守護の蛇   作:ディロイ・ファントム

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 注意!この小説の本編の内容がそっくりそのままテレビとして放送されたという訳ではありません!あくまでも「神様視点でも見れない所を見ている」という、言わば画面外での出来事も含まれています!



はじまりは「わんだふる!」

 

しきは「・・・姉さんはいつもの日課と。相変わらずだねぇ」

 

 

ピアス「チロチロ」

 

 

 朝早くからいろはが犬のこむぎと散歩する光景を自室から見てそう呟く

 

 

ピアス「スリスリ」

 

 

しきは「・・・」ナデナデ

 

 

 しきははピアスを首に巻き付かせ、そのままリビングに行き朝食を取る。朝食を食べ終わったのと同じタイミングで両親が起きてきた

 

 

しきは「おはよう」

 

 

剛「おはようしきは、それとピアス。その様子だと朝ご飯はもう食べたみたいだな」

 

 

しきは「うん。だから取り敢えず自分の部屋に戻るつもり」

 

 

剛「そうか。分かった」

 

 

しきは「うん、それじゃ」

 

 

 それだけ言って部屋に戻り、作業し始める。そこから何時間経っただろうか・・・気付いたら昼になっていた

 

 

しきは「・・・そう言えば今日はどっかの部の助っ人しに行ってるんだっけ?バレーだったかサッカーだったか・・・どっちにしろお人好しだねぇうちの姉さんは」

 

 

ピアス「チロチロ」

 

 

しきは「(後1時間もあれば完成かな。そうしたらピアスと遊ぼうかな・・・)」

 

 

 しきはは作りかけのスライド式のパクト擬きをしまってピアスに巻き付かせた上でリビングに降りる

 

 

しきは「そろそろ昼食?」

 

 

剛「よくわかったな。今出来上がった所だ」

 

 

 このまま3人と1匹で昼食を食べ、しきはは自室に戻って作業を再開する。その作業してるしきはの事をピアス用に作った体を巻き付ける用の「薪蔦」と名付けたポールスタンド風の何かに体を巻き付けながら見ていた

 

 

 時間も場面も変わって海浜公園に移動したいろはとこむぎ。海浜公園では色んな犬が遊んでおり、犬の数だけでも数え切れない程である

 

 

いろは「はい。いっぱい歩いたねー」

 

 

 そう言って水の入ったコップをこむぎに渡した

 

 

いろは「わんだふるだねー」

 

 

こむぎ「ワン」

 

 

 場面は変わり森の中。どうやら森で少年達が隠れんぼをしている様だ

 

 

父親「もーいーかーい」

 

 

少年「まーだだよー」

 

 

犬「バウッ!」

 

 

少年「しーっ!いくよー!」

 

 

犬「ワン!・・・アウ?」

 

 

少年「いくよー」

 

 

 更に場面が変わり公園の中。休憩を終えたいろはとこむぎはボールで遊んでいた

 

 

こむぎ「わん!わん!」

 

 

いろは「こむぎ行くよー!えいっ!」

 

 

こむぎ「わん!・・・・・・わう?」

 

 

いろは「こむぎー?どしたのー?」

 

 

こむぎ「わう!」

 

 

いろは「なにそれ?石?まんまるでキラキラしてる・・・あ!ちょっと鏡石に似てない?」

 

 

こむぎ「わう?」

 

 

 そんなほのぼのとしていると森の方から動物にしか感じ取れない、物凄い邪気を放つ存在が現れた

 

 

こむぎ「わうっ!?グルルルル!!」

 

 

いろは「どうしたの?」

 

 

 こむぎが森の方に威嚇し始めると同タイミングでその場に居た他の犬達も一斉に威嚇し始め、それに飼い主達が動揺する。そして森からその主が出現する

 

 

邪気の主「ガルガルゥッ!」

 

 

いろは「こむぎ!逃げよう!」

 

 

 いろはを含めたその場に居た人達は羊の形をした邪気の主から一斉に逃げ始める。が、少年が1人だけ逃げ遅れたようだ

 

 

犬「バウッバウッ!バウッ!」

 

 

少年「ううーっ!パパー!」

 

 

いろは「っ!こむぎはここで待ってて。絶対戻って来るから。良いね?あの子達をほっとけ無いから!」

 

 

 そう言っていろはは邪気の主の方に近付く

 

 

少年「うわぁぁっ!」

 

 

邪気の主「ガルガルゥ!」

 

 

いろは「ピューピュイ!こっちだよー!」

 

 

邪気の主「ガルガルゥ!」

 

 

 いろははそれから逃げ続けるがかなり動きが素早く、更に色んな設備も破壊していく

 

 

いろは「はっや!?」

 

 

 そして暫く逃げ回り、いろはの体力が無くなって来た様でいろはは転んでしまう

 

 

邪気の主「ガルガルゥ!」

 

 

 いろはは邪気の主に踏み潰されそうになるが、こむぎがその間に入り庇おうと動く。そして、その近くに居た人物も大急ぎでいろはの方に駆け出す

 

 

こむぎ「ワンっ!ワンッ!・・・いろは!・・・ワン!いろは!・・・ワオォォォン!」

 

 

 そしてこむぎが邪気の主といろはの間に来た時、こむぎが光に包まれ、人の姿となった

 

 

こむぎ「いろはぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

いろは「貴女は・・・」

 

 

こむぎ「ワンダフルパクト!プリキュア!マイエボリューション!スリー!ツー!ワンっ!」

 

 

ワンダフル「みんな大好き素敵な世界!キュアワンダフル!いっしょに遊ぼ♪」

 

 

いろは「キュア・・・ワンダフル・・・」

 

 

