新世紀勇者戦記 ~ブレイブ・リコリス~   作:Xナイト

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お久しぶりですの投稿です!

今回は新しい勇者が登場します!

それではどうぞ!


翔けろ!天空の勇者! Aパート

《OP:ALIVE》

 

 

 

 

 

 

 

夜の空を1機の飛行機が飛んでいた。その貨物室に厳重に保管されている石版があった。

その様子をとある屋敷から眺めてる男がいた。その格好は白マントに黒スーツと蝶ネクタイを身に付けてシルクハットを被って、右目にモノクルをしている。

 

「この方向だと日本に向かっているな……」

 

そこに細い体格の男が近づく。

 

「教授。準備が出来ましたよ」

「では行くとしようか。パワーストーンの在処を書かれた石版を手に入れるために」

 

男が屋敷に入ると、屋根を突き破り何か巨大なメカのようなものが飛んでいった。

 

 

 

 

 

『翔けろ!天空の勇者!』

 

 

 

 

 

日本にある東京国立博物館では現在大賑わいであった。その理由はマヤ文明の遺跡で新たに発見された石版が展示されているからだ。発見者である考古学者が記者からの質問に答えていると

 

隆「アルフレッド!」

アルフレッド「ん?天野!来てくれたか!」

隆「当り前じゃ!」

 

アルフレッドと言われた考古学者が記者への質問を切り上げて隆に近づいた。隆の周りには零と翔太とせつな、千束とたきながいた。

 

アルフレッド「大学以来か」

隆「今回は素晴らしい発見したの」

アルフレッド「運が良かっただけだよ。ところでその子達は?」

隆「わしの孫と助手と付き添いじゃ」

 

隆に言われて5人はお辞儀をする。

 

アルフレッド「そうかそうか」

翔太「でも驚いたよ。アルフレッド博士はじいちゃんが知り合いだったなんて」

隆「わしを見くびるではない」

零「アルフレッド博士。あれが石版ですか?」

アルフレッド「あぁ。地球の神秘、そのものじゃ」

 

そしてアルフレッドと共に石版の前に来る。

 

千束「ほぉ~なんて書いてるんだろうねぇ~~」

翔太「きっとお宝の在処とかだよ!」

せつな「だったらいいな~」

 

夢を見ている3人にアルフレッドが答える。

 

アルフレッド「どうやらこの石版には太古の昔に地球を守っていた勇者達がいたそうなのだ」

たきな「勇者ですか?」

アルフレッド「地球が生み出した防衛プログラムのような物だそうだ」

零「それがここに書かれているんですか?」

アルフレッド「詳しくはこれからだが、それでも素晴らしい発見だ。まさか太古の昔に地球を守っていた存在がいたんだから」

 

それを聞いて千束が零と近づいてこそこそと話し始めた。

 

千束「もしかしてエクシードライブのご先祖様?」

零「別宇宙の存在だから、この地球が生み出したものだろう」

たきな「このタイミングでこれが見つかるということは偶然でしょうか?」

零「どうだろうな……ん?」

 

すると何かを感じた零がふと窓を見ると、窓を突き破って何かが投げられた。

投げ込まれた筒状のものからガスが噴出した。

 

たきな「毒ガス!?」

零「いや!ただのスモークだ!」

 

スモークはそのまま辺りに充満していき、全員の視界を奪っていく。

 

零「くっ!前が見えない!?」

アルフレッド「早く換気をするんだ!」

 

換気されてスモークが散らさせる。すると千束がある光景を目撃する。

 

千束「あ!?石版が!?」

 

なんと飾っていた石版が無くなっていたのだ。

 

せつな「あそこに誰かいる……!」

 

せつなが指を指した方を見ると、そこには白マントに黒スーツと蝶ネクタイを身に付けてシルクハットを被っている男がいた。その手には石版が持っていた。

 

零「何者だ!」

「世界のお宝を我が手中に納めるもの……パワーストーンの場所が書かれている石版は貰っていくぞ」

アルフレッド「なんだって!?そのパワーストーンをどうするつもりだ!」

「我がコレクションに加えるのだ。その中に眠っている勇者に興味は無い……さらばっ!」

零「待て!!」

千束「逃がさないよ!」

 

零と千束とたきなが追いかけるが、見失ってしまった。

その夜……アルフレッドを連れて喫茶店リコリコに来ていた。

 

ミカ「そいつの情報が分かった」

 

ミカが広げた書類に目を通すと、写真に先程の男の写真があった。

 

