ユメ[コウ君… ]
手術の後、トリニティで1番大きいの病院に輸送されて、その病室の一室で、包帯に巻かれた、右腕のないコウ君が寝てた。
ホシノ[ユメ先輩!]
ユメ[ホシノちゃん…]
ホシノ[コウ先輩、は…]
変わり果てたコウ君を見たホシノちゃんが、その場で崩れ落ちた。
ホシノ[コウ先輩…、私のせいで…]
ユメ[ホシノちゃん…]
ホシノ[私が…、あの時…]
???[失礼するよ]
その時、黄色の髪のケモ耳の生えた子が入ってきた。
ユメ[あなたは?…]
セイア[私はトリニティのティーパーティーの百合園セイア、梔子ユメに小鳥遊ホシノだね]
ホシノ[はい…、そうですけど…]
ユメ[トリニティの生徒会がどうして?…]
セイア[君たちに話しておこうと思ってね、鴉山コウの未来について]
ユメ[コウ君の未来?…]
セイア[聞きたくないなら別に構わないが、どうする?]
ユメ[ううん、私は逃げない、もう二度と]
ホシノ[私もお願いします。私のせいで起きたので、せめて]
セイア[分かった。まず先に私についてだね。私は率直に言うと、未来を見ることが出来る]
ユメ[未来を見れるの?…]
セイア[いわゆる明晰夢というものだが。そしてその見た未来では、彼がこのキヴォトスを焼き尽くしていた]
ホシノ[コウ…、先輩が?…]
セイア[目に映るもの、楯突くもの、全て、何もかもを黒く焼き尽くす、彼の2つ名、黒い鳥そのもののように]
ユメ[コウ君が…、そんな…]
セイア[でも、もう1つ未来を見た。彼がユメさん、あなたと一緒に、笑い合っていた]
ユメ[私が…、コウ君と…]
セイア[私が見たのは、この2つだ]
ユメ[コウ君は…、助かるの?…]
セイア[そこまでは私には分からない。でもユメさん、あなたがコウさんと一緒になら、後者の未来になるだろう]
ユメ[…!?]
セイア[だからどうか、希望を捨てないで欲しい。私から言えるのはこれだけだ]
ホシノ[あの…、ありがとうございます]
セイア[別に、例を言われるほどではないさ。では、私はこれにて失礼するよ、それでは]
そう言ってセイアちゃんは、病室から出た。
ホシノ[ユメ先輩…、大丈夫ですか?…]
ユメ[ホシノちゃん…、ありがとうね…]
ホシノ[ブルートゥさん達も、もうじき来るはずです]
ユメ[ごめんねホシノちゃん、いつも]
ホシノ[ほんとですよ…、誰があなたのしり拭してると思ってるんですか]
ユメ[こんな先輩が嫌なら、いつでも離れても良いよ]
ホシノ[何言ってるんですか、私はユメ先輩だから着いてきたんですよ]
ユメ[私だから?…]
ホシノ[確かにユメ先輩はバカでアホでマヌケで騙されやすく後先考えずに行動しますけど]
ユメ[ひぃん…、シンプルな暴言だよ]
ホシノ[でも、その真っ直ぐな気持ちは本物って分かります]
ユメ[ホシノちゃん…]
ホシノ[それに、羨ましかったんです、ブルートゥさんやシャルさん、六文銭さんやカーラさんに挙句にレッドガンのミシガンまで、頼れる大人達が大勢いて]
ユメ[なんでミシガンさんだけ呼び捨てなの?…]
ホシノ[た、たまたまです!]
ユメ[あはは…]
ホシノ[だからこそ、私は梔子ユメという先輩に着いてきました!。ただそれ以上でも以下でもありません!]
ユメ[ホシノちゃん…]
すると私の目から涙がこぼれ出し。
ホシノ[ユメ先輩どうしまsブフッ!]
ユメ[ホシノちゃん!!、大好きだよぉぉぉ!!]
ホシノちゃんに思いっきりハグをしていた。
ホシノ[離れてください!!、誰かに見られでもしたら]
???[ははっ、2人は相変わらずだね]
ホシノ[そうですよ全くって、え?]
ユメ[え?…]
声の方向を向くと、コウ君が目を開けて、こちらを見てた。
ホシノ[コウ…、先輩…]
ユメ[コウ…、君…]
コウ[ただいま、ホシノ、ユメ]
ようやくコウ復活です。ここから本格的に物語が動き始めます