守護の蛇   作:ディロイ・ファントム

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ヒツジの執事 メエメエの一日

 

しきは「姉さん、ちょっとまゆさんを迎えに行ってくるよ」

 

 

いろは「あ、待って!それなら私も行くよ」

 

 

しきは「分かった。じゃぁ今日は予定を変えてまゆさんの方にしようか」

 

 

いろは「うん!」

 

 

 いろはとしきははそれぞれこむぎとピアスを連れてまゆの家に向かった

 

 

チャイム「ピンポーン」

 

 

まゆ「はーい」

 

 

いろは「えへへ、来ちゃったw」

 

 

しきは「本当は私が連れて来るつもりだったけど効率を考えたら・・・ね。兎山君は目と鼻の先だしここで待ってようか」

 

 

 しきはがそう言うと悟の姿が見えた

 

 

悟「おーい!遅れてごめーん!」

 

 

しきは「勝手に予定を変えたんだから大丈夫。それじゃぁニコガーデンに行こうか」

 

 

 そうして4人と2匹でニコガーデンに向かった

 

 

メエメエ「ニコ様・・・ニコ様が戻られるその日まで、ニコガーデンはこの執事メエメエがお守りいたします」

 

 

いろは「おーいメエメエ!」

 

 

メエメエ「おやおやこれ皆様」

 

 

こむぎ「おはようわん!」

 

 

メエメエ「こんな朝早くからどうされました?」

 

 

こむぎ「今日はメエメエに紹介したい子がいるわん」

 

 

いろは「そうそう」

 

 

メエメエ「紹介?」

 

 

いろは「うん。まゆちゃん!」

 

 

まゆ「はじめまして。猫屋敷まゆです」

 

 

メエメエ「??」

 

 

 メエメエは「・・・どちらさま?」と言わんばかりの表情になったがすぐに我に返りいろは達を叱る事にした

 

 

メエメエ「って!関係ない子連れてきちゃダ・メェェ!」

 

 

まゆ「もふもふぅ・・・気持ちいいぃ!ふわふわもふもふ」

 

 

メエメエ「って勝手に触っちゃだメェ!」

 

 

しきは「なにやってるのッ!」

 

 

 しきははメエメエの頭目掛けて素早く突撃し、アイアンクローをお見舞いする。ついでと言わんばかりに地面に押し込むのも忘れない

 

 

メエメエ「痛だだだだだだ!?!?」

 

 

しきは「もう2度とまゆさんに怒鳴らないで」

 

 

メエメエ「しません!しませんからぁ!?」

 

 

しきは「・・・」

 

 

 しきはは冷たい目でメエメエを見ながらアイアンクローを解除する

 

 

メエメエ「痛たたたた・・・いろは様、こちらの方は?」

 

 

いろは「実は私達がプリキュアだってバレちゃったんだぁ」

 

 

メエメエ「あれほど言っちゃダ・メェと言ったのに・・・?」

 

 

いろは「うん。だから言って無いよ」

 

 

しきは「でも私が少し言った」

 

 

メエメエ「しきは様ァ!?」

 

 

しきは「そもそも言われて無いから」

 

 

 尚、「しきはに対しては」本当に言われてない

 

 

メエメエ「そ、そんなぁ・・・と言うかバレるのもダ・メェ!」

 

 

しきは「大体、戦闘してるんだから多かれ少なかれバレるのは必然だし、見てる感じどうやっても戦闘音は必ず何回も出てしまう。その上でまだ要求するのは極悪非道で最低最悪のやる事」

 

 

メエメエ「そ、そんな事は知りませんよ!兎に角!これ以上はダ・メェです!」

 

 

 メエメエのあまりに傍若無人っぷりにしきはも怒りを露わにした

 

 

しきは「・・・グダグダ言わずにまゆさんにニコガーデンを案内しなさい」

 

 

メエメエ「生憎執事の仕事で手一杯ですので無理です!」

 

 

まゆ「あ、じゃぁ私お手伝いします!」

 

 

悟「良いね!それならニコガーデンも回れるし!どうかな?」

 

 

メエメエ「んーむ・・・ま、良いでしょう。ですが!ワタクシに付いてこれますかねッ!」

 

 

まゆ「が、頑張ります・・・」モフモフ

 

 

メエメエ「だからモフm」

 

 

しきは「ふんッ!」アイアンクロー

 

 

メエメエ「ギャァァァァァ!?!?」メキメキメキ•••

 

 

 少ししてからアイアンクローの刑から解放された。そしてメエメエと共に最初の目的地に移動する事になった

 

 

メエメエ「では早速向かいましょつか」

 

 

こむぎ「執事って何するわん?」

 

 

メエメエ「ニコガーデンの端から端まで管理して住みやすい状態にするのです」

 

 

まゆ「全部1人で?」

 

 

メエメエ「えぇ。執事たる者、ニコガーデンの皆様が幸せに暮らすために全力を尽くさねばならないのです。という訳でまずはあちらへ」

 

 

