守護の蛇   作:ディロイ・ファントム

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 残念な事に恐らく今回が最終話となりました。わんだふるぷりきゅあ達はキュアアミナとキュアアングラスが離脱し残るプリキュアは4人となりました。
 もしも・・・もしも奇跡が起きて、もし奇跡的にガオガオーンが浄化されたのなら、まだ希望はあるでしょう。残念ながら今回作者は手出しが出来ません。

 祈りましょう。彼女達の勝利を・・・


わんだふるなキャッスル!

 

 時は真夜中。猿のガオガオーン6体と戦った場所で2人の人影があった。暗くて分かりにくいが正体は倒れたしきはと、しきはに膝枕をしているピアスであった

 

 

あん「ご主人・・・もう、目覚めないのですね。ですが、私は最期まで側に居ます・・・っ!」

 

 

 そして、膝枕をしていたピアスは涙目になりながら夜空に向き、思いっ切り泣いた。その夜空は心なしか虚しく見えた。場所は変わって鏡石の前。ニコとメエメエが居た

 

 

メエメエ「ニコ様、この石が何か?」

 

 

ニコ「コレは昔、わたくしが置いた物。ニコダイヤの欠片です」

 

 

メエメエ「メェッ!?」

 

 

 ニコは額のツノを光らせる。するとニコダイヤの欠片だった鏡石が光る。そしてそれと時を同じくしてニコの影が一瞬だけ人の姿へと変化する

 

 

ニコ「動物が、人間と仲良く暮らしたいと言う願いを叶える為でした。しかし、身勝手な人間達がニコダイヤの力を独占しようと動物達を追い払ったのです。狼を絶滅させたのも人間。狼達の怒りは最もですが、なんとか鎮めなければ・・・」

 

 

メエメエ「それはプリキュアの皆さんが」

 

 

ニコ「伝説のプリキュア・・・その力が、ニコダイヤから生まれるとは。しかも人間と動物が手を取り合って。ですが、彼女達が狼達の怒りを鎮める事が出来なければ力を返して貰わねば」

 

 

 ニコがそう語る間、テレビから見ている人には鏡石に6人が初めて変身したシーンが流される。勿論この世界に住む者達には見えていない

 

 

メエメエ「メェ!?」

 

 

ニコ「プリキュアの力はニコダイヤから生まれた物。ニコダイヤが本来の輝きを取り戻せば、わたくしが、ガオウともう一度向き合います」

 

 

 ニコは6つのパクト、2つのフレンドリータクト、2つのドルジーバトランペット、2つのアミティリボンタンバリンをニコダイヤに吸収させるイメージを出す。が、当然それが実現されてしまえば

 

 

メエメエ「しかし、それではこむぎ様達が変身出来なくなってしまいます!」

 

 

ニコ「全ては動物達の幸せの為」

 

 

メエメエ「・・・」

 

 

 ニコからそう言われたメエメエは何も言う事が出来なかった・・・いや、そもそも執事がご主人様に逆らう事など、余程の事が無ければあってはならない事である。それもあってこれ以上は何も言えないのである。更に場所は変わってガオウの居る社

 

 

ガオウ「プリキュア。その者達が邪魔をしていたのか」

 

 

トラメ「でも弱っちかったよな」

 

 

ザクロ「あんな小娘敵じゃない。ニコも居たけど、ちっちゃくなってたしね」

 

 

ガオウ「ニコ・・・アイツが居るなら油断は出来ん。プリキュアを倒せ!」

 

 

 とガオウは言ったがトラメもザクロも油断していた。それもそうだろう。なぜなら6人居るプリキュアの内、最低でも1人は死亡しているのだ。つまり残りは5人。そしてこちらのガオガオーンは6体居る。つまり後は数に物を言わせて潰せば勝てる簡単なお仕事なのだ。ともなれば油断してしまうだろう。

 

