ちっ、くだらん…何が強くてニューゲームだ、クソッタレめ   作:ゴロリコン

105 / 108
皆さん新年あけましておめでとうございます。
昨日投稿する予定だったのが年が明けてしまった……


クリリン死す!?最凶戦士復活

 その日、レッドは偶々地球のカプセルコーポレーションに遊びに来ていた。(正確に言うなら昨日遊びに来て、トランクスとブラにゲームでボコボコにされて不貞寝したそうな。)

 

 ちなみに修行仲間のクウラは地球に来た瞬間に「聞こえる、聞こえるぞ!!愛しい新作スイーツ達が俺をまだかまだかと呼ぶ声が!!いざゆかん、スイーツ食べ歩きの旅へ!!」とか訳のわからん事をぬかしながら出かけてしまい、一夜明けた今でも戻って来ていない。やべぇ薬でもやってるんじゃないだろうか?

 まぁあんな脳みその代わりにプリンでも入っていそうなスイーツ馬鹿の事はどうでも良いだろう。

 

 そして現在、レッドは用意して貰った朝食に舌鼓を打っていた。

 まずはソーセージだ。こんがりと焼けたそれをフォークで刺し、口まで運ぶと、軽快な歯応えと同時にソーセージの独特な香りと肉汁が口の中に広がって行く。

 二本目は、ケチャップと粒マスタードをつけて頂くとしよう。……うむ、やはりこれも美味い。口に入れた瞬間、肉汁と共にケチャップの甘味と粒マスタードの酸味が駆け巡る。

 

 やはり、ソーセージとケチャップ、マスタードの組み合わせは大正義だ。

 どっかの脳みそプリン野郎はソーセージに練乳と蜂蜜をぶちまけると言う頭がイカれているとしか思えない所業を行なっていたが、どう考えてもこっちの方が美味しい。いや、比べるのも失礼と言う物だ。

 

 次は新鮮なサラダだ。まずはトマトを口に運び、溢れ返る酸味で口内をリセット。そして次にたっぷりドレッシングがかかったレタスときゅうりを頂く。

 新鮮でみずみずしい野菜の旨みがドレッシングと調和し、よりその味を引き立てている。

 

 そして次は焼きたてのトーストの上に目玉焼きとソーセージを乗せ、その上にケチャップとマスタードをかけ、更にもう一枚のトーストで挟む。これで即席ソーセージエッグサンドの出来上がりだ。それを一気に齧る。

 これが不味い筈がない。目玉焼きの甘味、ソーセージの肉汁、そしてカリカリに焼けたトースト達が三重奏を奏でる。もう堪らない。こんな物を前にして我慢出来る筈がない。気がつけば、レッドはソーセージエッグサンドを食べ切ってしまっていた。

 

 最高の朝食を終えた後、レッドは優雅にコーヒーを飲みながら新聞を読んでいたのだが、突然ブリーフ博士が室内に戻って来たので顔を上げた。

 

「博士、どうした?」

 

「おお、レッド君。いや、なんか空が凄い事になっておってのう。君、何心当たりはないかね?」

 

「空が?いったいどうなっていると……」

 

 ちらりと窓の外に視線を向けるレッド。直後、彼は驚愕のあまり新聞を床に落としてしまった。

 そして彼の視線の先には、巨大な空間の歪みが広がっているのだった……

 

 

※※※

 

 突如空に発生した時空の歪みを見て唖然としている人々。

 ベジータもこの世界では起きる事がない筈の事件の発生に危機感を感じていたが、その時突如ベジータのすぐ近くに五人の戦士が降り立った。

 

「ふっ、久しぶりだなベジータ。あの時の借りを返しに来たぞ!!」

 

「貴様等は……」

 

「リクーム!!!!」

 

「バータ!!!!」

 

「ジース!!!!」

 

「グ」

 

 台詞の途中、容赦なく気功波をぶっ放すベジータ。当然ギニュー特戦隊程度に耐えられる筈もなく、全員纏めて塵一つ残さず消し飛ばされてしまった。

 

「ぱ、パパ?台詞の途中だけど良かったの?」

 

「こんな屑どもの台詞なんぞどうでも良い。それよりトランクス、ここは任せたぞ!!」

 

「ちょっ、パパ!?」

 

 地獄から降りて来たフリーザ軍兵士やらサイバイマンやらをトランクスに任せると、ベジータは大急ぎでその場を飛び立って行った。

 

(この状況、前の世界と同じようにドクターゲロ達が動いていると見て間違いない!!となるとさっさと奴等を見つけ出し、ヘルファイター17号とやらを破壊しなければ!!)