千束「あ!この人だよ!」

たきな「まるで一昔前の怪盗のような格好でした」

クルミ「ゼロ卿という名前で世界中の秘宝を集めてはコレクションにしてるようだ」

ミカ「問題は彼は目的の財宝と秘宝を手に入るためなら、殺人等も平気で行うような奴ということだ」

零「そんな奴がパワーストーンを求めたってことか」

たきな「封印されている勇者には興味が無いのが唯一の救いですかね」

隆「それでもそんな奴にパワーストーンを奪われてたまるか!アルフレッド。場所は分からんのか?」

アルフレッド「こんなこともあろうかと事前にコピーしておいて正解だったよ。後は文章さえ解読出来れば……」

隆「わしも手伝う!クルミ君も手伝ってくれ」

クルミ「分かりました」

 

そして数日後、ブレイズフォートレス内では零と千束、たきな、翔太とクルミがいた。

 

千束「いや~南米観光なんて楽しみだよ~」

たきな「千束。観光に行くわけではないのですよ。パワーストーンをゼロ卿よりも先に手を入れなければいけません」

翔太「でもクルミ姉ちゃんも来るなんて珍しいね?」

クルミ「地球が生み出した勇者がどんなものか、気になるからな」

 

零達はパワーストーンが眠っている地である南米の古代遺跡を目指していたのだった。

 

零「それでこっちで合ってるのか?」

クルミ「方向はあってる。そろそろ……おっ、あれだ」

 

クルミを指を指した方を見ると、大きな遺跡のようなものがあった。

 

零「あれか。よし着陸するぞ」

 

ブレイズフォートレスは遺跡から少し離れた広場の所に着陸した。

 

零「本当に俺も行かなくていいのか?」

クルミ「こいつの操縦はお前しかできないしな」

千束「大丈夫!任せてよ」

 

零以外のみんなは冒険家のような格好をしていた。これから4人で遺跡に入るようだ。

 

零「翔太、あまり危険なことはするなよ。陽子さんを悲しませたくないからな」

翔太「分かってるって!」

たきな「翔太君は私達が必ず守ります」

千束「よし!行っくよ~~!」

 

そして4人は遺跡に向かって行く。しばらく歩いて行くと遺跡の前に着く。

 

翔太「千束姉ちゃん。正面から入るか?」

千束「ゼロ卿の一味がいるかもしれないからね」

クルミ「その通り。安心しろアルフレッド博士から裏道の場所は教えてもらってる」

たきな「安全の道なのですか?」

クルミ「どうやらここに住んでいた王族の隠し通路のようだ」

 

そしてクルミの案内で隠し通路がある場所に行く。

 

クルミ「ここだ」

 

案内されたには茂みに隠されていた洞窟のようだった。

 

たきな「奥の方は分かりませんが、どうやら1本道のようですね」

千束「行くか……」

 

そして千束を先頭に洞窟内を進んで行く。隆が探検用に作ったLED内蔵のライトで進んで行く。

 

翔太「パワーストーンに眠ってる勇者ってどんな勇者なんだろうね」

たきな「地球が生み出した勇者となると神話の動物とかでしょうか?」

クルミ「何でも太古には高度な技術があって、そこに地球からパワーを授かって勇者を誕生させたようだ」

千束「話を聞くとエクシードライブのような感じかな~……っと。クルミここかな?」

クルミ「この上だ」

 

そして千束とたきなとある凹みがある場所を押すと上に押し上げられて、空いた穴を通って行く。

出てきた場所は石積みで作られた通路だった。

 

クルミ「この道を通ると玉座の間に行ける」

たきな「いよいよですね」

 

そう言って千束とたきなはいつも装備を構えて進んで行く。しばらく歩いて行くと遠くから灯りが見える。

 

翔太「灯りがついてるね」

たきな「翔太君は私の後ろに」

千束「行くよ」

 

灯りが付いている場所まで来ると隠れながら覗き込むと、丁度玉座の裏側だったので、隠れながら様子を伺うと……

 

ゼロ卿「ここにあるはずなんだがな」

「教授。届く範囲は探しましたよ」

ゼロ卿「ん~」

「教授。もしかして天井とかって可能性は?」

ゼロ卿「スラム。いい判断だ……届かない範囲にあるのは確かだろうな。ニトロ博士の見解は?」

 

ゼロ卿は小太りの容姿のニトロ博士に声をかける

 

ニトロ「わしの見解では玉座の辺りかと」

ゼロ卿「素晴らしい……メカローバの調子は?」

ニトロ「最高の出来ですよ。後はパワーストーンのエネルギーさえ組み込めば」

「しかし教授。玉座の所も探しましたよ」

ゼロ卿「手の届く範囲ではな……しかしトッド、何か仕掛けがあるはずだ」

 

そう言ってゼロ卿は手下の細いの体格をしているトッドとふくよかな体格をしているスラムに指示を出す。

その様子を見ていた千束達は相談する。

 

