守護の蛇   作:ディロイ・ファントム

31 / 78

 新しくキミとアイドルプリキュアが始まりましたが久しぶりの戦闘と言う事で作者は喜んでいます。が、作詞作曲は出来ないのでキミとアイドルプリキュアは書けません。と言いつつなんだかんだウィク×プリシリーズで書くので見たい方はそちらまで。あ、因みに当分の間は今上げてるウィク×プリシリーズを完成させるまでは新しく投稿しませんのでそのつもりで。ではでは本編どうぞ!



鏡石のふしぎ

しきは「いつも浮かれてるよね、こむぎって」

 

 

こむぎ「へ?そう?」

 

 

陽子「いろはー、しきはー」

 

 

いろは「あ、お母さん。何処行くの?」

 

 

陽子「動物園よ。ペンギンの元気が無いみたいで、診察しにね」

 

 

こむぎ「お母さんお仕事偉い!」

 

 

陽子「お母さん?」

 

 

いろは「(そういえば人間のこむぎとお母さんが会うの初めて・・・)」

 

 

しきは「あぁ・・・その、ね?」

 

 

 あまり言いたく無さそうな表情をしてから陽子に近付いて小さな声で喋り始めた

 

 

しきは「この子どうやら精神か何かが良くないみたいで自分の親に顔が似てれば『お母さん』って言ったりするから余り気にしないであげて」

 

 

 そう言って陽子からはなれる。因みに視聴者を含め周りにはコチョコチョとしか聞こえてない

 

 

陽子「・・・はじめましていろはとしきはの母です」

 

 

こむぎ「こむぎです!」

 

 

陽子「あらぁウチのワンちゃんとおんなじ名前」

 

 

こむぎ「そうだよ!だってこむぎは」

 

 

いろは「だぁはは!そ、そうなの。凄い偶然だよね。こむぎと同じ名前だなんて。最近はやってるのかなぁ・・・」

 

 

陽子「ん~?」

 

 

いろは「何?」

 

 

陽子「初めてあった気がしないなって。何処かであった?」

 

 

しきは「まぁ、犬っぽいからそう思うだけじゃない?他人のそら似って奴。そう言えば学校は良いの?遅刻したら大変じゃない?」

 

 

いろは「そ、そうだね!行こ!」

 

 

 いろははこむぎの腕を引っ張って逃げる様に学校に向かった

 

 

こむぎ「行ってきまーす!」

 

 

しきは「じゃ、お仕事頑張ってね」

 

 

いろは「(私ってなんでこんなに嘘が下手なのぉ!)」

 

 

 学校に着き悟と合流した3人

 

 

悟「おはよー」

 

 

こむぎ「おはよー!」

 

 

いろは「おはよぉ」

 

 

しきは「おはよ」

 

 

悟「え?どうしたの?」

 

 

 いろはは朝にあった出来事を話した

 

 

悟「そっか。家族に内緒にするのって大変だよね」

 

 

いろは「嘘つくと罪悪感で胸が痛い・・・」

 

 

こむぎ「どうして内緒にしないといけないの?メエメエが『ダメェ!ダメェ!』って言うから?」

 

 

いろは「それもあるけど」

 

 

しきは「動物が人間にってのは創作の中だけだし、バラした後を考えるなら言わない方が良い。言わぬが花、知らぬが仏ね」

 

 

 教室に入ってからも軽く雑談してたが、蟹江の大声が教室の端まで聞こえていた。要約すると「昨日の夜に鏡石が光ってたのをみた」と言う物だった

 

 

まゆ「鏡石って何?」

 

 

いろは「あれ?まゆちゃん知らないの?」

 

 

しきは「この湾岸市にある交差点に大きな石があるんたけど、それを鏡石って言ってるの。まぁ、確かに鏡っぽいし鏡石って言われるのも納得はする。だからかは分からないけど姿が映ると願いが叶うらしい」

 

 

いろは「私も鏡石にお願いしようかなぁ・・・平気で嘘を」

 

 

しきは「心と技術の問題だから無意味よ姉さん」

 

 

こむぎ「こむぎも鏡石にいっぱいお願いしたよ。いろはお話したいって」

 

 

4人「「「「え?」」」」

 

 

いろは「そうなの?」

 

 

悟「そう言えば、犬飼さんもこむぎちゃんも、コンパクトの鏡に映って姿が変わる。光る鏡のコンパクトと鏡石の伝説・・・もしかしたら鏡石が色々な謎を解く手がかりになるかも」

 

 

いろは「謎?」

 

 

悟「どうして犬飼さんとこむぎちゃんが、プリキュアになったのか。どうしてガルガルが出て来るのがアニマルタウンだけなのか」

 

