ユメ[ようこそ我が家へ!]
コウ[あ〜…]
ユメが住んでいるマンションの一室に着いたのだが。
コウ[散らかり過ぎ…]
そこら中にカップ麺やペットボトルの入ってるゴミ袋やチラシや本などが床を埋め尽くしている。
ユメ[ガーーン!、ここ最近あまり帰らなかったからね…]
コウ[とりやえず掃除しよう]
ユメ[は〜い…]
外の物置から箒や雑巾を持ってきて掃除を始める。時間はとっくに9時を過ぎてる。
コウ[ユメ、これは捨てる?]
ユメ[それは置いといて]
コウ[これは?]
ユメ[あ〜それも]
コウ[捨ててもいいやつどれなの?]
ユメ[ははっ…、私って捨てられない性格だから…]
コウ[だからと言ってここまでは散らからないでしょ]
ユメ[ごめんねぇ、ほんと]
コウ[はぁ…、口より腕を動かそう]
ユメ[は〜い…]
それから20分ほどでさっきまで床一面を覆い尽くしてたゴミ部屋が綺麗になった。
ユメ[ふぅ…、掃除ってのはいいね〜]
コウ[誰のせいでこうなったのかな?]
ユメ[うぅ…、ごめんなさい…]
コウ[これから僕も過ごすんだから綺麗にするようにしてね]
ユメ[え?、コウもここに住むの?]
コウ[だって、他に過ごせるような所ないし]
ユメ[あぁそっか…]
するとユメが頬を赤らめ下を向いた。
ユメ[えっと…、一応アビドス学校でも生活は出来るけど…]
コウ[でもユメと会えるのが限られるし]
ユメ[そう来るかぁ…]
コウ[ん?]
ユメ[それならコウは私の部屋のベッドで寝てよ、私はソファーで寝るから]
コウ[え?、一緒に寝ないの?]
ユメ[コウ…、あまりそういう事を女の子前で言わないの…]
コウ[分かった…]
ユメ[あ、私お風呂沸かして来るからのんびりしてて!]
コウ[あぁ、うん]
隣にあるソファーに腰をかけ、今日の出来事を振り返る。
コウ(僕ってなんだろうな、どこから来たのか、なんの為にここにいるのか、レイヴンってなんなのか)
ユメ[おまたせー、お風呂10分ぐらいで沸くけど先入ってシャワーしといて]
コウ[分かった]
そう言われ浴室のシャワーを浴び、浴びている間に風呂が沸いたので肩まで湯船に浸かる。
コウ[はぁ…]
ユメ[コウー、着替え置いとくからそれ着といてねー]
コウ[分かった]
ユメ[私も入っちゃおうかな、なんちゃって…]
コウ[何か言った?]
ユメ[あぁうんうん、何でもないよ]
コウ[そう]
ユメ[コウってさ、どうしてそんなに私に気に掛けるの?…]
コウ[なんか…、僕に似てるなと思って]
ユメ[そう…]
コウ[なんでだろうね…、僕もあまりよく分からないから…。分からない事ばっかだね…]
ユメ[別にいいよ、これから一歩ずつ歩めばいいんだから]
コウ[ありがとう…]