新世紀勇者戦記 ~ブレイブ・リコリス~   作:Xナイト

67 / 67
今回は新キャラ編で3話構成で進む展開になります

それではどうぞ!


地球への来訪者……その名はダグセフィラ― Aパート

《OP:ALIVE》

 

 

 

 

 

とある銀河の果て……二筋の光が走っていた。

よく見ると前方の光を後方の光が追いかけている様子だった。

 

「このままじゃ!追いつかれてしまう!?」

「よし!だったら煙幕を張った隙にワープドライブで逃げるぞ!」

 

誰かがそう指示を出すと部下が準備を始める。すると光が晴れると一つは巨大な円盤と追いかけているのは鳥のような姿で天使の羽のような翼をしている戦闘機だった。そして戦闘機の目の前で何やらカプセルのようなものが投擲されると、目の前で爆発して煙に包まれる。

 

「無駄なことを……」

 

戦闘機に乗っている人物がスロットルを全開にして煙を突破するが、円盤がその場からいなくなっていた。

 

「ワープドライブしたの!?逃げ足だけはいっちょ前……」

 

そこに光が差し、コクピット内が明るくなると乗っていたのはピンクにスーツを来ている女性だった。

 

「目的は分かってる。零兄様がいる地球に急がないと」

 

 

 

 

 

『地球への来訪者……その名はダグセフィラ―』

 

 

 

 

 

その日の日本の上空ではホークセイザーが飛行していて、コクピット内に千束がいた。

 

千束「日本は今日も平和だな~~」

ホークセイザー『そうですね。それより主、この後はハワイでの任務お疲れ様でした』

千束「まぁ、特に何事もなかったから、余裕だったけどね~。たきなは今は孤児院かな~」

ホークセイザー『なにやらイベントをやっているようですね』

千束「子供達が楽しんでくれるのが一番いいからね。それじゃあ千束さんも早く行こうかな」

ホークセイザー『それでは少し飛ばしますね』

 

そう言ってホークセイザーのスピードが早まるのだった。

その頃、たきなは大勢の子供達と遊んでいた。

 

子供「たきなお姉ちゃん!こっちだよ~」

たきな「はいはい。直ぐに行きますよ」

 

現在、孤児院では子供達が協力して飾り付けした遊び場で色々遊んでいた。

 

子供「千束お姉ちゃんはもうすぐ来るの?」

たきな「えぇ。先程連絡が来て、もうすぐ来れるそうです」

子供「わぁ~早く来てくれないかな~」

子供「楽しみ~」

子供「それまでたきなお姉ちゃんと遊んでる~」

たきな「私で良かったらいいですよ」

 

そして千束が来るまで、たきなが遊んでいると……

 

子供「あ!流れ星!」

たきな「え?」

 

1人の子供が指を指している方を見ると、確かに一筋の光が地上に落下していた。

 

たきな「こんな昼間から流れ星なんてありえないです」

子供「もしかして隕石かな~」

 

子供達が夢が膨らんだ会話をしていると、たきなは通信を送る。

 

たきな「こちらたきな。何やら隕石のようなものを確認しました。そちらはどうですか?」

零『あぁ、こっちでも把握している』

 

同じ頃、零はヴィクトライドロンを運転しながら通信を送っていた。

 

零「こっちの方は俺で確認してるから。千束はたきなと合流してくれ」

千束『1人で大丈夫ですか?』

零「まぁ俺1人でも対処できる。2人は子供達と楽しんでこい」

千束『ありがとう。零さん』

 

そう言って通信が切れると零はヴィクトライドロンを走らせるのだった。

着いた場所はどこか人里離れた廃工場だった。そこで零はヴィクトライドロンに備え付けられているモニターを確認する。

 

零「カモフラージュをして、目視では認識できないようにしている。こんな技術を使えるって事は、隕石ではなく円盤ということか……」

 

零はヴィクトライドロンから降りて、辺りを確認する。

 

零「特に変わったことはない……ということは」

 

そう言って零は円盤の真下になる建物に注目した。

 

零「あそこしかねぇな」

 

