カヤちゃんが征く!   作:無名のカヤ推し

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Episode18:どうして、そこまでしてくれるの?

 神妙な表情で、灰色兎はその重大な話を続けた。

 

「端的に言うと、土地の価値に対しての金額が合ってねぇ。ちょいと言い方がアレだが今のアビドスの土地の価値に対して、9億という金額はあまりにも多すぎる。要するにだ、随分と前から金額が釣り上げられてるとしか思えねえんだ。釣り上げた金額をアビドスに対して最終的に借金という形でなすりつけて、返済不能にするって形が見て取れる。まあ相手はカイザーだから真っ黒なことは当たり前みたいにやるんだろうがよ、これは立派なルール違反だ」

 

「……じゃあ、私達より前の代の生徒会の生徒は、みんなカイザーにうまく踊らされて、釣り上げられた金額を押し付けられたってこと?」

 

「そうとしか思えねえ。ざっとうちの会計士に、数十年前の想定で計算させてみたが……アビドスの土地の価値は、今のところカイザーが保有している土地だけで4億ほどだろうよ。あれだけ莫大な広さの土地に対してこの価値ってのは、まあアビドスの土地の価値がかなり低いって考えてくれりゃいい。もっとも、その価値は今後跳ね上がる可能性が高いだろうがな。さて、モノは相談なんだがな……」

 

 そうして、彼はホシノを見た。それは商人としての眼であった。

 

「仮定の話として、俺等とミレニアムがアビドスの借金を担保する……って言ったらどうする?」

 

「何を、言ってるの?9億だよ、そんな莫大な金額……」

 

 ホシノが困惑するのも当たり前だった。

 要するに、アビドスの借金を払ってもいいというとんでもない提案なのだから。

 

「まあ落ち着きな。慈善ってワケでもねぇのよ。要するにだ、返済先が変わると思ってくれればいい。金額が半分くらいになった借金を、俺等とミレニアムに返済する、ってイメージだな」

 

「なんでそっちの組とミレニアムに?第一、権利はカイザーが保有して……まさか」

 

「察したか?ぶん取るのよ。カイザーが逃げられない程の不祥事を抑えて、アビドスから手を引かざるを得なくする。それが最終目標だ。もっとも、明らかにとんでもないことをやらかしているのは明白だ。後は尻尾を抑えて……」

 

「連邦生徒会と、企業連合が抑える。そういうシナリオ?」

 

「まあ、大雑把にはそうだな。アビドスから撤退を余儀なくされたカイザーは間違いなく土地を手放すだろうよ。だからそこを抑えて、利権をこっちで手に入れちまう。そうすりゃあ、その借金をどうしようがこっちの自由だ。ただな、まず最優先にカイザーの不祥事の尻尾を掴まなきゃなんねぇ。もしくは、奴等が大ポカをやらかすかだ。だからこそ、そこについては先生やカヤの嬢ちゃんに動いてもらう。それまでは耐えてもらうことになるが……どうさね。悪い取引ではないと思うが」

 

 破格の取引だろう。

 

 最終的に、見積もりではあるが借金は半分程度まで下がる。そして、その権利は悪徳なカイザーではなく、この灰色兎という人物とミレニアムが持つことになる。借金についても、軌道に乗ればアビドス復興に向けた事業や資源調査で発生した利益で返していける。

 

 対して、ミレニアムとこの灰色兎が求めるのは事業に対する権利と研究結果だ。それも至極真っ当なもので、アビドス側にも大きな利益があるようになっている。

 

 

 何よりも。

 アビドス高校を存続させ、次世代へとつなげることが出来るような環境を作れる。

 これは、ホシノにとっても見過ごせないことだった。

 

 

 ただ、ひとつだけわからないことがあった。

 

 

「――どうして、そこまでしてくれるの? だって、貴方もミレニアムも結局は他人だよ?」

 

「そうさなぁ……まあ、こっちにも利益がある、ってのがひとつだが。強いて言うなら、ミレニアムはどう考えてるのか知らないが俺等は、必死に頑張ろうとしている生徒(こども)が搾取されるのは、おかしいと思うし我慢ならねぇんだ」

