あん「・・・何も起こりませんね」
しきは「そうね。やっぱり条件が揃って無いのか、はたまた前提が間違ってるか。いずれにせよ試すのは数日後になる。今日まで隠れてやってきたけど、こんなのは何かあったら良いな程度だし、機能の確認程度だから結果は関係無い」
あん「そうですか。所で、今日は祭りの日ですがどうしますか?」
しきは「自作の浴衣があるからそれで行く。ついでにピアスのも作ってあるからそれ着て」
あん「分かりました」
そして夜になり
いろは「しきはー。そろそろ行こー」
しきは「姉さん達は先に行って楽しんで来て。やる事やったら合流するから」
いろは「わかった!」
しきは「ピアスも先に行ってて」
あん「では、また後で」
しきは「うん」
しきは以外の3人は先に家を出て合流地点に移動した
しきは「・・・そろそろ良いかな?」
しきはは3人が家からそこそこ離れているのを確認してからクイックフィズィパクトを取り出し、変身準備に入った
しきは「クイックフィズィパクト!プリキュア!マイエボリューション!」
だが、今回は何時もの変身と違いクイックフィズィパクトの真ん中にあるボタンを押して変身をする。が、
しきは「流石に何も起きないか・・・いや、まだ5パターン残ってる」
しきはが思い付いていた残りの5パターンを試すものの全て何も起こらなかった
しきは「・・・いい加減行かないと拗ねるかな?でも、これは必要な事だから」
しきははそう言って鏡石の所に向かう。合流出来なくとも短冊だけは書いておきたかったのだ
こむぎ「うわぁ!紙がいっぱい!キラキラしてる!あれ何!」
いろは「短冊だよ」
しきは「願い事を書いて飾ると願いが叶うと言われてる」
いろは「遅いよしきはー」
しきは「勘弁してよ姉さん」
まゆ「所で、どうして鏡石の周りに?」
しきは「鏡石に映ると願いが叶うから。要はそれっぽくしただけ」
まゆ「へー」
こむぎ「短冊、書く!」
しきは「なんて書こうかな・・・」
こむぎ「私のお願い事はね私、いろはと毎日いっしょにあそびたい!」
いろは「もう叶ってない?」
こむぎ「あ、そっかぁ。じゃぁ、いろはとお話ししたい!」
ユキ「それも叶ってる」
こむぎ「そっか。どうしよう」
いろは「私は、世界中の動物と友達になれますように」
悟「僕は、」
まゆ「書かないの?いろはちゃんと、もーっとなかよ」
悟「わぁぁぁ!!?そんな事書かないからね!?今は困ってる動物達を助けるのがだいじだから!」
まゆ「そうだね。そうかこ!困ってる動物達を助けますように。ユキは?短冊書かないの?」
ユキ「もう叶ってるからいい」
何やらこむぎが悩んでいたがそんなのはお構い無しで鏡石神社に到着する
こむぎ「わぁ、お祭り!」
ユキ「動物用のフードがある」
まゆ「流石アニマルタウンだね」
こむぎ「いろは!全部回ろ!」
いろは「ちょっ!こむぎ!」
7人は様々な屋台を巡り、今はラムネを飲んでいた
こむぎ「いろは!」
いろは「なーに?」
こむぎ「お祭りって楽しいね!すっごくすっごく!」
こむぎ・いろは「「わんだふるー!」」
いろは「だね」
そして鏡石神社の1番上に到着する
こむぎ「・・・なにこれ?」
烏間「それは石で作られた棺」
こむぎ「あ、からすちゃん!」
烏間「烏間だよ、こむぎちゃん」
悟「烏間さん。その格好は?」
烏間「七夕祭りの手伝いだよ。ここはウチの神社だから」
ユキ「鶏、兎、熊、犬、そして猫・・・色んな動物がある。これは何?」
烏間「それはこの辺りに住む人達が亡くなった動物達の供養の為に置いたそうだよ。だからアニマル神社って呼ばれてる」
いろは「昔からアニマルタウンの人達は動物が大好きなんだね」
烏間「そうだね。ここだけじゃなくて、山奥にもあるんだよ。狼の石像が。遠吠え神社が」
こむぎ「とおぼえ?とおぼえって?」
悟「犬や狼が遠くに向かって吠える声の事だよ。仲間への合図とか、意思疎通の為だと言われてる」
いろは「わおーんってやつだね」
こむぎ「それ聞いたよ!あっちの方から!わおーん!って」
烏間「昔この辺りの山には狼が住んでいて、遠吠えがよく聞こえてきたみたいだけど」
悟「100年程前に絶滅したと言われてる」
こむぎ「絶滅?」
悟「かつて狼は数多く生息していた。だけど、人間が狩った事で、大幅に数を減らした。更に伝染病が流行ったり、住む場所が少なくなったり、様々な原因が重なって絶滅、つまり一匹も居なくなってしまったんだ」
こむぎ「居ない?誰も居なくなっちゃったの?いっしょに遊ぶ子も?」
烏間「そうだよ」
こむぎ「でも聞いたよ。山の方からわおーんって」
ユキ「夢でもみたんじゃない?」
烏間「・・・!始まったね」
一度鏡石の前に戻る。すると
まゆ「え?鏡石が光ってる」
悟「そう見えるようにライトアップされてるんだよ」
ユキ「願い事がいっぱい・・・」
