新世紀勇者戦記 ~ブレイブ・リコリス~   作:Xナイト

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今回は千束とたきなの活躍回になります!

それではどうぞ!


ダグヘリオス・ダグセレーネ進撃! Aパート

《OP:ALIVE》

 

 

 

 

 

とある暗闇に閉ざされた部屋でジソプがパソコンと向き合っていた。何やら調べてる様子だった。

 

ジソプ「さて、こちらも仕掛けるか」

 

果たしてジソプが企んでいる事とは……

 

 

 

 

 

『ダグヘリオス・ダグセレーネ進撃!』

 

 

 

 

 

基地では地球にきた彩希の紹介をしていた。

 

零「俺の妹の広瀬彩希だ」

彩希「彩希で~す。よろしくね!」

隆「零の妹は研修生ではなかったか?」

彩希「ライ教官の命令でね。成績も優秀だからという理由もあるんだけど……」

 

どこか歯切れの悪い彩希に零が聞く。

 

零「どうしたんだよ」

彩希「これを渡しに行けって言われたんだよね~」

 

そう言って彩希が取り出したのは2つのダグコマンダーだった。

 

翔太「ダグコマンダーだ!」

せつな「でも2つ?」

 

彩希は出したダグコマンダーを千束とたきなの2人に差し出す。

 

彩希「ライ教官が貴方達に渡して、私と組めって」

千束「え?とういう事は私達もダグオンに!?」

たきな「しかし何故私達に?」

 

喜んでいる千束をよそにたきなは疑問を投げかける。

 

彩希「ライ教官は貴方達の実力を高く評価してるのよ」

 

どこか不機嫌な彩希に千束が尋ねる。

 

千束「およ?なんで機嫌が悪いの?私達一緒戦う仲間だよね?」

彩希「私は1人で十分の実力を持ってるし、せっかく零兄様と一緒の任務をできるって思ってたのに、なんで貴方達と組まなきゃいけないのよ」

 

どこか千束とたきなを信用していない様子だった。

 

零「この2人はなかなか強いぞ。実力に関しては申し分ないぞ」

彩希「ふ~ん。なら渡しておし、貴方達専用ビークルも渡しておくけど……」

 

そう言って彩希はダグコマンダーを2人に渡す。

 

彩希「貴方達が私のチームにふさわしいか。見極めさせてもらうからね」

たきな「随分と上から目線ですね」

千束「ま、まぁまぁ~。ここは仲良く行こうよ!」

 

どこか喧嘩腰で会話をする彩希とたきなをなだめる千束。その様子を眺めていたミカは苦笑いをする。

 

ミカ「なかなか面白い子が来たようだな」

零「すいません。うち妹が……あれでも研修生の中では成績優秀なんですよ。そのせいか他の研修生達と壁を作ってるようで」

せつな「そうなの?」

零「それに俺も彩希も地球を救った7人のダグオンの1人の子供だから注目も浴びてたし、俺もライ教官に直接鍛えられた期待のルーキーって言われてたから……」

隆「その分、優秀でいなきゃという使命感という奴なのか?」

クルミ「というかお前さんも1人じゃないのか?」

零「俺も研修生時代の時は誰かと組んでいたんだ」

 

零は自分が研修生時代の時の事を懐かしそうに思い出していた。

 

零「あの時はお互いライバル視してるペアと組まされてな……苦労したよ。それでも3人で色々なことを乗り越えていったよ」

翔太「それでその人たちはどうしてるの?」

零「今ではそれぞれ別の任務についてる。あの様子を見てると、あの時のことを思い出すよ」

 

その後、3人は射撃訓練場にいた。たきなが銃を構え、数発発砲する。見事に真ん中に命中していた。

 

千束「相変わらずの命中率だね」

たきな「ふぅ……」

彩希「ふ~ん」

 

すると彩希が置いてある銃を持つ。

 

