とあるビデオ店
「ねぇ呪いのビデオって知ってる?」
「え?呪いのビデオ?」
「そう、見ると7日以内に死んじゃうっていうビデオ」「え!こわーい!」「こわい…」
「でも…もし手に入れたらちょっとみたくなっちゃうよねー」「やだー見ないよそんなのー」
小林雅文「(呪いのビデオ…?7日以内に死ぬ…?)」
とあるビデオ店のホラーコーナーで女子高生達が話していた内容に眉をひそめたこの男は
心霊研究や心霊現象を追いかけ、自分の目で確認し、現象を世間に伝えるという仕事をしている"怪奇実話作家"の小林雅文だ。
小林「(まさか…''かぐたば''じゃないだろうな…!)」
小林はその噂が気になり女子高生達に話を聞く ことにした。
小林「あのーすみません。その話少し詳しく聞かせてもらえないかな?」
女子高生A「何?おじさん?呪いのビデオ持ってるの?」
B「ていうか何?このオッサン盗み聞きしてたの?」
C「いいからもう行こうよ変な話してないで」
小林「いや僕はこういうものなんだ」
小林はそう言い、名刺を渡す
女子高生A「怪奇実話作家…?」
B「うわ変な作家だ」C「確実に変な人だよぉ…」
小林「そのノロイのビデオっていうのは君達だけが知ってる噂なのかな?」
女子高生A「作家ならタダで情報もらえると思ってんの?知ってるけどタダじゃな〜」
小林「分かったよ。少ないけどこれでいいかい?」
小林は5千円を渡そうとした。
女子高生A「えっ!いやいや冗談だよ。
おじさん馬鹿だな〜。
この話は今流行ってて女子高生の間じゃ有名だよ。」
B「私は今はじめて聞いたけど…」
C「でももしあったら…怖いよね…。」
小林「そうなのか…女子高生の間だけで?」
女子高生A「なんか皆興味本位で話してるんじゃない?実際死んだとか聞かないけど。」
小林「…(かぐたばではないのか?あれは女子高生の間では噂にはならないと思うし…)」
女子高生B「あれ?黙り込んじゃったよ」
C「なんか変だよこの人…」
A「おーいおじさんどうしたの〜」
小林「いや、それで君達はこの店でビデオを探してたのかい?」
女子高生A「まーあったら面白いなーって感じで暇つぶしだよ暇つぶし」
B「あっても見ないよ、そんなの。」
小林「さっき話してた
''見てしまったら7日後に死ぬ''っていうのは本当なのかな?」
女子高生A「噂では最初からそういう設定らしいよ」
小林「そうなのか…」
女子高生C「ね…ねぇ、もう行こうよ…なんかこのおじさん気持ち悪いし…」
A「失礼すぎでしょ笑。」
B「なんの作家かよく分からないけど探すのやめといたら?」
小林「話が長くなっちゃって悪かったね、情報ありがとう。これで何か食べて帰って。それじゃあ」小林は一人ずつに1000円を渡し、ビデオ店を立ち去った。
小林(只の女子高生の噂ならいいんだけど…これは調べる必要があるな…。)
小林はその呪いのビデオの噂を調べる事にした…
次話に続く…
登場人物紹介
小林雅文
映画ノロイの主人公
怪奇実話作家という設定の中年の男性
ノロイ本編では呪いの根源 かぐたばを追いかけ、全てを失った。
このSSではかぐたばを乗り越えたという設定。
呪いのビデオ
言わずと知れたホラー界の有名なビデオ
見ると7日後に死ぬとされていてあの有名な怨霊 貞子が現れ人を呪い殺す。
(正確には貞子が見えるようになる)