新世紀勇者戦記 ~ブレイブ・リコリス~   作:Xナイト

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大破状態のヴィクトレイヴァーダグオン……果たして零達はレッドライノスに勝利を掴めるのか?

それではどうぞ!


ヴィクトリーカイザー見参! Aパート

《OP:ALIVE》

 

 

 

 

 

ヴィクトレイヴァーダグオン『ブレイヴァァァァ……フィニッシュ!!

真島『おらぁぁ!』

 

ヴィクトレイカリバーと角のビームが激突し、辺りに衝撃波が発生した。

 

ヴィクトレイヴァーダグオン『ぐぅぅゥゥゥゥ!!』

真島『ぐっ……!おっら!!』

ヴィクトレイヴァーダグオン『なっ!?』

 

真島は角を操作して、ヴィクトレイカリバーを弾き飛ばし、無防備になった瞬間に角を振り下ろし斜めにヴィクトレイヴァーダグオンの身体を切り裂いたと同時に、左腕の砲台から実弾を放ちヴィクトレイヴァーダグオンの身体に次々と命中し、そのまま後方に吹き飛ばされ、崖の激突した。

 

ヴィクトレイヴァーダグオン『ぐっ……あ・あ・あ……』

 

そして、身体からオイルが血のように流れ、最後に見た光景が、飛び去るレッドライノスの姿だった。

 

 

 

 

 

『ヴィクトリーカイザー見参!』

 

 

 

 

 

零「う……あ……はっ」

 

零が目を覚まして見た光景は白い天井だった。

 

零「ここは……?」

AZKi(あずき)「零さん……!」

零「AZKi(あずき)ちゃん……?……っ!大丈っ……ぐっ!?」

AZKi(あずき)「っ!無理しないでください!?傷が開きますよ!」

 

無事なAZKi(あずき)の姿を見て、勢い良く起き上がった零だが、突然襲って来た激痛に苦悶の表情を浮かべ、AZKi(あずき)がゆっくり寝かせる。そこに扉が開き、翔太や隆達が入って来て、その中には誠司の姿があった。

 

隆「おぉ、零。目を覚ましたか!」

翔太「大丈夫?兄ちゃん」

零「博士……俺どうしてここに?」

陽子「零君?どこまで覚えてる?」

零「えっと……レッドライノスが飛び去った辺りまで……」

AZKi(あずき)「その後、千束ちゃんとたきなちゃん達が来て、私達をここに……」

翔太「AZKi(あずき)姉ちゃんには、その時に説明したよ」

零「そうか……。博士、俺のヴィクトレイヴァーダグオンは?」

隆「ヴィクトライドロンは軽微のダメージで済んだのじゃが……」

誠司「ブレイヴァーソニックとブレイヴァーアルファはほぼ大破状態で修理に時間が掛かかります」

零「それで誠司博士が?すみません。ご迷惑をお掛けして……」

誠司「いえ。貴方が無事で何よりですし、ヴィクトレイヴァーダグオンの改修作業もできますから問題ありません。ですのでヴィクティニウルフも出撃はできません」

零「そうですか……」

誠司「しかし、悪いニュースばかりではありませんよ」

 

誠司がそう言うとタブレット端末を零に見せる。そこには、とあるロボットの画像があった。

 

零「これは……」

誠司「君の新たな力……ヴィクトリーカイザーです。もう間もなく完成しますよ」

翔太「兄ちゃんが回復する間は、俺や千束姉ちゃん達とエクシードライブ達が頑張るから!」

隆「先ずはゆっくり休んでおれ」

陽子「AZKi(あずき)。零君をお願いね?」

AZKi(あずき)「はい」

零「すいません……」

 

零はそう言って目を閉じて、眠りに付こうとしたが……。

 

真島(平和の影には弱者がいるだろう?そんな世界何ぞ、胸糞悪りぃんだよ。だからそんな世界に混沌をもたらす存在が必要なんだよ)

零(そんなはずはない……誰もが平和を望んでいるはずだ。そんな人々を守りたいからダグオンになったんだ!……教えてくれ父さん、俺はどうしたらいいんだ……)

 

真島に負けた事で悔しさを感じ、ここにはいない父親に教えをもらうとしたが、答えが返ってくるわけもなく……悔しさで布団の中で拳を強く握りしめるのだった。

その頃、指令室では慌ただしい状態だった。

 

ミカ「千束!セイザーズ達と向かってくれ!」

隆「ミカ君、どういう状況じゃ!」

 

駆けつけた隆達がミカに現在の状況を聞きにきた。

 

