守護の蛇   作:ディロイ・ファントム

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ツチノコに会いた〜い!

 

いろは「しきはちょっと良い?」

 

 

しきは「何姉さん」

 

 

いろは「ツチノコ探しに行かない?」

 

 

しきは「ツチノコ?・・・あぁ、そう言えばあったねそんかの。まゆの家に先に行ってて。会場で会お」

 

 

いろは「分かった!」

 

 

 会場

 

 

少年「よーし!ツチノコいっぱい捕るぞー!」

 

 

少女「ツチノコ、一緒に見つけようね!」

 

 

犬「わん!」

 

 

まゆ「凄い人!」

 

 

しきは「わざわざ遠い所から来てる人も居るくらいだからね」

 

 

司会者「お待たせしました!鷲尾町長から開会のご挨拶です!」

 

 

鷲尾「えー、今年もこんなにも沢山の方がね、参加してくださった事、あのー嬉しく思います。えー皆さんにあのー楽しんでもらう事を目的に始まった当イベントですがね、1番楽しみにしているのは」

 

 

 とここで一度言葉を切ったかと思えばハッピに手をかけ、脱ぎ捨てながら叫んだ

 

 

鷲尾「このワシだァァァァァァ!!!!」

 

 

全員「「「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」」」」」

 

 

いろは「あの人がアニマルタウンの町長さんだよ」

 

 

まゆ「へぇぇ」

 

 

鷲尾「みんな心の準備は出来てますかー!」

 

 

全員「「「「おぉぉぉぉ!!」」」」

 

 

鷲尾「ツチノコに会いたいですか!」

 

 

全員「「「「おぉぉぉぉぉ!!」」」」

 

 

鷲尾「ワシも会いたいー!ツチノコ大捜索大会!スタァトォ!」

 

 

全員「「「「おぉぉぉぉぉぉ!!」」」」

 

 

 そうしてツチノコ大捜索大会が始まった親子で捜す者も居れば犬を使って捜す者も居た。勿論家族総出で捜す者達や兄弟揃って捜す者も居た。そんな中いろは達は

 

 

まゆ「居ないねぇ」

 

 

いろは「うん。あっち捜す悟く・・・」

 

 

 いろはが悟を見て一瞬フリーズしてしまった。それもその筈でなんかよく分からない装備をしていたのである。と言っても説明不可能と言う訳でもない。所謂音声さんの様な格好をしていたのだ。悟曰く音を使って捜す為の装備らしいがそもそも判別出来るのだろうか?

 

 

しきは「・・・ねぇピアス。貴女はツチノコの事どのくらい知ってるの?」

 

 

あん「皆さんが想像されている見た目以外は全く分からないですね」

 

 

しきは「それなら仕方が無いね」

 

 

 しきはとピアスも捜すが全く見つかる筈も無く、気付けば昼時になっていた。その為一度集合して弁当を食べる事にした

 

 

こむぎ「わぁ!どれも美味しそう!」

 

 

まゆ「今回はスイーツサンドもあるよ」

 

 

悟「僕はおかずを作ってみたよ」

 

 

いろは「2人共凄い!」

 

 

こむぎ「こむぎも!いろはと一緒にデザート頑張って用意したよ!じゃーん!が」

 

 

ユキ「これなに?」

 

 

こむぎ「りんごで作った大福!皮の部分が耳だよ」

 

 

悟「ありがとうこむぎちゃん!」

 

 

いろは「それじゃぁ!」

 

 

いろは・こむぎ・しきは・あん・まゆ・ユキ・悟「「「「「「「いただきまーす!」」」」」」」

 

 

 全員が弁当を食べようとした途端にトランクから音が鳴り響く。トランク越しからニコの卵の様子を聞きたかった様だ

 

 

いろは「あー、実は今外で」

 

 

こむぎ「卵ならここだよ!」

 

 

メエメエ「えぇっ!?」

 

 

いろは「こむぎ持ってきたの!?」

 

 

こむぎ「うん。だって何時もお留守番じゃぁさみしいでしょ?」

 

 

メエメエ「だからってお菓子と一緒に持ち歩いちゃぁ!ダメェェ!!」

 

 

 そして結局トランクから出てきたメエメエに何故全員で外に居るのかを話した

 

 

メエメエ「ほぉー。皆さんでツチノコさん探しでしたか」

 

 

いろは「うん。でも中々見つからなくて」

 

 

まゆ「やっぱり存在しないのかなぁ・・・」

 

 

メエメエ「え?ニコガーデンには沢山いらっしゃいますよ?ツチノコさん」

 

 

いろは・こむぎ・しきは・あん・まゆ・ユキ・悟「「「「「「え?」」」」」」」

 

 

悟「ホントにィ!?ホントに居るのォ!?ツチノコォ!?」

 

 

メエメエ「お、落ち着いて下さァい!?!?」

 

 

悟「あぁごめん、うれしくてつい。それで、ツチノコって実際はどう言う風なの?どんな姿?住処は?どんな物を食べてる?」

 

 