 そして次の日。昨日とは打って変わって曇り空。しかもその雲もかなり厚そうだ。そんな中6匹のガオガオーンが大暴れしていた。あるガオガオーンは自動販売機を壊し、またあるガオガオーンはトイレを壊していた。描写こそ無いが車やバス、公園の遊具を壊すガオガオーンも居ただろう

 

 

スピーカー『凶暴な動物が出没しています。外出しないようn』

 

 

 町内放送をするためのスピーカーが全部を言い終わる前にガオガオーンが倒してしまう。何もかもを壊すガオガオーン達に怯えた動物達が木の中や水の中、木の上にある巣に逃げ込んだり籠もったりしてしまう

 

 

警察『危険ですので、外出しない様にして下さい』

 

 

 警察官達がパトカーに乗ってそう言いながらアニマルタウンを回って行く。神の祟りと言う名の症候群があるどこぞの世界よりはマシな状況ではあるがそれでもアニマルタウン全体が恐怖で汚染されていた。そんな中犬飼家では

 

 

剛「これからどーなるのかなぁ・・・」

 

 

陽子「とにかく、傷付いてきた子が運ばれて来た時の為に、準備しとかないとね」

 

 

剛「そうだな。よし!ご飯を食べて力を蓄えておこう!」

 

 

こむぎ「こむぎ、いっぱい食べるわん!」

 

 

剛「オッケー!いーろーはーはなーにたーべたい?」

 

 

 と剛は呑気に聞く。あまりこう言いたくは無いが少しはしきはの心配・・・はしてなさそうだなこれ。そしていろはは長い沈黙ののち答える

 

 

いろは「ごめん、私はいいや」

 

 

 そう言ってからリビングを出る。いろはは普段、とても元気に振る舞ってる為両親は心配になる・・・が、こむぎは「ご飯まだー?」と言わんばかりに餌皿と水入れの前で待っていた。とても呑気である。場所は変わって猫屋敷家

 

 

ユキ「まゆ。いつまで丸まってるの?」

 

 

まゆ「だって・・・あんないろはちゃん、初めて見た。それにしきはちゃんだって・・・どうしたら良いの・・・」

 

 

 そう言いながらまゆはシャイニーキャッツパクトを持つ。すると部屋の外からニャンニャンと歌っているすみれの声が聞こえる。気になって様子を見に行くと何かを焼いていたらしく、手袋式の鍋つかみをしていた

 

 

まゆ「ママ、何してるの?」

 

 

すみれ「クッキーを作ってるのよ。お客さん、笑顔になってくれるかなって」

 

 

 クッキーは12個あり、表情や顔つきは違えど全て猫の形をしていた

 

 

まゆ「今日はお客さん来ないんじゃ・・・」

 

 

すみれ「そうね。でも、もしかしたら不安になってお店に来る人が居るかもしれない。何か自分に出来る事をしたくてね」

 

 

まゆ「出来る事・・・」

 

 

 場所は変わって兎山家。悟が自分の部屋にあるパソコンで狼の事を調べていた。パソコンの画面には検索サイトの名前であるSearchと検索内容であるオオカミ、そして狼の画像が12枚出ていた

 

 

悟「狼・・・ガオガオーン・・・対抗手段は・・・」

 

 

 そう呟きながら手を動かす。が、悟の望む結果は全く出て来ず、頭を抱えてしまう

 

 

悟「あぁ駄目だ!分からない!今まで起こった事無いんだから、幾ら調べたって・・・いつも、見ているだけ・・・」

 

 

 悟は6人のプリキュアの影を幻視してしまう。そして、その幻視のプリキュアは途中で4人に減ってしまう。自分では力になれないのではと嘆く悟だった。だが、悟の部屋の隅から物音が聞こえた為悟は一度思考を中断しその方向を見る。そこには大福の姿があり、悟は出たいのかを聞く。大福の姿はまるで「自分を出せ」と言わんばかりであった。大福は悟から出して貰った途端に先程まで悟の座って居た椅子に跳び乗り、ここに座れと言わんばかりに後ろ足を一回椅子に叩いた

