守護の蛇   作:ディロイ・ファントム

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私が、あなたを守る!

 

 鏡石の前にて

 

 

いろは「おーいまゆちゃーん!おはようまゆちゃん」

 

 

こむぎ「まゆ、おはようわん!」

 

 

いろは「待たせちゃったかな?」

 

 

まゆ「ううん。それよりしきはちゃんは?」

 

 

いろは「そろそろ来るんじゃない?」

 

 

しきは「ごめんね遅れて」

 

 

悟「結局みんな待ち合わせより早く集まったね」

 

 

いろは「それくらい楽しみn」

 

 

しきは「下らない前振りは良いから早く赤ちゃんツアーに行くよ姉さん」スタスタ

 

 

いろは「待ってよー!」

 

 

 最初の目的地であるHirondelleに到着する

 

 

しきは「先ずはここ・・・後はお願い」

 

 

いろは「まっかせてー!」

 

 

まゆ「ここってお花屋さん?」

 

 

 と、疑問を持つと上からピヨピヨと言う声が聞こえそちらを向くと燕の巣があった

 

 

まゆ「可愛い・・・」

 

 

店員「そうでしょ?」

 

 

いろは「いつもここに居ますもんね、この燕達。今日は2人に赤ちゃんを見せに来ました」

 

 

店員「今年も見に来てくれてありがとうね2人共」

 

 

いろは・しきは「「はい!」」

 

 

悟「燕の巣がある家やお店には幸せが訪れるって言いますもんね」

 

 

店員「そうそう、物知りだね君。元気な雛達をみられるだけで、充分幸せだけどね」

 

 

しきは「・・・もう少し見ていきたいですが、今回は案内しなきゃいけないので今日はこれで。また今度来ますね」

 

 

店員「うん。いつでも来てね」

 

 

 そうして次は公園にやって来た4人と2匹

 

 

いろは「アニマルタウンの公園には色んな赤ちゃんが居るんだよー。ほら見てー。子リスが居るよー」

 

 

まゆ「うわぁ小さい!」

 

 

いろは「子鹿とお母さん鹿だね」

 

 

まゆ「お母さんの事が大好きみたい」

 

 

しきは「・・・あれって何羽居るんだろうね?」

 

 

いろは「どうしたの?」

 

 

悟「ほらあそこ」

 

 

いろは「赤ちゃん兎だ!」

 

 

まゆ「わぁホント」

 

 

いろは・まゆ「「可愛い・・・」」

 

 

しきは「(見た感じ5羽かな?もう1羽位隠れてるかもだけど)」

 

 

悟「兎のお母さんは一度に沢山産むんだ。赤ちゃん兎はくっつきあって体を温め合うんだ」

 

 

いろは「暖かそう・・・」

 

 

しきは「沢山産むって言うのも、鳥との共通点だし、こじつけとは言え一時期鳥扱いされてたのも頷ける」

 

 

悟「多分それは関係ないんじゃないかなぁ・・・」

 

 

 4人と2匹は次の目的地に着くが・・・

 

 

まゆ「ここって、2人の家だよね?」

 

 

しきは「入れば分かるよ」

 

 

 中に入り獣医としての陽子に案内されて猫の赤ちゃんを見る4人と2匹

 

 

しきは「(お母さんもいいのに・・・私は警戒させるだけだろうし。・・・赤ちゃんは可愛いけど)」

 

 

いろは「ちっちゃいねぇ可愛いねぇ」

 

 

まゆ「まだ目も開いてない」

 

 

悟「この子達はどうして病院へ?」

 

 

陽子「中々赤ちゃんが産まれて来なくて、私がお手伝いしたのよ。それでね、赤ちゃんツアーの事を話したら」

 

 

女性「赤ちゃんみて欲しいって私からお願いしたの」

 

 

いろは・しきは・まゆ・悟「「「「ありがとうございます」」」」

 

 

女性「いえいえ、先生のお陰で無事に赤ちゃんが産まれたんだもの」

 

 

 

陽子「頑張ったのはお母さんと赤ちゃん達です。私はお手伝いをしただけですよ」

 

 

しきは「(その『お手伝い』が大変なのは知ってる。だから凄いんだよね、お母さんは。お手伝い『しただけ』。たしかにそれだけかもしれないけど、それがどれだけ大変で、どれだけ怖いのか、それを私以上に知ってる分、余計に)」

 

 

 それからこっそりと家を出た次は川沿いに来ていた

 

 

いろは「この公園にはカルガモの親子が済んでるんだよ。でもそろそろお引っ越しかな」

 

 

まゆ「お引っ越し?」

 

 

悟「カルガモは子供が産まれると、食べ物が多い所に引っ越しするんだ」

 

 

まゆ「そっか。子ガモに沢山食べさせる為だね」

 

 

いろは「そうそう。いっぱいご飯を食べないと」

 

 

こむぎ「ご飯・・・」

 

 

 こむぎがお腹を鳴らしてしまう

 

 

いろは「もうこむぎったら・・・」

 

 