いろは「綺麗だねこむぎ・・・みんなの願いが叶います様に」
こむぎ「・・・!お願い事思い付いた!短冊に書いてくる!」
しきは「・・・ねぇピアス」
あん「なんでしょう?」
しきは「ピアスは、わかり会えると思う?」
あん「・・・話の意図が読めません。ですが、いつか、やがていつかは、わかり会える日が来ると、そう信じてます。貴女が諦めるその時まで」
しきは「・・・それが聞けて良かったよ」
ほのぼのムーヴになっていたのも束の間、上空からガルガルが出現し、ライトを風圧で倒してしまう
いろは「みんな!」
6人はそれぞれのコンパクトを構え変身を開始する
こむぎ「ワンダフルパクト!」
こむぎ・いろは「「プリキュア!マイエボリューション!」」
こむぎ「スリー!」
いろは「ツー!」
こむぎ「ワンっ!」
ワンダフル「みんな大好き素敵な世界!キュアワンダフル!いっしょに遊ぼ♪」
フレンディ「みんなの笑顔で彩る世界!キュアフレンディ!あなたの声を聞かせて」
ワンダフル・フレンディ「「せーのっ!ワンダフルプリキュア!」」
あん「クイックフィズィパクト!」
しきは・あん「「プリキュア!マイエボリューション」」
アングラス「闇夜すら覆(おお)う眩しき世界!キュアアングラス!私と共に歩みましょう?」
アミナ「想いの力で守りゆく世界!キュアアミナ!私があなたを守護(まも)るから」
ユキ「シャイニーキャッツパクト!」
ユキ・まゆ「「プリキュア!マイエボリューション!」」
シャイニーキャッツパクトのアイシャドウを目元に付ける
まゆ「目元に煌めき!」
更にシャイニーキャッツパクトの猫状のスライドを回し口紅を付ける
ニャミー「リップはキュートに」
衣装を一気に変化させ、最後にシャイニーキャッツパクトを仕舞う
ニャミー「気高く可愛く煌めく世界!キュアニャミー!仕方が無い、構ってあげる」
リリアン「結んで紡いで繋がる世界!キュアリリアン!怖くない怖くない」
ニャミー・リリアン「「にゃんだふるぷりきゅあ!」」
悟「あのクチバシの形、細くて長い首、あの姿は白鳥だ!」
ガルガルは翼を使って風を巻き起こし、その前Uターンしていく。それを追いかけると幻想的な場所に辿り着いた
アングラス「天の川が湖に映ってる?それに、どこか神秘的な感じもします・・・」
リリアン「あ、あそこ!」
キュアリリアンが見ていた方向にはガルガルがおり、心なしか悲しそうに鳴いていた
ワンダフル「・・・泣いてるみたい」
キュアワンダフルは何を思ったのか、1人でガルガルの下に向かう。が、当然の如く弾かれてしまう
フレンディ「リボンバリア!」
キュアフレンディがリボンバリアで湖に落ちない様にし、キュアワンダフルの下に駆け寄る
アミナ「アングラス、援護宜しく」
アングラス「お任せを!」
アミナ「ドルジーバトランペット!アミナ!ヘルプ!キラリンアニマル!コジカ!」
キラリンコジカの能力で脚力が上がる。そしてここからは
アミナ「私の独壇場よ」
キュアアミナは脚力を使いガルガルに特攻をする。そしてガルガルもそれに対抗して突進してくるが、その時点でガルガルの勝利は無くなった
アングラス「エスカマシールド!」
キュアアングラスのエスカマシールドが一見関係無さそうな下にセットされるが、当然なにも考えずに置いた訳でも無くキュアアミナは体制を変えてエスカマシールドを蹴り、前ではなく上に軌道を変える
アミナ「クッションバリア!」
そして自分の居た場所にクッションバリアを3重でセットし、ガルガルの機動力を削いだ。そして
アミナ「クッションバリア!」
再度クッションバリアを展開。今回のクッションバリアはかなりあり、その全てがガルガルを囲う様に展開されていた
アミナ「アングラス!」
アングラス「はい!」
アミナ・アングラス「「ドルジーバトランペット!2つの音色を1つに!プリキュア!ドルジーバ・リベラシオン!」」
白鳥「キラー」
悟「みんな大丈夫!?」
あん「今回は呆気なく終わったので全く問題ありません」
しきは「それより、私にはこれがキラリンアニマルにしか見えないのだけど?」
キラリンスワン「わたしくはキラリンスワン。助けて下さり感謝キラ」
あん「これで9匹目。つまり、これで全員揃ったって事ですね」
いろは「え?何が?」
しきは「メエメエが言ってたでしょ?キラリンアニマルは9匹。そしてこのキラリンスワンで揃った事になる」
いろは「やったぁ!」
こむぎ・いろは「「わんわん!わんだふるー!」」
ユキ「困ってる動物達を助けられます様に。まゆが短冊に書いた願い、叶ったんじゃない?」
まゆ「そうだね!叶っちゃった!」
いろは「やったね!悟くん!」
悟「・・・うん!僕も願い事、叶っちゃった!」
いろは「・・・こむぎの願い事はどうだった?」
こむぎ「叶ったよ!バッチリ!あのね、私のお願い事は・・・みんな!なかよし!わおぉぉぉぉん!!」