 

 

悟「諦めるなって事?・・・そうだ!探せ!何か力になれる事を!」

 

 

 再度悟は決心し、自分に出来る事をし始める。そして場所は変わってガオウの居る社。ガオウは一度奥に隠れ、社の入り口の襖を閉めてしまう

 

 

トラメ「ガオウ様?おーい!」

 

 

ザクロ「しーッ!お眠りになったんだよ!」

 

 

 ザクロは小声でトラメに注意する

 

 

トラメ「ちぇーっつまんねーの」

 

 

ザクロ「そうだ!今の内にプリキュアを倒せば!」

 

 

ガオウ(ザクロの妄想)「なんていい子なんだザクロちゃん!結婚しよう!」

 

 

ザクロ(ザクロの妄想)「わーん♡わーん♡」

 

 

ザクロ「あーん♡」

 

 

 なんて頭お花畑なんだ・・・

 

 

トラメ「またアイツらと遊んで来るか。ガオガオーンはオイラが出したんだから、オイラが行くぞー」

 

 

 とプリキュアの所に行こうとするがザクロが妨害するように尻で突き飛ばした

 

 

ザクロ「お待ち!行くのはアタシだよ!」

 

 

トラメ「オイラだ!」

 

 

 明らかに殴り合う雰囲気を出すが、やる事はじゃんけんの様だ。トラメはチョキを出し、ザクロがパーを出した。その為トラメが行く事になった

 

 

トラメ「よっしゃぁぁぁ!!!」

ザクロ「あぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

トラメ「行って来るぜぇぇぇぇぇい!」

 

 

ザクロ「!!!次はグーを出すからねぇぇ!!」

 

 

 次の手を言うのは良いが今度はパーを出されて負けるだけなのに気付いていないザクロであった。そんな事をしていた時、いろはは妹であり今は亡きしきはの部屋に居た。しきはのベッドの上で女の子座りをしながら唯一部屋にある女の子らしい物である自作の抱き枕(白い鳥の翼と黒い鳥の翼がクロスしている)を持って落ち込んでいた

 

 

いろは「何も出来なかった・・・友達にもなれない。しきはだって・・・ドウスレバ」

 

 

 そう言いながらキュアフレンディ、キュアワンダフル、キュアリリアン、キュアニャミーが壁に飛ばされるシーンとしきはが壁に飛ばされて倒れるシーンを思い出しながら呟く。そんな中こむぎがしきはの部屋に飛び込んでくる

 

 

こむぎ「いろはー!おなかいっぱいになったわん!」

 

 

 といろはに激突しながら嬉しそうに言う。そしていろははそのまま横に倒れる。こむぎは散歩に行こうと誘うが

 

 

いろは「今日は駄目だよ。お家に居ないと」

 

 

 いろはがそう言うとこむぎが人間体になっていろはに抱きつく

 

 

いろは「こむぎ?」

 

 

こむぎ「こうすると元気になるんだよ!いろはがギュッとしてくれて、こむぎいっぱい元気になったから!こむぎね、いろはと一緒に遊べれば良いって思ってた。でも、まゆやユキ、悟、大福、クラスのみんな!ニコガーデンの子達、いろんな子達とあって、一緒に遊んで。前よりもっと、もーっと!ワンダフルになったよ!」

 

 

いろは「こむぎ・・・」

 

 

こむぎ「いろはは狼と友達になりたいんでしょ!」

 

 

いろは「なれたらいいんだけど・・・」

 

 

こむぎ「なれるよ!だって、こむぎも最初はガルガルしてたけど、いろはの事、大好きになったよ!ガルガルだった子達とも、今はすっごく仲良しだし!いろは、世界中の動物と友達になるんでしょ!」

 

 

 そう言ってこむぎはいろはの体を起こす

 

 

いろは「うん」

 

 

こむぎ「こむぎも、わおーん!な狼達と友達になりたい!なれたら、すっごくワンダフルだよね!」

 

