新世紀勇者戦記 ~ブレイブ・リコリス~   作:Xナイト

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今回はレッドライノスとの決着と新しい勇者の登場になります!

それではどうぞ!


ヴィクトリーカイザー見参! Bパート

レッドライノスとスペリオルセイザーの戦いは更に激しくなっていた。

 

真島『おらっ!!』

スペリオルセイザー『っ!!』

 

レッドライノスのキックを躱し、シールドを構えて突撃する。

 

スペリオルセイザー『シールドファングゥゥっ!!

 

シールドファングを飛び上がって回避すると、そのまま戦闘機形態に変形して、バルカン砲で牽制しながら、近づくとそのまま人型に変形して、蹴り飛ばす。

 

スペリオルセイザー『ぐわぁぁぁぁぁぁ!?』

 

後ろに倒れ込んだスペリオルセイザーを見下ろすように着地するレッドライノス。

 

真島『ははは。どうしたアランリコリス?生身での戦闘はともかくロボットの戦闘はダメなようだな』

千束「くっ……」

 

千束は悔しそうな表情を浮かべる。その様子をモニターで見ていた隆達も歯がゆい思いをしている。

 

ミカ「いくら千束でもヴィクトレイヴァーダグオンを倒したレッドライノスに乗った真島が相手では……」

隆「このままでは……誠司!ヴィクトリーカイザーの進捗状況は!」

誠司「まだ何も連絡がないです。時間的に完成してもおかしくないのですが……」

翔太「でも、このままじゃ……」

 

指令室にいる全員が不安そうな表情を浮かべる。その頃、誰もいない格納庫で修理が終わり、鎮座しているヴィクトライドロンに歩いている人物がいる。そこには肩腕を包帯で固定している零だった。

 

AZKi(あずき)「その怪我で行くの?」

 

そこにAZKi(あずき)が来て零を引き留める。

 

AZKi(あずき)「その怪我で行くなんて無茶よ!今、エクシードチームやマグナガンナーが駆け付けてくれるわ!」

零「それじゃ、間に合わない。それに俺はあいつに負けたままじゃダメなんだ」

AZKi(あずき)「でもヴィクトレイヴァーダグオンも出撃出来ないのに……」

零「AZKi(あずき)ちゃん。ヴィクトレイヴァーダグオンが使えるか、どうかじゃない……それにここで立ち止まったら、父さん達に合わせる顔がない。俺が尊敬してる父さん達ダグオンはどんな相手でも立ち向かった。例え、勝ち目がない戦いでも最後まで諦めずに戦い勝利を掴んで来たんだ」

AZKi(あずき)「……零さん」

零「そんな父さん達みたいな勇者になりたいから……俺はダグオンになったんだ!」

 

そう言って零は包帯を取り外す。それを見たAZKi(あずき)は駆け寄り背中に抱き着いた。

 

AZKi(あずき)「だったら……必ず帰って来るって約束してください」

零「AZKi(あずき)ちゃん……」

AZKi(あずき)「どんなことがあっても私は信じてます。零さんが勝つって……」

 

そう言って零から離れたAZKi(あずき)は零の背中をそっと押す。零は躓くことなくそのまま駆け出し、ヴィクトライドロンに乗り込み、動き出す。その時、AZKi(あずき)向かってサムズアップをしてからそのまま走り出した。AZKi(あずき)はその様子を祈りながら、眺めていた。

 

スペリオルセイザー『くらえ!必殺!スペリオル……!ブレェェイクッ!!

 

高速回転させたセイザーランスでレッドライノスに向かって行くが、レッドライノスは容易く回避すると、そのまま打撃を叩き込み……

 

真島『おら!』

スペリオルセイザー『ぐわぁぁっ!?』

 

タックルを受けたスペリオルセイザーはそのまま後ろの建物の壁を突き破りながら倒れ込んだ。

その様子を見ていたスバルは自身のパトカーに拳を叩きつける。

 

スバル「くっそぉ~レッドライノスの奴……なんて強いんだ!」

ビジュー「ヤッパリ……ヴィクトレイヴァーダグオンは来ラレナイノカナ?」

ネリッサ「ワカラナイワ……」

すいせい「負けるな!スペリオルセイザー!!」

 