 メエメエの指の先には4つの浮遊島があった。その島々の正体はキラリンアニマル達の家であった。最初はキラリンアニマル達の家がある浮遊島からの様だが1つ問題があった。それはここに居る4人+3匹が飛べないと言う事である。しかしそれは鶴6匹の力を借りる事で解決した

 

 

しきは「(・・・成る程。確かに『楽園』ね)」

 

 

いろは・こむぎ「「うわぁぁ・・・わんだふるー!」」

 

 

悟「ニコガーデンってこんなに広かったのか!」

 

 

メエメエ「荒れていたニコガーデンもだいぶ元に戻ってきました。残り5メェのキラリンアニマルを保護して9メェ全員が揃えば元の美しいニコガーデンになります」

 

 

しきは「それはどうでもいいけど・・・大丈夫よまゆさん。私が着いてるから」

 

 

まゆ「怖くない怖くない・・・」

 

 

しきは「ならあれでも見たら?」

 

 

まゆ「え・・・わぁぁ・・・!大きい!」

 

 

しきは「犬鷲は湾岸市にも居るけど、あっちはこの世には居ないね」

 

 

 しきははそう言って下をみる。それにつられて全員が下を見る。すると悟が大きな声で驚いていた

 

 

悟「あれはジャイアントボアだッ!」

 

 

いろは「えぇっ!?それって絶滅動物の!?」

 

 

悟「うん。ずっと昔に絶滅した筈だ」

 

 

しきは「でも現に生きてる。しかも紛れもない本物が。流石はニコガーデンね」

 

 

 そんな会話をしているとキラリンアニマルの住んでいる島の内の1つに到着する。そこはキラリンペンギンの家だった

 

 

しきは「ここからでも冷気が伝わってくる」

 

 

いろは「動けそう?」

 

 

しきは「これ以上近づかなければね」

 

 

 しきはとピアスを残してスケートリンクの様になっている泉と思しき所に近付きキラリンペンギンに挨拶をする

 

 

しきは「・・・流石に暇ね」

 

 

 そう言いながら体育座りをする

 

 

ピアス「私も寒さには凄く弱いですしライオンの時の様な一定条件下を除けば・・・(小声)」

 

 

しきは「間違いなくフレンドリーファイア確定からのお荷物行きね(小声)」

 

 

メエメエ「まゆさん!お仕事の時間です!」

 

 

まゆ「は、はい!」

 

 

 そしてメエメエは自分の毛の中から鋏や梯子等、全9アイテムを取り出した

 

 

いろは・しきは・まゆ・悟「「「「あの中ってどうなってるんだろう」」」」

 

 

メエメエ「では始めましょうか」

 

 

 その後凄いスピードでメエメエが木々をガーデニングしていった。・・・何故か熊、ライオン、兎、ペンギン、鹿、白鳥が作られていた。続いてキラリンライオンの所に来たがどうもキラリンベアーも一緒のようだった

 

 

しきは「あれって間違いなく何か企んでるよね(小声)」

 

 

ピアス「えぇ。挙動不審が隠す気ゼロですからね(小声)」

 

 

しきは「(にしてもあの木箱・・・何をする気なのやら)」

 

 

 次に向かったのはニコの実のなっている所であった

 

 

メエメエ「こちらはニコガーデン名物のニコの実です。みんなで熟した物を採って行きますよ」

 

 

まゆ「はい!」

 

 

こむぎ「こむぎもやるわん!」

 

 

 こむぎは人間になり、5人とメエメエでニコの実を収穫を始めた

 

 

しきは「・・・にしても、これ本当に動物が食べても大丈夫なの?正直半信半疑なんだけど?」

 

 

いろは「大丈夫だよ」

 

 

しきは「姉さんがそう言うならいっか・・・っと。はいピアス」

 

 

ピアス「パクッモグモグ」

 

 

しきは「・・・まぁ、確かに美味しいか。ピアスは・・・大丈夫そう」

 

 

 それから籠5つ分しっかり取れたので1度収穫を終了した

 

 

しかは「そう言えば、これってどうなるの?」

 

 

メエメエ「ニコアニマルの皆さんのお食事になるんですよ」

 

 

しきは「ふーん」

 

 

メエメエ「め?おーいキラリンウサギさーん!」

 

 

キラリンウサギ「キラッ!?メエメエなにキラッ」

 

 

メエメエ「何処へ行かれるんですかぁ!」

 

 

キラリンウサギ「ひっひっ!秘密キラーッ!」

 

 

メエメエ「ふむ?やはり様子がおかしい」

 

 

しきは「(あの様子だと何か企んでそうだけど・・・ま、いざとなったら変身して脱出すれば良いか)」

 

 

 これからどうしようとしきはが悩んでいると突然メエメエが何処かに消えてった。勿論正確に言えば何処かに消えたのではなくキラリンアニマル達がパーティをしようとしてるのを知って気合いが入っただけであるが

 

 

しきは「・・・ねぇピアス。私ついてく意味あると思う?」

 

 

ピアス「・・・微塵も無いと思います」

 

 

しきは「・・・のんびりしてよっか」

 

 

 暫くして

 

 

メエメエ「ぅぇっ!ぅぇっ!ぅぇっ!終わり・・・ぅぇっ!・・・ました・・・!」

 

