シングルファザーが不老アルビノ美少女になって学校に通う話   作:ケーツー

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お父さん、生死の境を彷徨う

「んんっ…えっ…ここは何だ…?」

 

 目が覚めると、見渡す限り真っ白な空間にいた。出入り口も無い、白しかない世界に自分はいた。

 

「お目覚めになりましたか?」

 

 背後から鈴を転がすような、綺麗な女性の声がした。振り返って見ると、白いドレスを着た白髪の美少女が浮いていた。

 

「あ、あなたは…?それに、ここはなんなんです…?」

 

 見るからに普通ではない少女相手に、自然と敬語口調になってしまう。歳は自分の娘より少し上…大体14か15歳ぐらいだろうか。ホクロひとつ見当たらない異様に白い肌と艶のある真っ白なロングヘアー。顔は幼さを残しながらも美しく完成されており、綺麗さと可愛さを両立させた神がかった造形。胸は華奢で細身な身体とは不釣り合いに大きく、また背中がばっくり空いた扇情的なドレスを着た彼女は見たところブラもしていないがその豊満な胸は全く垂れておらず、しっかり谷間を作り出していた。そして大きな胸とは反対に腰周りはしっかり括れており、無駄な脂肪は一切見られない。そして極め付けはその長い脚。太ももは細過ぎず太過ぎずスラリしており、確実に股下比率50%は超えている超美脚。総じて、彼女を一言で表すなら絶世の美少女という言葉が一番しっくり来るだろう。その美貌と彼女から醸し出される神聖な雰囲気が人ならざる、天上の存在であることをひしひしと感じさせていた。

 

「そんなに畏まらなくてもいいですよ。まずここは何処かというと、現世と死後の世界の狭間とでも言いましょうか。あなたは仕事中、工場の爆発事故に巻き込まれて重症を負いました。天井から崩落した鉄骨に体の右半身を潰され、爆風によって身体のあちこちに火傷を負っています。はっきり言って、即死していなかったのが奇跡なぐらいです」

 

 …っ!!お、思い出した!!確か昼休憩が終わった後、仕事を始めようと思ったらいきなり塗装工場から火が出て、それが周辺の塗料缶やシンナーに次々引火。初期消化や避難が間に合わない程火の手が周り、最終的に大爆発を起こした。最後に見た光景は天井から降り注ぐ建材や鉄骨の数々。そこで俺の記憶は途切れた…。

 

 「つ、つまり俺は死んで死後の世界に…いや、さっきのあなたの説明だと、まだ辛うじて生きているのか…?」

 

「はい、今は奇跡的に救助され病院で治療を受けています。しかし先程言った通り、あなたの身体はめちゃくちゃに損傷しておりどんな治療を施してもあと1時間ももたないでしょう」

 

「そ、そうなの!?じゃああと1時間もしないうちに俺の意識というか、魂は…」

 

「消えてなくなります」

 

「そんなぁ…あんまりだぁ…」

 

 俺が_| ̄|○な状態で項垂れていると、女の子が優しい口調で話しかけてくる。

 

「まぁまぁ、落ち込むのはまだ早いですよ。ここは死の一歩手前の、魂の停留所みたいな所ところなんですが、それを管理するのがこの私なのです!!わかりやすく女神様と呼んでくれて構いませんよ!!」

 

「なんか役目的には女神より死神に近い気が…」

 

「あー、そういうこと言っちゃうんですね〜。傷付くな〜せっかくチャンスをあげようと思ったのに」

 

「チャンス?そう言えば、まだ落ち込むには早いって言ってましたけど、それってどういう?」

 

「簡単に言えば、あなたの身体を五体満足、健康体にして生き返らせてあげようかなと思っているんです」

 

「ま、まじで!?そんなことできんの!?」

 

「大マジです。私を誰だと思っているんですか?」

 

「女神様、ありがとうございます!!」

 

 神はここにいた!!俺は生き返るためなら土下座だろうが足舐めだろうがなんでもするぞ!!いやむしろ舐めさせて下さい!!

 俺は床に頭をつけ必死に拝み倒す!!さあ、女神様、その綺麗な脚で踏んでくれても構わないぞ!!

 

「さっきまで死神とか言ってた癖に、調子の良い人ですね…。別に踏んだりはしませんよ。あなたを助けるのは、ただの気まぐれです」

 

「気まぐれ、ですか?」

 

「ええ、ここに意識をはっきり持ったまま運ばれてきたのは実はあなたが初めてです。普通はもう話すことも出来ない、ただの魂だけが運ばれてきますから。お陰で短い間でしたが、こうやって他人と話すことができてとても楽しかったですよ」

 

「そうですか…」

 

「ほんとはもう少しお話したいのですが、なにぶん時間がありません。あなたの身体はもう限界なのでこれから生き返らせる方法を手短に説明します」

 

「お願いします」

 

「まず大前提として、あなたの身体はもう使い物になりません。よって身体の治療は諦めて、新しく身体を作り替えます」

 

「そ、そんなことが…」

 

