守護の蛇   作:ディロイ・ファントム

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こむぎ、いろはとケンカする

 

 いろは、こむぎ(犬)、悟、いろは、ピアスはニコガーデンに来ており、メエメエにニコガーデンを回復していく様を見せられていた

 

 

メエメエ「キラリンペンギンさんも無事お戻りに。いろは様、お手柄です」

 

 

いろは「私だけの力じゃ無いよー。キラリンウサギが力を貸してくれたからだよ。ホントありがとね」

 

 

キラリンウサギ「どういたしましてキラ。力になれて嬉しいキラー!」

 

 

悟「友達の力を借りてパワーを発揮する。まさにフレンドリータクトだね」

 

 

いろは「みんなで力を合わせれば出来ない事は無いね!」

 

 

こむぎ「こむぎ、力を合わせてないワン・・・」

 

 

全員「「「「「?」」」」」

 

 

キラリンウサギ「どうしたキラ?」

 

 

こむぎ「フレンドリータクト、こむぎは、どうして使えなかったワン?」

 

 

いろは「えーっと・・・どうして?」

 

 

悟「えっ!?んー・・・なんでかな?」

 

 

メエメエ「うーむ、タクトを手にしたのに使えない、これは由々しき事態ですよ。プリキュアとして何か凄ぉぉく大事な物が欠けているのでは」

 

 

こむぎ「こむぎもタクト使いたい!使いたい!使いたい!使いたいワン!」

 

 

メエメエ「ちゃんと話し聞いて!」

 

 

こむぎ「いろはと一緒に使いたいワン!使いたいワン!使いたいワァァン!使いたいワァァァァァン!!!!」

 

 

 オープニングを挟んだのち、犬飼家にて

 

 

しきは「・・・所で、フレンドリータクトって何?」

 

 

いろは「タクトは」

 

 

しきは「わかるよ?」

 

 

いろは「フレンドリータクトってのは、タクトの形をしたキラリンアニマルの力を借りれるアイテムなの」

 

 

しきは「キラリンアニマルって言うと・・・あの浮遊してる兎だっけ?」

 

 

いろは「うん。で、その子達の力を借りる事が出来なかったから駄々こねてたの」

 

 

しきは「・・・使い方は合ってたんだよね?」

 

 

いろは「うん」

 

 

しきは「・・・姉さん、酷な事言うけど、私はその原因が特定出来たかもしれない」

 

 

いろは「ホントに!?」

 

 

しきは「でも、教えれない。勿論憎くて教えれないとかじゃない。わかってしまったからこそ、教えてはいけないと思った。悪いけど、幾ら姉さん達の頼みでも、これを教える事だけは出来ない」

 

 

いろは「・・・そっか」

 

 

しきは「(・・・姉さん)」

 

 

 そして次の日。しきはが朝起きて来るといろはが珍しくリビングにいた

 

 

しきは「・・・何やってるの姉さん」

 

 

いろは「おはよう」

 

 

しきは「おはよう姉さん。帰ってくるの速かったね?」

 

 

いろは「散歩には行ってないからね」

 

 

しきは「・・・あぁ、成るほど。そう言えば、姉さんに協力して欲しい事があるんだけど良い?」

 

 

いろは「もっちろん!」

 

 

 いろははしきはに連れられてしきはの自室に入っていった

 

 

いろは「改めて見ると道具ばっかり・・・」

 

 

しきは「姉さん、こっちだよ」

 

 

いろは「うん・・・これって?」

 

 

 いろはがしきはの部屋の机にあった板を指差す

 

 

しきは「これ?特殊な形の爆弾」

 

 

いろは「爆弾!?!?」

 

 

しきは「・・・な訳無いでしょ。とりあえず、そっち持っててくれない?不安定だから加工し難くてさ」

 

 

いろは「もっちろん!」

 

 

 いろはは妹から頼まれて上機嫌になっていた

 

 

しきは「しっかり持ってないと最悪腕持ってかれるかもしれないから気を付けてね」

 

 

