それではどうぞ!
《OP:ALIVE》
その日の夜、零は阿部と三谷に誘われて街で飲んでいた。
阿部「うぃ~それじゃあ最後にマリンちゃん達の店に行こう~」
零「阿部さん。今日はご機嫌ですね」
三谷「仕事で少し臨時ボーナスが入った物で」
零「なるほど……」
街を歩いている3人に向けて何者がスコープ越しに狙いを定めていた。
そして狙いが零の頭部に定められる。そして引き金を引く。
零「っ!」
阿部・三谷「うわっ!?」
咄嗟に反応出来た零は隣にいた阿部と三谷を押しのけると、その間を何かが通り抜ける。
阿部「な!?なんだ!?」
三谷「誰かの襲撃ですよ!?」
阿部と三谷が周りをキョロキョロしている中、零は冷静に感じた方向を見ていると余闇に紛れて何かが動いたのが見えた。そして地面に突き刺さっている銀色の物を素早く回収する。それを見た零は目を見開いた。
零「これは……」
果たして、零が拾った物の正体とは……
零『狙われる零』
翌朝、零は銀色の物を調べていた。
零「やはり毒矢……しかも地球産の毒じゃない」
たきな「宇宙から来た存在ですか?」
エクシードライブ『どこぞの殺し屋か賞金稼ぎが零の命を狙ってるってことか……』
零「……」
彩希「兄様、心当たりがあるのでは?」
零「ライ教官からとある噂を聞いたんだ。以前捕まえた犯罪者が脱獄したという……」
彩希「ですが、あの監獄は難攻不落。そう簡単に脱獄できるとは……」
千束「そんなやばい監獄なの?」
零「父さん達が相手をしていたのは、宇宙監獄に収容された犯罪者達なんだが……とある精神生命体の介入によって囚人達に占拠されて惑星狩りを始めたんだ」
彩希「現在使われてるは監獄はその反省を生かして、常にセキュリティーを更新して外からも中からも侵入不可能なレベルで強化されて、私達でも立ち入る時はかなりの許可や立ち入る際の検査を通らないと入れないレベルなの」
翔太「そんな監獄なの!?」
零「お陰で脱獄件数はずっと0件だ」
千束「へ、へぇ……てか前の監獄を陥落させた犯罪者達ってどんだけやばかったの」
零「宇宙警察機構の艦隊を壊滅させる程の力を持ってる奴が指揮していたんだが、黒幕はあらゆる機械や物体に乗り移ることができるエネルギー生命体が監獄の中枢コンピューターを乗っ取って囚人達を支配させた」
彩希「だから現在の監獄もエネルギー生命体が乗っ取れないような改造を施しているの」
せつな「でもじゃ、やっぱりお兄ちゃんを狙ったのは、犯罪者の誰かが依頼した誰かじゃないの?」
翔太「それか身内?」
そんな可能性が出てくるが零は、椅子に背中を預けて天井を見上げる。
零「外にも漏れないように厳重管理もされてるが……」
零(しかし……この胸騒ぎはなんだ……)
そんな不安が残る中、翌日を迎えると街に巨大なロボットが出現し、街を進軍していた。
その手には何やら杭のような物を持っていて、それを地面に刺して移動した。それを繰り返すこと5回。そして6回目を突き刺そうとした時……
スペリオルセイザー『させるか!!』
そこにスペリオルセイザーが駆けつけ、巨大なロボットを吹き飛ばす。
スペリオルセイザー『こいつは全くの無人か……なら遠慮はいらないな!』
そしてスペリオルセイザーが巨大ロボットに戦いを挑んだ。その様子をレイはビルの上から周りを見ていた。
レイ(どこだ……必ずどこかで見ているはずだ……)
しかしなかなか見つけることが出来ずにいた。しかし状況はどんどん進み、巨大ロボットの両腕のドリル攻撃にスペリオルセイザーは押され始めた。そこにチサト達3人にもやって来て、乗っているビークルで戦線加わる。
サキ「これ……怪重機?」
チサト「怪重機?」
サキ「人型の犯罪者達が乗る非合法で改造されてる巨大ロボット」
タキナ「それが何故……?」
サキ「大半は目的と用途に合わせてオーダーメイドをされるの。しかも、それを売買して犯罪を斡旋する武器商人がいるから、そいつから買ったかもしれないし……」
チサト「とにかくスペリオルセイザーだけじゃ、キツイか……私達も合体するよ!」
サキ「そうね!」
タキナ「はい!」
キはセフィラ―ジェットに乗り込み、エンジンを全開にすると……
《BGM:融合合体ダグシャドー時BGM》
セフィラーサキ「融合合体!」
その掛け声と共にセフィラ―ジェットが人型に変形する。変形したセフィラ―ジェットの機首が左右に分かれると瞳に光の無い頭部が出現し、眼前に着地したセフィラーサキが融ける様に消えると、同時に瞳に光が宿る。
ダグセフィラー『ダグ…セフィィィィィラー!!』
ヘリオストレーラーに乗り込み走らせると、上部にからすり抜ける様にチサトが出現すると……
チサト「融合合体!!」
《BGM:光竜・闇竜変形時BGM》
チサトはヘリオストレーラーから跳ぶと、ヘリオストレーラーが人型に変形し、額に日輪のマークが付いている瞳に光の無い頭部が出現する。更に収納されている両腕、両足を展開されると、眼前に着地したチサトが融ける様に消えると、同時に瞳に光が宿る。
ダグヘリオス『ダグ!ヘリオォォォス!!』
セレーネトレーラーに乗り込み走らせると、上部にからすり抜ける様にタキナが出現すると……
タキナ「融合合体!!」
《BGM:光竜・闇竜変形時BGM》