 

まゆ「凄い!私ちっともついていけませんでした!」

 

 

悟「流石メエメエ!あっという間だったね」

 

 

メエメエ「このくらい・・・朝飯前なのです!」

 

 

 これであとはパーティを待つだけ・・・と思っていた矢先にガルガルの出現をキラリンウサギから聞き、湾岸市もといアニマルタウンに移動する5人とメエメエだった。・・・メエメエは無駄に張り切っていたが

 

 

しきは「(着いたは良いけど無茶苦茶ね・・・周りがスクラップだらけ・・・で、相手はキラリンアニマルと)」

 

 

 いろはとこむぎは即座に変身し、ガルガルに接敵するがすぐに逃げられてしまう

 

 

しきは「(歩道橋に来たは良いけど・・・)兎山君、上手く行くと思う?」

 

 

悟「どう言う事?上手く狭い所に誘い込んだし良いと思うけど」

 

 

しきは「兎山君はあれが何に見えた?」

 

 

悟「え?うーん・・・鹿じゃないかな?かなり細かったし顔つきもそれっぽかったし」

 

 

しきは「・・・ッ!」

 

 

 しきはは何の前触れも無く歩道橋から飛び降り、何処かに走っていった

 

 

悟「ちょっ!?犬飼さん!?」

 

 

 少し離れた場所に移動したしきはとピアスは変身の準備を始めた

 

 

しきは「クイックフィズィパクト!」

 

 

しきは・あん「「プリキュア!マイエボリューション!」」

 

 

アングラス「闇夜すら覆う眩しき世界!キュアアングラス!私と共に歩みましょう?」

 

 

アミナ「想いの力で守りゆく世界!キュアアミナ!私があなたを守護るから」

 

 

 キュアアミナとキュアアングラスはキュアワンダフルとキュアフレンディの援護をする為にビルの屋上に跳んで身構える。そして

 

 

ガルガル「ガルガルゥッ!」

 

 

アミナ「出た!先回りするよ!」

 

 

アングラス「はい!」

 

 

 ガルガルはキュアワンダフルとキュアフレンディから逃げるものの、途中で何かの影が見えた為警戒する。が、途中でその影が見えなくなったので安心してしまった。そして次の瞬間、どう言う訳か目の前にキュアアミナとキュアアングラスが居た

 

 

フレンディ「ッ!アミナ!アングラス!」

 

 

 キュアアミナは口笛を吹いてガルガルの注意を引いただけでなく、ガルガルに対し後ろを向いてしまった

 

 

ガルガル「ガルガルッ!」

 

 

フレンディ「アミナ!」

 

 

ワンダフル「危ない!」

 

 

 キュアアミナに対しガルガルが猛スピードで突進し、後少しと言う所で何かに阻まれて自身にかなりのダメージが入ってしまった

 

 

アミナ「アングラス」

 

 

アングラス「はい!」

 

 

アミナ・アングラス「「ドルジーバトランペット!」」

 

 

 トランペットの上に付いている押し込む部分の内、音が出る所に最も近い方を2人同時に押す

 

 

アミナ・アングラス「「2つの音色を1つに!」」

 

 

 続いて2人が同時に3つの押し込む部分を押し、そのまま口を当てる場所を押し込む

 

 

アミナ・アングラス「「プリキュア!ドルジーバ・リベラシオン!」」

 

 

 持ち方をライフルを持つかの変え、音の出る方をガルガルに向ける。すると楽譜が出て来てガルガルを包み込む。少しして楽譜が破裂すると中からガルガルにされていた生物がガルガルから戻っていた

 

 

鹿?「キラー」

 

 

 キュアアミナとキュアアングラスは急いでビルとビルの隙間に飛び降りてしまった

 

 

フレンディ「・・・また話せなかった」

 

 

 そして全員ニコガーデンに戻りキラリンコジカの力でニコガーデンがまた少し回復していった。残りのキラリンアニマルは4匹である

 

 

しきは「それであんから聞いたけどまだ喋って無いの?」

 

 

いろは「うぅ・・・」

 

 

しきは「じゃ、私は帰るよ。やる事あるし」

 

 

いろは「あ、うん」

 

 

 そう言ってしきはは帰りその他はキラリンアニマル達と共にパーティ会場に行った・・・筈だった

 

 

アミナ「さてと、こっそり追いますか」

 

 

 キュアアミナとキュアアングラスはこっそりと気づかれない様に跡を付けていた

 

 

アミナ「あれは・・・パーティ?」

 

 

アングラス「何かを企んでいたとは思ってましたが、あの様子では企んでいたと言うよりはサプライズをしたかっただけみたいですね」

 

 

アミナ「・・・」

 

 

アングラス「ご主人?」

 

 

アミナ「・・・私達の様な邪魔者は退散しましょうか」

 

 

アングラス「・・・ふふっ。仰せのままに」

 

 

 キュアアングラスは気付いていたがわざと言わなかった。やっていたのは「プリキュアに対する」感謝の為のパーティであり、キュアアミナは全く気付いていなかった

 

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