それではどうぞ!
別荘地下の基地では慌ただしい様子だった。
隆「オオシマ彗星の軌道が変わったじゃと?!」
零「そうなんです。突然の如く軌道が変わったんです!しかも、このままだと……」
そう言って零が操作すると、オオシマ彗星の軌道予測が画面が映されていた。オオシマ彗星が確実に地球に激突するという映像だった。
たきな「しかも……これじゃあ!」
零「あぁ確実に日本に直撃だし……しかも」
零は映像が切り替わると、直撃した時の地球の被害が映されたのだが……
ミカ「日本が確実に沈没……更にアジアやアメリカにも大変な被害が出る!」
零「地球が破壊するような被害はないんですが、最大規模の災害になる事は間違いないです」
隆「なぜ突然に……」
エクシードライブ『軌道が変わる直前に何か邪悪な波動が観測されました。恐らく……』
千束「誰かの仕業ってこと?」
零「恐らくは……彗星規模の軌道を変えられる奴なんて」
クルミ「宇宙人ってことか?」
零「それか……ダークエンパイアの刺客か」
零は今まで息を潜めていたダークエンパイアがここに来て動き出した可能性を考えた。
隆「あり得る話ではある。しかし、今は考えるべきは迫りくるオオシマ彗星をどうするかじゃな」
千束「零さん達の力で何とかならない?」
零「オオシマ彗星の直径計算したが、ヴィクトリーカイザーでは火力不足、スペリオルセイザーの一点集中で中心部を砕ければいいが、外せばそれこそ彗星の破片の地球に更なる被害が出る可能性もある」
たきな「それならマグナキャノンで一気に破壊するしかないですね」
零「それが一番確実な方法だろ」
エクシードライブ『あぁ、俺なら弱点を必ず撃ち抜ける』
零「俺とセイザーズはエクシードライブとマグナガンナーの援護だ。今すぐ出撃するぞ」
エクシードライブ『地球と距離が離れてる今のうちに破壊する為にな』
方針がきまり急ぎ迎撃する為に発進準備を行う。
壁の隠されているスライダーに駆け出した零が、一気に滑り降りる。その間に地下に垂直状態で格納されている、ヴィクトリーダイバーにヴィクトライドロンが搭載される。その時、スライダーから滑って来た零が現れ、コクピットに乗る前にダグコマンダーを構え、レバーをスライドさせると、中央部が展開され、瑠璃色の結晶にV文字が浮かび、零は変身する掛け声を叫ぶ。
零「トライ!ダグオン!!」
《BGM:ファイヤーエン変身時BGM》
零の身体にダグテクターが纏われ、最後にヘルメットが装着される。
レイ「ブレイヴァァァー!レイ!!」
変身を完了したレイはコクピットに乗り込むと格納されている場所が移動を開始し、カタパルト場所に到着すると、リフトアップを開始する。森にカモフラージュされている装置が浮かび上がりハッチが開閉され、そこからリフトアップしていたヴィクトリーダイバーが出てくる。レイがヴィクトリーダイバーのエンジンを始動すると、スペースシャトルのように浮かび上がる。一定の高さまで上がった瞬間にレバーを一気にスライドさせると一気に加速し、ヴィクトリーダイバーが飛び立った。
別の場所では、エクシードライブと4台のマシーンも出撃準備を始める。エクシードライブはエクシージャンボの前へ移動すると艦首が左右に開き、そのままエクシードライブを収納すると、エクシージャンボの左右にエクシークレーンとエクシーファイヤーが連結、エクシーレイダーがエクシージャンボの後方部も左右に開き、そこに収まる。連結したスカイエクシードはそのまま横方向に移動を開始し、ハッチが開き目的の場所に来るとリフトダウンし、海中にある出撃用のハッチの前に着くと、ハッチが解放されスカイエクシードのエンジンが始動して発進する。そのまま海中をしばらく進むと、海上まで上昇して行き、海上に飛び出して飛び上がって行く。
ヴィクトリーダイバーとスカイエクシードに合体したスペリオルセイザーとマグナガンナーが合流し、大気圏に突入しようとした瞬間……
レイ・スカイエクシード・スペリオルセイザー・マグナガンナー「『っ!?』」
突然の後方からの攻撃に緊急回避し、攻撃された方を見ると漆黒の戦闘機が迫っていた。
