守護の蛇   作:ディロイ・ファントム

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特別なワンダフル

 

メエメエ「もう驚かさないでくださいよー。いろは様に好きって告白するかと思ったじゃありませんか!・・・あ」

 

 

こむぎ「すき?」

 

 

いろは「ぁっ!」

 

 

悟「っ!」

 

 

しきは「ッ!」

 

 

 こむぎのその発言によりいろは、しきは、悟は我にかえった。そしてそれと同時にしきははメエメエの空気を読まない最悪最低な発言に対し、制裁を加えようと初めてガオガオーンと戦った時の様な動きでメエメエに零距離まで接近し強烈なアイアンクローをおみまいさせた。勿論勢い良く地面に叩きつけるのも忘れない

 

 

こむぎ「さとるー、いろはの事好きなの?」

 

 

悟「えっ!?えっと、それは・・・」

 

 

こむぎ「こむぎもね!いろはの事だーいすき!いっしょだね!」

 

 

あん「水を差す様で申し訳ありませんが『好き』にも色々な種類がありまして貴女の『好き』と彼の『好き』は別物なのですよ」

 

 

こむぎ「いろいろって?」

 

 

しきは「はぁ・・・姉さん。もしこれが冗談だと思ってるなら、考えを改めた方が良いよ」ポイッ

 

 

メエメエ「どえーっ!?」

 

 

いろは「ま、またまたー。悟君が私に告白なんてするわk」

 

 

悟「冗談じゃ、無いよ」

 

 

いろは「ぇっ」

 

 

悟「犬飼さん。僕は、君が好きだ!・・・つまり、恋愛的な意味で」

 

 

 いろはは自分が悟に本気で告白された事にようやく気付いた様で顔が紅くなってしまう。そしてそれと同時にどうすれば良いのか分からなくなってしまいその場から逃げ出してしまった

 

 

まゆ「いろはちゃーん!?」

 

 

 まゆとユキはいろはのあとを追い、しきはは遅れていろはの事を追い掛け、あんは追い掛ける事はせずその場に残った

 

 

いろは「(悟君が、私に!?)んにゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

まゆ「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

 

 

ユキ「あれに追い付くのは無理!」

 

 

 いろはを始めとした全員が走っているが、いろはの身体能力が高い為まゆとユキは追い付く事は出来て居なかった・・・2人を除いて

 

 

こむぎ「いろはー!待ってぇぇぇぇ!!」

 

 

 こむぎはいろはに追い付き、疑問を投げ掛けた

 

 

こむぎ「いろは、なんで走ってるの?」

 

 

いろは「分かんない!」

 

 

こむぎ「どこに行くの?」

 

 

いろは「分かんない!こむぎ!私どうすればいい!?」

 

 

こむぎ「何が?」

 

 

いろは「何がなんだか分かんないよぉ!」

 

 

 そしてしきはが追い付いた

 

 

しきは「それを言ったら、私も分からないし、そもそもこれは姉さんが決めるべき事」

 

 

いろは「じゃぁしきはだったら」

 

 

しきは「それを聞いて、その通りに動くつもりなら答えない。私達はサポートするだけで答えを示しちゃいけない。そう言う問題なの・・・こむぎ、姉さんと思いっ切り散歩でもしてきたら?」

 

 

こむぎ「うん!お散歩してくる!わおーん!」

 

 

 一方そのころ悟Side

 

 

悟「バイバイ。英語でさようなら・・・別れの挨拶。つまりこれは断られた・・・」ボソボソ

 

 

ニコ「違うと思うよ。突然告白されてビックリしちゃったんだよ」

 

 

悟「ビックリ・・・分かってたけど、やっぱり全然意識されて無かったんだなぁ」

 

 

あん「果たしてそうでしょうか?少なくとも私には落ち込む様な要素が見当たりませんでしたが」

 

 

悟「そんな事は」

 

 