 

いろは「確かに謎だね」

 

 

こむぎ「謎だね」

 

 

悟「鏡石については図書館やネットで調べたけど、結局なにもわからなくて・・・」

 

 

 放課後になってからいろははこむぎの散歩ついでに鏡石の看板を見るが全く読めなかった。一方しきはは

 

 

しきは「湾岸市にかガルガルが出て来ない理由か・・・ニコガーデン、やっぱり怪しい・・・」

 

 

ピアス「もしかしたら、ニコガーデンが1つの市を犠牲にしてニコガーデンを守ろうとした結果なのではないでしょうか?」

 

 

しきは「ある意味ではマッチポンプさせようとしてるって?大体からしてニコ様ってのも怪しいしメエメエの『ニコガーデンに平穏が戻ればそれでいい』って発言も捉えようによっては『ニコガーデンで何かしらの事件が起こったけど自分達じゃどうにもならないから、プリキュアが出て来るならプリキュアに任せてニコアニマル達を助ける。それが叶わなければそのニコアニマルごと何処かの市、或いは別世界に被害を押し付ければ良い』って考えてる様にも捉えれる」

 

 

ピアス「なんともまぁ酷い話しです。こうやって喋れるのもプリキュアが必要な期間だけなのなら、いっそ喋れなければ良かったとも思える程に」

 

 

 ピアスは人間になり、続きを話す

 

 

あん「それに、こうやって人間になれるのも、プリキュアに必要だからこそ備わってるだけの後付機能でしょうし」

 

 

しきは「・・・ま、どの道される側としては迷惑千万ね」

 

 

 その後いろはが帰って来たのでしきはは蛇に戻ったピアスを首に巻き付け、ドッグランに飛び降りた

 

 

しきは「おかえり。それといらっしゃい」

 

 

いろは「ただいま」

 

 

悟「どうも」

 

 

いろははおもむろにピンクのトランクを取り出し、メエメエを呼び出した。何を話すかと思えば両親にこむぎの事を話したいとの事

 

 

メエメエ「ダ・メェ!ニコガーデンやアニマル達の事は秘密にする。そうニコ様に言いつけられているんですから!」

 

 

いろは「えぇ・・・でもちゃんと話せばわかって貰えると思うんだ」

 

 

こむぎ「まゆも仲良しわん」

 

 

悟「信頼出来る人になら話して良いと思う。犬飼さんの御両親なら、大丈夫だと思うんだ」

 

 

メエメエ「悟君の意見は尊重したい所ですが・・・しかし・・・ダ・メェェッ!」

 

 

 メエメエが場所を忘れて大声で「ダ・メェ」と言ってしまった為家から両親が出て来てしまった

 

 

陽子「なぁにさっきから。ダメェダメェって」

 

 

剛「羊でも居るのか?」

 

 

しきは「(あれ?これチャンスじゃん)」

 

 

いろは・悟「「あわわわわわわ」」

 

 

しきは「ん?あぁ、自称羊な面白い羊擬きが居るだけだから」

 

 

メエメエ「自称羊では無くて羊ですッ!羊の執事ですッ!」

 

 

 メエメエはしきはの発言を訂正するもそれはしきはの罠であった。そして2人の両親が来てる事に気づいたメエメエは顔を青ざめる

 

 

しきは「(今までの仕返しよ。ま、精々焦れば?)」

 

 

ピアス「(流石はご主人)」

 

 

 一旦家に入り事情を説明する事になった

 

 

いろは「あぁぁぁぁのえっとそのぉ・・・ごめんなさい!隠してて」

 

 

陽子「こむぎ、話せる様になったの?」

 

 

こむぎ「わん!お父さんとお母さんとお話できて嬉しいわん!」

 

 

剛「おぉぉぉぉ・・・」

 

 

陽子「凄い!凄いわぁ!こむぎと喋れるなんて夢みたい!」

 

 

剛「鏡石の昔話みたいだぁ!」

 

 

陽子「そうそれ!似てる!」

 

 

悟「昔話?」

 

 

陽子「昔から言い伝えられてる話しでね。昔々、この辺りでは人間と動物は仲良く平和に暮らしていました。ある日、もっと仲良くなりたいと望んだ動物が神様にお願いしました。『神様、人間と話せる様にして下さい』。すると神様はキラキラと光る不思議な石をくれました。その石にお願いすると、動物は言葉を話せる様になって人間と仲良く暮らしました」

 

 

しきは「で、それが鏡石と。確かに似てはいるけど、唯の岩みたいになってるのは封印されたってところ?」

 

 

剛「しきはは鋭いな。この話には続きがあってな、鏡石の評判を聞いて沢山の動物がやって来て、道ができ、アニマルタウンが出来た」

 