千束「お。彩希もやるの?」

たきな「銃なんて撃てるんですか?」

彩希「馬鹿にするんじゃないわよ」

 

そう言って銃を構えて発砲すると、真ん中に命中した。

 

千束「おぉ!やるじゃん」

彩希「これくらい訓練校でやってたわよ」

たきな「なるほど……それなりにできるということですね」

彩希「それなり?そっちもプロかもしれないけど、私も戦闘を積んでるんだけど」

たきな「では対人戦ではどうでしょうか?」

千束「あらら……」

 

そして今度は広い場所に来て、彩希とたきなが向き合っていた。

その中央で千束が立っていた。

 

千束「はぁ~本当にやるの?」

たきな「こうでもしないと彼女が納得しないと思うので」

彩希「こいつの生意気な態度を黙らせるには丁度いいでしょ」

千束「君らなんでそんなに仲が悪いのかね」

たきな「彼女が上から目線なのが気に食わないだけです」

彩希「こいつが喧嘩腰なのが気に食わない」

千束「はぁ~分かったよ。じゃあ……始め!」

たきな・彩希「っ!」

 

千束の合図と共にたきなと彩希は両者駆け出し、中央で戦う。両者は譲らない攻防を繰り広げられる。その様子を冷静に見ていた千束は分析を行っていた。

 

千束(体術では彩希が上だけど……対人戦の場数はたきなが上ってところかな~)

 

千束の分析通り、最初は両者拮抗していたが徐々にたきなが押し始め、そして……

 

たきな「はっ!」

彩希「っ!?」

 

たきなが彩希を投げ飛ばし、そして背後から抑え込み手套を当てる寸前で止める。彩希は動こうとするが、たきなは膝で彩希の重心を抑えてるため、動けない状態だった。

 

たきな「対人戦の経験は私の方が上のようですね」

彩希「くっ」

零「勝負あったな」

 

するとそこに零がやって来る。

 

零「彩希。そろそろ2人の専用ビークルを見せて欲しいな」

彩希「分かったわよ。基地の格納庫に案内して」

 

そして零の案内の下、彩希とその後ろを千束とたきなが付いて行くのだった。

格納庫に着いて、広めなスペースが広がる。たどり着いた彩希が何やら小型の装着を起動すると……

謎の巨大なゲートが展開し、そこから白色のメーザー砲台付きトレーラーと黒色のコンテナが搭載されたトレーラーだった。

 

彩希「これが貴方達の専用ビークル。白いのが千束の専用ビークル ヘリオストレーラーと黒いのがたきなの専用ビークル セレーネトレーラーね」

千束「おぉ!格好いいじゃん!」

たきな「装備とかは何を?」

彩希「乗って確認できるわよ」

千束「じゃ、早速!」

 

そう言って駆け出した千束はヘリオストレーラーに乗り込み。それを見たたきなもセレーネトレーラーに乗り込む。乗り込んだたきなはモニターで装備の確認をしていた。

 

たきな「なるほど……防御特化の機体ということですか」

彩希「操縦とかはダグテクターのコンピューターにインプットされてるわよ」

千束「かなり便利設定!」

 

そう言って装備を確認していると、格納庫に放送が入る。

 

クルミ『お前ら!エイリアンマフィアが動き出したぞ!』

零「本当か!」

クルミ『あぁ、これを見てくれ!』

 

そう言ってモニターに映し出されたのは、大きなトレーラーが首都高を走っていた。

 

千束「ただのトレーラーじゃない?」

クルミ『見た目はな……だが、積んでる物がまずい奴だ!』

 

そう言ってX線で透視した映像を見せると、何やら液体タンクが積まれていた。それを見た零は絶句した。

 

クルミ「液体の中を調べて見たが、ナノレベルの何かが蠢いてやがる」

零「これはヤバい代物だぞ!」

たきな「どういうことですか?」

零「とある惑星で使用されていた物で、あの液体の中にはナノレベルのロボットが積まれていた。あれをガス状にして散布するとこで吸い込んだ相手を内側から生体改造する物だ!」

