今回は戦闘シーンになります。
それではどうぞ!
目の前に現れた塚本作馬に険しい視線を送る千束達。
作馬「メイ、ダメじゃないか。知らない人を連れて来ちゃ……」
メイ「パパもうやめよう!こんな事ママも喜ばない!!」
作馬「そんな訳ないじゃないか……ここにいるのはみんなメイの家族なんだよ?」
千束「ちょいちょい。虫が家族って趣味が悪んじゃない?」
フキ「塚本作馬、てめぇの奥さん……塚本涼子は死んでるはずだろう!」
作馬「ふざけたことを言うな!?」
フキの指摘に作馬が狂ったように反論した。
たきな「一体何があったんですか?あなたの身に……」
作馬「……きっかけは些細な発見だった」
そう言って作馬は語りだした。
作馬「私は昆虫が持っている生命力についての研究をしていた。成果も出て順調だった……しかし、私の研究を疎ましく思った同期の研究者に騙され、私は学会から追放された!それだけに飽き足らず、あいつは私の愛する妻までも殺したんだ!」
エリカ「っ!?待ってください!涼子さんは実験の事故でって……まさか!?」
作馬「そうだ!私を追放する為に奴がでっち上げたのだ!そして私は復讐の為に遺伝子改良した蜂で奴を殺したよ……しかしそれでも妻は帰ってこない、まだ赤ん坊のメイの成長を見ることもなくな!!」
それは余りにも悲痛な叫びだった。メイのそれまでは静かにしていた。
作馬「そこで私は思いついたのだよ……昆虫の生命力を使えば妻を蘇らせるのではないかとな」
たきな「あなたはまさか自分の奥さんを!?」
作馬「そうさ、昔の研究員達を遺伝子改良した虫で脅してな……そして実験の結果妻は蘇ったさ」
メイ「違う!あんなのママじゃない!!虫と一体化して怪物になったママなんて!!」
作馬「なんてこと言うんだメイ!!」
メイ「きゃっ!?」
激情した作馬はあろう事かメイを引っぱたいたのだ。
千束「おい!自分の娘に何するんだよ!!」
作馬「黙れ!貴様らに私の家族の時間の邪魔はさせんぞ!そいつらの餌となれ!!」
そう言って千束達の頭上から巨大な蜘蛛が4匹、千束達に迫っていく。
そして蜘蛛4匹が口を開いて迫った瞬間……
エクシードライブ『ジェットワッパーァァァ!』
勢い良くワイヤーの付いた手錠4つが巨大な蜘蛛達を捉え引き剥がす。そして後方にいた昆虫達
には……
ダグブレイバー『ブレイバーァァァ……マグナム!!』
駆けつけたダグブレイバーが昆虫達を攻撃した。
そこに大型の車に乗ってやって来たリコリス達が千束達を救出する。その中には……
サクラ「先輩!無事っすか!」
フキ「サクラ来たか!」
ミカ「千束!たきな!大丈夫か!」
千束「先生、大丈夫だよ!」
たきな「私もエリカも大丈夫です」
エリカ「ありがとうございます」
その場を制圧したダグブレイバーとエクシードライブ率いるエクシードチームが作馬を取り囲む。
ダグブレイバー『塚本作馬!違法バイオ研究で逮捕する!』
エクシードライブ『観念しろ!』
作馬「ふざけるな!貴様らなんかに私の邪魔をさせるかぁぁぁぁぁ!!」
作馬の叫びに呼応するように、突然地震が発生する。
ミカ「な、なんだ!?」
メイ「っ!?大変!ママが来る!」
エリカ「え!?」
すると、作馬の後方で地面から何かが飛び出す。
エクシードライブ『なんだあれは!?』
ダグブレイバー『昆虫の化物か……!?』
それは神話に出てくるアラクネの様な怪物だった。それに蜘蛛の頭部がクワガタの顎とカブトムシの角が合わさり、人の身体の部分には蝶の翼に4本ある腕の2本がカマキリの鎌が備わっており、頭部の部分には顔が半分に割れており、そこには人間の女性の上半身が出てる様な状態で管の様な物に繋がっているような状態だった。
作馬「涼子出てしまったのか」
作馬が言ったその一言にその場にいた誰もが驚愕した。
千束「あれがメイちゃんのお母さん!?」
メイ「うん。パパがママを生かす為にあんな風にしたの、あの蜘蛛のお腹からたくさん遺伝子改良された昆虫が生み出されてきた……」
ミカ「あなたは自分の奥さんになんて事を……!」
メイが話を聞いてミカが作馬を責めるように言うが、作馬はまるで動じる事無く……
作馬「それで妻が……涼子が生きられるなら!……涼子ぉぉすまない、せっかくの平穏を……」
作馬がそこまで言うと怪物は腹部分にある人間の両腕で掴み、自分の元に持ってくる。
作馬「涼子ぉぉ!」
作馬は愛する自分の妻が自分を求めていると感じたが、現実は違った。
涼子が埋め込まれている部分近づくと突然、下腹部の部分が口のように開く。