 

しきは「まさか、動物が争ったから神が力を封じたとでも?」

 

 

剛「そうだ。それで鏡石に願えば、願いが叶う。今はそれだけが言い伝えられているんだよ」

 

 

いろは「・・・なんでそんな当てれるの?」

 

 

悟「・・・もしかして」

 

 

しきは「知らないけど、話の流れから推察や予測は出来る。だから推察して、予測して、そこから合致させる。そうすれば何となくはわかる」

 

 

いろは・こむぎ・悟・剛・陽子・メエメエ「「「「「「えぇ・・・」」」」」」

 

 

ピアス「(だとしても当てすぎですよご主人・・・)」

 

 

 と、みんなでドン引きしているとこむぎがガルガルの気配を感じとった

 

 

こむぎ「!いろは!ガルガルわん!」

 

 

メエメエ「なんですと!?」

 

 

 いろはは立ち上がり、それに剛も陽子も驚く

 

 

いろは「お父さんお母さん。私行かなきゃ!こむぎ!」

 

 

こむぎ「わん!」

 

 

 こむぎは人間になりそれを観た剛と陽子は更に驚いていた

 

 

陽子「あぁ!今朝の!」

 

 

 剛は驚き過ぎて頭がNowLoadingしていた

 

 

いろは「行くよ!」

 

 

こむぎ「うん!」

 

 

悟「すみません!後でちゃんと説明しますから!」

 

 

陽子「えぇ・・・」

 

 

しきは「・・・姉さんはそこに居るメエメエってのに唆されてニコガーデンって言う別世界・・・でいいのかな?まぁ、そこに住む動物達がこっちに迷い込んでるみたいでね。で、その動物達を探して保護してってるの。・・・さっさと自己紹介して」

 

 

メエメエ「あっはい。ワタクシ執事のメエメエと申します。いろは様とこむぎ様には大変お世話になっております」

 

 

しきは「それで、こむぎが喋れる理由もちゃんとあってね。どうも、私達じゃ感知出来ない何かをこの世界の動物達はキャッチ出来て、それを警戒してるみたいなんだけどさ。私達はそれで迷い込んだ動物の出現を何となくは察せれてもそれが限界。と言うか実際私も場所を特定しに行った事あるけど無理だった。じゃぁどうすれば良いかってなると人の言葉が喋れれば良い。そうすればほぼ間違う事無く私達に伝わる」

 

 

剛「だからこむぎちゃんが喋れる様になったって訳か」

 

 

しきは「そうだね」

 

 

陽子「でも、それだったらどうして人間の姿になれるの?」

 

 

しきは「さぁ?どうせ思わぬ副作用だったんじゃない?どうなのその辺は」

 

 

メエメエ「そうですね・・・ワタクシ達が知らない副作用なのか、はたまたこむぎ様が特別だったのか。少なくともワタクシには分かりませんね」

 

 

しきは「・・・だって」

 

 

陽子「頑張ってるのね、いろはもこむぎも」

 

 

剛「そう言えばさっき『がるがる』?とか言ってたけどそれがニコガーデン特有の動物の名称かい?」

 

 

陽子「あぁ確かに。それは思った」

 

 

しきは「ニコガーデンの動物って、本来は総称してニコアニマルって言うけど、こっちに迷い込んだニコアニマルがより凶暴化してたり、より怯えた状態になってる場合にガルガルって勝手に呼んでるだけ。後は私より詳しい執事の羊に任せるよ」

 

 

 しきははそのまま部屋に戻って行った

 

 

メエメエ「・・・えぇ」

 

 

しきは「・・・前回みたいな特殊なガルガルでなければ、姉さん達だけでも勝ち目はある」

 

 

ピアス「特殊なガルガル・・・元キラリンアニマルのガルガルやライオンの様に生物的に相性が悪いガルガルですか?」

 

 

しきは「そ。結局姉さんは戦い方を知ろうとはしなかったから・・・」

 

 

ピアス「『戦術指南は出来る』でしたか。ご主人の場合、戦術指南どころか実戦もしてますし、何度かガルガルの特徴から元の動物とその生態も当ててますから『戦術指南は出来る』と言うより『戦術指南も出来る』が正しいかと」

 

 

しきは「それを言ったらバラしてる様なものでしょ?だから『も』じゃなくて『は』なの」

 

 

ピアス「左様ですか・・・そろそろ終わった頃合いじゃないですかね」

 

 

しきは「それなら適当に寝るとしますかね」

 

 

 その後いろは、こむぎ、悟が帰って来たので剛と共に料理をするのだった・・・鏡石が本当に光ってる事も知らずに

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。