 

いろは「・・・そうだね」

 

 

こむぎ「いこう!一緒に!」

 

 

いろは「ありがとう。こむぎ」

 

 

こむぎ「うん!」

 

 

 こむぎのお陰でようやく立ち直れたいろは。そんな時、下の階から剛が電話が来た事を知らせた。電話の相手は悟だ

 

 

悟「アニマルタウンのSNSで情報を集めてたんだ。今狼が、山から町の中心部に向かってる。だから、ガオガオーンも。えっと・・・」

 

 

いろは「・・・悟くん?」

 

 

悟「ごめん、こんな事しか言えなくて。僕にもっと」

 

 

いろは「悟くん。ありがとう」

 

 

悟「え?」

 

 

いろは「いつも力になってくれて。私悟くんからいっぱい力をもらってるよ」

 

 

悟「犬飼さん・・・」

 

 

いろは「私狼達と話したい。だから行ってくる!」

 

 

悟「え!?」

 

 

 いろはは受話器を戻し電話を終わらせた

 

 

いろは「こむぎ!」

 

 

こむぎ「行くわん!」

 

 

 いろはとこむぎは取り敢えず外に出て町の中心部に向かう事にした。そしてその近くにはトラメがおり、ガオガオーンを集合させる為に数回遠吠えをする。それが聞こえたまゆは怖がってしまう

 

 

まゆ「狼!」

 

 

ユキ「私もあぁなって居たかも」

 

 

まゆ「え?」

 

 

ユキ「私はまゆに助けられたから。でも、私だけじゃない。貴女は怖がりだけど、弱くはない。今だって、シャイニーキャッツパクトを手放そうとしないじゃない。ガオガオーンや狼達を助けたいと思ってるんでしょ?」

 

 

 ユキはまゆの心を見たかの様にそう言う。そしてユキは人間体となりまゆの手を優しく握る

 

 

ユキ「私が付いてる」

 

 

まゆ「ユキ・・・ユキの手冷たい」

 

 

ユキ「?」

 

 

まゆ「ちょっと震えてる?」

 

 

ユキ「ほんの少しだけね」

 

 

 そう言ってユキはまゆの座っているベッドに座り、お互いに肩を寄せ合う

 

 

まゆ「不思議だね。怖いのが消えていく・・・」

 

 

ユキ「みんなでこうすれば、もっと消えるかも」

 

 

まゆ「へ?」

 

 

ユキ「プリキュアは、私達だけじゃない」

 

 

まゆ「!・・・そうだね」

 

 

ユキ「(それに、約束を守って貰わないといけないから!)」

 

 

 場所は変わって大きなショッピングモールの中。トラメをリーダーとし猿のガオガオーンが6体集まっていた

 

 

トラメ「よーし集まったな。ガオガオーン!思いっ切り暴れr」

 

 

いろは「ちょっと待った!」

 

 

トラメ「んお?んぉ!来たな!」

 

 

 いろはとこむぎがワンダフルパクトを取り出そうとすると後ろから声が聞こえた

 

 

悟「おーい!」

 

 

いろは「みんな!」

 

 

まゆ「こむぎちゃん!」

 

 

こむぎ「まゆ!ユキ!」

 

 

トラメ「ぞろぞろ来たなぁ」

 

 

いろは「じゃぁこむぎ!」

 

 

ユキ「待って!」

 

 

 いろはがこむぎと変身しようとするとユキが待ったをかける。それに驚いたみんながユキの方を見る

 

 

ユキ「この前は別々に動いて、ガオガオーンに敵わなかった。だから・・・4人一緒に!」

 

 

いろは「ユキちゃん・・・」

 

 

こむぎ「じゃあみんなで!」

 

 

いろは・まゆ・ユキ「「「うん!」」」

 

 

 4人はそれぞれ自身のパクトを取り出し、変身準備に入った

 

 

こむぎ・いろは「「ワンダフルパクト!」」

 