 

 彼は、仁義と任侠を重んじている。そして、これから先経験と学びを繰り返し、大人になっていく生徒(こども)こそが次代の担い手であり、このキヴォトスという世界の未来だと考えている。

 

 そんな存在が、大人の身勝手な都合で不当な搾取を受けることに我慢ならなかった。次代の担い手を育み、繋ぐ。それこそが自分達、ヘイローを持たないながらの大人の努めでもあると思っていた。

 

 全てが慈善というわけではない。彼が拾った、ブラックマーケットに流れざる得なかった生徒達。その生徒達にまともな仕事を斡旋し、望むなら学べる場を用意して。そうして、その生徒達が携わった事業に寄って利益を得ている。彼は、結局のところ自分もまた生徒を育て、そして事業によって利益を得ている以上やっていることは結局汚い大人と同じだ、そう思っているのだが。拾った生徒達からは、『未来を示してもらった、生きる場所を与えてもらった』と感謝されていた。

 

「まあ、無理強いはしねえ。どうするかは……そっちで決めな。あくまで俺等は、アビドスの将来的な利益に関わろうとする悪い悪い大人だからよ」

 

 笑いながらも自嘲気味にそう行った灰色兎に対して、ホシノは思った。世の中の大人が、先生やこんな人が多ければいいのにと。

 

 整理する。ホシノの中で、今回のこの選択で得られるものは何か。

 

 

 借金の大幅な減額と、債務権の移動。

 

 願ってもないことだろう。そして返済先がミレニアムとこの灰色兎という相手になるのは、カイザーへの返済より遥かにいい。

 

 事業の展開や研究調査によるアビドスの復興。

 

 これも破格の取引だろう。特に、表立ってあのミレニアムがアビドスの味方になってくれるのはとても大きい。キヴォトスの中でも最大規模クラスの学園が味方につくということは、他の学園や自治区からの介入を抑止することもできる。

 

 

 アビドス復興に伴う、自治区の再生とアビドス高校の生徒受け入れ、連邦生徒会への発言権の復活。

 

 ホシノの中ではこれが最も大きかった。今のアビドスの生徒数は5名。一年生は、アヤネとセリカの二人だけである。自分は将来的には卒業ということとなり、その後アビドス高校にOBとして関わったとしてもそもそもの話、生徒が居なければアビドス高校は存続できない。

 

 アビドス高校の存続と再生。それは、このアビドスという自治区を守っていくには必要不可欠だった。もし、このまま生徒数が確保できず今いる全員が卒業を迎えてしまうと生徒数は0人。存続は不可能。

 

 もし、今回の事業や計画が成功すれば、この灰色兎という相手の斡旋に寄ってアビドス自治区へと赴いた無所属の生徒が、後々アビドス高校に所属してくれる可能性がある。加えて、自治区の復興が上手く行って、連邦生徒会への発言権も回復できれば、ミレニアムとの提携校ということで別の自治区からも志願する生徒が増えるかも知れない。

 

 未来へと繋ぐこと。それは、ホシノとて願っていたことだからだ。

 

 今はもう居ない、大切な先輩との約束。そして、その先輩や大事な後輩達との居場所を守るために。そんな大切な場所を、いつかはまだ見ぬ誰かの居場所にするために。

 

 

「――わかった。アビドス対策委員会の委員長として、あなたと。そしてミレニアムと手を結ぶよ」

 

 

 ホシノは、未来を選択した。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

「クソ……クソッ!どうしてどいつもこいつも邪魔ばかりする!」

 

 機械の体躯の拳が、感情を叩きつけるようにして机へと振るわれた。その結果は大きな音を響かせるだけであり、その感情を叩きつけた存在の鬱憤を何一つとして解決しない。

 

 大きな機械の体躯にスーツ姿。先生達が灰色兎と密談とある計画を進めている最中、その存在はただ自らのイライラを叩きつけていた。

 