ミカ「それがヴィクトレイヴァーダグオンが敗北した事で、悪人達が世界各地で暴動を起こしていて」

翔太「なんだよそれ!要は零兄ちゃんがいないと何もしない卑怯者達じゃんか!」

ミカ「今は、アメリカでマグナガンナーが、イギリスではエクシードチームが対応している」

クルミ「たきなはエクシードチームと一緒にいるぞ。ほんで日本にも現れて千束とセイザーズが向かっている」

 

そして町では15mくらいのロボットが町を破壊している状態だった。

 

悪党A「キャッキャッキャッ!ヴィクトレイヴァーダグオンがいないじゃ!やりたい放題だぜ!」

スバル「ふざけんな!ヴィクトレイヴァーダグオンがいなくても!スバル達いるの忘れんな!」

 

大空班が総動員で対処しているが……

 

ラプラス「いやいや!?スバル班長!流石に体格差を考えてくださいよ!?」

みこ「うぅ~。やっぱりヴィクトレイヴァーダグオンがいないのはキツイにぇ~!?」

 

そしてロボットが警察車両を破壊している時に……

 

『そこまでです!』

悪党A「あ!?」

 

そこに駆けつけたのはセイザーズと特殊なヘルメットを装着した千束だった。

 

千束「おい!悪党共!ヴィクトレイヴァーダグオンがいなくても!セイザーズがいること忘れんな!」

悪党A『はっ!ヴィクトレイヴァーダグオンの腰巾着なんかに負けるかよ!』

タイガーセイザー『ほざいてろ!ホアチャ!!』

 

向かって来た悪党のロボット軍団にセイザーズが向かって行き、戦闘を開始した。

同じ頃アメリカでも、次々と出現するギャング団をマグナガンナーが撃ち抜いて行く。

 

マグナガンナー『有象無象がいくら現れても、俺の弾丸が撃ち抜くぜ!』

 

それはイギリスでも……

 

たきな「エクシードチーム!戦闘が終了したら、人命救助作業をお願いします!」

エクシードライブ『了解!ベストを尽くすぞ!』

 

そう言ってエクシードチームは行動を開始した。その頃、真島はレッドライノスで飛行しながらつまらなそうな表情をしていた。

 

真島(あいつに勝ったはずなのに、勝利の喜びが何も感じねぇ……俺はただ闘争を求めていただけなのか……?)

真島「クッソ、ムカつく!!」

 

真島は鬱憤を晴らすように、レッドライノスを操作した。その頃、悪党のロボット軍団を退治する為に海岸近くまで来ていた。千束とセイザーズは対処を終えていた。

 

シャークセイザー『ふぅ……やっと片付いたでありますな』

ダイノセイザー『そうだな。これで帰れるな』

ホークセイザー『ん?何か接近します!』

 

ホークセイザーが海の方接近した存在を視認すると、接近していたものは……

 

ホークセイザー『あれは……レッドライノス!?』

タイガーセイザー『何!?』

千束「ホークセイザー!迎撃して!」

ホークセイザー『了解!』

 

そう言ってホークセイザーが飛び上がり、ビークルモードに変形すると、レッドライノスに攻撃を開始する。

 

真島「?」

ホークセイザー『レッドライノス!ヴィクトレイヴァーダグオンの仇を討たせてもらいます!』

真島「今日の俺は機嫌が悪りぃんだよ!!」

ホークセイザー『ぐぁっ!?』

 

そう言って真島が反撃するとホークセイザーに命中する。

 

タイガーセイザー『っ!?ホークセイザー!!』

ダイノセイザー『こんのっ!!』

 

そう言ってダイノセイザーもレックスモードに変形する。

 

ダイノセイザー『ダイノガンナー!!

 

ダイノガンナーで攻撃を開始し、レッドライノスは回避するが、近くで爆発して、爆風を受ける。

 

真島「ちぃっ!……ぐっ!?」

 

更に機体に衝撃が来ているのに気付き、視線を向けると、タイガーセイザーとシャークセイザーも遠距離攻撃用のバルカン砲で攻撃していた。そして、その中には……

 

千束「真島!アンタをここで止める!!」

 

千束の姿もあったのが、見えた。

 

真島「アランリコリス……!いいぜ。そんなに戦いたいなら相手になってやる!」

 

そう言って機銃砲で弾幕を張った後、ロボット形態に変形して、セイザーズの前に着地する。

 

タイガーセイザー『俺達の力!見せてやるぞ!』

ホークセイザー『主!合体命令を!』

千束「うん!セイザーズ!合体だよ!」

セイザーズ『了解!