スペリオルセイザーは大ダメージを負いながらも立ち上がり、レッドライノスに立ち向かおうとする。

 

千束「スペリオルセイザー!大丈夫?!」

スペリオルセイザー『くぅぅ……おぉぉ……』

真島『もうやめといた方がいいんじゃねぇか?』

スペリオルセイザー『ふざけるな……まだ勝負はついてない……!!』

 

しかしスペリオルセイザーは、立つのもやっとな状態だが、不屈の闘志で尚も立ち向かおうとする。その様子を見たレッドライノスは構える。

 

真島「その根性は見上げたもんじゃねぇか……なら一思いにトドメを刺してやるよ!!」

 

そう言うとレッドライノスは額から突き出した角からサーベルのようなビームが伸ばす。

 

真島『これでトドメだ!!』

 

そして突進しようとするが……

 

そこまでだ!レッドライノス!!

真島『っ!?』

 

真島が声をした方を見ると……そこには工場の煙突の上で腕を組んで立っているブレイヴァァー・レイの姿があった。

 

千束「零さん!?」

真島『生きていたのか!!』

レイ「悪が蔓延る限り……俺は不滅だ!!」

 

指令室の隆達も驚いた表情をしていた。

 

隆「零の奴!何をしとるんじゃ!?」

 

そこに扉が開きAZKi(あずき)が入って来ていた。

 

陽子「AZKi(あずき)ちゃん、零君を止めなかったの?」

AZKi(あずき)「止められなかったです。でも私は零さんを信じます。必ず勝利すると」

 

そう言ってAZKi(あずき)はモニターに視線を移し、隆達もモニターを見る。

 

 

《BGM:融合合体ダグターボ時BGM》

 

 

零「融合合体!

 

その掛け声と共にレイがヴィクトライドロンからすり抜ける様に屋根に仁王立ちし、ヴィクトライドロンは、人型に変形する。変形したヴィクトライドロンの足元に立ったレイが蜃気楼の様に、同じ大きさまで巨大化し溶け込む様に一体化すると同時に、瞳に光が宿る。

 

ダグブレイヴァー『ダグ…ブレイヴァァァァ!!

 

纏った炎を散らし、ダグブレイヴァーに合体し、レッドライノスに向かって行く。レッドライノスは迎え討つが、ダグブレイヴァーは持ち前のスピードで翻弄しながら……

 

ダグブレイヴァー『はぁぁぁっ!!』

真島『ぐっ!?』

 

確実にダメージを与えるが、ダグブレイヴァーの攻撃ではレッドライノスに余りダメージを与えられない。

 

真島『調子に乗るな!!』

 

レッドライノスに次々と大打撃を受けるダグブレイヴァー。

 

ダグブレイヴァー『ぐわぁぁぁぁぁぁ!?』

翔太「零兄ちゃん!?」

陽子「零君!しっかり!」

せつな「零お兄ちゃん……!?」

 

すると指令室に着信音が鳴り、発信源の方を見ると、誠司の携帯電話だった。

 

誠司「?…………まさか!」

 

その頃……

 

ダグブレイヴァー『ぐっ……がはっ!?』

真島『ふふふ……』

 

倒れたダグブレイヴァーをレッドライノスが踏みつける。

 

真島「もう逃がさんぞ……!正義のヒーロー」

 

そう言って左腕の銃口を向け、ターゲットをロックする。

 

真島『これで終わりだ!!』

 

銃弾が放たれようしたその瞬間…………レッドライノスに向かって大型の飛行メカが近づいた。

 

真島『何っ!?』

 

レッドライノスは咄嗟に回避すると、飛行メカはそのまま空中を飛んでいた。その時、誠司から通信が入る。

 

誠司『零君!頼もしい援軍の到着です!アメリカから直送された物です!』

ダグブレイヴァー『まさか……あれが!』

誠司『そうです。それがヴィクトリーカイザーに合体する大型飛行ジェット形態のヴィクトリーダイバーです!』

 