スペリオルセイザー『なんだ!?あの戦闘機は!?』
マグナガンナー『まさかダークエンパイアの刺客か!』
しかし、漆黒の戦闘機は他を無視してヴィクトリーダイバーに向かって来た。
スカイエクシード『レイの方に行っている?!』
レイ「狙いは俺のようだな……俺に構わず先に行け!こいつは俺が食い止める!」
レイは操作してヴィクトリーダイバーを方向を変えて、謎の漆黒の戦闘機とドッグファイトを繰り広げる。その間にスカイエクシードとセイザーズ、マグナガンナーは大気圏を突破をしていく。ヴィクトリーダイバーは謎の戦闘機は空中戦を繰り広げながら移動していた。
レイ(どこかに誘導している?ということは……)
レイは攻撃を止めて謎の漆黒の戦闘機に誘導されるがままに移動していると、どこかの山奥まで誘導された。
そして、とある崖の上に人が立っているのが見えた。
レイ「あいつは……!?」
その人物はレイがよく知っている人物だった。
レイ「真島!?」
真島「よぉ~」
真島を目撃した瞬間、レイはヴィクトリーダイバーを自由操縦に切り替え、真島のいる場所に降り立つ。
レイ「お前がここにいるって事は……あの戦闘機はやっぱり」
真島「あぁ、あいつは俺の新しいロボットさ……超電動変形!」
真島が腕に付けてるブレスレットにそう指示を出すと、戦闘機は変形し人型に変わっていった。漆黒のロボットはそのまま真島の後方に着地する。
真島「ブラックオックスだ。レッドライノスを上回る性能を持ってる代物だ」
レイ「しかもそのブレスレットによる音声操縦ということか」
真島「よく分かったな」
レイ「それでわざわざ俺をここに連れて来たのはそいつの自慢だけじゃないんだろう?」
真島「よく分かってるな」
真島がそう言うとブラックオックスは左腕の装備をレイに向けてくる。
レイ「なるほど……こんな非常時に関わらず俺と戦いたいようだな!」
真島「はっ、俺には関係ねぇな!俺が求めてるのはてめぇとの戦いだけだ!」
レイ「何を言っても無駄なようだな……ヴィクトライドロン!!」
ヴィクトリーダイバーからヴィクトライドロンが発進すると……
《BGM:融合合体ダグターボ時BGM》
零「融合合体!」
その掛け声と共にレイがヴィクトライドロンからすり抜ける様に屋根に仁王立ちし、ヴィクトライドロンは、人型に変形する。変形したヴィクトライドロンの足元に立ったレイが蜃気楼の様に、同じ大きさまで巨大化し溶け込む様に一体化すると同時に、瞳に光が宿る。
ダグブレイヴァー『ダグ…ブレイヴァァァァ!!』
纏った炎を散らし、ダグブレイヴァーに合体し更にヴィクトリーダイバーとの合体態勢に入る。
《BGM:マイトカイザー初変形時BGM》
ダグブレイヴァー『
その掛け声に反応し、ヴィクトリーダイバーが鳥型のようなステルス機、先端にドリルが搭載されてる軽戦闘機と同型の背部にレーザーの銃口がついてる軽戦闘機と大型装甲車の4つのメカに分離し、折りたたんだダグブレイヴァーに軽戦闘機2機が前方と後方に合体し、腹部と腰部になり、上半身に変形したステルス機と下半身に変形した大型装甲車が変形したダグブレイヴァーに合体と同時に収納された両腕が展開、更に頭部が出現して、大きな翼が展開されて合体が完了する。
ヴィクトリーカイザー『ヴィクトリィィィ……カイザーァァァ!!』
合体したヴィクトリーカイザーはブラックオックスの前に着地する。
真島「待ってたぜ。さぁ、始めようか……行け!ブラックオックス!!」
ヴィクトリーカイザー『うぉぉぉぉぉぉ!!』
真島の指示を受けて、ブラックオックスは駆け出し、ヴィクトリーカイザーも迎え撃ち両者は激突する。
その頃、宇宙へと飛び立ったスカイエクシードとスペリオルセイザー、マグナガンナーは遂にオオシマ彗星を確認する。
スペリオルセイザー『あれがオオシマ彗星か……』
マグナガンナー『とっとと破壊しちまうか!』
『そうはいかない』
3人は声がした方を見ると最中に巨大な刀を所持している虎型のロボットと人型のロボットがいた。
スペリオルセイザー『貴様は!』