 

ユキ・まゆ「「シャイニーキャッツパクト!」」

 

 

こむぎ・いろは・ユキ・まゆ「「「「プリキュア!マイエボリューション!」」」」

 

 

こむぎ「スリー!」

 

 

いろは「ツー!」

 

 

こむぎ「ワンっ!」

 

 

ワンダフル「みんな大好き素敵な世界!キュアワンダフル!いっしょに遊ぼ♪」

 

 

フレンディ「みんなの笑顔で彩る世界!キュアフレンディ!あなたの声を聞かせて」

 

 

ニャミー「気高く可愛く煌めく世界!キュアニャミー!仕方が無い、構ってあげる」

 

 

リリアン「結んで紡いで繋がる世界!キュアリリアン!怖くない怖くない」

 

 

ワンダフル「みんな一緒に!」

 

 

フレンディ「せーのっ!」

 

 

ワンダフル・フレンディ・ニャミー・リリアン「「「「ワンダフルプリキュア!」」」

 

 

トラメ「遊んでやれ!」

 

 

ガオガオーン「「「「「「ガオガオーン!」」」」」」

 

 

 ガオガオーン達はバラバラに動き、姿が見えなくなった。そして先手はガオガオーンが取るも避けられる。が、勿論それで終わる訳がなくガオガオーンが次々と連携して攻撃し始める。勿論プリキュア達も連携するが(テレビ内計算で)攻撃を最初にされてから僅か11秒で負けてしまう

 

 

トラメ「はー・・・やっぱ弱っちいなぁお前ら」

 

 

ニコ「難しい様ですね。もとより彼女達にガオウの怒りを受ける義務はありません。ここはわたくしが」

 

 

 そう言ってニコはツノのダイヤモンドを光らせて4人のパクトを消そうとする。が、それをメエメエが止めに入る

 

 

メエメエ「ニコ様!そんな事をしたらダメェ!」

 

 

ニコ「しかしこのままでは!」

 

 

メエメエ「みなさんは頑張っておられます!なにより、今までガルガルとなったアニマル達を助けて来たのはあの子達です!」

 

 

ニコ「!」

 

 

 ニコがプリキュア達を見て驚く。それもその筈、さっきまで攻撃を食らってダメージを受けて倒れていたにも関わらず立ち上がったのだから

 

 

フレンディ「みんな、力を貸して!」

 

 

ワンダフル・ニャミー「「勿論!」」

 

 

ワンダフル・フレンディ「「フレンドリータクト!」」

 

 

ニャミー・リリアン「「アミティリボンタンバリン!」」

 

 

ワンダフル・フレンディ・ニャミー・リリアン「「「「ヘルプ!キラリンアニマル!」」」」

 

 

 キュアワンダフルはキラリンベアーを、キュアフレンディはキラリンコジカを、キュアニャミーはキラリンライオンを、キュアリリアンはキラリンスワンを、それぞれ呼び出して力を得た

 

 

トラメ「お?まだやんのか!」

 

 

 ガオガオーン達が一斉に行動し始める。それに対しプリキュア達も一斉に対処し始めた

 

 

ワンダフル「にひひー!2頭でもビクともしないクマパワー!うわぁ!?」

 

 

 ・・・後ろから3体目に攻撃された様だ。だが、キラリンベアーの力を得たキュアワンダフルは2体からの攻撃を片手ずつで簡単に受け止めてしまっていたのも事実であった。そしてキュアニャミーはガオガオーンに対しスピード対決を挑んだ。ガオガオーンと全く同じ速度で対抗してガオガオーンを驚かせる。が、それでも不意打ちには対処出来ず別で動いていた2体目に攻撃されてしまう

 

 

フレンディ「ジャンプなら負けないよ!」

 

 

 とキュアフレンディは豪語したがそれでもガオガオーンに分があった様でふっ飛ばされてしまう。その先に移動したキュアリリアンに助けては貰ったが上から来たガオガオーンに対処出来ず落とされてしまう

