個性を借りた人との記憶がなくなっちゃう男の子がヒーローに   作:パッチワーカー

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 RTAの試走です。
 
 何かを代償にして人を守ろうとする人カッコいいなの精神から誕生しました。


キャラクリ〜雄英入学試験前

 

 

 

 

 

 

 

 世の中には多くのRTAが存在する。

 実力が全てなもの、運要素が強くお祈りが多いものなど、作品によって多種にわたる。

 

 その中で、この「僕のヒーローアカデミア」はトップクラスに才能ゲーで運ゲーである。

 

 それらの要素が如実に現れているのは、生まれによって全てが決まるということだ。

 無個性ならそこでデッド、弱個性ならタイムに大きな影響を及ぼす。強個性でも扱えきれずに殺されたり、自滅したりしてしまう。

 

 運と走者の力量が試されるのが、「僕のヒーローアカデミア」RTAというものだ。

 目指すはノーマルエンド。雄英を卒業してプロヒーローになるまでのタイムを競い合うヤツだ。

 

 一番になるためには様々なシチュエーションを体験し学んでいく必要がある。

 すなわち試走がいる。死ぬほどいる。

 

 ···これはそんな試走の中で、最大級のバグみたいなキャラができあがっていたので記録として残す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 はい、よーいスタート。

 

 これは僕がヒーローになるまでのRTAの試走、はーじまーるよ──

 という訳で今回プレイするのはコチラ。

 

 大人気コミック『僕のヒーローアカデミア』のRPG版になります。

 

 なお、グリッチや有料版のコンテンツは含んでませんので注意してくださいね。

 

 さて、それでは早速キャラクリからはじめていきましょう〜。

 世間ではこれがもっぱらリセマラ必須と言われてますが、ここではリセマラ必須では···ありますね。

 リセマラとリセマラと神頼みと運のデレの果てにあるのがRTAですから。

 ···まあ今回はただの試走なのでなんでもいいっちゃいいんですが、最低でも文化祭くらいまでは五体満足で行って欲しいので個性と性格厳選はしますよ〜

 

 

 さて、それでは今回使用するキャラの個性を決めていきましょう。

 このゲームの個性はこちら側から何でも決められるわけではなく、基本的にランダムです。

 

 ですが、名前はこちら側で決められるので、名前で個性を誘導します。

 ヒロアカの原作では個性と名前が直結していることが多々あり、例えば『塩崎茨』さんは個性「イバラ」でほぼ名前といっしょの個性です。

 このゲームでもその方式がそのまま導入されていて、つけた名前から個性がつきます。

 ──まあもちろん例外はあります。

 

 例えば、名字を「轟」にするとあの地獄みたいな一家に産まれる確率が急上昇し「炎」か「氷」またはその両方の個性になります。

 また、「志村」にすると···ね。お察しの通り敵とヒーローの間に揺れ動く走者(操り人形)になってしまいます。

 

 

 あと普通に同じ名前でも個性が変わることなんてザラですし、毎回同じだと思うなっ!個性を舐めるなっ!!という運営さんからのメッセージでしょう。

 

 

 

 今回の走者は「コピー」の限界に挑みたいので、名字を「物間」にします。物間家がコピー一族って感じかは知りませんが、なぜかこのバージョンだと物間にすると高確率で個性が「コピー」関係のものになります。

 個性に細かな違いは出ますがそこは臨機応変にいきましょう。どうせ個性伸ばしが終わったらできることがほぼ同じように収束しますし。

 

 ──あと「物間」にすると性格「ナルシスト」や「煽り厨」になることが多いですが、そういうのは気合いで乗り切りましょう。その性格たちは扱いがめんどくさいです。

 

 性別は男にして、名前はどうしましょうね···別にこういう名字が個性に反映される組はなんでもいいんですが···

 

 まあ今回はランダムにしましょうか。

 そうそうランダムで変な名前はつかない···「物間消」···

 

 ──これまた珍しい名前になりましたね。

 相澤ティーチャーと同じような名前ということでみなさんお気づきかもしれませんが、「消」が名前に入ると「抹消」系の個性が選ばれる確率がグンッと上がります。

 

 個性を消せる個性ということでトップティアですが、その分マークや対策がキツくなるというデメリットも抱えています。

 結構普通の個性と乖離してしまうため、実はあんまり人気がないですね。その分コアなファンはいますが···

 

 ···まあいいか、これが本走でなくて良かったです。本走の場合は名前や生年月日、産まれ育つ場所まで決めますのでそのようなことは起こらないのですが。

 今回は試走ということもあり、全てランダムでもおっけ〜。

 

 先ほどチラッと言った個性と性格の厳選ですが、

「コピー」系の個性で、性格が「ストイック」か「意地悪」かの2択を引き当てたいですね。ごくふつうでも構いませんが···

 性格はこちら側から指定することができず、ほぼほぼランダムです。生来のものから家庭環境、友人関係などから小さい頃に固定されます。よっぽどのことがない限り、こんな感じです。

