な物なのかは重々承知だ。しかし……
アンジュ「不完全だからこそ、人は支え合って生きることができる。超AIにはそんな心を学んで欲しいのよ」
まるで母親のような表情で語るその姿は、これから誕生する我が子が立派に成長することを待ち遠しいと思う感情なのだろうと感じた。
エクシードライブ『分かりました。アンジュ博士、どこまでできるか分かりませんが協力します』
クルミ「僕もできる限り協力するよ」
アンジュ「ありがとう。この奥よ」
そして再び案内されるのだった。そんな時、遥か宇宙の彼方から何か隕石のような物体が地球に向かって接近していた。それはアメリカのNASも観測していた。
NAS職員A「地球に接近する物体を観測しました」
NAS職員B「何か電磁波のような物を発生しています。落下場所は……アメリカです!?」
NAS上官「っ!?今すぐホワイトハウスに連絡だ!?」
NASは急いで対応していた。そんな事が起きてるいる中、アンジュに案内されて入った部屋ではとあるロボットと向き合っていた。
たきな「これが超AI搭載したロボットですか……」
アンジュ「まだ試作の段階だけどね」
『ハジメマシテ……ワタシハ、
アンジュ「未だ機械的な返答しかできないのよ」
エクシードライブ『まぁ、これから人間らしい感情を学んで行けばいいさ』
G-01『ハイ、ヨロシクオネガイシマス。シカシ……ドウマナベバイイカガワカリマセン』
エクシードライブ『難しく考えなくてもいい。今、この瞬間に感じた自分の思いをそのまま表現すればいいんだ』
G-01『オモイヲヒョウゲンスル……』
たきな「そうですね。ですが、それも難しい事です。その時、感じた感情に飲まれて過ちを侵すことだってあるんですから」
G-01『マダ、ヨクワカリマセン……』
アンジュ「それもこれから学べばいいのよ。さぁ、始めましょう」
アンジュが実験を始めようとした瞬間、施設内の警報が鳴り響いたのだった。
たきな「警報!?」
零「一体……」
誠司「何かありましたか?!」
職員『宇宙から飛来する物体が、この施設の近くに落下する見込みです!』
零「エクシードライブっ!行くぞ!」
エクシードライブ『了解!』
宇宙から飛来した物体は施設の10㎞離れた場所に落下した。そこに、バイク型の形態のヴィクティニウルフに乗り込んだダグブレイヴァーは、エクシードチームと共に落下した場所に向かっていた。
エクシードライブ『間もなく落下地点だな。……落下地点中心に電磁波が発生してるな』
ダグブレイヴァー『っ!ここで停止だ!』
ダグブレイヴァーの号令で全員停止する。ダグブレイヴァーはヴィクティニウルフから降り、エクシードチームもロボットモードに変形する。
ダグブレイヴァー『慎重に近づこう……俺たちにどんな影響があるかわからないからな……』
エクシードライブ『そうだな。エクシードチームは待機だ』
ダグブレイヴァーとエクシードライブのみが近くと突如落下した物質が浮かび上がった。
ダグブレイヴァー・エクシードライブ『っ!?』
浮かび上がった物質は5mサイズのテトラポットのような形状をしていた。
エクシードライブ『なんだこいつは……!?』
ダグブレイヴァー『慎重にいこっ……!?』
すると物質の中心が突如として目のように開眼したと思ったら、頂点から触覚のようなものが生えるとスパークが走ったと思ったら、一気に電磁波が広がった。
ダグブレイヴァー・エクシードライブ『ぐあぁぁぁぁぁぁっ!?』
電磁波の影響でダグブレイヴァーとエクシードライブの頭部に頭痛のような強烈な痛みがくる。
たきな「零さん!?」
せつな「エクシードライブ!?」
施設に待機していたたきなとせつなが驚愕する中、施設内でもトラブルが発生していた。
誠司「どうしました!?」
職員A「博士大変です!?施設の電子機器に不具合が!?」
誠司「あの電磁波の影響……」
せつな「ぱぱ!?」
誠司「?……っ!?」
誠司がモニターに視線を向けると信じられない光景が映った。
ダグブレイヴァー『ぐあっ!?』
エクシードライブ『エクシードチーム!やめっ……ぐあっ!?』
なんとエクシードチームが突如としてダグブレイヴァーとエクシードライブに攻撃を始めたのだった。
たきな「一体……どうなって……まさか電磁波の影響!?」
ヴィクティニウルフも痛みに動けずにいて、ダグブレイヴァーとエクシードライブも電磁波の影響で動きが鈍い状態だった。
誠司「厄介な能力ですね……」
そこに更なる悲劇が起き始める。
アンジュ『誠司博士!大変です!?』
誠司「どうしました?!」
アンジュ『G-01が暴走を始めました!?』
誠司・たきな・せつな「っ!?」
次々と始まる電磁波の影響……果たしてこの危機にどう対処するのか……
いかがでしょうか?
今回は勇者シリーズでお馴染みの『超AI』が登場しました!
そして次回は暴走した超AIと電磁波を発生する物質との戦闘になります
それではまた次回!