「くたばり損ないの負け犬……ネフティス風情がこの私の邪魔をしよって……!奴さえ、あの忌々しい狼さえ居なければ、今頃はもっと順調にアビドスの買収が上手く行っていたのに……!クソがぁ!」

 

 現在、カイザーコーポレーション。もとい、カイザー理事はアビドスの全ての土地の内、アビドス高校の敷地の除いて8割を保有している。だが、残りの2割の保有はカイザーではない。書面上は権利をアビドス高校としているが、その土地を手にして譲渡していたのはネフティス社。しかも、そのネフティスのトップである人間の一人だった。

 

 アビドス高校の息の根を完全に止めるためには、アビドス高校以外の土地全てを手中に収める必要があった。そうすれば、自治区としての成立は絶望的であり、何か対策を打とうとしても権利はカイザーにある。詰みの状態に追い込めば、アビドス高校は諦めると予測していた。

 

 だが。現実はそうではない。ネフティスが保有している2割の土地の権利。これは、カイザーの保有している莫大な土地と比較すれば微々たるものに見えるが、保有している場所がとにかく問題だった。その場所全てが、確実にカイザーにとっては急所となる土地だったのだ。

 

 人の居る主要市街地、旧オアシス、道路や鉄道といったインフラ設備。ピンポイントでそれらを狙い撃ちするようにして権利が確保されている。しかも、カイザーが恐ろしいと感じたのは『自分達が手を出すずっと前から確保されていた』という点だ。

 

 それこそアビドスの全盛期の終盤、砂塵災害による衰退が始まる直前にその土地は確保されていた。まるで、未来がわかっているかのようにして。

 

 更に不気味なのは、仮にネフティスの代表理事。カイザー理事が忌々しい狼と称したその人物は、当時意図的に一部の土地しか確保しなかったという点だ。そうして見事に、アビドス郊外地区の砂漠地域の権利は確保されていない。

 

 カイザーが探しているのは、アビドス砂漠に眠るとある遺産。最初はカイザー理事も、カイザー本社もネフティスがその存在について知っているのではないのか。と考えたが、確保されている土地はどれもが宝が眠っているとは言い切れない場所ばかりだった。

 

 

「クックック……随分とお怒りのようですね、カイザー理事……」

 

「ッ!?く、黒服!どういうことだ!貴様の目論見では、最早アビドス高校は風前の灯だった筈だ!なのに何故、何故ぇ……!」

 

 まるでその存在は、影から現れるようにしてその部屋に現れた。黒いスーツ姿に、ひび割れた異形の頭部、そこから迸る青白い炎。その存在。黒服、と呼ばれた人物はやれやれというようにジェスチャーをして見せた。

 

「それは、貴方もわかっているのでは?連邦捜査部、シャーレ。そしてそのシャーレが率いているのは、キヴォトス最強の部隊の一つとまで言われたあのFOX小隊と、SRTの精鋭の生徒。そして……」

 

 

 黒服は力強く言い放った。

 

 

「――『英雄』、不知火カヤ」

 

「ぐっ……!」

 

 カイザーは現状、ある意味命がけの綱渡り状態だった。今、彼らがやっているのは完全にアウトなことを、グレーゾーンに偽装して誤魔化しているのだ。もし、一歩でも間違えば最後。連邦生徒会と企業連合に尻尾を掴まれて長年かけて続けてきたアビドスを手中に収める計画が全て水泡に帰す。

 

 なにより。もし、かの英雄に目をつけられて。数年前に起こった、まだカイザーにとっても記憶として。否、ある意味見せしめとして忘れることなどできない惨状を自分達にも招きかねないということが最大の恐怖だった。

 

「かの『雷帝』の末路は、知っているでしょう」

 

「……当然だ。あの一件で『雷帝』の『鉄拳政治』は終焉を迎え、その力の象徴と遺産の大半は灰燼へと帰した。その後、勢いを失ったまま、現ゲヘナの万魔殿と風紀委員会に台頭を許した」

 