あん「反応を見て判断しただけで分かると言うなら兎も角、そうでないなら一度帰って頭を冷やす事をお勧めします」

 

 

悟「・・・今日は帰って休むよ。じゃ」

 

 

あん「(・・・重症ですね)」

 

 

 場所は犬飼家の家に変わる。まだいろは、こむぎ、あんは帰って来ておらず、家の前ではしきは、まゆ、ユキがいろはとこむぎの帰りを待っていた。そしてそこにいろはとこむぎが帰って来た

 

 

こむぎ「楽しかったワン!」

 

 

いろは「疲れた・・・」

 

 

まゆ「いろはちゃん!」

 

 

いろは「まゆちゃーん!はなしきーてぇ!」

 

 

まゆ「うんうん、その為に来たんだよ」

 

 

こむぎ「こむぎもお話しするワン!」

 

 

まゆ「えっ・・・えーっと」

 

 

ユキ「・・・仕方ない。こむぎ、私が遊んであげる」

 

 

こむぎ「えっ!ホント!?」

 

 

 一度家の中に入り、話し始める

 

 

まゆ「兎山君はいろはちゃんの事ずっと好きだったんだよ」

 

 

いろは「っ!うそぉぉ・・・」

 

 

まゆ「いろはちゃんはどう思ってるの?」

 

 

いろは「どうって・・・悟君は良い友達で、すっごく良い友達で・・・2人共!友達の好きと恋愛の好きってどう違うの!?」

 

 

まゆ「恋愛の好きは・・・ドキドキする感じ」

 

 

いろは「友達と居る時嬉しくてワクワクするけど、ドキドキとどう違うの?」

 

 

まゆ「どうって・・・」

 

 

しきは「恋愛経験は無いから分からない。けど、情報としては一応知ってる」

 

 

いろは「ホント!?教えて!」

 

 

 と、いろはがしきはに詰め寄ろうとすると扉がノックされた

 

 

剛「いろはー、入るよー」

 

 

いろは「うん」

 

 

剛「まーゆちゃん。いらっしゃい」

 

 

まゆ「お邪魔してます」

 

 

剛「何の話してるのかなー?好きな動物の話?僕はみーんな大好きだけどぉ、トリミングのしがいがあるプードルかな!」

 

 

陽子「剛君、トリミングのお客さん来てるよ」

 

 

剛「はーい。まゆちゃん、またね」

 

 

まゆ「はい、ありがとうございます」

 

 

剛「わんちゃんかなー?猫ちゃんかなー?」

 

 

陽子「・・・いろは、もしかして悟君に告白でもされた?」

 

 

いろは「な、なんで分かるの!?」

 

 

陽子「なんとなくね」

 

 

しきは「そもそも、悟はずっと姉さんへの恋心を隠せて無かったしね」

 

 

まゆ「だよね!」

 

 

いろは「え?え!?」

 

 

しきは「姉さんは友情と恋愛の違いが分からないんだって」

 

 

陽子「友情と恋愛の違いかぁ・・・言葉で説明するのは、難しいかなぁ。でも、しきはなら何となく違いが分かるんじゃない?」

 

 

しきは「一応ね。まゆは多分、母さんに告白された事あるのかを聞きたいと思うけど、何回か告白されてるんだって」

 

 

陽子「でも、自分から告白したのは、剛君が初めてだけどね。剛君が居ると楽しくて、これからもずっと一緒に居たいなって思ったから」

 

 

いろは「友達とも一緒に居たいって思うけど」

 

 

しきは「特別の度合いが違う」

 

 

いろは「え?」

 

 

しきは「家族とは別の、特別な思いを向けれる存在」

 

 

いろは「特別・・・」

 

 

 そしてその日の夜。しきはの自室にて

 

 

しきは「それで、どう?悟の方は」

 

 

ピアス「あれは重症ですね。立ち直ってくれると良いのですが・・・」

 

 