いろは「・・・うん。良いよ」

 

 

しきは「それじゃぁ・・・!」

 

 

 しきはが道具を使って少しずつ切っていく。そして完全に切り終わって真っ二つになった板の片方を姉から受け取る

 

 

しきは「助かったよ姉さん。ありがとう」

 

 

いろは「どういたしまして」

 

 

 それだけ言っていろはが部屋を出ようとした時、森から途轍もなく大きな声が聞こえた

 

 

ガルガル「グァルガルゥゥ!!!」

 

 

 その声に全動物が警戒、或いは怯え始める

 

 

しきは「・・・姉さん、今回はかなり凶暴な奴みたいだし、急いで行ったら?親には誤魔化しておくからさ」

 

 

いろは「しきは・・・ありがとう!行ってくる!」

 

 

 いろはとこむぎはは大急ぎでその声の下に移動するのであった

 

 

こむぎ「あ!あそこ!」

 

 

いろは「居た!」

 

 

ガルガル「ガァルガルゥ・・・」

 

 

こむぎ「すっごいガルガルしてる」

 

 

ガルガル「ガァルゥ・・・」

 

 

悟「大きい・・・あんな大きな子が町へいったら・・・」

 

 

いろは「止めなきゃ!」

 

 

 いろははワンダフルパクトを構え、変身を開始する

 

 

いろは「ワンダフルパクト!プリキュア!マイエボリューション!スリー!ツー!ワンっ!」

 

 

フレンディ「みんなの笑顔で彩る世界!キュアフレンディ!あなたの声を聞かせて」

 

 

 こむぎもワンダフルパクトを構え、変身を開始する

 

 

こむぎ「ワンダフルパクト!プリキュア!マイエボリューション!スリー!ツー!ワンっ!」

 

 

ワンダフル「みんな大好き素敵な世界!キュアワンダフル!いっしょに遊ぼ♪」

 

 

悟「あのガルガルには鬣がある。あの特徴は他に無い」

 

 

フレンディ「だね」

 

 

ワンダフル「何々?なんの動物?」

 

 

フレンディ「え?ライオンでしょ?」

 

 

ワンダフル「ライオン?」

 

 

フレンディ「知らないの!?」

 

 

悟「日本でライオンが見られるのは動物園だけ。ワンダフルが会う機会は無いよ」

 

 

フレンディ「あぁ、そっか」

 

 

ワンダフル「私に任せて!どんな動物でも追い掛けて・・・」

 

 

ガルガル「ガァルガルゥ!!」

 

 

ワンダフル「わぁぁ!?」

 

 

フレンディ「・・・ワンダフル?」

 

 

ガルガル「グルルル・・・ガァルガルゥ!」

 

 

フレンディ「ワンダフル避けて!」

 

 

ワンダフル「(避けなきゃ!?でも、足が・・・)きゃぁ!?」

 

 

フレンディ「ワンダフル!?大丈夫?」

 

 

ワンダフル「う、うん」

 

 

悟「それは恐らく、君の本能だよ」

 

 

ワンダフル「ほ、本能?」

 

 

悟「ライオンは『百獣の王』と呼ばれるとても強い動物。だから、ワンダフルがライオンを怖いと思うのは、当然だよ」

 

 

ガルガル「ガァルガルゥ・・・」

 

 

???「私達も力になります!」

 

 

フレンディ「誰!?」

 

 

???「クイックフィズィパクト!」

 

 

 謎の人物がそう叫ぶとパクトの下部分にある大きな2つの半円型のボタンの内、右の方を素早く、そして叩き付ける様に押す

 

 

???「プリキュア!マイエボリューション!」

 

 

 謎の人物が更にそう叫ぶと変身用の別の背景に変わる。その2秒後に下から突然出て来た黒いエネルギー状の蛇に呑み込まれてしまう。が、そのすぐ後に蛇が光となって破裂し、中からキュアアングラスが出現する

 

 

アングラス「闇夜すら覆(おお)う眩しき世界!キュアアングラス!私と共に歩みましょう?」

 