スカイエクシード『ダークエンパイアの刺客か!』
タイガロン『そう。俺様の名はタイガロン。俺様の愛機……
タイガロンがそう言うと、応えるように迅魔神の腕が収納され、虎鉄が分離し、両腕部分が合体と両足に更なるパーツが合体する。更に虎鉄の頭部が左肩に残りのパーツも合体され、そのまま迅魔神の頭部に装飾が追加され、背中に巨大な刀が背負う。
タイガロン『
白虎風神が3人の前に立ちふさがる。それを見てスペリオルセイザーが前に出る。
スペリオルセイザー『ここは俺が食い止める!スカイエクシードとマグナガンナーは早く!』
そう言うとスペリオルセイザーは白虎風神に向かって行く、白虎風神は背中から刀を抜いてスペリオルセイザーに斬りかかり、戦闘を開始する。
サイレンエクシード『よし!今のうちに……五体合体!サイレン……エクシーーード!!』
サイレンエクシードに合体し、マグナガンナーと並び立つ。
サイレンエクシード『よし、行くぞ!マグナガンナー!』
マグナガンナー『おぅ!チェンジ!マグナキャノン!!』
マグナガンナーはマグナキャノンモードに変形すると、サイレンエクシードの右腰のラダーを分離させ、マグナキャノンと合体し、ラダーを連結させる。
サイレンエクシード『サイレンエクシード!マグナキャノンモード!!』
合体を完了したサイレンエクシードはそのままターゲットロックを始める。
サイレンエクシード『ターゲットロック!……セットオン!!』
マグナガンナー『チャージ!アップ!!』
ターゲットがロック完了と同時にチャージが完了すると……
サイレンエクシード『マグナキャノン!発っ……!!』
タイガロン『させるか!』
サイレンエクシードも引き金を引こうとした瞬間に、白虎風神はスペリオルセイザーを片手で抑え込み、もう片方の手で収納されているクナイを投げ、マグナキャノンの砲身に刺さる。
サイレンエクシード・マグナガンナー『っ!?』
チャージ完了したマグナキャノンにクナイが刺さり、砲身部分が爆発を起こした。
マグナガンナー『ぐわぁぁぁぁぁぁ!?』
サイレンエクシード『マグナガンナー!?』
砲身の爆発により大ダメージを受けたマグナガンナーは身体のあっちこっちから火花が散っていた。そして同じ頃、地球でもヴィクトリーカイザーとブラックオックスの戦いも熾烈を極めていた。
真島「アームバルカン!」
ブラックオックスは右腕のアームバルカンの攻撃をヴィクトリーカイザーは回避すると……
ヴィクトリーカイザー『カイゼルゥゥ……ブレ―――ドォッ!!』
取り出したカイゼルブレードを弓のように構え、弦を引くような構えをすると光の矢が形成される。それを見ていた真島も……
真島「なら……ブラックオックス!ジェノサイドバスター!スタンバイ!」
真島がそう指示を出すとブラックオックスは背中についているものを肩にのせ砲塔に、胸部も倒すと、砲塔と胸部にエネルギーがチャージされる。そして互いにエネルギーチャージが完了されると……
ヴィクトリーカイザー『カイゼルゥゥ……アローォォォ!!』
真島「ジェノサイドバスター!発射!!」
互いの必殺技が放たれ、中央で激突するが……カイゼルアローが相殺され、そのままヴィクトリーカイザーに向かってくる。
ヴィクトリーカイザー『なにっ!?……ぐわぁぁぁぁぁぁ!?』
そのままヴィクトリーカイザーを巻き込まれ大爆発を起こした。
果たしてヴィクトリーカイザーは?……そして地球の命運は如何に……?
《ED:風の中のプリズム》
次回予告(BGM:輝け!ダグオン)
零「白虎風神の攻撃の前にマグナガンナーが故障し、ブラックオックスの脅威の前に、
撤退を余儀なくされてしまった。オオシマ彗星は尚も地球に接近しようとしていた。
このままでは地球の終わりと思いきや、 ヴィクトレイヴァーダグオンの修理が完了した!
今こそ、荒ぶる神の合体を見せてやる!
次回…新世紀勇者戦記 ブレイブ・リコリス
『超合体!グレート・ヴィクトレイヴァーダグオン!!』
次回もトライダグオン!」
いかがでしょうか?
かつてない大ピンチ……そして、次回は遂に零の最強合体が……!
それではまた次回!