メエメエ「姿はちょっと蛇さんと似てますね」

 

 

ユキ「・・・蛇ッ!?」

 

 

まゆ「ユキ?」

 

 

いろは「ニコガーデンに行ったら会えるかなぁ。私友達になりたい!」

 

 

こむぎ「こむぎも!」

 

 

メエメエ「それはオススメェ出来ません」

 

 

いろは「どうして?」

 

 

メエメエ「ツチノコさんはとてもシャイなのです。それにあの力が・・・」

 

 

悟「?あの力って?」

 

 

メエメエ「実はツチノコさんを怒らせると・・・メェェッ!?」

 

 

 メエメエが体制を少し変えるとニコの卵が膝(膝か?)から落ちてしまい、それをキャッチしようといろはとこむぎ、悟、まゆの順でキャッチしようとするも上手くキャッチ出来ずにユキの所まで転がってしまう。そして今のユキは人間体とは言え元々は猫。そんな猫の元に丸い物体が転がってきてしまえば当然本当に逆らう事が出来ずに猫パンチ(と言う名目の平手打ち)をしてしまう

 

 

メエメエ「メェェ!なにするんです!」

 

 

ユキ「あ、転がる物を見たらつい」

 

 

悟「猫の本能だね・・・」

 

 

 と悟が苦笑いしている間に卵は坂を下って行き、穴に落ちてしまう

 

 

メエメエ「ダメェェェェェ!?!?ニコ様ァァァァァ!!」

 

 

 メエメエがすぐに駆け寄るも穴が深すぎて手が届かず、叫ぶしか出来なかった。そして残念な事にその穴の中には

 

 

こむぎ「ガルガルだよ!」

 

 

ユキ「この穴の中に居る!」

 

 

メエメエ「へぇぇ!?ニコ様ァァ!?皆さん!何をs」

 

 

しきは「いい加減にして。私達はこれには関与しない」

 

 

 しきはは明らかに怒ってる様な声色でそう話す。今までの事としきはの性格から当然ではある

 

 

メエメエ「何を言って」

 

 

いろは「私達だけでも大丈夫だよ!ね!」

 

 

こむぎ「うん!」

 

 

 いろは、こむぎ、まゆ、ユキはそれぞれのコンパクトを構え変身準備に入る

 

 

こむぎ「ワンダフルパクト!」

 

 

こむぎ・いろは「「プリキュア!マイエボリューション!」」

 

 

こむぎ「スリー!」

 

 

いろは「ツー!」

 

 

こむぎ「ワンっ!」

 

 

ワンダフル「みんな大好き素敵な世界!キュアワンダフル!いっしょに遊ぼ♪」

 

 

フレンディ「みんなの笑顔で彩る世界!キュアフレンディ!あなたの声を聞かせて」

 

 

ワンダフル・フレンディ「「せーのっ!ワンダフルプリキュア!」」

 

 

ユキ「シャイニーキャッツパクト!」

 

 

ユキ・まゆ「「プリキュア!マイエボリューション!」」

 

 

 シャイニーキャッツパクトのアイシャドウを目元に付ける

 

 

まゆ「目元に煌めき!」

 

 

 更にシャイニーキャッツパクトの猫状のスライドを回し口紅を付ける

 

 

ニャミー「リップはキュートに」

 

 

 衣装を一気に変化させ、最後にシャイニーキャッツパクトを仕舞う

 

 

ニャミー「気高く可愛く煌めく世界!キュアニャミー!仕方が無い、構ってあげる」

 

 

リリアン「結んで紡いで繋がる世界!キュアリリアン!怖くない怖くない」

 

 

ニャミー・リリアン「「にゃんだふるぷりきゅあ!」」

 

 

しきは「ハムスター以外が使えないのは考えものね」

 

 

 しきははそう言ってその場から少し離れた。それを見たピアスもそれにならって少し離れる。キュアワンダフル、キュアフレンディ、キュアニャミー、キュアリリアンはキラリンハムスターの能力を使って小さくなり、穴の中に入っていく

 

 

あん「・・・良いのですか?」

 

 

しきは「運良くあれが消えるなら万々歳よ」

 

 

あん「それはそうですね」

 

 

 そうして様子見してたが悟が急に驚いていた

 

 

悟「ニコ様の卵を飲み込んだって!?」

 

 

メエメエ「ダメェ!絶対取り戻してくださぁぁぁぁい!!」

 

 

あん「貴方この期に及んでまだ他人任せですかッ!」

 

 

メエメエ「仕方が無いではありませんか!」

 

 

あん「仕方が無い!?良く言いますね!・・・前にも言いましたが私達は貴方達やニコガーデンなんてどうでもいいんです。私はご主人が、ご主人はご家族が、それぞれ無事であれば。それを貴方達が何をしたかは知りませんが、あぁしてガルガルに変貌させ、その尻拭いをさせている。その時点で貴方方は外道です!恥を知りなさい!」

 

 

フレンディ・悟「「ツチノコ!?」」

 

 

しきは「ちっ」

 

 

悟「やった!ツチノコだ!ツチノコだよ!」

 

