今回は新たな勇者の登場になります。
それではどうぞ!
《OP:ALIVE》
その日、宇宙空間から1つの卵の様な形をしたカプセルの様な物が地球に落下していた。
カプセルはそのまま1つの山に落下していた。落下したカプセルはひびが入るとそこからマグマの様な液体が出てきて、そのまま地中に潜っていった。
零『緊急出動!救急警察サイレンエクシード!』
その日、天野家に来ていたクルミ以外のリコリコのメンバー達はとある扉の前にいた。
たきな「この扉の向こうにクルミと天野博士が?」
零「そうそう」
ミズキ「1つの小部屋ですか?」
せつな「前は空き部屋だった……でも、お兄ちゃんが転送装置に改造したの」
千束「え!?そうなの!?」
なんとこの扉が転送装置だという事に驚愕するリコリコメンバー。
零「ブレイズフォートレスを格納している博士の別荘から距離があるからな……」
ブレイズフォートレスは元々天野博士の所有している、研究用の別荘の地下に格納されており、有事の際は別荘近くの山から出撃していたのだった。
ミカ「クルミもその別荘に?」
零「えぇ、あっクルミから後でリコリコにも転送装置を置いて欲しいって言われたので、後で使われてない扉を教えてください」
ミカ「それは構わないが、すぐ出来るのか?」
零「まぁ装置を設置だけなら5分もあれば……」
千束「うほぉぉぉ!楽しみ!!」
翔太「ねぇねぇ、それより早く行こうよ!」
陽子「慌てないの。零君、お願い」
そう言ってダグコマンダーを操作した後、扉を開けると不思議な空間が広がっていた。
千束「うほぉぉぉ!すっごぉっ!!」
零「さっ、行くぞ」
そう言って零が扉を潜るとそれに続いて他のみんなも入っていく。そこにはどこかの基地の様なモニターやら何やら置いてあった。
たきな「この部屋は?」
翔太「じいちゃんと兄ちゃんが、これから来るであろう災厄の為に対応する所だよ」
ミカ「DAの本部と大差ない設備だな……これも君が?」
零「これは全部、博士が用意していた物です。博士は俺が来る前からそのエネルギーを観測していたらしく、準備していたんですよ」
ミズキ「そうなの?」
零「だから博士は災厄に対抗するためのレスキューマシーンも開発をしていた……それがこれから案内する場所です」
そして零が案内する後ろを付いて行くようにみんなが歩きだす。
その途中で、千束はある物を発見する。
千束「あ!ブレイズフォートレスだ!」
窓の向こうにはブレイズフォートレスがメンテナンスを受けていた、更にその下にはブレイズホーク・ブレイズローダー・ブレイズライナーも同じくメンテナンスを受けていた。
ミズキ「整備してるんですか?こないだも大したダメージを受けてなかったと思いますが……」
ミカ「備えあれば何とかってやつか……」
零「そうですね。さっもうすぐですよ」
そう言って零がある扉の前に来る、そしてその扉を開くとその中には……
5台のマシーンが鎮座していた。その近くに隆とクルミがいた。
クルミ「ん?来たか……」
千束「うぉ―!博士、すごっいですね!」
隆「そうじゃろ!これがわしの開発レスキューマシーンじゃよ!」
ミカ「消防車に救急車、クレーン車にジャンボ機とあれは?」
クルミ「覆面パトカーだ。だだ少し変わっているな」
たきな「変わっている?」
零「実は多段変形を出来るようになっているんだ」
隆「そうじゃ、覆面パトカーに始まり、ジェット機、戦車に変形できるようにしたのじゃ!」
翔太「うわぁ!すげぇな、じいちゃん!」
と盛り上がっている中、せつながある事を聞いてきた。
せつな「おじいちゃん、それは簡単に変形できるの?」
その一言を聞いた瞬間、隆とクルミが下を向く。
零がそれに応える。
零「それをやるためのAIの調整が難航していてな……一応変形できるようにはなっているんだよ」
クルミ「ただ、求められる状況に合わせて変形するのが、難しくてな」
隆「クルミ君にも手伝ってもらってるんだが……」
千束「零さんの宇宙技術でなんとかならないの?」
零「俺はそこまでの専門科でもないから」
たきな「それでは実戦投入はまだ先になりそうですね」
翔太「な~んだ」
すると地下にいても聞こえるくらい雷の音が聞こえ始める。
陽子「あら?雨が降るのかしら?」
ミズキ「おかしいわね。今日は一日晴れのはずですが」
ミカ「恐らく気圧の関係だろ、雨は降ることはない」
別荘の上空では曇りが広がっていた。すると何かを感じた零は上の方を見る。
翔太「兄ちゃんどうしたの?」
零「何か来る」
千束「え?」
そうしてしばらく一つの落雷が別荘に落下したと同時に光輝く玉もやって来て、別荘を包むとそのまま覆面パトカーに稲妻を放ちながら光輝くと伝染するように4台のマシーンも包み込む。