 

 

※※※

 

 

『と言う訳で、またまた地獄とこの世が繋がってしまったんじゃ〜!!』

 

「そんな物は見ればわかる……」

 

 一方その頃、サダラ農園で悟空達は北の界王から連絡を受けていたのだが、一目見ればわかる事だったのでラディッツは呆れたように呟いていた。

 

「界王様、地獄とこの世がくっついちまったのはわかったけどよ、何が原因でこんな事になったんだ?」

 

『それは……わからん!!』

 

「ちっ、神の癖に使えねえ野郎だ……」

 

『あっ!!バーダックお主今ワシを侮辱したな!?』

 

「ま、まぁまぁお爺ちゃん……そ、それじゃあ界王様、どうにかしてあの穴を閉じる方法はないんですか?」

 

『それはじゃな……おそらく地獄とこの世を繋げるだけの歪みを発生させている張本人がいる筈じゃから、そいつを見つけ出して倒す!!それしかない!!』

 

「おお!!んじゃその張本人ってのは何処にいるんだ!?」

 

『それは……わからん。頑張って見つけ出してくれ。』

 

「おい、やっぱ使えねえぞこの神。」

 

『おまっ、またワシを馬鹿にしたな!?』

 

 肝心の情報を掴めていない界王に呆れている様子のバーダック。まぁこんなのは流石の界王でも予想外過ぎるのですぐに犯人を見つける事なんて出来ないだろう。

 

「とりあえず手当たり次第に倒して行くしかないと言う事か……やれやれ、仕方がない。行くぞ、お前達。」

 

「おう!!ウーブ、留守にしてる間パンの事は頼んだぞ!!」

 

「は、はい!!」

 

 

※※※

 

 

 所変わって東の都では地獄から復活した悪人達が暴れ回っていたのだが、学会に来ていた悟飯の手によって次々と地獄へ送り返されていた。

 

「くっ、こいつ等倒しても倒しても切りがない……いったい何が起きているんだ……!?」

 

「遂に見つけたぞ、孫悟飯!!」

 

「っ!?レッドさん……にしては気が小さ過ぎる。セルか!!」

 

 ビルの上からこちらを見下ろしているセルに気づいた悟飯。

 一方セルは気が小さ過ぎると言われた事で不快そうに眉を顰めていた。

 

「誰の気が小さ過ぎるだと?どうやら成長した事で相当勘が鈍ったようだな。ならばすぐに私の恐ろしさを思い出させてやろう!!」

 

 いきなり特大の気弾を発射するセル。しかし別方向から放たれた気弾がぶつかった事でセルの気弾の軌道がずらされてしまった。

 

「むっ……何者!?」

 

 セルが気弾が飛んで来た方向を睨み上げる。すると、何故かは知らないがビルの頂上にいたピッコロが姿を現した。もっと足場の良い所に立ってれば良いのに……

 

「ピッコロさん!!」

 

「貴様、ピッコロか?愚かな。貴様のような雑魚が何しに来た?」

 

「フン、相手の力量さえもまともに見抜く事の出来ない大マヌケにそんな事を言われる筋合いはないな。貴様如き、今や悟飯が相手をするまでもないのだ!!」

 

「なんだと?ピッコロの分際で減らず口を……よかろう、それならまずは貴様から始末してくれるわっ!!」

 

 間髪入れずにピッコロの頭部目掛けてデスビームを放つセルだが、撃ち抜いたのは単なる残像だったようですり抜けてしまい、遥か後方に着弾して大爆発を起こした。

 

「なっ」

 

「遅い……てありゃあっ!!!!」

 

「ごはぁっ!?」

 

 一瞬でセルの背後に回っていたピッコロが無防備な背中を蹴り上げ、そのまま右手から気功波を放つと、そのままセルの全身を飲み込んだ。

 

「そ、そんな!?この私が、ピッコロ如きに……ぐぎゃぁぁぁぁぁぁ……!!!!」

 

 細胞の一欠片も残す事なく焼き尽くされるセル。その直後大爆発を起こし、あっさり地獄へと強制送還されるのであった。

 

「フン、雑魚め。」

 

「流石ですね、ピッコロさん。」

 

「今更セル程度に勝った所で、何の自慢にもならん。それより早く他の雑魚どもを蹴散らすぞ、悟飯!!」

 

「はい!!」

 

 

※※※

 

 

 更に所変わって別の街ではフリーザ軍、そしてParaシリーズを相手にバーダックと悟天、そして合流したトランクスとミントが奮戦していた。

 

「ったく、パラガスの奴のクローンを大量に生み出すとは、地球人は何を考えてやがんだ……!!」

 

「うーん、それに関しては僕達からは何も言えないなぁ……はっ!!」

 

「またこのおっさんどもの相手をする事になるとは……って言うかミント!!お前一人だけサボってんじゃねーよ!!」

 

 フリーザ軍の雑魚やらParagus達を切り捨てるトランクス。そして何故か離れた所で何もせずぼーっと空を眺めていたミントに文句を言ったのだが……

 

「大きな星が、ついたり消えたりしている……あはは、大きい!!彗星かしら?いや違う、違うわ。彗星はもっと、パァーって動くものね!!」

 

「駄目だよトランクス君、ミントちゃん完全にあのおっさん達がトラウマになってる!!」

 

「こ、こんな時に……!!俺達だってあんな変態の相手なんざしたくねぇんだぞ!?ってかそれならせめてフリーザ軍とか言う奴等の相手しろよ!!」

 