作馬「はぇ?」
そして作馬をその口に入れ、味合うように頬張って行く。怪物は作馬を餌として食したのだった。
メイ「パパぁぁぁ!?」
千束「メイちゃん!ダメ!」
すると怪物は今度リコリス達を狙うかのように動きだす。
ダグブレイバー『くっ!エクシードライブ、合体するぞ!』
エクシードライブ『了解!』
《BGM:ファイヤーダグオン合体時BGM》
ダグブレイバー『
その言葉に反応し、ブレイズローダーが飛び上がり、脚部と胴体部に変形し、変形したブレイズローダーにブレイズライナーが胴体部の開閉されている箇所に突っ込み、所定に位置まで来た時に停止して両肩部となると更に下腹部に収納されている両腕が展開する。そして上空にブレイズホークが飛んで来て、機首部が左右に分かれ、そのまま背部に行き、そのまま胴体部に覆いかぶさるように合体し、胸部から頭部が展開され、背部が上側に開き其処へダグブレイバーが駆け寄り跳躍、ブレイズモービルから更に前面と後部が90度に曲がり、更にコンパクトになり空白のスペースに合体する。それを閉じる形で背部が閉まると、変形を終えた瞳に輝きが迸る。
『ブレイバーァァァ…ダグオンッ!!』
《BGM:サンダーバロン合体時BGM》
エクシードライブ『エクシードチーーム!……フォームアッッップ!!』
まず先に動いたのエクシージャンボで変形し、胴体から両腿部になり、エクシークレーンとエクシーファイヤーはクレーン部とラダー部分を取り外され、車両部分が変形、前面部が肩となり、後部が腕となり、エクシークレーンが右腕部、エクシーファイヤーが左腕部となり、エクシージャンボと合体する。エクシーレイダーはビークルモードになり、左右に分離しそのままエクシージャンボの両腿部と合体し両足となり、そしてエクシージャンボの空いてる胸部と腹部にエクシードライブが変形し、ジェット機の背部とパトカーの前面部の様な形になり、そのまま空いてるスペースに合体すると同時にクレーン部とラダー部も左右の腰部に合体し、両腕から両手が、胴体部から頭部が出現する。そして胸のサイレンが光り輝き、合体が完了する
サイレンエクシード『五体合体!サイレン……エクシーーード!!』
合体したブレイバーダグオンとサイレンエクシードは自分よりも遥かに巨大な生物と向き合う。
2体に対して怪物は右腕の鎌を振り下ろす。ブレイバーダグオンは上空に、サイレンエクシードは横に避けて右腰についてるクレーン部を構える。
サイレンエクシード『ジェットフックアーム!!』
クレーンから放たれたフックが右腕に巻き付き、力いっぱいに引っ張る。
上空に飛んだブレイバーダグオンは腰部から車輪を取り出す、その車輪はタイヤ部分に6枚の刃が生えていた。
ブレイバーダグオン『ブレイズスライサーァァァ!!』
それを手裏剣のように投げつける。そして腹に付いている両腕を切り裂く。
ダメージが効いたのか、怪物を暴れだし、ジェットフックで引っ張っていたサイレンエクシードも逆に引っ張られてしまい。ジェットフックを離し、上空に上がり距離を取るがそれを狙ったかのように怪物の後ろ部分から蜘蛛の糸が飛び出し、サイレンエクシードに巻きつく。
サイレンエクシード『グッ!……ガァァァァァァ!?』
ブレイバーダグオン『サイレンエクシード!!』
そのまま糸で巻き付かれたサイレンエクシードを振り回し、地面に叩きつける。
ブレイバーダグオンもそれに気を取られたのか、怪物の左腕の攻撃に気づかなかった。
ブレイバーダグオン『はっ!……グハッァァァ!?』
千束「ブレイバーダグオン!?」
叩きつけられ地面に落下したブレイバーダグオンに怪物がクワガタの顎で攻撃しようとするが、ブレイバーダグオンが両腕で掴んで防ぐ。しかしカブトムシの角で攻撃を受ける。
そしてそのまま後方に吹っ飛び、更に地面に倒れたブレイバーダグオンに鎌を交差させて首を押し込み圧迫させる。
ブレイバーダグオン『グッ……グァァァァ……!?』
フキ「このままじゃやべぇぞ!!」
たきな「あの糸をどうにかできれば……」
隆『ミカ君!』
ミカ「博士!どうされました?」
隆『あの蜘蛛糸の成分を分析したが、火が弱点じゃ!燃やせば何とかなる!』
サクラ「ちょうど持ってきて良かった火炎放射機っす!」
フキ「だがあいつ気づかれちゃ……」
千束「メイちゃん!ママを止められないかな?」
メイ「え!?」
たきな「千束、何を…‥」
千束「メイの呼びかけで一瞬だけでも動きを止められれば!」