しきは「酷いのは想定してたけどそこまで酷いなんてね・・・姉さんは『特別な気持ち』についてずっと考えてる」

 

 

ピアス「2人の思いを知ってるからこそ、と言う部分はあれどやはり自分達で未来を決定してもらわねばなりませんからね、こう言うのは」

 

 

しきは「・・・恋愛経験がある様な言い方なのは気になるけど、それよりどうフォローするか・・・ま、明日どうなってるかは分からない以上明日の自分に任せるわ。おやすみ」

 

 

ピアス「はい、おやすみなさい」

 

 

 そして次の日の朝。しきはとピアスはいろはの事を観察し続けるが・・・

 

 

しきは「ピアス、どう思う?」

 

 

ピアス「ダメですね」

 

 

 いろはは勿論、校門付近で出会った悟も、昨日の事を完全に引き摺っており、2人は頭を抱えていた

 

 

ピアス「ここまで来たら言いくるめてでもくっつけた方が良いかと」

 

 

しきは「それは同感だけど、2人には2人のやり方があるし、切っ掛けがあれば吹っ切れるから放置で良い。あまりにも続くなら最悪切っ掛けでも作るし」

 

 

ピアス「・・・ご主人様がそう言うのであればそうなのでしょう。我々は暫く観察をしていましょう」

 

 

しきは「・・・そうね」

 

 

 そして授業を受けるしきは達。だが・・・

 

 

しきは「(悟はほぼいつも通りでこむぎもまゆもユキも普段とそこまで変わらない。でも、姉さんだけが全く集中出来ていない・・・いや、心が壊れかかってる。多少はフォローしたりするけど早めに家に帰してしっかりケアをしないと・・・)」

 

 

 と言った感じでいろはもしきはもあまり授業を聞いていなかった。そして時間が過ぎ放課後となった

 

 

しきは「(フォロー出来ない・・・)」

 

 

 しきはは図書室の隅の方で体育座りをしながら頭を抱えていた。学校内では最低限のフォローをと思っては居たがそれすら満足に出来なかった。非があるのはメエメエの為ぶっ飛ばす事も出来ず、だからといって2人に割って入るのはお門違いの為介入が出来ない。その間にもまゆが悟に「このままで良いのか」と聞くも「これ以上はいろはに迷惑かかるからこれで良い」と返されてしまっていた

 

 

あん「どうしましょうか・・・」

 

 

しきは「今からでも一緒に帰って精神のケアでもするよ」ムクッ

 

 

あん「その・・・こう言うのもアレですが手遅れになってる様に見えますが・・・大丈夫なのでしょうか?」

 

 

しきは「そうなったら悟を殴るよ・・・はぁ、私がしっかりしてないと姉さんの精神が崩壊しそうだし、使える手は切り崩してでもするよ」

 

 

 そう言って立ち上がり、ピアスに戻ったあんを連れて教室に戻り、いろはとこむぎの分も含めて帰る準備を進める

 

 

しきは「これでよし・・・あ、姉さん。姉さんとこむぎの分は終わらせてあるから早く帰るよ」

 

 

いろは「え?どうして?」

 

 

しきは「姉さんの精神が壊れかかってるから、メンタルケアをするの。医者程じゃ無いけど、その辺りの勉強もしてるから」

 

 

いろは「そ、そうなんだ・・・」

 

 

ピアス「ご主人、ガオガオーンです」

 

 

しきは「ユキは感じた?」

 

 

ユキ「感じた」

 

 

 3人は大急ぎでガオガオーンの気配が感じた方向に向かう。校門でこむぎ、まゆ、悟の3人と合流し目的地に辿り着いた。場所は海岸であった

 

 

こむぎ「鳥のガオガオーンだ!」

 

 

しきは「鷲じゃなさそうだけど・・・」

 

 

悟「あまり羽ばたかず、尾羽で舵を取り、輪を描きながら上空へ舞い上がってる。そして急降下で獲物を襲ってる!」

 