「包み隠さずご報告しますが、我々ゲマトリアについて、正体は掴めずとも『何か居る』と感づかれては居ます。もっとも、尻尾は掴ませませんが、今のアビドスの情勢の裏では、FOX小隊に連邦生徒会防衛室、ヴァルキューレからも公安局長自らが動いているようです。ゲマトリアとしての情報は掴ませませんが、彼女達の捜査の過程で……カイザーに関してやアビドスに関しての情報を手にされる可能性は十分にあります」

 

 事態はあまりよくはない。順調にアビドスを手にする計画が進行し、アビドス高校の心さえ折ってしまえば後はどうとでもなるのだが現状はそうも行かず。しかも、カイザーとしても相手にしたくない存在が動き始めていた。

 

 連邦生徒会、企業連合、静観を決め込んでいるが明らかにカイザーに対して敵対的なネフティス。ほぼ自由裁量に近いものを持ったシャーレに加えて、過去に何度も煮え湯を飲まされたFOX小隊にヴァルキューレの公安局長と防衛室。加えて。キヴォトスにおける『悪の敵』、不知火カヤ。

 

 ゲマトリアについて感づかれなくとも、カイザーの悪事くらいなら尻尾を掴むのは時間の問題。だからこそ迅速にアビドスを手に入れなければならないのだが、それを阻止しているのがネフティスときた。

 

 このままでは最悪の事態となるだろう。だから強硬策も取った。だが。

 

「そもそもだ。貴様たちとて、失態を晒しているではないか。……アビドス生徒の誘拐と処理。それが上手く行っていれば、今頃はアビドスの心を折れていたかもしれんというのに」

 

「カイザー理事、そもそも前にも申し上げましたが私はあの手段には反対していましたよ。あまりにも穴が多すぎる上に、私が遵守する理念である『契約』という概念に基づいていない。とはいうものの……此方の一人が、都合よく使えそうな生徒が欲しい、と言っていましたのであなたの作戦を紹介し、そのメンバーが作戦を実行したのですが。まあ、そうですね。結果はどうあれ失態にかわりありません。反対しつつも作戦を紹介した私にも責任はあるでしょう。 ……ですので、少しサービスしてあげようと思いまして」

 

「どういう風の吹き回しだ。……金か?まあ、緊急事態なのだ。欲しいならば今なら言い値でくれてやる。ただし、次の作戦は間違いなく遂行してもらうぞ」

 

「クックック……いいえ、お代は頂きませんよ。あくまでこれはあなたと私の契約の範疇。それを補填するのも契約の内ですので。それに、私としても研究対象であるかの『神秘』を手に入れたいと思っているのですよ」

 

 黒服が目をつけていた存在は複数いた。キヴォトスにおける、トップレベルでの『神秘』の持ち主。そして、その中でも更に特殊な複数名の生徒の存在。だが、その殆どが手を付けられなかった。

 

 

 『天霆(ケラウノス)』不知火カヤ

 『審判者(ラダマンテュス)』七度ユキノ

 『天奏(ヴァルトラウテ)』熾羽リリィ

 

 『月冥(ペルセフォネ)』の名を冠する、熾天の守り手であり、彼女の無二の親友であるトリニティのとある少女。

 

 

 そうして。アビドスにおける特異な神秘持ちである、小鳥遊ホシノと砂狼シロコ。

 

 

 アビドス以外の生徒には手のつけようがなかった。黒服の得意とも言える、『契約』に準じて手を伸ばすことは難しく、彼女達の立場や覚醒しているその力からしても下手をすれば黒服が身を焼かれることになるからだ。だからこそ、付け込む隙と『神秘』に覚醒していない生徒を研究対象として欲した。

 

 それが、ホシノとシロコであり。最も付け込みやすいと判断したのがホシノだった。

 

 だが。その計画は難航し始めていた。シャーレのアビドスへの介入、アビドス高校の変化。そこにただですら致命的だったネフティスの保有していた土地が、更に抉るようにカイザーを苦しませ、カイザーの計画自体を破滅させる手前まで来ようとしていた。

 

 カイザーの計画については黒服としてはどうでもいいのだ。そして、かの『英雄』やその仲間達とまともにやりあおうとすれば、いくら自分とてただではすまないだろう。だが、研究対象は逃したくない。

