新世紀勇者戦記 ~ブレイブ・リコリス~   作:Xナイト

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今回は成長したG-01の話になります

それではどうぞ!


放て!誓いマグナカノン砲! Aパート

《OP:ALIVE》

 

 

 

 

 

『放て!誓いマグナカノン砲!』

 

 

 

 

 

とある場所、建物が並んでいる場所でとある50mくらいのロボットがいた。緑色の装甲に両肩に大型キャノン砲を備えているロボットが、建物に体を隠しながら周囲を見ていた。そこには別のロボットが出現する。

そして素早く両肩のキャノンで打ち抜くとロボットの姿が乱れ小さく爆発する。更に同じタイプのロボットが次々と出現するが、そのすべてを両肩のキャノンで打ち抜いて行く。すると、後ろに気配がして、振り向くが……

 

『おっと……あぶねぇ。あぶねぇ。』

 

そこにいたのは、タイガーセイザーだったが、その後ろから先程のロボットが出現してマシンガンを発砲する。それを回避すると撃ってきたロボットだけを打ち抜く。すると周りの景色が変わりどこか施設のような光景が広がる。

 

『あ?おいおい、もうシュミレーションは終了か?つまらねぇぜ』

エクシードライブ『流石の射撃性能だな。マグナガンナー』

マグナガンナー『お、エクシードライブ先輩。来てたんですかい?』

エクシードライブ『まぁな。他のみんなも来てるぞ』

 

エクシードライブが窓ガラスがついている部屋に視線を向け、マグナガンナーも視線を向けると、千束やたきなと零もいた。

 

マグナガンナー『みんなも来てたんだな?』

アンジュ『マグナガンナー。貴方の事で話があるから読んだのよ。訓練はここまでよ』

マグナガンナー『はいはい、わかったよレディ』

 

そう言って今いる場所を後にする。

マグナガンナーの様子を見ていた千束達は困惑の表情をしていた。

 

千束「なんかG-01から性格が大分変わったね」

アンジュ「困った事にね。順調に成長してるんだけどね。元になった人物の影響かもしれない」

零「元になった人物ってどんな人だったんだ?」

アンジュ「西部開拓時代のガンマンを人工知能AIで再現して、それをマグナガンナーの人格にしたんだけど……」

エクシードライブ『あんな感じになったと?』

アンジュ「そう。さぁ貴方達も来て、貴方にとってもいい話よ」

 

アンジュに連れられて部屋を出て、エクシードライブはマグナガンナーが出た所から出ていく。

その頃、アメリカ都内の人気が全くない場所で、ガンガンと音楽を流して、3つあるステージの中心にポールが刺さっていて、そこでストリッパーがポールダンスをしていて、その周りで多くの男たちが歓声を上げている状態だった。一番広いステージで広い椅子にふんぞり返りながら、2人の女性を侍らしている1人の男がいた。

 

部下A「ボス!マシンの整備終わりやした!」

ボス「はっ……ならおっぱじまるか!」

 

そう言って、女性2人をどかし立ち上がると全員に声を掛ける。

 

ボス「野郎共!遂に俺たちが暴れる時代が来たぞ!腑抜けたアメリカに目にもの見せてやるぞ!!」

部下達「おぉぉぉ!!

 

地響きのような雄叫びを聞いてボスの男はニヤリと笑った。

そんなことが起きている事も知れず、零達はモニター画面に注目していた。

 

アンジュ「マグナガンナーはロボット形態と戦闘機形態が基本の形態なんだけど……」

誠司「今回は私達のチームも開発に協力して、第3の形態を完成しました」

アンジュ「それがこれよ」

 

そして映し出されたのが、大砲形態に変形したマグナガンナーの姿だった。

 

アンジュ「これがマグナキャノンモードよ」

千束「おぉ!すっごい!」

たきな「しかし、この形態は誰かに扱ってもらわないといけない形態だと思いますが?」

アンジュ「その通りよ」

 

そう言ってアンジュは操作すると映像が切り替わると、マグナキャノンを装備したサイレンエクシードの映像が流れた。

 

零「サイレンエクシードの新装備ですか?」

誠司「えぇ。パワーアップ計画の一端で考えています。射撃の精度に関してはエクシードライブ君に一任されますので、よろしくお願いします」

エクシードライブ『了解!任せてくれ!』

マグナガンナー『Stop!』

エクシードライブ『ん?』

 

椅子に座り腕を組んでたマグナガンナーから声が上がり、みんな視線を向けるとマグナガンナーはそのまま立ち上がりそのまま言葉を続ける。

 

マグナガンナー『悪いが俺はのる気はねぇぜ』

アンジュ「どういうこと?」

マグナガンナー『他人に俺の引き金を引かせたくねぇんですよ。……それじゃ』

千束「あ!ちょっと待ってよ!」

 

千束の制止を聞かずに部屋を出ていくマグナガンナー。

 

アンジュ「全く……自分勝手に成長するんだから」

たきな「G-01の時はあんなに素直な性格だったのに」

エクシードライブ『マグナガンナー……』

 

エクシードライブは弟分のマグナガンナーの心配をするのだった。そして、その夜アメリカの都内で謎の暴走族集団による破壊活動が行われていた。現地の警察達が対応しているが、どのバイクも特殊な改造がされているようで歯が立たない状態だった。その中に1つ、ひと際大きな巨大なバイクが走っていて、その中には暴走族のボスが搭乗していた。

 

ボス「くっくっくっ……暴れろ!暴れろ!奪えるもんは全て奪え!!」

 

ギャング団が暴動の限りを尽くしていると、突然2つのマシンが空から光弾に撃ち抜かれた。

 

ボス「なっ!?何んだ!?」

 

ギャング団が上に視線を向けると、戦闘機形態のマグナガンナーが飛来して来た。

 

ボス「なんだあれは!?」

マグナガンナー『チェンジ!マグナガンナー!!