ヴィクトリーダイバーの全貌は先端部分にドリルが備わり、上部に砲台がついているほか、左右下腹部にはキャタピラーに加え、上部には巨大な翼がついている紅蓮のジェット機だった。

 

ダグブレイヴァー『ヴィクトリーダイバー!よーし……ヴィクトリーカイザーに合体だ!!』

 

そう言ってダグブレイヴァーは立ち上がり、その場を飛んで合体態勢に入る。

 

 

《BGM:マイトカイザー初変形時BGM》

 

 

ダグブレイヴァー『紅皇合体(こうおうがったい)

 

その掛け声に反応し、ヴィクトリーダイバーが鳥型のようなステルス機、先端にドリルが搭載されてる軽戦闘機と同型の背部にレーザーの銃口がついてる軽戦闘機と大型装甲車の4つのメカに分離し、折りたたんだダグブレイヴァーに軽戦闘機2機が前方と後方に合体し、腹部と腰部になり、上半身に変形したステルス機と下半身に変形した大型装甲車が変形したダグブレイヴァーに合体と同時に収納された両腕が展開、更に頭部が出現して、大きな翼が展開されて合体が完了する。

 

ヴィクトリーカイザー『ヴィクトリィィィ……カイザーァァァ!!

 

合体したヴィクトリーカイザーが着地し、その勇姿を見せる。そこにレッドライノスが向き合う様に着地する。

 

真島『新しいロボットの登場か……』

ヴィクトリーカイザー『そう……その通り!このヴィクトリーカイザーがお前を倒す!』

 

ヴィクトリーカイザーの勇姿を見た大空班たちは目を輝かせていた。

 

みこ「カッコイイにぇ~~!!」

ビジュー「スッゴォォイ!!」

スバル「しかし、どんだけロボットがあるんだよ……」

 

ヴィクトリーカイザーとレッドライノスの戦闘が始まろうとしていた。そこにスペリオルセイザーが加わろうとした。

 

スペリオルセイザー『ヴィクトリーカイザー……私も……』

ヴィクトリーカイザー『いや、ここは俺に任せてくれ!こいつだけは……俺の手で決着を付ける!』

 

そして……

 

真島「勝負だ!正義のヒーロー!!」

 

レッドライノスのスラスターが燃焼し……

 

零「望むところだ!!」

 

ヴィクトリーカイザーのスラスターにも燃焼……

 

零→ヴィクトリーカイザー・真島『「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」』

 

互いに拳をぶつけ合い、そのまま力勝負をする。

 

真島『なかなかのパワーだな……』

真島「だがこの間の戦いで、てめぇは怪我を負っているはずだ……この勝負の結果はすでに決まってる!!」

ヴィクトリーカイザー『真島……俺にはダグオンの先輩達から授かった不屈の勇気の心がある!悪がいる限り……俺達、ダグオンは不滅だ!!』

 

ヴィクトリーカイザーは掌底でレッドライノスを吹き飛ばす。しかし、レッドライノスは着地と同時に高く飛び上がる。

 

真島『はっ!これでもくらっ……なに!?』

 

レッドライノスは素早く左腕を構えるが、そこには既にヴィクトリーカイザーの姿が無かった。

 

真島「…………っ!?後ろか!?」

ヴィクトリーカイザー『とぅあぁぁぁ!!』

 

真島は自分の優れた聴力で、ヴィクトリーカイザーの居場所を見つけて、不意打ちを回避し、今度は互いに空中での格闘戦に入った。それを指令室から見ていた隆達も……

 

隆「よぉし。レッドライノスを完全に圧倒しておる!」

クルミ「すっげぇ性能だぜ……ヴィクトリーカイザーは!」

翔太「このまま一気に勝負を決めれば!」

 

ヴィクトリーカイザー『うおぉぉぉぉりゃっ!!』

真島『ぐはっ!?』

 

打撃の攻防戦の隙を付いて、ヴィクトリーカイザーの踵落としが炸裂し、レッドライノスが落下する。何とか態勢を整えて着地するが、膝を付いてしまう。ヴィクトリーカイザー着地すると……

 

真島『くそっ……だったらこれで終わりにしてやる!!』

 