千束の言ってる事は余りにも荒唐無稽だった。自分の夫をも餌として食べた怪物が娘の言葉で何とかなると思えなかったからだ。しかし……
メイ「メイの言葉で何とかなる?」
千束「諦める前にやってみなきゃだよ!」
少し悩みながらも、メイは受け取った拡声器を手に取る。それと同時にサイレンエクシードを助ける為に別働隊が行く。
メイ「ママ!もうやめて!ママはこんな事したくないよね!もうやめよう!ママは怪物じゃない!ママはママだよ!だから……!」
そこまで言って怪物はメイがいるほうを見るが、左腕の鎌でメイを攻撃しようとするが……
ミカ「やはりダメか‥…!」
千束「待って……」
しかし、左腕の鎌をずっと空中で止まっている状態だった。しかもその腕は何故か痙攣してるように固まっていた。
フキ「どうなってるんだ?」
周りが疑問に頭にがいっぱいのその時……
サイレンエクシード『はぁぁぁぁっ……!ツイントンファー!!』
糸から解放されたサイレンエクシードがツイントンファーで攻撃し、ブレイバーダグオンを救出する。
ブレイバーダグオン『大丈夫なのか?サイレンエクシード』
サイレンエクシード『たきな達に助けてもらった。それより……』
2体は突然止まった怪物の方に視線を行く。
涼子「グ…グ……こ…こ・ろ・し・て……殺して……」
怪物と管で繋がっていた涼子から声が響いた。それは自分を殺して欲しいという願いだった。
メイ「ママ!!」
涼子「め・い……ご・めん・ね……あい…して‥いるわ……」
メイ「っ!……お願い!!ママを救って!怪物になる前に!!人間として!!」
それは自分の母親を怪物としてでは無く、人間として終わらせて欲しいと願う少女の叫びだった。
それを聞いたブレイバーダグオンは小さく頷き、地上に降り立つ。
ブレイバーダグオン『今…苦しみから解放するブレイズセイバーァァァ!!』
《BGM:フィニッシュBGMダグオンバージョン》
ブレイバーダグオンは翼から2本のブレイズセイバーを取り出し、1つに合体させて1本の超巨大剣にする。そして、ブレイズセイバーを前に出すと、刀身部分が左右に分割すると、炎の力が刀身に集まり、そして出力が最大に集まった瞬間、背中の翼でハイジャンプし、一気に急降下する。
ブレイバーダグオン『セイバーァァァ……フィニッシュ!!』
そして怪物と接敵した瞬間、最大出力状態のブレイズセイバーで縦一閃に切り裂く。
その瞬間、切り裂かれた怪物は火花を散らし、そのまま大爆発を起こした。その炎の中から1人の女性が佇んで、こちらに微笑んでいた。それを爆風に包まれたブレイバーダグオンも見て頷いた、そして爆風が晴れると無傷のブレイバーダグオンが爆風から出てくる。そして地面まで突き刺さった、ブレイズセイバーを引き抜き、再び2本に戻して背中の翼に収納する。そして悪を倒したブレイバーダグオンは雄々しく立ち、額の兜が勝利を祝福するように光輝く。
戦いに勝利っした後、メイの希望で両親の簡易的な墓を建てられた。
メイ「……」
手を合わせてるメイの周り、零、エクシードチーム、千束、たきな、翔太、ミカとリコリス達が見守っていた。
メイ「ママ…パパ……メイ頑張るから、見ててね」
そして少女の頬に流れた涙を見て、この子に幸福を訪れるようにと祈ったのだった。
その後、メイは千束達がボランティアで訪れている孤児院の預けられる事になり、同じ歳の友達と楽しく過ごすのだった。
《ED:風の中のプリズム》
次回予告(BGM:輝け!ダグオン)
翔太「アメリカの古代遺跡で宝の在り処書かれた石版が見つかって、それが日本に持ち込まれたって!それで、見つけた博士がなんと爺ちゃんの知り合いだって言うんだからビックリしちゃった!
でも見つけた宝石を狙って、トレジャーハンターのゼロ卿に宝石の在り処が書かれた石版が
盗まれちゃった!?
なんでもその宝石には太古の地球を守っていた守護してた戦士が眠っていたんだって……
ゼロ卿はその力を悪用するつもりみたいだ!そんな事させちゃダメだよ!
僕と兄ちゃんと千束ねぇちゃん達と南米に飛んだんだけど、そこでゼロ卿の魔の手が!
千束ねぇちゃんが宝石を手にして、復活の呪文を唱える時……天空の勇者が目覚めるよ!
次回…新世紀勇者戦記 ブレイブ・リコリス
『翔けろ!天空の勇者!』
次回もトライダグオンだ!」
いかがでしょうか?
次回は前作の『ウルトラマンエクシブ ~光を結ぶ女神たち~』3期編を投稿しますので、こちらはお休みします。よろしければ前作の方もよろしくお願いします!
それではまた次回!