 

 

 

《BGM:ペガサスセイバー合体時BGM》

 

 

 

上空に飛び上がったダイノセイザーが分離し、ホークセイザーが身体を折り畳むように変形を行い背部となり。タイガーセイザーは胴体部と両腕に変形し胸部の部分には虎の顔が飛び出すように出現し、分離したダイノセイザーのパーツが合体する。シャークセイザーは下半身になるように変形した。そして胴体部のタイガーセイザーと下半身のシャークセイザーが合体し、そのまま上から重なるようにホークセイザーが合体し、両足に分離したパーツが合体。出現した頭部に装飾が追加され、最後にダイノセイザーの尻尾が追加された両刃剣のようなセイザーランスを握り、ダイノセイザーの2つのシールドとティラノサウルスの頭部が合体したシールド持って合体が完了する。

 

スペリオルセイザー『合体!スペリオル……セイザーァァァァ!!

 

合体したスペリオルセイザーは、その場に着地する。

 

スペリオルセイザー『天に代わって、悪を討つ!』

 

それをダグコマンダー越しに聞いていたのか、零が飛び起きる。

 

零「やめろ!セイザーズ!!……ぐっ!」

 

それはモニター越しで隆達も見ていて、千束に指示を出した。

 

ミカ「千束!何を考えてる!?早く逃げるんだ!」

クルミ「いくらなんでも、レッドライノス相手だと、危険すぎる!」

 

それは別の地で活動していたエクシードチームとマグナガンナーの耳にも届いた。

 

エクシードライブ『たきな嬢……!』

たきな「はい!千束!スペリオルセイザーで真島に挑むなんて無茶です!止めてください!」

千束『……』

 

しかし、千束から返答が返ってこない。たきなは続ける。

 

たきな「千束!!」

千束『真島をこのままにはしておけない。それに……私もあの時の決着付けないとね!』

たきな「千束!?」

 

千束はそう言って、レッドライノスと向き合う。

 

真島『どうやらお前との決着が付きそうだな。アランリコリス!』

千束「行くよスペリオルセイザー!ここで真島を止めるよ!」

スペリオルセイザー『了解!うおぉぉ!!』

 

武器を構え突っ込んで行くと、レッドライノスは回避して膝蹴りを腹部に叩き込み、そのまま一方的に攻撃をする。それをモニターでドクタージャルダンも見ていた。

 

ドクタージャルダン「最近、姿を見せんと思ったら、随分と荒れとるのぉ……まるで血に飢えた猛獣じゃのぉ……」

ドクタージャルダン(どこまでも戦いの中でしか、生きられん男じゃ……)

 

そう言ってどこか楽しそうに眺めていた。その頃、零にお粥を作っていたAZKi(あずき)が病室に持って来ていた。

 

AZKi(あずき)「零さん、お粥作っ……た……よ?」

 

しかし、ベットは物家の空だった。

 

AZKi(あずき)「もしかして……っ!?」

 

AZKi(あずき)はお粥を置いて、病室を飛び出して行った。

レッドライノスは右腕のパイルバンカーで、スペリオルセイザー突き刺そうとしたが……

 

千束「今だよ!」

スペリオルセイザー『っ!』

真島『何!?』

スペリオルセイザー『ダイノブレイズ!!

 

態勢を低くして、パイルバンカーを回避したと同時にシールドからダイノブレイズ放ちレッドライノスに攻撃をして後方に吹き飛ばされ、着地する。

 

千束「どうしたのかな?ご自慢の聴力は使わないのかな?」

スペリオルセイザー『言ったはずだレッドライノス!ここでお前を倒すと!』

真島『その気迫だけは褒めてやる……』

真島「しかし、気持ちだけでは俺には勝てねぇぞ!」

スペリオルセイザー『ほざくな!!』

 

再びスペリオルセイザーはセイザーランスで斬りかかるが、レッドライノスはどれも回避すると、腹部に肘を打ち込み、そのまま殴り飛ばす。後方には騒ぎを聞き駆け付けた。大空班がいた。

 

スバル「くっそぉ~調子に乗りやがって!」

奏「やっぱりスペリオルセイザーじゃ、レッドライノスには勝てないの!?」

ノエル「そんなことないよ。奏ちゃん!勝利を信じようよ」

 

大空班はスペリオルセイザーの勝利を信じて見守る。その中にはビルの影に隠れていたリコリス達の姿もあった。

 

フキ「たく千束の奴、手出しすんなって……んなこと言ってる状況かよ……!」

 

フキが悪態を付くが、しかし周りに人がいるので手出しが出せない状況だった。




いかがでしょうか?

レッドライノスに戦いを挑んだスペリオルセイザーだが、レッドライノスに押されている状態。

果たしてレッドライノスに勝利できるのか……

それではまた次回!
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