そう言って、辺りを警戒しながら建物に近づき窓から建物の中を覗き込む。

そこにはスーツを着た複数人の人物が何やら会話していた。

 

零「擬態してるのか……。ただの観光目的ではなさそうだが……」

 

すると零の後ろから誰かが近づくと、後頭部に銃を突きつける。

 

「そのまま動くな」

零「……」

 

零は特に抵抗せずに両手を上げ立ち上がる。そのまま拘束されて中に入れられる。

 

「こいつがこちらの様子を伺っていた」

「ほぉ……」

 

そう言って零を覗き込むのは、右側の顔が髪に隠れている女性だった。

 

「なかなかいい男じゃない。地球人にしては……」

零「……」

「クイーン。こいつは我々の目的の障害になるのではないか?」

クイーン「ふっ、ジソプ。このような脆弱な地球人に何ができる」

 

クイーンと言われた女性はジソプとという男性の忠告を無視して零の頭を踏みつける。

 

クイーン「見ろ無抵抗ではないか。こんな者に時間をかける余裕はないぞ。我々を追う宇宙警察機構がこの地球に来る前にな」

零「っ!?」

零(宇宙警察機構が動いている?ということは……この集団は犯罪者集団。だが……誰が派遣されてるんだ。そんな報告来てないぞ……)

 

この宇宙の地球を担当している零に報告も無しに宇宙警察機構に疑問をもっているが、それでも今ここにいる犯罪者集団を無視することは出来ない。零は更なる情報を引き出そうとする。

 

零「あんたらの地球侵略か?それとも地球の破壊か?」

クイーン「あら?そんなことを聞いてどうするの?」

零「どうせ、このまま殺されるんだ。せめて目的くらい聞きたいだろう」

 

零がそう言うと愉快そうにクイーンは笑うが……

 

クイーン「なかなか根性があるようだけど気にいった。一言で言えばビジネスだよ」

零「ビジネス?」

クイーン「そう。地球を私達で征服をするというね」

零「……」

クイーン「これ以上は話すわけにはいかないから……ジソプやりなさい」

 

指示がされたジソプは拳銃を零に向ける。

 

零(これ以上の情報は聞きだせそうもないな……よし!)

 

すると零は拘束されながらも上体を変え、ジソプを蹴りだす。

 

ジソプ「ぐっ!?」

クイーン「な!?」

 

零はダグコマンダーを顔の近くまで移動せさ、頬を使ってレバーをスライドさせると、中央部が展開され、瑠璃色の結晶にV文字が浮かび、零は変身する掛け声を叫ぶ。

 

 

零「トライ!ダグオン!!

 

 

《BGM:ファイヤーエン変身時BGM》

 

 

零の身体にダグテクターが纏われ、最後にヘルメットが装着される。

 

 

レイ「ブレイヴァァァー!レイ!!

 

 

変身を完了と同時に拘束を破壊して、戦闘態勢を取る。

 

クイーン「貴様……!ダグオンなのかい!?」

レイ「この地球では割と有名なんだがな……俺の存在も知らないで地球にきたなんて案外間抜けな集団なんだな」

クイーン「きぃぃぃ!?憎らしい!?お前らそいつをとっとと殺せ!!」

 

クイーンの指示を受けて数人のエイリアン達がレイに襲い掛かり、レイは迎え撃つように右腕を構えると、右腕のマフラーから噴き出した炎で超加速したパンチが炸裂する。

 

レイ「ブースト!ナックル!!

 

炸裂したパンチが複数のエイリアンを殴り飛ばし。

 

レイ「ブーストクローォォォ!キッッック!!