翔太「あれで全員だね」

たきな「しかし、まだパワーストーンは見つかってないようですね」

千束「クルミ、パワーストーンはここにあるの?」

クルミ「あぁ。ここの王族が守りの石として飾ってあったらしいが……」

千束「ならこのまま様子をみようかな~」

たきな「千束?何を……」

翔太「分かった。先に見つけてもらって、そこを横からかっさらうんだね?」

千束「正解。あいつらがやったしかいしだよ」

たきな「しかし……」

 

千束が言った内容に納得しかねるたきなだが、渋々といった感じで様子を見る。

そして仕掛けの謎が分かったのか、ゼロ卿達が近づいて来て千束達は玉座から離れて、物陰に隠れる。

 

ゼロ卿「玉座になりかしらの仕掛けだろうな……」

スラム「教授、変な凹みのようなものがあります」

ゼロ卿「ん?」

 

そう言ってゼロ卿がスラムの方に行くと像の前に少し凹みがある。

 

ゼロ卿「スラム。像をここに置け」

 

ゼロ卿の指示を受けたスラムは、力を込めて像を凹みの場所に移動すると、さらに押し込められた。

 

ゼロ卿「トッド!反対側を調べろ!」

トッド「……っ!教授!凹みがあります!」

ゼロ卿「スラム」

スラム「わかりました」

 

そしてスラムが反対側の像も同じように移動すると、同じく押し込められると、仕掛けが動く音が聞こえる。

 

ゼロ卿「おぉ……いよいよパワーストーンが!」

 

すると広場の中心が開いて、そこからタワーのようにせりあがる。

そして中心には、赤く輝く宝石が置かれていた。

 

ゼロ卿「ついに見つけたぞ!」

 

そう言ってゼロ卿がパワーストーンを手に入れようとするが……

 

千束「いっただきまーす!」

ゼロ卿「何!?」

 

千束がワイヤーを使って、さながら怪盗のようにパワーストーンを手に入れる。

千束はそのまま、たきな達がいる場所に着地する。

 

千束「ゼロ卿。あんた達にこれは渡さないよ~~」

ゼロ卿「おのれ!?コソ泥!?」

たきな「貴方には一番言われたくはありません」

ゼロ卿「貴様ら何をしてる!かかれ!!」

 

ゼロ卿の指示を受けて、トッドとスラムが向かっていくが、たきなが銃を発砲する。

 

ゼロ卿「銃を持ってるだと!?ならば」

 

そしてゼロ卿は自ら持っている杖の先端を向けるとそこから、発砲する。

 

たきな「仕込み杖!?」

 

千束とたきなが左右に避けるが……

 

千束「はっ!?」

ゼロ卿「はぁっ!」

 

ゼロ卿が仕込み杖で殴りかかり、千束は咄嗟に警棒を取り出し受け止める。

 

千束「くっ!これ本当にただの杖?」

ゼロ卿「ふっ、私特注の杖だよ!」

 

そのまま千束とゼロ卿は戦闘を開始する。

 

たきな「千束!っ!?」

トッド「行かせねぇぜ!お嬢ちゃん!」

 

千束の助けに行こうするたきなをトッドが2丁拳銃で妨害し、そのまま銃撃戦を繰り広げる。

残ったスラムが翔太とクルミに向かっていき、壁際に追い詰める。

 

スラム「子供を襲うのは好きじゃないんだよな~。だからこのまま捕まってよ~」

クルミ「おいおい。勘弁してくれよ」

翔太「行け!レイダー!」

 

翔太のブレスレットが小型の人型がレイダーとなり、スラムに向かって行く。レイダーは小型の身体を活かしてスラムを翻弄していき、そしてその体からは考えられないパワーでスラムに攻撃する。

 

スラム「どへぇぇぇ!?」

 

レイダーのアッパーカットが炸裂して、スラムがひっくり返る。

 

たきな「はぁっ!」

トッド「ぐへぇ!?」

 

たきなはトッドの銃撃をかわし、腹部にキックを放つ。

千束はゼロ卿と戦闘を続けていた。

 

千束「年のわりに動けるじゃん!」

ゼロ卿「そうでなければ、生きていけんからな!」

千束「確かに……ね!」

ゼロ卿「なっ!?」

 

千束は非殺傷弾の銃をゼロ卿に叩き込む。ゼロ卿は痛みに悶え転倒する。

 

ゼロ卿「非…殺傷弾……だと?」

千束「命、大事にだからね。みんな行くよ!」

 

千束の号令で、一斉に裏口に駆け込んで行く。

 

ゼロ卿「くっ!逃がすか!博士!!」

ニトロ「準備は万全です!」

 

そして一味は一斉にとあるメカに乗り込み。メカの目に光が灯る。




いかがでしょうか?

次回は戦闘と新しい勇者の登場です!

それではまた次回!
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