 邪気の主が2人を襲う。が、横から来たキュアワンダフルに似た誰かが邪気の主の前脚を蹴り上げる事で弾く

 

 

ワンダフル「・・・!いろは!大丈夫!?」

 

 

邪気の主「ガルゥッ!?」

 

 

いろは「う、うん・・・あれ?なんであの子私の名前を?」

 

 

ワンダフル「なにガルガルしてるの!言う事聞かないとおやつ抜きだよ!」

 

 

邪気の主「ガルゥッ!」

 

 

ワンダフル「ダメだってば!」

 

 

邪気の主「ガルゥッ!」

 

 

 邪気の主が何度もキュアワンダフルと黒いプリキュアに突進するも2人共全て躱しきってしまう。そして遂に邪気の主が諦めたのか、逃亡してしまう

 

 

ワンダフル「あ!待てぇ!」

 

 

いろは「はっや!?」

 

 

黒いプリキュア「・・・犬飼いろは、私達から離れる事をオススメする」

 

 

いろは「・・・私ってそんなに有名なの?」

 

 

 そしてキュアワンダフルはいともたやすく邪気の主に追い付き、並走しはじめる。一方黒いプリキュアは木々を上手く使って追走をしていた

 

 

ワンダフル「もう!どこ行くの!」

 

 

邪気の主「ガルゥッ!?」

 

 

ワンダフル「待て待てぇ!」

 

 

邪気の主「ガル!ガルゥ!」

 

 

ワンダフル「あ!追いかけっこだね!」

 

 

 邪気の主はキュアワンダフルから逃げるべく更にスピードを上げる。そして少し開けた場所に着くとフェンスが見え、そのフェンスに邪気の主は突進するも破壊が出来なかった

 

 

ワンダフル「追い付いたー!」

 

 

邪気の主「ガルゥ・・・ガルガルゥッ!」

 

 

 ドォォォン!!

 

 

ワンダフル「うえっ!?何々!?」

 

 

 追い付かれた邪気の主はキュアワンダフルに突撃しようと動く。が、突然邪気の主とキュアワンダフルの間に何者かが落下してきたようで土煙が舞っていた

 

 

いろは「いったいなにが・・・」

 

 

 いろはも何とか追い付くも状況把握が出来ていなかった。そして、煙が晴れ落下して来たのが何なのか判明した。どうやら先程乱入してした黒いプリキュアのようで、小規模ではあるものの足下にクレーターが出来ていた

 

 

黒いプリキュア「・・・」

 

 

ワンダフル「あ、さっきの」

 

 

黒いプリキュア「どうも犬っころ。それより、あのデカブツを止めるのが先」

 

 

ワンダフル「・・・うん!」

 

 

黒いプリキュア「撹乱するから兎に角動き回って!」

 

 

ワンダフル「任せて!」

 

 

 黒いプリキュアとキュアワンダフルは邪気の主の周りをちょこまかと動き始める。キュアワンダフルは邪気の主を中心に円を描くかの様に走り回り、黒いプリキュアの方はキュアワンダフルとは反対方向に走り回りつつも時折邪気の主を使いつつ位置や方向を入れ替えると言った技術を交えて動く

 

 

邪気の主「ガル!?・・・ガルゥ!?ガルガルゥッ!?」

 

 

 黒いプリキュアは邪気の主が隙だらけになったのを確認し、重たい一撃を加える為に近付こうとした。しかし、突如として邪気の主から更なる邪気が溢れ始める。それが苦しい物だと言う事はキュアワンダフルにはすぐに感じとれた様だ。一方黒いプリキュアは何が起こったのか分からなかった様で少し離れて警戒する

 

 

ワンダフル「・・・あなた、苦しいの?」

 

 

邪気の主「がる・・・」

 

 

黒いプリキュア「無闇に近付いたら・・・」

 

 

邪気の主「ガルガル・・・」

 

 

黒いプリキュア「攻撃してこない・・・?」

 

 

ワンダフル「こうするとね、苦しいのが無くなるんだよ」

 

 

いろは「あっ・・・」

 

 

ワンダフル「ガルガルしないで、いっしょに遊ぼ!楽しい事、嬉しい事がいっぱい!世界は素敵にわんだふるなんだから」

 

 

 邪気の主は光に包まれながら力尽きた様に倒れる。そしてその光が無くなるとそこには小さな羊が倒れていた。それにリンクする様にキュアワンダフルの変身のみが解かれる

 

 

こむぎ「あ!いろは!見てみて!ガルガルしてた子、縮んでふわふわになっちゃった!」

 

 

いろは「なんだろ・・・羊、かな?」

 

 

黒いプリキュア「(あれの正体がこれ?ご主人ならもしかして・・・)」

 

 

こむぎ「いろは!これでいろはと一緒だよ!」

 

 

いろは「・・・・・・お、おてて」

 

 

こむぎ「わん!」

 

 

いろは「握手、いえーい・・・」

こむぎ「握手!いえーい!」

 

 

いろは「やっぱり・・・こむぎなのぉ!?」

 

 

こむぎ「わん!わんわん!わんだふるー!」

 

 

いろは「えぇぇぇぇぇ・・・・・・なんだか、凄く、わんだふる過ぎなぁぁぁぁい!?」

 




犬飼 しきは


 犬飼いろはの双子の妹で髪は暗い赤で目は翠と蒼のオッドアイ。一部の生物を除いて関係性は人にも動物にもニュートラルのつもり。因みに姉と違い嘘をあたかも本当の事の様に喋れる上に身体能力は姉よりも高い



ピアス


 しきはが飼っている蛇で体長は約1m。しきはにとても懐いており、こっそりとだが学校にも連れて来てる
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