タキナはセレーネトレーラーから跳ぶと、セレーネトレーラーが人型に変形し、額に三日月のマークが付いている瞳に光の無い頭部が出現する。更に収納されている両腕、両足を展開され、背部のパーツが両肩に収まり肩章のようになると眼前に着地したタキナが融ける様に消えると、同時に瞳に光が宿る。
ダグセレーネ『ダグ!セレェェーネ!!』
融合合体した3人の心が一つになり、飛び上がる。
《BGM:スーパーライナーダグオン合体時BGM》
ダグセフィラー・ダグヘリオス・ダグセレーネ『
その掛け声と共に3人の手のひらを重ねた瞬間、ダグヘリオスとダグセレーネが同時に左右対称になる様に変形していく。更にダグセフィラーがそれぞれパーツに分離する。やがて、ダグヘリオスとダグセレーネが半身を形成すると中央でドッキング。更に分離したダグセフィラーが両腕と両足、翼、胸部、頭部になるようにドッキングし、最後に両肩にダグヘリオスとダグセレーネの武装パーツが合体した瞬間、瞳に輝きが迸る。
アストライアダグオン『アストライアァァァ……!ダグオン!!』
合体したアストライアダグオンが巨大ロボットにキックを浴びせ吹き飛ばせる。怪重機が右腕で防ぎ弾き飛ばす。
アストライアダグオン『こいつ強い!』
スペリオルセイザー『さっきからあの杭を守りながら戦っているような……』
すると怪重機は2体を無視して、とある場所に杭を突き刺す。
アストライアダグオン・スペリオルセイザー『っ!?』
杭を刺し終えた怪重機はその場を離れた。
スペリオルセイザー『この杭を刺すのが目的なのか?』
アストライアダグオン(チサト)『じゃあこの杭を抜けばいいの?』
レイ「待て!その杭に触るな!」
アストライアダグオン(タキナ)『どうしてですか?』
レイ「詳しい話は基地で話す」
そして基地に戻り、零は全員に話す。
零「この杭は地下の地軸を活性化させて、大規模な地震を発生させる装置なんだ。かつて震発生装置で惑星の都市を住民ごと更地にして、闇ルートで売りさばくという地上げ屋が使っていたやり方だ」
翔太「なら尚更あの杭を抜いて方がいいんじゃ?」
零「そう判断して、刑事の1人がロボを用いて抜こうとしたんだが、抜いて瞬間に杭が爆発半径数十キロの範囲が更地になったんだ」
たきな「どちらにしても相手には好都合ということですか……」
エクシードドライブ『用意周到だこった』
犯罪者の用意周到に脱帽していると千束が対策を聞く。
千束「じゃあ大地震が起きるまで待つしかないの?」
零「いや、防ぐ方法はある」
零はそう言うとモニターに地図を出す。そこには杭が打たれた場所が記載されていた。
零「この杭はランダムに打たれているようだが、線を結ぶと正六角形の形になる。そして大地震が発生するには時間も有する。そして活性化した時、中心に最後の杭が打たれた瞬間に大地震が発生する」
彩希「ということは中心の杭を打つのを防ぐことが出来れば……」
零「計画を阻止することはできる」
千束「なら待ち構えて、あの怪重機を倒せばいいのね!」
エクシードドライブ『なら今度はこの全員でかかれば余裕だろ』
隆「杭に関してはこちらで分析をする」
クルミ「安全に抜ける方法を調べてやる……ん?」
ミカ「どうしたクルミ」
クルミ「どこかメッセージが来てる。ウイルスはなさそうだが……」
そう言ってモニターに映ったのは、半身が機械になった人物だった。
零「お前はっ!?」
「久しぶりだな~レイ!」
零「アルビック星人ゲルマ!」
そして零の脳裏にはある光景が思い出される。それは昔、ブレイバーダグオンでとある惑星で戦闘をしていた。
ブレイバーダグオン『セイバーァァァ……フィニッシュ!!』
ブレイバーダグオンが放った必殺技がとあるロボを切り裂き大爆発を起こして、レイがその中から機械の身体になる前のアルビック星人ゲルマを救いだす。ゲルマを地面に寝かせるとゲルマはレイに向けて……
ゲルマ「絶対に許されない……お前に……」
そんな呪語のような言葉を吐いて……そして零はモニターに近寄る。
零「監獄内で死亡と偽り脱獄したという噂は本当だったのか!?」
ゲルマ「何人も抜け出せない監獄でもその中で死亡したら、外に出されるよな~。疼くぜ……テメェにやられた恨みは必ず返す……百倍にしてなァ!!」
そう言ってモニターに映されたのはロープに巻き付けられ、椅子に座らされた
零「っ!?」
せつな「
そして、ダイナマイトの導火線に火を点けて、ゆっくりと
たきな「あれは……ダイナマイト!?」
ゲルマ「テメェにはこれくらいしねぇとな……午後3時までにここに来い。この女の命が大切ならな!」
そう言って地図の画像を残して通信が切られる。
彩希「兄様!これは罠です!私も一緒に……」
零「ダメだ!お前はみんなと一緒に怪重機を倒せ!」
彩希「でも!兄様……!」
零「命令だ!」
「っ!?」
零の鬼気迫る表情に全員息を吞む……
千束「彩希、行こう零さんを信じて」
彩希「……分かった」
千束に促され、彩希は出撃する。そして残った隆、クルミ、ミカが零に視線を向けると……怒りに染まった表情に拳を握りしめた姿だった。
零「許さん……!」
そう言って怒りの闘志を燃やすのだった。
いかがでしょうか?
次回は戦闘回になります
それではまた次回!