 

「ストイック」だとシンプルに自己研鑽の時間が伸び個性がどんどんと伸びていきますし、自分の成長のためならなんだってします。

 なので、あの才能マン爆豪くんすらともワンツーマンで訓練してるときだってあります。

 

「意地悪」だと頭の回転が早くなり個性の応用が早く思いつくようになります。あとは結構冷静なことが多く、実力不足を痛感すると死ぬほど訓練してくれます。その際には悪態をつける相手を用意しておくと効率が上がります。

 ···この説明だけだと、「聡明」でもいけんじゃね?と思うかもしれませんが、「聡明」は委員長飯田君を筆頭に正義感が高く(ヴィラン)を前にすると冷静さを欠く可能性が高くなるので却下です。

 

「ごくふつう」は何色にも染まれる可能性を秘めていて扱いやすいですが、それなら始めから目当ての性格にした方が効率良いです。

 今回はお試しなので「ごくふつう」で途中から合った性格に変えていくのでもまあいいか!という感じですね。

 

 

 

 今回は個性•性格厳選を加味して、小さい頃をチラ見しつつ、性格や個性が良さそうなら雄英入学前くらいから走るって感じでいきましょう〜

 

 

 

 世代を緑谷くんたちと同じに設定し、

 では、いってまいりましょう〜!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう意気込んだはいいものの、始めはスキップが安定なのでやることはないですね。

 ひとまず、小学生くらいまで飛ばしてみますか。

 

 

 

 

 

 

 スキップ!!!

 

 

 

 

 

 小学2年生くらいまで飛ばしたので一旦確認しましょう。

 今は···男女2人が登校してますね。今の視点では後ろ姿しか見えませんが、金髪の彼がそうでしょうね。一応外見チェックしてみましょう。

 ──おっ、物間くんから嫌味を抜き取って誠実さと少し可愛らしさをプラスした感じの顔してますね。

 こう見ると物間くんはすごいイケメンですよね。普段の言動でマイナスですけど、終盤の活躍具合は第二の主人公ばりです。

 

 ···ん、隣に歩いてるのはもしかしなくても塩崎茨ちゃんですかね···

 さっき名前挙げたからってなんでこうも···こんな確率ってないよぉ···

 

 めんどくさいですね···

 塩崎茨ちゃんや拳藤ちゃんといったB組勢が幼馴染で中学までずっといっしょに特訓してると、雄英に入ったあとも同じクラスに···要するにB組になってしまいます。

 ···B組に入るメリットは全然ないです···なので、渋い顔をしてしまってます。

 

 ──リセなのか?

 

 そんな考えが頭をよぎってしまいますが、一応ステータスを確認してから考えましょう。

 これで性格や個性がゴミならリセ確定です。

 

 

 名前:物間消

 性別:男

 年齢:7歳

 性格:ストイック

 個性 : コピー

 

 よしよし!!これで一応リセはなくなりましたね。個性の詳細は中学生くらいにならないと分からないので、今はなんとも言えませんが、「コピー」系なのは確定なのでおっけ〜。

 ──あとは、家庭環境と親の個性をチラ見してもう一度スキップですね。

 

 ひとまず、下校の時間より少し後に飛ばしましょう。

 

 

 

 スキップ〜!

 

 

 

 ···スキップしたはいいものの、ずっと公園で茨ちゃんとお話してますね。···もしかして何か家庭環境に問題あり···?

 少し早送りしてみましょうか。

 

 ──ん?誰か白髪の綺麗なお姉さんが2人に近づいていますね。

 そして2人の間に入ってどちらとも手を繋ぎながら帰っていきます。

 

 3人が歩いていくと、塩崎の表札が見えそこで茨ちゃんはバイバイしました。

 ···ということは、このお姉さんは消くんのお姉さんかお母さんなのか···?

 

 1分後物間の表札が見え、その家の中に2人とも入っていきました。

 

 あとは、家族みんな帰ってくるまでスキップして確認してみましょう。

 

 

 スキップ〜!

 

 

 一応最悪を想定していましたが、その心配は無用でしたね。

 

 消くん似の父親はコピー系で、あの白髪のお姉さんが母親で自身の血を操る身体強化系でした。

 

 消くん以外に子どもはいませんがとても幸福そうです。見てるこっちすらもほっこりするような感じで、プラス幼馴染の茨ちゃんとは家族ぐるみの良い関係。

 ···この世界でこんなに良い家庭を引き当てるなんて消くんはもってますね。

 

 

 

 ──さて、心配することも茨ちゃん以外はなくなったので雄英入学試験前までスキップしましょう。

 

 茨ちゃんが幼馴染だとしても、A組に入れないってことはないのであとはお祈りですね。

 

 中学校だけ別にならないかなぁ···?

