しきは「(頂点が(1.-2)で点が(2.-3)を通る。グラフの軸がχ=-1で、2点が(-2.9)と(1.3)を通る。χ、=2で最小値が-4をとり、χ=4の時、y=8である。これらの条件を満たす2次関数は・・・ん?。当てられたのにまゆさんが反応してない?)」
いろは「まゆちゃん!まーゆーちゃん!」コゴエ
まゆ「?」
まゆがいろはの指を指している方向を見るとクラスメイト全員と担任の馬場園先生がまゆの方を見ていた
まゆ「!えぇっとぉぉ!?!?」
こむぎ「あー!何書いてるのー?」
まゆ「え?えぇいやあのえっとぉ・・・ち、違うのこれはぁ!」
こむぎ「うわぁ楽しそう!こむぎもやるぅ!」
まゆ「うわぁやめてやめて!だめだめぇ!」
しきは「(後で謝らないと・・・南無三)」
馬場園「猫屋敷さん、犬飼こむぎさん」
こむぎが勝手に立ち歩き、自身が描いていたノートを取り上げた挙げ句こむぎの奇行に振り回された上で雷を落とされてしまったまゆであった。そして昼休みまで時間がすすむ。今日は教室で昼を食べていた
いろは「まゆちゃんごめんね、こむぎが騒いじゃって」
こむぎ「ごめんね」
しきは「私からも謝るよ。こむぎ姉が粗相をした」
まゆ「ううん。私が悪いの」
いろは「でも、何書いてたの?」
まゆ「・・・これ」
まゆは自分が描いていたノートをいろはに渡した。中にはポウドレスピンやハートコンパクト、スワンポンポンパウダー、ギフトボックスパクト、ハートネイル、ブーケセット等といったオリジナルと思われる化粧系アイテムが描かれていた
いろは「うわあなにこれ!可愛い!」
こむぎ「沢山あるよ!」
まゆ「うちのお店に私の考えたアイテムをおいて貰えるかもしれなくて、そしたらアイデアが止まらなくて」
しきは「分かるよ、その気持ち。作ろうとするとアイデアが次から次へと出て来るからね」
まゆ「しきはちゃんもそうなんだ」
いろは「凄い凄い!全部可愛い!」
「え、どったのー?」「なになにー?」
大熊「うわぁめちゃ可愛いんだけど!」
牛込「私これ好きー!」
蟹江「私これ!」
いろは「全部まゆちゃんが考えたんだよね。凄いね!」
しきは「(でも、現実は甘くない。けど、これは言わない方が良いかな。言わぬが花とも言うからね)」
そして放課後。しきはは家で道具達を手入れしていた
しきは「・・・ふぅ」
しきはは自分の部屋を改めて見渡し、独り言を喋り始める
しきは「・・・私の部屋って作った道具か作る為の道具くらいしか無い。一応用途毎に分けて仕舞ってるけど試作品やそれを改造した物は全部一緒くたに仕舞ってるから中はごちゃついてる・・・良くないよね、こういうの」
ピアス「個人的・・・いや、個蛇的には・・・『それ』が意味不明ですけどね」
ピアスはそう言ってその道具の方に顔を向ける
しきは「あれは・・・確か四足式のAIロボ。有ってない様な戦闘能力があるよく分からない奴ね。私でも挙動が読めないから処分するか悩んでる奴」
ピアス「・・・正直処分しても良いかと。弱すぎて話しになりませんでしたから」
しきは「・・・棄てようか」
しきはは勝手に落ちた謎のAIロボを拾い、どう廃棄しようか考えようとした所に姉が入って来て思考を変えさせられる
いろは「しきはー。悟君からガルガルの事とあんちゃんの事で話したいって言ってるから来てくれない?」
しきは「それって私にあんを呼んできてって事?」
いろは「うん。良いかな?」
しきは「・・・分かった。それと、これあげる」
しきはは廃棄予定のロボを投げ渡した
いろは「くれるなら貰うけど・・・どうやって使うの?」
しきは「とても非力な戦闘用ロボットだから歩き回らせるだけだけど?」
いろは「いや要らないよ!?」
しきは「・・・取り敢えず呼んでおく」
いろは「うん!お願い。私は先に河川敷に行ってるから!」
しきは「・・・と言う訳だし、私達も行こうか」
ピアス「ですね」
しきははピアスを体に巻きつけて家を出る
しきは「・・・この辺で良いかな。ピアス」
ピアス「はい」
ピアスは光を纏い、人の姿に変化した
あん「では、行きましょうか」
そうしてしきはとあんは河川敷に移動した
しきは「お待たせ。連れて来たよ」
あん「蛇野あんです」
悟「早速聞きたいんだけど、僕達に協力してくれないかな?」
いろは「私達、動物達を助けたいの!」
あん「・・・それは別に構いません。私達も、相手のパターンは粗方把握出来ましたし」
いろは「!それじゃぁ!」