「そして新しい身体というのがこの私のコピーとなります!あなたの身体は女神である私の力と加護を存分に注ぎ込まれ、私そっくりの姿へと生まれ変わるのです!」

 

「……ゑ?」

 

「なんですかその微妙な反応は。しょうがないじゃないですか。ただの人間に私の力と加護を全て受け入れることなど出来ません。そんなことをすればその肉体は私の力を抑えられず、あっという間に爆散!!ましてあなたの身体はぐちゃぐちゃの死に体。それを治そうと私の力を受け入れても、治る前に身体が吹っ飛びます」

 

「えっ、、えっ、、ちょっと理解が追いつかないんですが…」

 

「つまりですね、あなたの身体を私の力と加護を受け入れられる身体に作り替えてしまおうという訳ですね。その身体というのが他でもない私自身、のコピーな訳です。あなたの身体を媒体にしてどんどん女神の身体に置き換えていき、最終的には私と瓜二つの容姿、そして加護を宿した存在になります」

 

「つ、つまり俺は以前と同じようには生き返らない、どころか女の子になっちゃうってコト!?」

 

「そうなりますね」

 

「か、簡単に言ってくれちゃうけど、仕事どうすんだよ…。会社は…あの爆発事故があった以上もう長くは保たないだろうけど、俺は20年以上電工の職人として働いてきたんだぞ。そんな俺に今更女に出来る仕事を探せと…。それに俺にはまだ中1の娘がいるんだぞ…育てていくのにこれからももっと金を稼がないといけないのに…」

 

「厳しいことを言いますが、他に手段はありません。それに、女の子になっても働けない訳じゃないでしょう?例えば、モデルとかどうですか?客観的に見て、私以上の美少女はそうそういないと思いますが」

 

「まあ、確かに…そうだけど…」

 

 TVでもネットでもグラビア雑誌でも見たことのないような絶世の美少女。確かに女神様の身体ならどのアングルからでも映えるだろう。さらにその白い髪と肌…アルビノって言うんだっけか?その美貌をさらに引き立てる白く透き通った肌は話題性抜群だろう。

 

「それに、コピーとはいえ私とほぼ同一の存在となるんですから。その身に宿す加護はきっとあなたを幸せにしてくれます」

 

「さっきから言ってるその加護ってどんな効果があるんですか?」

 

「まず、大抵の傷はすぐに治ります。即死しない限りは四肢切断レベルの重症を負っても瞬時に回復します。そして当然、病気にもかかりません!」

 

「え、すごっ!!」

 

 病院いらずやんそんなの。健康保険料払うのが馬鹿馬鹿しくなるぞ。

 

「まだありますよ。美少女である女神の身体は不老なのです!つまり寿命の概念は無くずっと若く美しいまま!!どうです?最高でしょう?」

 

「マジで!?」

 

 そんなのもう最強じゃん!モデルだって続けようと思えばいつまでも続けられるし、力仕事以外の他の職業を探すにしても若ければそれだけ選択肢は増える。ババアになって何処にも雇ってもらえなくなるリスクがなくなるだけでもかなりありがたい。今の時代、なんのスキルもない40代以降の未婚のおばさん達はかなり悲惨だからな…。

 ていうか、これってもう介護保険料とか年金とか払う必要なくない?歳をとらない、怪我もしないだと介護してもらうことも100%ないだろうし。ただの保険料の払い損じゃん!

 

「さらにさらにぃ!」

 

「まだあるの!?」

 

「はい!よく女の子の身体の手入れは大変だと言いますよね。髪が長ければ洗ったり乾かしたりするのにかなり時間がかかりますし、艶を維持するのも一苦労です。しかし!女神の身体ならばどんなに雑に髪を扱っても加護による回復能力でサラサラツヤツヤな髪に瞬時に元通り!そして女神の美少女ボディに無駄毛は一切生えません!つまり脇毛を剃る必要も無し!当然女の子の大事なアソコも永遠にツルツル真っ白!さらに男を魅了する女神の美巨乳は絶対に垂れません!見て下さい、ブラ無しでもピンと上を向くこのGカップのおっぱいを!!」

 

 そう言って女神様は腕を組んで胸を強調するポーズをとる。うおぉ…何というか…とにかくすごい。女神様の童顔と豊満なおっぱいの組み合わせのアンバランスさがエロすぎる。これが、ロリ巨乳…。発育の暴力…。

 

「どうですか?元男のあなたに極限まで配慮した究極の美少女ボディは!?歳をとらない、怪我も怖くない、さらに身体の手入れも最小限!!こんな誰もが羨む美少女になれるチャンスは今だけ!時間がありません!決断を!」

 

 

「わかったよ…モデルをするかはともかく、兎にも角にも生還しないことには始まらない。娘を1人残して死ぬ訳にはいかないからな。女神様、俺を生き返らせてくれ!!」

 

「わかりました!!では…」

 

 女神様が手を宙にかざす。女神様の手の平に光がどんどん収束していき、眩い光を放つようになる。やがてこの空間の全てが光に飲み込まれ、俺は意識を失った…

 

 

 

 

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