隆「な!?なんじゃ!?」
陽子・ミズキ「きゃっ!?」
千束「翔太君!」
翔太「うわぁっ!?」
たきな「っ!」
せつな「みゅっ!?」
ミカ・クルミ「くっ!」
零「……」
隆が仰天し、陽子とミズキが尻餅をついて、千束とたきなが翔太とせつなを庇うように抱えて、ミカとクルミが後ろに下がるなか、零だけが、片手で顔を隠しながら見守っていた。そしてしばらくして光が収まる。
隆「な、なんじゃったんだいったい……」
たきな「零さん、何か来たって、もしかして宇宙人からの攻撃ですか?!」
翔太「そうなの!?兄ちゃん!?」
零「いや違う……」
すると覆面パトカーの方に歩き出し、目の前に止まると……
零「君はどこから来た?」
零はあろう事か、覆面パトカーに話しかけていた。
千束「ちょいちょい零さん、車に話しかけてどう……」
『お、まさか同業ですかい?』
千束「へ?」
せつな「今誰かいった……」
ミズキ「え、でも誰から……」
零「彼だよ」
『お初にお目にかかりるぜ』
その声は覆面パトカーから発せられていたのだった。
たきな「く、車が喋りましたよ!?」
クルミ「そ、そんなOS入れてないぞ!」
零「彼は宇宙から来た肉体を持たない精神生命体なんだ」
隆「精神生命体?とういうことはわしの作ったマシーンが肉体という事か!」
『ちょうど俺にピッタリな肉体だったからな、借りて貰ったぜ』
零「なら、君はどこから来たんだ?」
『なら、自己紹介を兼ねて……ある時は高性能の覆面パトカー』
そう言って覆面パトカーが独りでに動き、変形する。
『またある時は、超音速ジェット機……』
ジェット機に変わり、更に変形する
『更にある時、戦闘特化の戦車……しかして、その正体は……っ!』
2連装の砲門を備えた戦車に変わり、そこから更に変形する。
『バトルアップ!……』
そして人型へと変形を遂げ、ダグブレイバーと同じ大きなの人型ロボットになった。
エクシードライブ『宇宙警備隊特別救急捜査員……エクシードライブだ』
零「宇宙警備隊の隊員だったのか」
千束「宇宙警備隊?」
零「俺の所属している宇宙警察機構とは別の宇宙に存在している組織だ。だが俺達と同じく宇宙の平和を守る事は変わらないがな」
エクシードライブ『宇宙警察機構って事はダグオンか?』
零「あぁ、広瀬零だ。よろしく」
ミカ「それでここに来た目的は……ここで観測されたマイナスエネルギーか?」
エクシードライブ『宇宙警察機構の奴がここいるなら話が早いな……こっちでも観測していてな……それで特別捜査員の俺がここに派遣されたわけだ』
隆「やはり例のエネルギーじゃったか……」
翔太「でも発生元までは分からないんでしょ?」
エクシードライブ『この地球なのは確かなんだがな……』
零「だが問題はそのエネルギーだけではないようだ……」
そう言って零はエクシードライブが来るまであった出来事を説明した。
エクシードライブ『なるほど、テロ組織に宇宙人からの脅威か……確かに俺らが必要になる案件だな。分かった、これからは俺も協力するぜ』
千束「え!本当に!」
エクシードライブ『これも宇宙警備隊にとっては必要だからな』
翔太「うわっはぁ!頼もしい仲間が来たよ!」
たきな「えぇ、それに救急マシーンに憑依してくれて助かりました。救助がはかどります」
エクシードライブ『という訳だ博士だ。この体とこいつらしばらく使うぜ』
隆「あぁ構わんよ。平和の為なら喜んでじゃ!」
クルミ「後、今後の為に色々調べさせてもらうぞ」
エクシードライブ『あぁ!?解剖とかは勘弁して欲しいぜ!?』
千束「あはは!」
新たな仲間を加わった零達だが、しかし、災害の魔の手はすぐ近くまで来ていたのだ。
地下のマグマを辿りながら都内の地下に潜っている存在がいたのだった。
それはDAの予測AIラジアータでも観測していた。
楠木「状況は?」
秘書「今現在でも移動をしていて、まもなく地下から出現するとラジアータから……」
楠木「あいつらに連絡だ……」
その頃……
エクシードライブ『なるほど……それがマイナスエネルギーが発生した原因か』
翔太「そうなんだよ。零兄ちゃんの話だとそうかもって」
翔太とせつなは新しく仲間に加わったエクシードライブに今までの事を大まかな説明をしていた。
エクシードライブ『それでどんな奴なんだ?その…真島ってやつは』
せつな「お姉ちゃん達の話だと、聴覚が凄い発達してる人なんだって」
翔太「それに必要以上に千束姉ちゃんを狙ってたんだって」
エクシードライブ『千束を?なんでまた……』
翔太「千束姉ちゃんがそいつを互角に戦える相手なんだって」
エクシードライブ『それが今度は零を狙って来てるってわけか……』