あん「ですが、貴女達の仲間にはなりません」
いろは「なんで!?」
あん「当たり前です。あの横暴な羊の命令は聞けません。最低でもキチンとした『強制力のある契約』をして初めて納得するつもりです」
こむぎ「めんどくさいわん・・・」
いろは「しきはー、どうにかならないー?」
しきは「なるわけ無いしなるなら既に私から言ってる」
いろは「デスヨネ」
悟「そっか・・・取り敢えず、僕が3人を呼んだ理由なんだけど、さっき会った少年達が黒い卵みたいなのを見たって言ってたんだ。もしかしたら、ガルガルの卵かも」
いろは「ガルガルになっちゃう前に見つけて助けられたら良いよね」
あん「・・・貴女は、既に羊の忠実な配下に成り下がってしまってるんですね」
こむぎ「よく分からないけど・・・こむぎ頑張るワン!クンクン!クンクンクン!あったー!」
そう言ってこむぎは走って行く。が、その先にあったのはサッカーボールだった
こむぎ「違った。ボールだったワン・・・あれ?」
悟「犬飼さん大丈夫?」
いろは「こむぎぃ、急に走ったらダメって言ってるでしょぉ」
こむぎ「わん」
しきは「・・・姉さん、立てそう?」
いろは「なんとか・・・」
あん「・・・先が思いやられますね」
いろは「ホントに分かってるのかなぁ・・・」
こむぎ「わかってるわん」
いろは達が困っている(?)と大福の耳が足音を察知し、その方向をみる
悟「大福?・・・あ、猫屋敷さん」
いろは「え?まゆちゃん!」
こむぎ「ワン!」
まゆ「えぇっ!?」
しきは「・・・取り敢えずそっちでこむぎを洗ったら?」
いろは「そうする」
5人は近くの水道まで移動し、いろははこむぎを水で洗い始めた
悟「落ちてたボールにこむぎちゃんが突進しちゃって」
まゆ「そっかぁ。元気いっぱいだね」
こむぎ「わん!」
いろは「んもぅジッとしててこむぎ」
しきは「これ見てIQが低いだけと思うのは私だけ?」
あん「大丈夫。私も同意見」
悟「酷くない?(即答)」
まゆ「わんちゃんだからね・・・でも、懐かしいなぁ」
いろは「?」
まゆ「あ、ごめんなさい勝手に・・・」
しきは「・・・何に謝ってるかは分からないし何が勝手なのかも分からないんだけど?」
まゆ「初めて会った時のユキを思い出して」
いろは「え!?あのユキちゃんが泥だらけだったの!?」
こむぎ「聞きt」
しきは「興味あるから聞きたいかな」
まゆ「・・・あれは、小学4年生の春休み。パパのお仕事にくっ付いて山間の村に旅行に行ったの」
いろは「まゆちゃんのお父さん、お仕事何してるの?」
まゆ「写真家。動物とか風景とかなんでも撮るんだって」
悟「へぇ、凄いなぁ」
まゆ「お父さんが、誰も住んでない古民家を撮影してた時、泥だらけのユキを見つけたんだ」
そこからまゆはどうやって仲良くなったのか、どうやって家族になったかを語った
まゆ「あの時のユキ、とっても嬉しそうだったなぁ」
いろは「そっかぁ。私も見たかったなぁ。ユキちゃんの笑顔」
まゆ「あっ!これだぁ」
悟「猫屋敷さん?」
まゆ「いろはちゃん!ありがとう!」
いろは「えぇっなにが?」
こむぎ「かけっこかなぁ?」
悟「違うと思うよ?(即答)」
あん「・・・それじゃぁ、私は帰るわ」
しきは「姉さん、私も帰るよ」
いろは「うん。分かった」
あんとしきははその場を後にした。・・・プリキュアに変身する為に
しきは「・・・ここまで来ればバレないはず。それで、どう?ガルガルの気配は?」
あん「・・・ありませんね。ですが、何かしらトリガーになってそうです。ただ、それが何かは・・・!ガルガルです!」
しきは「・・・やるよ」
あん「はい!」
しきはとあんはクイックフィズィパクトを取り出し、変身を始める
しきは「クイックフィズィパクト!」
しきは・あん「「プリキュア!マイエボリューション!」」
アングラス「闇夜すら覆(おお)う眩しき世界!キュアアングラス!私と共に歩みましょう?」
アミナ「想いの力で守りゆく世界!キュアアミナ!私があなたを守護(まも)るから」
一方その頃、いろは達はと言うと・・・
こむぎ「!ガルガルわん!」
いろは「行こう!」
悟「うん!」
こむぎ「こっちわん!」
ガルガルの気配のする場所まで行くと作業員達がガルガルに襲われかけていた
作業員「「んお?うわぁぁ!?」」
こむぎ「居た!あそこ!」
いろは「また狸かな?」
悟「いや、あれはアライグマじゃないかな?」
いろは「よーし!町の方に行っちゃう前に助けよう!こむぎ!」