 

 

ニコ「キラリンアニマル達が力を・・・」

 

 

メエメエ「それだけではありません。ニコアニマルもみな応援しております。ニコ様!プリキュア達を信じて下さい!」

 

 

 しかしそれでもニコはプリキュアの力を疑問視していた。いや、厳密にはプリキュアの力ではなく少女達の力を疑問視していた。現状数で不利を取っているとは言えあっさり負けてしまっている。これ以上は打つ手無しなのは明白であるからだ

 

 

トラメ「トドメだ!」

 

 

ガオガオーン「「「「「「ガオガオーン!」」」」」」

 

 

フレンディ「ッ!」

 

 

 ガオガオーン6体からの一斉攻撃が来る。それが分かった瞬間、何故かその場に居た全員が例外なく、時間の流れがものすごく遅くなってしまったかの様に感じた

 

 

リリアン「あっ!っ!」

 

 

ニャミー「なっ・・・っ!」

 

 

ワンダフル「くぅっ!」

 

 

 4人が目を瞑り死を覚悟する。そして悟が思わず飛び出して4人を守ろうと動くが間に合う筈も無い。そして後2秒もすれば攻撃が当たる。そんな時に上から鉄の棒が1本、超スピードで降って来たと思ったら地面に突き刺さり、その鉄の棒から大きな盾が現れてガオガオーンの攻撃を防せいで弾いた。それと時を同じくして時間の流れがいつもの速さに切り替わる

 

 

トラメ「なに!?」

 

 

 トラメがそう驚いていると上空から白い物体が降りてきてプリキュアに近かった1体のガオガオーンにサマーソルトをしながら先程地面に刺さった鉄の棒を回収する。ガオガオーンはその白い物体からのサマーソルトを避け、一度後退する

 

 

フレンディ「・・・?」

 

 

 キュアフレンディは未だに痛みが襲って来ない事を疑問に思い目を開ける。そこには純白の翼を持った純白のプリキュア(仮)が浮いて居たのだ。その純白のプリキュアの胸の装飾は真っ白なリボンを付けているのをトラメは見た

 

 

ニャミー「っぁ・・・」

 

 

 篭手は少しだけピンクが入っている程度でそれ以外は真っ白なのをトラメは見た

 

 

ワンダフル・リリアン「「・・・」」

 

 

 そして、トラメはその純白のプリキュアが目を開ける瞬間を見た。その目は、黄色であり、その上瞳の色が消えていた事以外は普通だがトラメは一瞬だけ光った様に見えた

 

 

メエメエ「なんです!?」

 

 

悟「プリキュア!?」

 

 

 その純白のプリキュアは大きく翼を広げ、6体のガオガオーンとトラメの前に立ちはだかった

 

 

ニコ「何故、昨日までは居なかったプリキュアが・・・」

 

 

ワンダフル「なんでニャミーが」

 

 

ニャミー「私はこっちよ」

 

 

ワンダフル「あホントだ」

 

 

 純白のプリキュアが攻撃の体制に入ろうとするのを見てキュアフレンディが止める

 

 

フレンディ「待って!あの子達は敵じゃない!ガオガオーンにされてるだけなの!」

 

 

 そう言うと純白のプリキュアがキュアフレンディの方に顔だけ向ける

 

 

フレンディ「あの子達はガオウって狼の力であんな姿にさせられて暴れさせられてるだけなの!あの子達を助けたいの!」

 

 

 キュアフレンディがそこまで言うと純白のプリキュアは正面を向き、6体のガオガオーンと対峙する

 

 

トラメ「なんだか知らねぇが!やれ!ガオガオーン!」

 

 