そう言って立ち上がったレッドライノスは右腕で突き刺そうとするが、ヴィクトリーカイザーは回避を続けて、振り下ろした瞬間に受け止めるが……

 

ヴィクトリーカイザー『ぐっ……』

 

何故か膝を付いてしまうヴィクトリーカイザー。

 

せつな「どうしたの!零兄ちゃん!?」

ミカ「やはり怪我の影響で体力が……!」

 

それでも何とか持ち堪えるヴィクトリーカイザー。

 

ヴィクトリーカイザー『負けるわけには行かない……!みんなの為にも……何より……約束を果たす為にも!!』

真島『いい加減くたばれ!!』

ヴィクトリーカイザー『ぐわぁっ!?』

 

ヴィクトリーカイザーを蹴り飛ばしたレッドライノスは高く飛び上がり、突き刺そうとする。

 

AZKi(あずき)「零さん!頑張って!!」

 

AZKi(あずき)の思いが聞こえたのか、ヴィクトリーカイザーは何とか回避すると、レッドライノスのパイルバンカーが地面に突き刺さる。

 

真島「な、何!?」

ヴィクトリーカイザー『今だ!!』

 

ヴィクトリーカイザーは腰から2本の両刃剣を取り出すと、柄同士を連結させてツインブレードが完成する。

 

ヴィクトリーカイザー『カイゼルゥゥ……ブレ―――ドォッ!!

 

そして、カイゼルブレードを弓のように構え、弦を引くような構えをすると光の矢が形成される

 

ヴィクトリーカイザー『カイゼルゥゥ……アローォォォ!!

 

放たれた光の矢は防御したレッドライノスを貫通し、胸部に貫通した穴が開いた。

 

零「真島、確かに平和の影には弱者が不幸になってるのかもしれない……それでも俺は信じてる!必ず誰もが幸せになる平和が訪れる事を!だから俺はこれからも戦い続ける!」

真島「……」

 

真島は啞然とした様子で零の言葉を聞いていた。そして、レッドライノスが爆発すると、爆風の中からレッドライノスのコクピット用のスポーツカーが出てきて逃走した。

 

スペリオルセイザー『やったな!ヴィクトリーカイザー!』

ヴィクトリーカイザー『あぁ、みんなのおかげだ……千束ちゃんもありがとうな』

千束「本当に見てるこっちはハラハラしたよ~」

ヴィクトリーカイザー『さぁ、帰還しよう。みんなが待っている』

 

そう言ってヴィクトリーカイザーと千束を手に乗せたスペリオルセイザーが空を飛んで帰還する

モニターで見ていたAZKi(あずき)が安堵の表情を浮かべた。

 

AZKi(あずき)(零さん……約束、守ってくれてありがとう)

 

一方その頃、何とか脱出した真島だったが、そのダメージは深刻なものだった。そこに誰かが近づく。

 

真島「っ……何者だ……」

「ふふふっ……一緒に来てもらおう。あのお方がお前をお呼びだ」

 

その人物は両肩に亀の甲羅のような物を備え、頭部が蛇の顔で構成された鎧を着た人物だった。

果たして謎の人物が言った……あのお方とは……

 

 

 

 

 

《ED:風の中のプリズム》

 

 

 

 

 

 

次回予告(BGM:輝け!ダグオン)

翔太「イングラムっていう作業用ロボットが大空班の新しい装備として配備されるんだって……

警察用にカスタマイズされたのを狙って、ミリモンが襲いかかってきた!

不知火党もやって来て、もうめちゃくちゃだよ!

ここは、兄ちゃんのヴィクトリーカイザーの力、見せてやってよ!

 

 

 

次回…新世紀勇者戦記 ブレイブ・リコリス

『イングラム護衛作戦』

 

次回もトライダグオン!」




いかがでしょうか?

2号ロボット……ヴィクトリーカイザーの活躍はどうでしたか?
これからの活躍も期待してください!

そして次回はパトレイバーに登場するイングラムことレイバーが登場します!大空班にも新しい力が欲しいな~と思ってたので、今回はパトレイバーを登場させました!

それではまた次回!
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