いろは・こむぎ・しきは・まゆ・悟「「「「「あははははははは!」」」」

 

 

悟「よし、僕達もご飯にしよう」

 

 

いろは「さんせー!」

 

 

こむぎ「わんわーん!」

 

 

 しきはと悟でブルーシートを張り、各々持ってきたお弁当を出す

 

 

悟「実は作り過ぎちゃって・・・良かったら食べてくれないかな?」

 

 

いろは・しきは・まゆ「「「うわぁ」」」

 

 

まゆ「美味しそう!」

 

 

いろは「悟君が作ったの!?凄すぎだよ!」

 

 

まゆ「あの、実は私もおやつを作ってきたの」

 

 

いろは「可愛い・・・ユキちゃんみたい」

 

 

こむぎ「いいなぁいいなぁ!」

 

 

まゆ「こむぎちゃんにも、オカラで作ったクッキーなら食べられるよね」

 

 

こむぎ「まーゆー!わん!ありがとわん!」ペロペロ

 

 

いろは「2人共料理出来て凄いなぁ。私も自分でお弁当作ろうとしたんだけど、しきはにさせて貰えなかった・・・」シュン

 

 

しきは「姉さんに料理させるとダークマター作るから、私が作ったの」

 

 

 そうしてお出しされたのは犬、猫、兎のおにぎりに加え鳥や馬の形をした野菜にペンギン、ライオン、熊、鹿の形をした肉と最早芸術作品揃いであった

 

 

まゆ「す、凄い・・・」

 

 

悟「まるで芸術作品だ・・・これ1つ作るだけでもかなり時間が」

 

 

しきは「少し手間を加えただけだから誰でも出来るよ」

 

 

いろは「いやいや、そんなまさか・・・」

 

 

悟「少なくとも大人で出来る人は全体の何千分の1人だろうね・・・」

 

 

まゆ「取り敢えず食べよっか」

 

 

悟「そうしよう」

 

 

いろは・こむぎ・しきは・まゆ・悟「「「「「いただきまーす」」」」」

 

 

しきは「(にしても、私の食べる量はどうやっても誤魔化せないし騙せないからこればっかりはどうしようもないかな。私もみんな位に食べれる様になりたいけど・・・無理に食べれる様になる必要は無いし、気長に待つかな。・・・あ、意外とこの組み合わせ美味しい)」

 

 

 そして弁当を食べ終わり

 

 

しきは「スゥ•••スゥ•••」

 

 

こむぎ「グカー、グカー」

 

 

悟「それにしても、こんなにも動物の赤ちゃんをみられるなんて思ってもみなかったよ」

 

 

まゆ「私も」

 

 

いろは「楽しんでくれて良かった」

 

 

まゆ「どの赤ちゃんもお母さんも一緒で、幸せそうで・・・」

 

 

ピアス「(・・・私が言える義理は有りませんが、少なくとも私は、過去があるから今があると言うご主人の言葉が間違ってるとは思いたくはありませんね。まぁ、言いたい事は分かりますよ?もし、あの時よりもっと早く会えてればなんて思うのは当たり前だそうですし)」

 

 

 ピアスもしきはにならって昼寝をしようと片目を瞑るが、タイミング悪くガルガルが出現してしまった

 

 

ピアス「(何故このタイミングで・・・起きて下さいご主人!)」

 

 

 ピアスは何回か頭突きをしてしきはを起こし、先行したいろは達が向かった方に移動する

 

 

フレンディ「せーの!」

 

 

ワンダフル・フレンディ「「ワンダフルプリキュア!」」

 

 

ガルガル「ガァルガル!」

 

 

フレンディ「来る!」

 

 

 キュアワンダフルとキュアフレンディは上に跳んで避けるが、ガルガルが攻撃した跡には大きな亀裂が走っていた

 

 

しきは「あれってチーター?にしてはガッシリした体だけだど・・・」

 

 

悟「大きな体に丸い耳・・・多分虎のガルガルだよ」

 

 

しきは「虎なら納得だけど、あの威力は普通じゃ無い。プリキュアでも致命傷は避けれないね」

 

 

 キュアワンダフルとキュアフレンディは必死に攻撃を躱すが、攻撃が繰り出される度に少しずつ亀裂が増えていく

 

 

しきは「(・・・潮時ね。私達も姿を現して助けないと)」

 

 

まゆ「ッ!」

 

 

 突然まゆが道の方に走り出してしまい、何事かと見ると子ガモが1匹、亀裂に落ちて行きそうになっていたのを助けた様だった。が、それをガルガルに見つかってしまい接近してくる

 

 

フレンディ「まゆちゃん!」

 

 

しきは「やらせない!」

 

 

ガルガル「ガァルガルゥ!」

 

 

ワンダフル「ガルガルだめぇ!」

 

 

フレンディ「フレンドリータクト!」

 

 

ワンダフル「まゆ!」

 

 

しきは「まゆさん!」

 

 

フレンディ「ライオン!」

 

 

ガルガル「ガァルゥ!」

 