 

しきは「じゃあ、あれはトンビ?」

 

 

悟「そう!あれはトンビだ!」

 

 

いろは「みんな!」

 

 

 6人は各々のパクトを持ち、変身に入る

 

 

こむぎ・いろは「「ワンダフルパクト!」」

 

 

しきは・あん「「クイックフィズィパクト!」」

 

 

まゆ・ユキ「「シャイニーキャッツパクト!」」

 

 

こむぎ・いろは・しきは・あん・まゆ・ユキ「「「「「「プリキュア!マイエボリューション!」」」」」

 

 

こむぎ「スリー!」

 

 

いろは「ツー!」

 

 

こむぎ「ワンっ!」

 

 

ワンダフル「みんな大好き素敵な世界!キュアワンダフル!いっしょに遊ぼ♪」

 

 

フレンディ「みんなの笑顔で彩る世界!キュアフレンディ!あなたの声を聞かせて」

 

 

デュプノス「心重なる優しき世界!キュアデュプノス!貴方の氷を溶かしてあげる」

 

 

ニャミー「気高く可愛く煌めく世界!キュアニャミー!仕方が無い、構ってあげる」

 

 

リリアン「結んで紡いで繋がる世界!キュアリリアン!怖くない怖くない」

 

 

ワンダフル「みんな一緒に!」

 

 

フレンディ「せーの!」

 

 

ワンダフル・フレンディ・デュプノス・ニャミー・リリアン「「「「「わんだふるぷりきゅあ!」」」」」

 

 

ザクロ「出たねプリキュア!やっておしまい!」

 

 

 ガオガオーンは急降下でキュアリリアンを狙うが咄嗟にキュアニャミーが間に入りニャミーシールドで守る。だが、防ぎきれず壁まで飛ばされてしまう

 

 

デュプノス「ガオガオーンの方が1枚上手・・・私の反応速度じゃ捉えれない・・・ッ!?姉さん!」

 

 

 ガオガオーンがキュアフレンディに向かって行くのを確認したが時すでに遅し。リボンバリアを展開出来たものの殆ど意味が無く、そのまま弾き飛ばされてしまいついでにキュアワンダフルも吹き飛ばされてしまった。その際に近くに居た悟も余波で吹き飛ばされてしまう

 

 

フレンディ「っ!悟君!」

 

 

悟「だ、大丈夫・・・」

 

 

ザクロ「んー?」

 

 

 ザクロが悟の所に瞬間移動し、悟は驚いてしまう。ザクロはそんなのお構い無しと言わんばかりに壁ドンをした

 

 

ザクロ「あんた、人間にしては良い目をしているねぇ。揺るぎない強い意志が見えるわ。きーめ、た!ガオガオーン!」

 

 

 ザクロはガオガオーンを呼び、その背中に悟ごと跳び乗った

 

 

フレンディ「悟君!」

 

 

ザクロ「アンタ、悟って言うんだぁ」

 

 

悟「離して下さいッ!」

 

 

ザクロ「悟、アタシと一緒に、ときめくよぉ!」

 

 

 ガオガオーンは悟を連れたザクロを乗せて飛び立った。だが、フレンディは諦めずに追い掛けて行く。のだが

 

 

デュプノス「(あれじゃぁ届かない・・・それならせめて奇襲する!)」

 

 

 その手が届く事は無く、キュアフレンディは落下していく。それでもキュアフレンディは悟の事を助ける為に、フレンドリータクトを呼び出した

 

 

フレンディ「フレンディタクト!」

 

 

デュプノス「その横入りだけは、」

 

 

フレンディ「ヘルプ!キラリンアニマル!」

 

 

デュプノス「『愛』を知る物として、」

 

 

フレンディ「スワン!」

 

 

デュプノス「許さない!」

 

 