 ガオガオーン達は純白のプリキュアに対して攻撃を仕掛ける。だが、攻撃は一向に当たる気配が無い。ストレートなパンチは当たる直前で瞬間移動をしたかの様に避けられ、挟み撃ちにしようとした攻撃は片方に突っ込んだかと思えば後ろに投げ飛ばして同士討ちをし、地に足を付けた所を6体で囲んで潰そうとしても高くまでジャンプされて躱される。1体がそれに気付いて着地地点に移動し攻撃するがそれに気付いた純白のプリキュアも着地直後にガオガオーンの方まで走った。攻撃がやっと当たると思った次の瞬間にはスライディングの構えをして消えており、気付けばガオガオーンの真後ろに居た。更にガオガオーン達が一斉に襲ってきて乱闘にまでなる。その時に純白のプリキュアの口が一瞬だけ緩んだのを確認出来た者は居なかった

 

 

純白のプリキュア「コン!」

 

 

 純白のプリキュアがそう言った次の瞬間、純白のプリキュアは周りに居た猿のガオガオーンに姿を変えていた。ガオガオーン達はどれが本物でどれが偽物か分からずにおり、遂には仲間割れをし始める

 

 

リリアン「なんで仲間割れが・・・」

 

 

ニャミー「恐らく、さっきのプリキュアがガオガオーンになったのよ。数も7体に増えてる」

 

 

 ガオガオーン達が乱闘している中で1人だけこっそりと抜け出し、離れた場所で大きくなった者が居た。先程まで猿のガオガオーンに紛れていた純白のプリキュアだ。ガオガオーンはまだその事に気付いていない

 

 

トラメ「だったらオイラがッ!」

 

 

 トラメが高所から純白のプリキュアに攻撃をしに行く。だが、それに気付いた純白のプリキュアが静止させるかの様に手を出し、そこからエネルギー状の盾が生成されその攻撃を防ぐ

 

 

純白のプリキュア「・・・ッ!」

 

 

トラメ「ウォラァ!」

 

 

 トラメは右手で殴るが純白のプリキュアはそれを鉄の棒を後ろに捨てて左腕でガードする。そしてトラメはそのまま左手で殴るが純白のプリキュアはそれを右手で受け止める

 

 

トラメ「こんのぉ!」

 

 

 トラメはガードされている右手を一度離し、そのまま純白のプリキュアの顔面に向けて拳を放つ。が、今度は左手で止められてしまう。その隙を逃さずにトラメは純白のプリキュアに頭突きを当て両手を離させる。更にその隙を逃さずに回し蹴りをおみまいさせるがバク転する事で避けられる。その上純白のプリキュアは反撃としてトラメに鉄の棒を投げる体制になる

 

 

トラメ「うわぁ!?」

 

 

フレンディ「もうやめて!」

 

 

 トラメは咄嗟にガードする体制になった。そしてキュアフレンディがそう叫んだと同時に鉄の棒がストレートに投げられる。が、その直前に純白のプリキュアはトラメから僅かに狙いをズラし、その後ろの壁に突き刺さった

 

 

トラメ「!?アイツ、なんで」

 

 

 全員が驚いているとニコは覚悟を決めたのか額のツノを輝かせ、キュアワンダフル、キュアフレンディ、キュアニャミー、キュアリリアンを自身の空間に引きずり込んだ

 

 

フレンディ「ニコ様・・・」

 

 

ニコ「わたくしの願いは全ての動物達が笑顔になる事」

 

 

ワンダフル「私達と同じだ!」

 

 

ニコ「そうですね。貴女達となら・・・・・・ダイヤモンドリボンキャッスル!」

 

 

 ニコは自身の力を使いダイヤモンドリボンキャッスルを召喚する。そしてその力を使いガルガルの・・・いや、ガオガオーンの浄化を始める

 

 

ニコ「ニコの力をみんなに!」

 

 

 キュアワンダフルが鍵を使ってダイヤモンドリボンキャッスルの上の方にある開閉部分を開ける

 

 

ワンダフル・フレンディ・ニャミー・リリアン「「「「開け!ニコエボリューション!」」」」

 

 