 

 キュアワンダフルとキュアフレンディは間に合わず、しきはは変身すると間に合わないが変身しなければ被害を増やすだけ。そんな時に1匹の白い猫が間に降り立ち、ガルガルに向かって吠えた

 

 

ガルガル「ガルゥ!?」

 

 

フレンディ「ユキちゃん!?」

 

 

まゆ「ユキ・・・?」

 

 

ユキ「しょうがない子ね・・・言った筈よ。これ以上関わっては駄目だって」

 

 

フレンディ「ユキちゃんが」

 

 

ワンダフル「喋ったぁぁぁ!?!?」

 

 

 そうしてユキはコンパクトの力を使って人間に変身した

 

 

しきは「(やっぱりか)」

 

 

ユキ「立てる?」

 

 

まゆ「ごめんねユキ、私」

 

 

ユキ「謝らないで。貴女は、そのままで良いの。困ってる子を放っておけない、優しいまゆのままで」

 

 

まゆ「ユキ・・・」

 

 

ユキ「その優しさで傷付いてしまうなら、私が!貴女を守る!」

 

 

 ユキはシャイニーキャッツパクトを構え、変身を開始する

 

 

ユキ「シャイニーキャッツパクト!プリキュア!マイエボリューション!」

 

 

 シャイニーキャッツパクトのアイシャドウを目元に付ける

 

 

ユキ「ほっぺに煌めき!」

 

 

 更にシャイニーキャッツパクトの猫状のスライドを回し口紅を付ける

 

 

ニャミー「リップはキュートに」

 

 

 衣装を一気に変化させ、最後にシャイニーキャッツパクトを仕舞う

 

 

ニャミー「気高く可愛く煌めく世界!キュアニャミー!仕方ない、構ってあげる」

 

 

フレンディ「ユキちゃんが・・・」

 

 

ワンダフル「わぁ!キュアニャミーだったんだぁ!」

 

 

 キュアニャミーはガルガルからの初撃を蹴りを用いて防ぎ、そのまま横に転ばす。それからは華麗に数回避け、そのまま森の方に走ってまゆからガルガルを離した

 

 

フレンディ「まゆちゃん!大丈夫?」

 

 

まゆ「うん」

 

 

フレンディ「良かった」

 

 

しきは「ユキがプライドを優先してくれて助かった。取り敢えずワンダフルは子ガモをあそこの親元に返して」

 

 

ワンダフル「うん。大丈夫だよ。まゆとニャミーが守ってくれたからね。いっぱい食べて大きくなってねー!」

 

 

フレンディ「良かったぁ・・・悟君!2人と一緒に安全な所に!」

 

 

悟「うん!」

 

 

フレンディ「行くよワンダフル!」

 

 

ワンダフル「わん!」

 

 

悟「猫屋敷さん」

 

 

まゆ「私も行かなきゃ」

 

 

悟「うぇっえ!?ちょっ!?猫屋敷さーん!?」

 

 

しきは「変身はお預けね・・・!」

 

 

 一方その頃、ガルガルとキュアニャミーは格闘戦を繰り広げていた。戦況は僅かにキュアニャミーに軍配が上がっていた。そこに全員が駆けつけるとキュアニャミーはまゆをお姫様抱っこをする

 

 

フレンディ「ちょちょちょっと!」

 

 

ニャミー「後は任せるわ」

 

 

しきは「ブルーシートにお願い」

 

 

 キュアニャミーはまゆを連れて撤退していった

 

 

フレンディ「ワンダフル、ガルガルを助けよう」

 

 

ワンダフル「うん」

 

 

 キュアワンダフルとキュアフレンディはフレンドリータクトを構えた

 

 

ワンダフル・フレンディ「「フレンドリータクト!ワンダフルを君に!」」

 

 

 キュアワンダフルがキュアフレンディに犬の耳を描き、キュアフレンディがキュアワンダフルに犬の尻尾を描く

 

 

ワンダフル・フレンディ「「わんわん!わーん!ガルガルな心飛んでけ!プリキュア!フレンドリベラーレ!」」

 

 

虎「ニコニコ」

 

 

 ニコガーデンに虎のニコアニマルを戻した後、昼ご飯を食べた所に戻った4人。まゆと人間になったユキが待っており、まゆがシートを片付けてくれていた

 

 

いろは「まゆちゃーん!ユキちゃーん!」

 

 

こむぎ「まーゆー!」

 

 

まゆ「さっきはごめんなさい。私勝手に」

 

 

ユキ「どうしてまゆが謝るの?」

 

 

しきは「それはご尤もね」

 

 

こむぎ「ユキもプリキュアになって嬉しい!これからは一緒にプリキュアしよう!」

 

 

ユキ「一緒?何故?」

 

 

こむぎ「わんん!?」

 

 

ユキ「私はまゆを守りたいだけ!なのに貴女達は、まゆを!危険な事に巻き込もうとしてる!」

 

 

いろは「そんな・・・」

 

 

ユキ「これ以上、まゆに関わらないで」

 

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