 キュアフレンディがキラリンスワンを呼び出して地面スレスレで止まり、飛翔した。そして、それと同時にキュアデュプノスは壁の上から元々備わっているキラリンアニマル達の力を使って前に跳躍し、そのままの勢いで飛翔する

 

 

フレンディ「悟くーんッ!」

 

 

デュプノス「目標との速度及び位置関係修正・・・誤差範囲内」

 

 

フレンディ「悟君を返して!」

 

 

ザクロ「やーだね。悟はアタシの物だよ」

 

 

フレンディ「悟君は物じゃない!」

 

 

 キュアフレンディがもう少しでガオガオーンを捕まえれると言う所でガオガオーンにはたき落とされてしまった。だが、それはもう1人にとってはある種の合図となってしまう事をもう忘れてしまっていた

 

 

デュプノス「盾は剣以上に強し。エスカマシールド!はっ!」

 

 

 キュアデュプノスはエスカマシールドを手元に出し、それをブーメランの様にして上に投げる。が、投げたエスカマシールドは明らかに何も無い場所に向かって行った

 

 

ザクロ「どこ狙ってるのさw」

 

 

 ザクロはそう笑う。だが、その間にもキュアフレンディは体勢を立て直し、ガオガオーンを追尾する

 

 

フレンディ「(悟君・・・私が困っている時、いつも側に居てくれて、何度も助けてくれた。私もだよ。悟君が困っている時、私が助けになりたいの!悟君と笑っている時間が好きだから、これからもずっと、ずっと一緒に居たいから!)悟くーんッ!」

 

 

ザクロ「ちっ!」

 

 

デュプノス「頭上不注意!」

 

 

ザクロ「なっ!?」

 

 

 ガオガオーンの目の前を通り過ぎたのは先ほどキュアデュプノスが投げたエスカマシールドであった。そしてそんな物が物凄い速度で、しかも目の前を通り過ぎたのでガオガオーンは急停止からの進路変更を余儀なくされた

 

 

ザクロ「しつこいねぇ!アンタは他の奴にしなよ!」

 

 

フレンディ「代わりになれる人なんて居ない!悟君じゃなきゃダメなの!」

 

 

悟「ッ!?」

 

 

デュプノス「姉さん!」

 

 

フレンディ「デュプノス・・・うん!」

 

 

 キュアフレンディとキュアデュプノスはツーマンセルでガオガオーンを追い詰め始める。キュアフレンディとキュアデュプノス・・・いや、『犬飼いろは』と『犬飼しきは』はチームで分かれる際、余程なにかがない限り必ず自らがもう片方とは別のチームになる様に動くのである。

 何故こんな意味の無い話しをし始めたのか。何故かと言うと

 

 

ザクロ「なんなんだい!?なんだってそんな滅茶苦茶な動きで連携出来るんだい!?」

 

 

デュプノス「問答無用!」

 

 

 ・・・そう、阿吽の呼吸が生温いと言わんばかりの連携が出来てしまうからである。実際、2人の間にはラグ等と言う物はコンマ3秒前後しか無い為どんな挙動をしていようとも何の問題も無く連携が出来るのだ。そして、2人が追い詰める先に居たのはキュアワンダフル、キュアニャミー、キュアリリアンであった

 

 

デュプノス「リリアン!」

 

 

リリアン「リリアンネット!」

 

 

 リリアンネットでガオガオーンを捕まえたのは良かったが、勢い(?)で悟とザクロが落下してしまった

 

 

フレンディ「悟君!」

 

 

デュプノス「絶対に守る!」

 

 

 キュアフレンディが急降下をし、何とか悟を守る体勢にはなれたものの、バリアを出す程の余裕は無かった。・・・1人を除いて

 

 

デュプノス「クッションバリア!」

 

 

 大きなクッション状のエネルギーが落下先に生成され、キュアフレンディと悟を完全に無傷で守り通した

 

 

フレンディ「みんな!」

 

 

ワンダフル・リリアン・ニャミー「「「うん!」」」

 