隆「生体改造じゃと!?」

彩希「しかもあれって、改造に適応出来なかったら即座に命を落としてしまう危険な代物、そんな物が都市の中心で散布されたら……」

ミカ「何万という犠牲者が……!」

零「早くあの液体を凍らせるか、容器に入っている状態で燃やさないといけない!」

ミカ「空気に触れる事事態が危険ということか!」

千束「じゃあ!急がないと!!」

たきな「千束?」

 

千束がダグコマンダーを構え、ダグコマンダーのカバーを下にスライドさせ叫び始める。

 

 

千束「トライ!ダグオン!!

 

 

《BGM:ウイングヨク変身時BGM》

 

 

千束の身体に白いダグテクターが纏われ、最後に額に日輪のマークが付いているヘルメットが装着される。

 

 

チサト「ヘリオォォォス!チサト!!

 

 

変身を完了したチサトはヘリオストレーラーを動かして発進させる。

 

たきな「千束!?待ってください!」

零「たきな!俺達も行くぞ!ぶつけて本番だけど行けるか?」

たきな「はい!」

零「よし!彩希もいいから?」

彩希「当然でしょう!」

零「よし!行くぞ!」

 

零の掛け声と共に3人はダグコマンダーを構える。

 

 

零「トライ!ダグオン!!

 

 

《BGM:ファイヤーエン変身時BGM》

 

 

零の身体にダグテクターが纏われ、最後にヘルメットが装着される。

 

 

レイ「ブレイヴァァァー!レイ!!

 

 

彩希「トライ!ダグオン!!

 

 

《BGM:シャドーリュウ変身時BGM》

 

 

彩希の身体にピンク色のダグテクターが纏われ、最後にヘルメットが装着される。

 

 

サキ「セフィラァァー!サキ!!

 

 

たきな「トライ!ダグオン!!

 

 

《BGM:アーマーシン変身時BGM》

 

 

たきなの身体に黒いダグテクターが纏われ、最後に額に三日月のマークが付いているヘルメットが装着される。

 

 

タキナ「セレーネェェ!タキナ!!

 

 

変身を完了した3人はそれぞれマシーンに乗り込む。タキナとサキはセフィラージェットとセレーネトレーラーに乗り込みチサトを追いかける。レイはヴィクトライドロンが搭載したヴィクトリーダイバーが格納されている場所から移動を開始し、カタパルト場所に到着すると、リフトアップを開始する。森にカモフラージュされている装置が浮かび上がりハッチが開閉され、そこからリフトアップしていたヴィクトリーダイバーが出てくる。レイがヴィクトリーダイバーのエンジンを始動すると、スペースシャトルのように浮かび上がる。一定の高さまで上がった瞬間にレバーを一気にスライドさせると一気に加速し、ヴィクトリーダイバーが飛び立った。

その頃、トレーラーの運転席は2人の人間がいた。そこにモニターにジソプが映り出す。

 

ジソプ『状況はどうだ。リーガ、ヤミヤ』

 

どうやら運転席の2人はリーガとヤミヤが人間に擬態した姿のようだ。

 

リーガ「今のところ妨害も無く順調だよ」

ヤミヤ「このまま町の中心に向かうわ。ジソプの方は?」

ジソプ『お前たちのおかげで順調だ。』

ヤミヤ「そう。それなら……ん?」

 

ヤミヤがサイドミラーを見るとヘリオストレーラーが来ていたのが見えた。

 

ヤミヤ「げっ、邪魔者が来たよ」

ジソプ『来たか……なんとしても作戦を成功させろ』

 

ジソプの指示を受けてリーガがアクセルを踏み、トレーラーのスピードが上がる。果たして人類の運命は如何に……




いかがでしょうか?

遂に変身した千束とたきな。

その活躍は次回をお楽しみください!

それではまた次回!
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