 

 

しきは「クイックフィズィパクト!」

 

 

 また別の人物も同じ様に叫ぶとパクトの下部分にある大きな2つの半円型のボタンの内、左の方を素早く、そして叩き付ける様に押す

 

 

しきは「プリキュア!マイエボリューション!」

 

 

 謎の人物が更にそう叫ぶと変身用の別の背景に変わる。その2秒後に下から突然出て来た黒いエネルギー状の蛇に呑み込まれてしまう。が、そのすぐ後に蛇が光となって破裂し、中からキュアアミナが出現する

 

 

アミナ「想いの力で守りゆく世界!キュアアミナ!私があなたを守護(まも)るから」

 

 

 

フレンディ「キュアアングラス・・・キュアアミナ・・・」

 

 

アミナ「あんな凶暴なのを町に行かせたら大勢の死者が出る。それはなんとしてでもさせない」

 

 

アングラス「今戦えるのはこの4人だけです。力を合わせなければ勝てる相手じゃ無いです」

 

 

フレンディ「・・・ワンダフル、下がってて」

 

 

ワンダフル「・・・ぇ」

 

 

アングラス「!?どうして!?」

 

 

フレンディ「ワンダフルは元々犬なの。だから、私達と違って本能的に戦えないの!」

 

 

アングラス「そう・・・ですか」

 

 

フレンディ「悟君と大福ちゃんと一緒に安全なの所に居て。良いね?」

 

 

ワンダフル「・・・・・・フレンディ!」

 

 

 キュアフレンディはガルガルに近付き、話しを始める

 

 

フレンディ「私はキュアフレンディ。安心して、貴方を傷付けたりしない。私は、貴方と友達に」

 

 

 だが、ガルガルには無意味だった様で即座に攻撃が開始された

 

 

ガルガル「ガルガルゥ!」

 

 

フレンディ「!?」

 

 

ガルガル「ガルガルゥ!ガルゥ!ガルゥ!ガルゥ!ガルゥ!ガルゥ!ガルゥ!」

 

 

フレンディ「素早い!しかも凄いパワー!逃げてるばかりじゃダメだ。何とかなだめないと!」

 

 

 キュアフレンディはフレンドリータクトを構える

 

 

フレンディ「フレンドリータクト!フレ!フレ!フレンディ!」

 

 

 キュアフレンディはタクトを使って正面にハートを描く

 

 

フレンディ「ヘルプ!キラリンアニマル!」

 

 

 再度タクトを使い、今度は自身を囲う様にハートを描く

 

 

フレンディ「ペンギン!」

 

 

 キラリンペンギンを召喚したキュアフレンディは両足がペンギンになり、その足裏から氷が発生。その氷を使って滑っていく

 

 

アミナ「スピードで撹乱させるつもり?アングラス、私達も兎に角動き回って出来るだけ対象を取り辛くするよ」

 

 

 キュアアミナはキュアアングラスに指示を出し、キュアフレンディと同様の撹乱戦法を取る。最も、回る向きはキュアフレンディと逆にし、キュアフレンディの内側であり、尚且つガルガルの上下なども使っているが

 

 

フレンディ「ここにガルガルを足止めして、隙が出来るのを待つ!」

 

 

アミナ「隙が出来たら取り憑いて浄化・・・なる程。なら耐久して疲弊するのを待つよ」

 

 

 キュアアミナは勝利を確信していた。何故ならこの場に置ける耐久レース(かどうかは兎も角)に置いてはその性格上キュアアミナとキュアアングラスが負ける事はあり得ないのだ。だが、念の為にとガルガルの方のみを警戒してたのが間違いだった

 

 

ワンダフル「フレンドリータクトッ!・・・なんで・・・どうして使えないの・・・」

 

 

アングラス「!?キュアワンダフル!?」

 

 

ガルガル「ガル?ガァルゥ!」

 

 

アミナ「っ!?どうして前線に・・・」

 

 

フレンディ「ワンダフル!」

 

 

悟「危ない!」

 