 

右足にエネルギーで造られた爪と足首のマフラーから噴き出した炎で超加速を促したキックで更に多くのエイリアンを吹き飛ばす。レイの強さを目の当たりにしたクイーンは驚愕の顔をする。

 

クイーン「な、なんて強さだ!?」

 

するとジソプが前に出ると、なにや肉体から膨大なエネルギーが放出される。

 

レイ「ぐっ……な、なんだ!?」

 

レイが突然の頭痛に襲われてると、人間態の身体から何かが出てくる。どうやら人間に憑依していたようで、憑依された人間は倒れ、後方にエイリアンの姿をしたジソプが現れた。

 

レイ「ぐっ、人間に憑依して活動する気か!」

ジソプ「表だっての活動はあまり好きじゃなくてな……ここで貴様を葬る!」

 

そう言ってジソプは構えると、レイも頭痛の影響があるが構える。

そしてジソプが向かって来て、レイが迎え撃つ。両者は互角の攻防を繰り広げて行く。

 

レイ「くっ……ブレイズシューター!セイバーチェンジ!

 

ブレイズシューターを取り出し、掛け声と同時にスイッチを押すと、収納されてる刀身が出て斬りかかるが、ジソプは両腕から鎌を出し受け止める。

 

レイ(こいつ……戦闘のプロか……!)

 

レイはジソプの実力を感じながら、ブレイズシューターを使いジソプの鎌と切り結びを続ける。そして互いに距離が開かれた瞬間……

 

レイ「ぐっ!?」

 

レイの身体が突然の如く動かなくなった。

 

レイ「くっ、動かないだと……!?」

「くっくっく。ジソプがチャンスを作ってくれて良かったよ」

ジソプ「ヤミヤ。よくやった」

 

するとレイの後方から杖を持ったヤミヤという女性幹部が出てきた。どうやらヤミヤの超能力で拘束されたようだ。更にレイの左から水晶の剣を持った幹部が現れ、右からはムチを持った幹部が現れた。

 

ジソプ「ゾドーとリーガも来たか」

ゾドー「この地球を守るダグオンがどんな奴かと思ったが、ジソプが苦戦する程の手合いなかなか面白い」

リーガ「しかもヤミヤの超能力でやっと拘束とはなかなか手強い相手だが、これでお終いだ」

ジソプ「卑怯とは言うまい」

レイ「……くっ」

 

レイは拘束を解こうと力を込めるが……

 

ヤミヤ「おっと危ない」

レイ「くっ!?」

ヤミヤ「こいつなかなか手強い……殺るなら早くやりな!」

ジソプ「ヤミヤがここまで苦戦するとは……ゾドー!リーガ!一撃で決めるぞ!」

 

そう言ってジソプは両腕の鎌を収納して手のひらに火球を形成する。更にゾドーも剣を構え、リーガも鞭を構える。絶対絶命のピンチ……そしてジソプとゾドー、リーガが一斉に襲い掛かるが……

 

シュン

 

ヤミヤ「なっ!?」

ジソプ・ゾドー・リーガ「っ!?」

 

どこから飛んできた光の矢がヤミヤの持っている杖を弾き飛ばした。その瞬間……

 

レイ「っ!動ける!うぉおお!!」

 

右腕のマフラーから噴き出した炎で超加速したパンチが炸裂する。

 

レイ「ブースト!ナックル!!

リーガ「ぐはっ!?」

 

炸裂したブーストナックルがリーガを殴り飛ばし。

 

レイ「ブーストクローォォォ!キッッック!!

ゾドー「ぐぉっ!?」

 

更にブーストクローキックでゾドーを蹴り飛ばし。ブレイズシューター・銃モードに変えて銃口をジソプに向ける。

 

レイ「シュート!」

ジソプ「くっ!?」

 

放たれた弾丸が火球を打ち抜き、火球が弾け飛ぶ。すると4人の幹部がクイーンの前に集まる。

 

ジソプ「クイーン。ここは分が悪い。一端引くぞ!」

クイーン「くっ!?覚えておきな!!」

 

クイーンの言葉と共にその場にいた宇宙人達は姿を消した。しかし、レイはもう一つ生まれた疑問があった。

 

レイ「今の攻撃……一体誰が?」

 

そんなレイの事も眺めている1人の人物がいた。果たしてその正体とは……




いかがでしょうか?

今回は宇宙人で構成された犯罪者集団が敵になります

そして次回は遂に新キャラが登場します!

それではまた次回!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(必須:10文字~500文字)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。