 

 

 アビドス生徒への襲撃、それを実行したゲマトリアのある人物の作戦は失敗した。

 だから黒服は、ある人物に提案を持ちかけることにした。

 

 

 それは。ゲマトリアにおいて、極めて特殊な存在。

 

 

 メンバーでありながら、『とある途方もない神秘をも保有している、一人の生徒』なのだ。

 

  

 

「彼女はなんというか、そう……我々の中では善性の部類なのですが、ノリと勢いでついやりすぎてしまうこともある人物なのです。ですが、今の現状に対抗するためには、彼女に頼るしかありませんね」

 

 『まあ、それでもカイザーはもうだめかもしれませんけどね』。そう内心で呟いた黒服は、スーツの懐から携帯端末を取り出すと。ある人物へと連絡を取った。

 

 




■ゲマトリアの『生徒』
 途方も無いほどの『神秘』を持ち、『勇者』とも『魔王』とも取れる力と素質を持つ正真正銘のバケモノにしてカヤの同類。百鬼夜行方面の文化にも似た軍服のような改造制服を身に纏い、白いマントを羽織っている。厳密に言えば、メンバーではあるがかなり善性寄り。ただ、つい、うっかり、テンションが上ってしまって、などなどの理由でやりすぎてしまう。生きる者の輝きを愛している倫理・人道に厚い人格者であり、愛や友情、絆、勇気などといった人の素晴らしいところこそ守らねばならないと常に考えている。本来、ゲマトリアに居るのはあまりにもおかしい存在。ある理由のためにゲマトリア、主に黒服と契約を結び今の世界への『試練』足らんとしている。

 重要なのは、彼女は『邪悪』ではないということ。
 同時に、『悪の敵』に最も近く英雄の理解者でもある。

 『契約』の名のもとに物事を遂行する黒服とは関係が良好であり協力関係にある。が、暴力や支配を主とするベアトリーチェに対しては嫌悪感や敵対心を隠そうとせず、堂々と棘のある言葉も投げる。一度ある自治区の惨状を目にしてブチ切れベアトリーチェを滅ぼしかけたが、黒服をはじめとするメンバーの仲裁でなんとか止まった。ただし、見逃すかわりにある権利と支配している自治区への関与を認めさせた。

 ――『人間賛歌を謳わせてくれ、喉が枯れ果てるほどにッ!』

 ――『いいか子兎共、忘れるなよ。それが勇気だッ!』

 ――『諦めなければ夢は必ず叶うと信じているのだ!おォ……万歳ァィ!』

■あとがき
 夏イベ最高でした。
 夏 イ ベ 最 高 で し た (クソデカボイス)

 作者としては水着イチカが最高でした。あれだけでご飯10杯くらいいける。
 ところでセイア、君なんか西尾維新っぽい言い回しなのは気の所為ですか。

 夏イベ見てカヤから夏休み(強制)をもらったリリィちゃんの夏休みとか投下したいと思ったけど投稿段階ではまだアビドスなんですよね。やるならトリニティ編からの気もするまで雑に書いたのはお蔵入りさせておきます。

 余談ですがリリィちゃんが嫌いなのはトリニティであって、そこに居る全ての生徒というわけではありません。なので先輩になるティーパーティーの三人や元同級生のイチカを嫌っているという訳ではありません。次期防衛室長と言われるようになってからはナギサの苦労もなんとなく理解はしている。

 雑に書いてる夏休み編は、カヤに上司命令で与えられた夏休みを使って転校先(ゲヘナ)の万魔殿や風紀委員会の面々、スズミと海へと行く話。ヒナがアイマスクしてハンモックで昼寝していたりマコトが爆発オチで黒焦げになったりリリィが現場監督しながら何故か居る温泉開発部やカスミと温泉宿の図面引いたり『ご安全に!』『KYチェックヨイカ?』『ヨシ!』とか言ったりする。

 次回あたりからカヤvsホシノの模擬戦話と休日の話を挟んで本編に戻る予定。

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