こむぎ「わん!」
こむぎは1度人間態に変化し、いろはと共に変身を開始する
こむぎ「ワンダフルパクト!」
こむぎ・いろは「「プリキュア!マイエボリューション!」」
こむぎ「スリー!」
いろは「ツー!」
こむぎ「ワン!」
ワンダフル「みんな大好き素敵な世界!キュアワンダフル!」
フレンディ「みんなの笑顔で彩る世界!キュアフレンディ!あなたの声を聞かせて!」
フレンディ「せーの!」
ワンダフル・フレンディ「「わんだふるプリキュア!」」
アライグマと思われるガルガルは高い機動力で町の方に移動していく。が、キュアワンダフルがそれを妨害するかの様にジャンプして立ち塞がった
ワンダフル「ストーップ!」
ガルガル「ガルゥ!ガルッガルッガルッガルッガルッガルッ!」
ワンダフル「ストップ!おすわりだよぉ!」
ガルガル「ガルゥッ!」
キュアワンダフルが足止めをしている間にキュアフレンディはどうやってアライグマを止めるかを考えていた。が、丁度ペンキを見つけ、それをアライグマの指に付着させた
ガルガル「ガルッ?」
フレンディ「手を洗うなら、川はアッチだよ!」
そうフレンディが指を指すと草むらからキュアアングラスとキュアアミナが飛び出して来ていきなりキュアフレンディの頭めがけてキュアアミナがチョップを食らわした
フレンディ「あだっ!?」
アミナ「どう考えても無意味に決まってるでしょ」
キュアアミナがそう言うとガルガルは何事も無かったかの様に町の方に向かって行った
ワンダフル「うわー!待ってよー!」
フレンディ「うぅ・・・アライグマなら手を洗いたくなると思ったのになぁ・・・」
アミナ「フレンディ!私達も追い掛けるよ!」
フレンディ「え?う、うん!」
キュアフレンディ、キュアアミナ、キュアアングラスの3人はガルガルを追い掛け始める
アミナ「アライグマは洗っている様に見えるからそう名付けられてるだけで、実は狩りをしているだけ。性格も攻撃的だし、手先も器用なの」
移動しながらキュアアミナの説明を聞いていたが、それでも尚キュアフレンディは納得がいっていなかった。が、ガルガルとキュアフレンディの居る場所に着くとガルガルが自販機を壊してキュアフレンディ達の近くに投げ飛ばしていた
フレンディ「ホントだぁ!?」
アミナ「だから言ったでしょ」
ガルガル「ガルガルゥ!」
ガルガルがキュアフレンディに対して突進する。それに対してキュアフレンディはリボンバリアで対応する。しかし、ガルガルは当たる直前に止まってリボンバリアを即座に解体してしまった
フレンディ「えぇっ!?そんな事出来ちゃうの!?」
ワンダフル「すっごぉい!」
意外な特技(?)を見せつけられ、2人は驚いて動けなかった。しかし、残りの2人はある意味で1番大きな隙を見逃す程甘くは無く・・・
アミナ「クッションバリア」
キュアアミナがガルガルの目の前を始めとし、周りにバリアを出しては消し、そしてそれと同時に別の場所へバリアを連続で出し直す事で気を逸らして行動を制限させる
アミナ「アングラス!」
アングラス「はい!エスカマシールド!」
キュアアングラスのエスカマシールドがガルガルの四方を囲み、動きを完全に封じる
アミナ「ワンダフル!フレンディ!」
フレンディ「うん!」
キュアワンダフルとキュアフレンディはフレンドリータクトを出し、浄化を始める
ワンダフル・フレンディ「「フレンドリータクト!ワンダフルを君に!」」
キュアワンダフルがキュアフレンディに犬の耳を描き、キュアフレンディがキュアワンダフルに犬の尻尾を描く
ワンダフル・フレンディ「「わんわん!わーん!ガルガルな心飛んでけ!プリキュア!フレンドリベラーレ!」」
そしてキュアワンダフルとキュアフレンディがアライグマをニコガーデンに送り届けた。そして少し経ったある日、プリティホリックにて
いろは「可愛い!」
こむぎ「ユキみたい!」
いろは「よーし!私もお小遣い貯めよーっと!」
しきは「お小遣いを貯めるのは良いけど、本当に使うかはキチンと考えてよ?後で後悔するから」
いろは「大丈夫だって!しきはも買おーよー!」
しきは「確かにデザインも実用性も高そうだけど、私は工具があれば充分」
いろは「えー」
すみれ「みんなとっても喜んでくれてる。ありがとう、まゆ」
まゆ「うん。良かったぁ」
すみれ「でも、きっと1番喜んでるのはユキね」
ユキ「にゃん」
まゆ「(・・・だって、ユキの笑顔を1番見たかったんだもの)」