 開閉した場所から光が4本出現し、キュアニャミー、キュアワンダフル、キュアフレンディ、キュアリリアンのリボンに当たる。4人がリボンに触れると衣装が変わり、プリキュア・ダイヤモンドリボンスタイルに変化する

 

 

ワンダフル・フレンディ・ニャミー・リリアン「「「「ダイヤモンドリボンスタイル!もーっと友達!プリキュア!エターナル・キズナ・シャワー!」」」」

 

 

 ダイヤモンドリボンキャッスルの下の開閉部分が開き大きな泡が生成されるがその直後に破裂し、小さな泡が沢山ガオガオーンに向かって放出される。その中の泡の1つがガオガオーンを包み込み、浄化を完了させる

 

 

トラメ「なんだ今の・・・」

 

 

フレンディ「トラメ!ガオウに伝えて!『会いたい』って」

 

 

ワンダフル「『一緒にワンダフルしよ』って」

 

 

 トラメは少しだけポカーンとするもすぐに我に帰る

 

 

トラメ「お前ら懲りねぇなぁ!でもワクワクしてきたぞ!いーぜ!伝えてやるよ。またなー!」

 

 

 そう言ってトラメは消えてった。そして浄化された猿を見つけたキュアリリアンとキュアニャミーの手でニコガーデンに返却された

 

 

フレンディ「あ、そうだ。ねぇ、貴女の名前・・・あれ?居ない?」

 

 

 キュアフレンディが純白のプリキュアの名前を聞こうとしたが既に居なくなっていた後だった。因みに純白のプリキュアはニコが自分の空間に引きずり込んだ時には既に撤退してたのだがそれを知る者は脚本と純白のプリキュアしか知らない

 

 

メエメエ「あの・・・ニコ様。今までお世話になりました。ワタクシ執事でありながらニコ様にダメェとダメ出しを・・・執事失格です」

 

 

 と、メエメエが急に落ち込んだ声で言ってきた。だがしかし、今回に限って言えばメエメエの判断は正しい物であったのは紛れもない事実でもある

 

 

ニコ「わたくしにも駄目な所はありますよ。狼達を止められず、ガルガルになった子達を助けられなかった。ニコこれから頑張る!だからメエメエも!・・・執事がんば!」

 

 

メエメエ「・・・ッ!はい!」

 

 

 そしてその日の夜。犬飼家にて

 

 

ニコ「ニコでーす!ここでお世話になっても、良いかなぁ♪」

 

 

 剛も陽子も一瞬だけフリーズするがすぐに復活し2人揃って「いーともー!」とノってくる。・・・ノリが軽すぎる気もするがこの2人だしね・・・

 

 

メエメエ「ニコガーデンにお帰りにならないのですか!?」

 

 

ニコ「こっちでやりたい事があるから!いろは!こむぎ!よろしくね!」

 

 

こむぎ・いろは「「よろしく!」」

 

 

メエメエ「ニコ様!ニコガーデンはぁぁぁぁ!?!?」

 

 

 ここまで来ると賑やかではなく騒がしいだけである

 





 ・・・うん、いやさ・・・誰?純白のプリキュア・イズ・ダレ?ちょっ、しきは!ピアス!1回来て!

しきは「はいはい」

 このプリキュア誰?知ってる?

ピアス「さぁ?一応私達死んだ・・・んだっけ?」

 じゃない?少なくともこの話の冒頭時点ではしきはは意識不明でピアスはしきはの下から動いてないからからね。しきはが死んだなら自動的にピアスも死ぬからね。ここ死後の世界じゃねぇけど

しきは「ふーん・・・あ、じゃぁこれ試してもいい?」

 どうぞご勝手にー。因みにどんなやつ?

しきは「タウィルのキーカード。これで平行世界の私達連れてk」

 却下!流石に却下!心配しなくても謎のプリキュアの正体が分かるまでは投稿するから!と言うかもしかしたらここ以外でも出番あるかもだからそっちの用意してて!?

しきは・ピアス「「はーい」」
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