 

ニコ「ニコの力をみんなに!」

 

 

 キュアワンダフルが鍵を使ってダイヤモンドリボンキャッスルの上の方にある開閉部分を開ける

 

 

ワンダフル・フレンディ・ニャミー・リリアン「「「「開け!ニコエボリューション!」」」」

 

 

 開閉した場所から光が4本出現し、キュアニャミー、キュアワンダフル、キュアフレンディ、キュアリリアンのリボンに当たる。4人がリボンに触れると衣装が変わり、プリキュア・ダイヤモンドリボンスタイルに変化する

 

 

ワンダフル・フレンディ・ニャミー・リリアン「「「「ダイヤモンドリボンスタイル!もーっと友達!プリキュア!エターナル・キズナ・シャワー!」」」」

 

 

 ダイヤモンドリボンキャッスルの下の開閉部分が開き大きな泡が生成されるがその直後に破裂し、小さな泡が沢山ガオガオーンに向かって放出される。その中の泡の1つがガオガオーンを包み込み、浄化を完了させる

 

 

フレンディ「悟君怪我は!?」

 

 

悟「大丈夫だよ」

 

 

フレンディ「良かった」

 

 

ザクロ「・・・え?なんか良い雰囲気になってない?あ”ーやってらんない。やっぱりガオウ様が1番だよぅ!」

 

 

 キュアフレンディはその独特なツインテールをなびかせながら変身を解除した。それを見届けたしきはは素早くこむぎの口を塞ぎ、足音と気配ごとその場からそそくさと消えていった。因みにまゆとユキはあんが両脇に抱えて同じく足音と気配ごとその場からそそくさと消えていった

 

 

こむぎ「・・・ぷはぁ!ちょっと!何するの!」

 

 

しきは「こむぎ、悪いけど、さっきの場所には姉さんと悟以外には、何も存在しちゃいけないの。今は、あの2人以外に、何もあっちゃいけない」

 

 

こむぎ「?どうして?」

 

 

あん「あの2人には、そう言う時間が必要なんですよ。今、この時に」

 

 

こむぎ「???」

 

 

まゆ「・・・えーっとね、そのぉ・・・」

 

 

しきは「人間って言うのは複雑。だから取り敢えず今はそういう物だって思っといて。詳しく知りたいなら後で教えるけどどうせ理解出来ないでしょ?」

 

 

こむぎ「むーっ!ちゃんと分かるもん!」

 

 

ユキ「ホントかしら?」

 

 

あん「まぁ、兎に角今は帰りませんか?」

 

 

こむぎ「ちぇーっ」

 

 

しきは「(あぁは言ったけど、私も私で寝ておきたいし早めに帰りたいのも事実だからね。兎にも角にも倒れない様にだけは気をつけないと・・・)」

 





〜いろはと悟の告白(文字起こしのみ)〜

いろは「(気持ち・・・私の気持ち・・・伝えなきゃ。でも、なんて言えば・・・)」

悟「情けないなぁ・・・」

いろは「え?」

悟「少しでも犬飼さんの力になりたくて頑張ってきたけど、実際は、犬飼さんに助けられてばかりだね」

いろは「そんな事無いよ!」

悟「!」

いろは「私ね、困ったり悩んだりした時、いつも悟君の顔が思い浮かぶの。頼ってばかりで、いっぱい迷惑かけてごめんね」

悟「め、迷惑だなんて、思った事ないよ。寧ろ、頼ってくれると、うれしい・・・」

いろは「あのね!私、悟君と居るとすっごくわんだふるなの!普通のわんだふるじゃなくて、特別なわんだふるなの」

悟「特別・・・」

いろは「そう!しきはやみんなと居る時は、『わんだふるー』って感じで、悟君と居ると、『わんだふる』って感じ・・・伝わったかな?」

悟「うん。今、ものすごく『わんだふる』だよ」

いろは「良かった」
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