ギャング団A『ボス!?ロボットですよ!?』

 

マグナガンナーはギャング団達の前に着地する。

 

マグナガンナー『おいおい。平和な町を騒がしているクレイジー野郎共もてめぇらか?』

ボス「てめぇ何者だ!!」

マグナガンナー『てめぇらのようなくそ野郎共に名乗る名なんざ……持ち合わせていねぇよ!』

 

そう言ってマグナガンナーは次々と両肩のマグナショットで打ち抜いて行く。

 

ボス「くっ!野郎共こいつを叩きのめすぞ!」

 

ボスの掛け声と共にバイク型のメカがヒト型に変形して攻撃を開始する。マグナガンナーは次々と来る攻撃を避けながら次々と打ち抜く。そこにエクシードライブとエクシードライブに乗って、たきながやって来る。

 

エクシードライブ『バトルアップ!……エクシードライブ!マグナガンナー!』

マグナガンナー『ん?遅かったじゃねぇか』

エクシードライブ『1人でやろうとするな!』

マグナガンナー『こんな奴ら。あんたらの手を患わせる程の相手じゃねぇよ……俺1人で十分だ!』

 

エクシードライブの忠告も無視して1人で、次々と制圧していく。

 

エクシードライブ『あいつ単独行動を……』

たきな「今は圧倒していますが……何か嫌な予感が……」

 

そんな中、次々と倒される部下達を見てボスは舌打ちして、指示を出す。

 

ボス『おい!残っている数名であれをやるぞ!』

部下『おう!』

 

ボスの乗っているマシンを中心に次々とマシンが合体すると、マグナガンナーと同じ大きさのロボットが完成した。

 

ボス『こいつでてめぇを叩きのめしてやる!』

マグナガンナー『はっ!ようやく歯ごたえのありそうなのが来たな!』

ボス『行くぞ!』

 

ロボットは足のホイールを使って突撃して来て、マグナガンナーはそのまま迎え撃った。

向ってきたロボットの両腕を掴みそのまま力比べを始める。パワーは完全な互角の勝負をしている。

 

たきな「互角ですね……」

エクシードライブ『いや、あいつ本気を出してないな』

 

エクシードライブの指摘した通り、マグナガンナーはまだ余裕そうな表情をしている。

それは相手のギャング団のボスも感じていた。

 

ボス(こいつ……舐めたまねしやがって……!)

ボス『これでもくらえ!!』

 

両腕のドリルが開くと、そこから衝撃波のようなもの噴射して、至近距離で放ちマグナガンナーを吹き飛ばす。しかし、空中で素早く態勢を立て直す。

 

マグナガンナー『野郎っ!』

 

マグナガンナーが視線を上がると、ロボットは既に撤退していた。

 

マグナガンナー『なっ!?待ちやがれぇ!!』

 

マグナガンナーは両肩のマグナショットを乱射して攻撃するが、バイクロボットは攻撃を回避しながら既に遠くに行っている状態だった。

 

マグナガンナー『くっ!逃がさっ……!』

エクシードライブ『よせ、マグナガンナー!』

マグナガンナー『っ!?なんで!?』

エクシードライブ『そもそも、お前の慢心が招いた結果だ!』

マグナガンナー『っ!?』

エクシードライブ『とにかく一端基地に戻るぞ』

たきな「作戦会議ですね」

マグナガンナー『……んな、必要あるか!』

たきな「なっ!?」

エクシードライブ『おい!?』

 

なんとマグナガンナーはたきなを右手で掴んで持ち上げる。

 

エクシードライブ『何をするんだ!マグナガンナー!』

マグナガンナー『俺1人で行ってくるよ。たきな嬢は一緒に連れて行かせてもらうぜ』

たきな「ちょっと離してください!」

マグナガンナー『じゃあな!』

 

たきなの非難も無視してマグナガンナーは変形して、飛び去っていく。

 

エクシードライブ『待て!マグナガンナー!勝手な行動するな!!』

 

エクシードライブの制止も無視してそのままマグナガンナーは飛んでいったのだった。

 

零「たきなを連れて、ギャング団を追いかけた!?」

エクシードライブ『そうなんだ。俺も追いかけてる最中なんだが……』

アンジュ「全く何を考えてるのよ」

 

アンジュは自分が作った、マグナガンナーは勝手に動いた事に頭を悩ましていた。

 

零「千束。俺たちも行くぞ」

千束「そうだね。セイザーズも呼ぶ?」

零「いや、俺たちだけで解決しよう。セイザーズは俺たちが不在の間の防衛をしてもらいたいからな」

誠司「私達はあのギャング団について調べます」

アンジュ「マグナガンナーの事、頼むわね」

千束「分かりました」

 

零は千束共にヴィクトライドロンに乗り込み走り出して行った。ヴィクティニウルフも駆け出しながら共にヴィクトライドロンについて行くのだった。両者はそのまま走り抜けて行くのだった。




いかがでしょうか?

成長したG-01が皮肉屋の性格になったかは、元になった人格に影響をされたという設定になりましたが、これはそれぞれ超AIの個性がバラバラな理由の説明にもなると自分で考えた結果です。

次回はマグナガンナーとエクシードライブとの友情回になります

それではまた次回!
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