 

ワンダフル「っ!?ぁっ!?タクトが!?」

 

 

フレンディ「ワンダフルー!」

 

 

アミナ「急ぐよ!」

 

 

 キュアフレンディも、キュアアミナも、キュアアングラスも、キュアワンダフルを助けに行く。が、キュアフレンディの方が一足早く着き庇うが、ガルガルの力はあまりにも強く、2人纏めて吹き飛ばされてしまう

 

 

悟「フレンディ!ワンダフル!」

 

 

 キュアフレンディは変身が解除され、キュアワンダフルに至っては犬にまで戻ってしまう

 

 

悟「ッ!!」

 

 

 ガルガルから発せられるドス黒い何か・・・いや、威圧だろうか?それに人間である悟ですら僅かに怯えてしまう

 

 

悟「(マズい・・・このままじゃ・・・殺される・・・!)」

 

 

 だが、そこにキュアアミナとキュアアングラスが駆けつけ、ガルガルがそちらを向く

 

 

アミナ・アングラス「「はぁぁぁッ!」」

 

 

 2人が殴りかかろうと突っ込むがガルガルが腕を振り払って攻撃しようとする。だが、それを跳んで躱す。それを見たガルガルも跳び、空中から2人に対して右手を使って地面に叩き付ける

 

 

悟「アングラス!アミナ!」

 

 

 もうダメかと思われたその時、ガルガルが急に苦しみ始め、そのまま森の奥へ撤退していった

 

 

悟「・・・」

 

 

 この一悶着の間に多少は回復出来たのか、悟の後ろで言い争う声が聞こえた

 

 

いろは「こむぎ!下がっててって言ったでしょ!?どうして出て来たの!」

 

 

こむぎ「だって・・・だって!こむぎも、いろはと一緒に」

 

 

いろは「全部一緒は無理なの!怖くて震えてたでしょ!?」

 

 

こむぎ「こむぎだってプリキュアワン!」

 

 

いろは「危ない時は下がってて!」

 

 

悟「2人共落ち着いて!言い合いしてる場合じゃ無い!」

 

 

いろは「!ガルガルは!?」

 

 

悟「山の奥に走って行ったよ」

 

 

いろは「そっか・・・あの2人は?」

 

 

悟「あのガルガルに負けてた。向こうに落ちてったよ」

 

 

 悟に連れられて辺りを探すがそれらしき人影すら見当たらなかった。そして家の前まで移動する

 

 

悟「あの大きなガルガルが隠れられる場所は限られてる。探してみるよ。何か分かったら知らせるから」

 

 

いろは「うん、分かった・・・ありがとう・・・こむぎ・・・お家入るよ・・・こむぎ」

 

 

 こむぎは落ち込んだ様子でトボトボと歩いた

 

 

いろは「それじゃぁ」

 

 

悟「うん。またね」

 

 

 そしてその日の夜、事態が悪い方に進んでしまった

 

 

こむぎ「・・・いろは、ごめんワン。役に立てなくて、ごめんワン・・・いろは、バイバイ」

 

 

 こむぎはそう言って家を出て行ってしまった

 

 

???「・・・選択したのは貴女。だから、後悔はし無いでよね?」

 

 

こむぎ「だれわん?」

 

 

???「私?そうね・・・蛇野あん、とでも名乗っておくね」

 

 

こむぎ「・・・」

 

 

あん「風邪ひかない様にね」

 

 

 そう言ってこむぎとあんは雨が降ってる中、別々の方向に進んで行く。こむぎは家から離れる様に、そして、あんは家の方に

 





 実はアミナとアングラスの変身口上には初期案があった。が、あまりにも酷すぎたので没にした(↓没にしたやーつ)

アングラス「孤独で生きる2人の世界!キュアアングラス!あなたも一緒に生きましょう?」

アミナ「孤独で守りし2人の世界!キュアアミナ!あなたの罪は私の物」



 ・・・よく考えなくてもプリキュアにあるまじき台詞ッ!!作者のおバカッ!
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