一方、上の階の方では、ミカが楠木からの電話を聞いて、その内容をみんなに伝えていた。
零「地下で何かが?」
ミカ「そういう事らしい、何か心当たりは?」
零「流石に情報が……」
すると別荘に備え付けられた警報が鳴りびく。
隆「ん!何か起き始めたか!」
そう言って隆がモニターを起動していると、警報を聞いて翔太とせつなもやって来る。
それと同時にモニターが映りだす。そこには……
たきな「なっ!?これは……!」
ミズキ「なんで、都内でマグマが吹き出てるの!?」
そこには、アスファルトからマグマが吹き出している状況だった。
ミカ「一足遅かったか!」
隆「こりゃいかんぞ!?」
翔太「兄ちゃん!行こう!」
千束「待って、待って、翔太君はダメだって!」
翔太「なんでだよ!俺だって役に立つよ!」
零「翔太、悪いがエクシードライブと出動してくれないか」
そう零が言った事に、みんなが驚いた。
たきな「零さん!?何を!?」
零「あいつはまだ、ここに慣れていない。千束とたきなもいざとなれば対処しなければならない。そうなれば翔太がエクシードライブと共にいたほうがいい」
隆「もう!しょうがない!翔太、エクシードライブは任せたぞ!」
翔太「やったっ!!」
千束「もう!たきな、翔太君と一緒に行動して!」
たきな「はい」
零「それと千束とたきなにこれを」
そう言って渡したのはブレスレットの様なものだった。
たきな「これは?」
零「ブレイブグラマー、通信機にもなる。翔太にはこれを機能を一つ追加しているそこのボタンを押してくれ」
そう言って翔太が言われた通りボタンを押すと、ブレスレットが変形し、小型の人型になる。
翔太「うわっ!すっごい!」
零「レイダーだ。君を手助けしてくれる」
隆「よし!それじゃ出動じゃ!」
そこから二手に別れる。零と千束は壁の隠されているスライダーに滑り降りる。その間に零がダグコマンダーを構え、左腕についてるブレスレットを手前で上向きに掲げる。そしてブレスレットのカバーを下にスライドさせ叫び始める。
零「トライ!ダグオン!!」
《BGM:ファイヤーエン変身時BGM》
零の身体にダグテクターが纏われ、最後にヘルメットが装着される。
レイ「ブレイバァァァー!レイ!!」
変身を完了したレイと特殊合金で作られたヘルメットを着用した千束はそのまま滑り降りた時に地下に移動して特殊空間から移動していたブレイズモービルに乗り込むと移動を開始する。その間に地下に格納されているブレイズフォートレスに3台のマシーンが積まれていく。そして勢い良く出口から飛び出すと鎮座しているブレイズフォートレスの艦首まで飛び、そのまま艦首のハッチが開き、格納される。そのままブレイズフォートレスは格納されている場所がそのままリフトアップを開始する。
同じ頃、エクシードライブと4台のマシーンも出撃準備を始める千束と同じヘルメットを着用したたきなと翔太も運転席と助手席に乗り込むとエクシードライブはジャンボ機の前へ移動するとジャンボ機の艦首が左右に開き、そのままエクシードライブを収納すると、ジャンボ機の左右に消防車とクレーン車が連結し、救急車がジャンボ機の後方部も左右に開き、そこに収まる。その後、連結したスカイエクシードはそのまま横方向に移動を開始、ハッチが開き目的の場所に来るとリフトダウンする。
同じ頃、山肌が出てる崖にカモフラージュされているハッチが開閉し、そこから滑走路が伸びていく。そこにリフトアップしていたブレイズフォートレスが滑走路に出てくる。ブレイズフォートレスのエンジンが掛かり、助手席にいる千束がヘルメットのバイザーを下げ、運転席にいるレイがシフトレバーを操作すると進み始めて同時に翼が展開されるとレイがアクセルを踏み一気に加速し、飛び立って行く。
リフトダウンしたスカイエクシードも海中にある出撃用のハッチの前に着くと、ハッチが解放されるたきなと翔太もヘルメットのバイザーを下げると、エクシードライブがスカイエクシードのエンジンを始動し、発進するそのまま海中をしばらく進むと、そのまま海上まで上昇して行き、海上に出ると、ブレイズフォートレスと共に現場に急行した。
いかがでしょうか?
新たに登場した勇者は1作目のエクスカイザーと2作目のファイバードと同じ宇宙警備隊からの使者という設定で、勇者シリーズで頻繁に使われているレスキューマシーンに憑依しています。
名前の由来ですが、メタルヒーローシリーズの『エクシードラフト』と仮面ライダーシリーズ『仮面ライダードライブ』の名前を合わせました。理由としては警察繋がりで名前が合わせやすかったからです。
次回はエクシードライブ率いる『エクシードチーム』の活躍です!
それではまた次回!