 

しきは「相手はツチノコじゃない。ガルガル」

 

 

悟「あっそうだ!喜んじゃ駄目だ!」

 

 

メエメエ「それはツチノコさんの力です!ツチノコさんの目を見ると動けなくなるので気を付けてくださぁい!」

 

 

あん「ッッ!貴方はまたそうやって!」

 

 

しきは「ピアス、そんなのはほっとけばいい!」

 

 

あん「!・・・そうですね」

 

 

 しきはとピアスは怒りで我を忘れそうな程に怒っていたがそれ以上にいろはを・・・キュアフレンディを助ける事を最優先とし、変身した。更にキラリンハムスターの力で小さくなり穴に飛び込んで最優先であるキュアフレンディの救出をしにいく

 

 

ワンダフル「私に任せて!」

 

 

 キュアワンダフルはガルガルに接近して背後を取り浄化させようと優しく声を掛ける・・・のだが上を見てしまった時に目があってしまいそのままキュアフレンディ、キュアリリアン同様に頭以外石化させられてしまう。次のターゲットはまだ石化していないキュアニャミーの様だ

 

 

リリアン「ニャミー!いいから逃げて!」

 

 

ワンダフル「今助けに行くよ!んんん!!うごうごうご動けなぁい!」

 

 

ガルガル「ガルガルゥ」

 

 

リリアン「ニャミー早く!」

 

 

 キュアニャミー以外の3人は石化されて動けず、かと言って唯一動けるキュアニャミーは蛇が大の苦手である為これまた動けず、頼みの綱であるキュアアミナとキュアアングラスはそもそも変身すらしていない為、これではもうプリキュアは敗北したと言ってもいい状態であった。だが、そこにキュアアミナとキュアアングラスが穴から落ちてくる

 

 

フレンディ「!アングラス!アミナ!」

 

 

 キュアフレンディを筆頭に喜ぶ3人。だが、キュアアミナもキュアアングラスも何も答えずにガルガルの方に歩いて行く

 

 

フレンディ「2人共!あのガルガルの」

 

 

アミナ「私は、闇夜すら統べるクィーン。姉さんの仇を打たせて貰う」

 

 

 キュアアミナから明らかな怒りを全員が感じた次の瞬間には駆け出しており、キュアアングラスもそれに続く

 

 

フレンディ「アミナ・・・もしかして・・・」

 

 

 キュアフレンディは何かを心配しているかの様に呟く。だが、その間にもいつも以上にキレッキレな動きでガルガルを翻弄し、時にはお互いのシールドで挟み撃ちにしてダメージを与えていくキュアアミナとキュアアングラスの姿があった。当然ガルガルも目を物理的に光らせてキュアアミナとキュアアングラスを石化させようとするも石化する気配が無かった

 

 

リリアン「なんで固まって・・・そっか!目を見なければ良いんだ!」

 

 

 そうしてる間にガルガルが段々と困惑し、やがて恐怖始めた。それは当然で動き等では分からないがキュアアミナもキュアアングラスも殺意を出している(キュアアングラスの殺意はキュアアミナの強過ぎる殺意で掻き消されている)上にダメージを与えられている為、いつ殺されるのかと不安になり始めたのだ。しかもそれだけでなく、土煙が舞い上がってる状態弐なると足音がほぼ聞こえない上に聞こえてもかなり力強く足を踏みしめている様な音である為余計恐怖を煽られる。そしてある程度の所でキュアアミナはキラリンハムスターの力を解除し、強引に天井(?)を破壊して離脱出来る様にしてから浄化の構えに入る

 

 

アミナ・アングラス「「ドルジーバトランペット!2つの音色を1つに!プリキュア!ドルジーバ・リベラシオン!」」

 

 

ツチノコ「ニコニコー!」

 

 

 悟がツチノコの姿をみれた所でキュアワンダフルとキュアフレンディがニコガーデンにツチノコを帰す。そして時間が過ぎて夕方になり

 

 

鷲尾「えー、参加者のみなさーん。お疲れ様でしたぁ。今回も残念ながらツチノコは見つかりませんでしたウチのコは見つかりました。せめて今日の思い出にね、鷲尾家直伝の特製キノコ汁を食べて疲れを癒やして下さい。キノコ汁ですよみなさん。そして来年こそね見つけましょう。それではいただきまァす!」

 

 

会場の人達「「「「「「いただきまーす!」」」」」

 

 

いろは「いつかアニマルタウンのツチノコにも会いたいね」

 

 

悟「ニコガーデンに居るんだから、きっとアニマルタウンにも居るよ!」

 

 

いろは「うん!・・・しきは、大丈夫?」

 

 

しきは「あの時とは違うから大丈夫」

 

 

いろは「そう。無理しちゃ駄目だよ」

 

 

しきは「分かってる・・・うん、分かってるから」

 

 

あん「・・・過去を知ってるから言いますが、せめて私を頼って下さい。私は、何処まで行っても」

 

 

しきは「過ちは繰り返さないよ。そう、繰り返さないから」

 

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