 

 今考えても仕方ないのでスキップ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜スキップ中〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──ん?なんで等速に戻す必要があるんですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 目が覚めるといつもの病室にいた。

 どうやら椅子に座りながら、眠ってしまっていたらしい。

 ···やっぱり椅子をベッドから遠ざけておかないと、ベッドに頭を預けて寝てしまう。次は気をつけよう。

 

 そう考えながらゆっくりと体を起こし、そこで寝てるだろう白髪の女の人を見る。

 

 枕元にある名前のプレートには「物間操血」とあり、名字がいっしょで親族であることを指している。

 この人が僕の母親()()()

 

 僕が目覚めてからずっとお見舞いに来ているが、母親のことを何も思い出せないしこんな若い人が自分の母親だなんて現実味がない。

 

 けど、僕の個性として目が覚めてからずっと「血液操作」が使える。昔は「コピー」だけだったはずだ。「コピー」が使えたことすらも朧げではあるが、確かそうだったはず。

 

 僕の個性で、ずっと使えるってことはそれだけ関わりが深く付き合いが長いってことが分かる。

 だからこの人は母親で、死んだ父親の「コピー」は元々だけど、親との繋がりを僕は個性でしか感じれない。

 

 ──だから、個性をずっと使えるヒーローになるしか僕には選択肢がないというのが建前。

 本当は両親を殺した敵をぶっ殺すためにヒーローになる。

 

 

「前から言ってた雄英の試験がね、あともう少ししたらあるんだ。···がんばってくるね」

 

 

 そう告げ、僕は夕陽が差し込んでいる病室から出た。

 病室から出ると見知った顔が不安そうな顔をして待っていてくれていた。何か約束でもしてたっけ?

 

「···百ちゃんどうしたの?」

 

「エールを送ろうと思いまして少し待っていましたわ!消さん明日の試験がんばってくださいましね!」

 

「ありがと、でもここ病院だから静かにね」

 

 そう言うと顔を赤くし慌てながら看護師さんたちに謝っている百ちゃんが可愛くて、この子だけは絶対に失いたくないと強く思った。

 

 

 

 

 

 

 名前:物間消

 性別:男

 年齢:15歳

 家族:小学4年生時に(ヴィラン)の自宅襲撃によって、父が他界し母は病院で寝たきりとなった。その際自宅は火事で全焼し、消も記憶喪失となった。

 性格:ストイック

 

 個性 : コピー

 自身の記憶を()()にし他者の個性を扱える!そのため関係値が深いものや付き合いの長いものの個性は長く上手く扱える!しかし、一度個性を見なければならない、浅い関係の人の個性はすぐ消える、消えた記憶は戻らないなどの条件がある!

 また、限界まで個性を使うと借りた人関連の記憶が風船のようにパンッ!とはじけ頭に痛みがはしり、その人関連の記憶が一切なくなる!記憶が多ければ多いほど、深ければ深いほど限界まで使い破裂したときの痛みが強くなる!

 

 

 

 

 ──えっと、悲劇のヒロインばりの重い設定かかえこまないでよぉ···

 さっきまでと一転、個性も家庭環境も全て悲劇がすぎない?

 ···家族以外もこの様子じゃ昔のことも大体忘れてそうだし、お前茨ちゃん忘れてヤオヨロちゃんとくっつきそうよね?修羅場や曇らせが安易に想像つくわ···うわめんどっ···

 なんだこの運命は?!ふざけんなよォ!!

 

 ···失礼取り乱しました。いったん落ち着きましょう。

 ──RTAならこんなイベントてんこ盛りになりそうな時点でリセですが、あくまでも試走。

 

 

 それに個性がエグすぎます。

 

 

 借りた人関連の記憶ってことは、普通に会話とかだけではなくビデオとかで能力見るだけでも威力や持続時間はおそらくカスですが、能力自体は使えそうですね。やれることが多そうでこちらとしてはワクワクが止まりません。

 犠牲を支払えば、クラスのみんな+先生方の個性をフル活用できる…そういうことも可能です。強いねっ!

 

 ──ですが、このデメリットを考えたヤツは多分人の心がないんでしょう。

 記憶を燃料を言い換えると、人との関係を対価にして個性を使うということです。

 友人として関係を深めても、敵を撃退するときに個性を借りたら多分大体の記憶が飛んでいくのが目に見えてます。

 

 

 この個性の1番恐ろしいのは、個性を借りるために仲良くしたり関係を深めたりすることが求められるところでしょうか。

 まともな精神性ならどこかで一度病んで個性を使いたくなくなってヒーローを諦めそうですが、消くんは平気そう···ですね。

 

 

 ──この子ヒーローよりデーモンハンターとかの方が向いてそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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 タイトルいいの思いつかなかったので、良いのがあれば教えてくださいねっ!
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