「動けねぇ奴を気にしてる場合か!!だったら俺達だけで叩き潰すぞ!!」

 

「お爺ちゃん元気だなぁ……流石はお父さんやラディッツ伯父さんより若いだけはあるよ……」

 

 長い間死んでいたからか、どうやらバーダックは肉体年齢だけなら10歳以上悟空達より若くなってしまったらしい。

 

「余計な事ごちゃごちゃ言ってんじゃねぇ……っ!!来るぞ!!」

 

 突如バーダック達目掛けて巨大なエネルギー弾が投げつけられたが、見かけの割にそこまで威力はなかったのか、あっさりバーダックが空の彼方まで蹴り飛ばしてしまった。

 

「おのれ、サイヤ人風情が余計な手間を取らせおって……!!」

 

「テメェは……フリーザの親父か……!!」

 

「私はフリーザの安否を確認せねばならんのだ!!貴様等のような下等生物に構っている暇はないと言うのに……!!」

 

 どうやらフリーザ軍達を指揮していたのはコルド大王だったようだ。

 しかし残念ながらフリーザはとっくの昔に破壊されている事は知らなかったようで、バーダックはニヤリと笑みを浮かべた。

 

「なんだテメェ、知らなかったのか?フリーザなんざもうこの世にもあの世にも存在しねぇってのによ。」

 

「な、何だと!?ま、まさか……!!」

 

「そう、破壊神って奴の手で綺麗さっぱり消滅しちまったとよ。」

 

「な、何と言う事だ……!!くっ、それもこれも全ては貴様等サイヤ人のせいだ!!絶対に生かしては返さんぞ!!行け、貴様等っ!!」

 

「はい、コルド大王様!!」

 

 ザーボンやドドリア達に命令を飛ばすと、全員が一斉にバーダック達へと襲い掛かる。

 しかし、突如両者の間に気功波が放たれた。

 

「誰だ!?」

 

「よう、バーダック……さっきから見てたぜ?この星の連中を守るとは、お前も変わっちまったな。」

 

「て、テメェ等は……!!」

 

 バーダック達の前に現れた戦士達。何と彼等はかつてバーダックとチームを組んでトーマ、セリパ、パンブーキン、トテッポの四人だった。

 まさかかつての仲間とこんな所で再会すると思っていなかったバーダックは驚きのあまり固まってしまっていた。

 

「お爺ちゃん、知ってる人達?」

 

「……昔、俺とチームを組んでた奴等だ。」

 

「って事はこの人達、サイヤ人!?」

 

「お爺ちゃんだと?まさかバーダック、こいつお前の孫か!?」

 

「確かにバーダックに似てるっちゃ似てるが、こんな平和ボケした顔の奴がバーダックの孫とはね……ギネに似たのかい?」

 

「うるせぇよ……言っとくがな、確かにこいつは抜けた面してるが、テメェ等どころかフリーザが百人に増えても傷一つつけられねぇ程度にはつええんだぞ?」

 

「こいつが?へぇ……」

 

 トーマ達にジロジロ見られて苦笑している悟天。するとコルド大王が痺れを切らしたように叫び声を上げた。

 

「ええい、猿どもの再会などどうでも良い!!何をしている貴様等!?とっとと目障りな猿どもを皆殺しにしろ!!」

 

「は、はい!!」

 

 慌ててバーダック達への攻撃を再会するフリーザ軍の面々。バーダックも迎撃の為に構えを取るが、そんな彼の隣にトーマ達も並び立ち、構えを取った。

 

「テメェ等……何の真似だ?」

 

「へっ、フリーザ軍の奴等とやり合うんだろ?だったらどっちに着くかなんざ考えるまでもねぇだろ。」

 

「あんなクソッタレどもに従うなんざ真っ平だぜ!!」

 

「俺に着くなら、地球の連中に手出しはさせねぇぞ。その事もわかってんだろうな?」

 

「別に構わないさ。あんたはアタシ達の誰よりも強い。強い奴に従うのは当然の事だろ?」

 

「そんな事よりさっさとおっ始めようぜ!!久しぶりに暴れたくてうずうずしてるんだ……!!」

 

「へっ……良いだろう。行くぞ、テメェ等!!」

 

「「「「おうっ!!!!」」」」

 

 五人が同時に気を解放し、迫り来るフリーザ軍(とついでにPara軍団)と激突する。

 しかしバーダック達は抜群の連携プレーを見せつけるが如く、次々と雑魚達を蹴散らして行った。

 

「今だバーダック!!いけぇっ!!!!」

 

 トーマがフルパワーの気功波を放つ事で、コルド大王までの道を切り開く。

 即座に超サイヤ人に変身したバーダックはコルド大王の前まで一直線に突撃し、すぐに目の前まで肉薄た。

 

「なっ!?」

 

「あばよ、糞野郎……消し飛べぇっ!!!!」

 

 至近距離からライオット・ジャベリンを叩き込まれ、爆散するコルド大王。そして指揮官を失ったフリーザ軍達は恐怖に支配され、我先にと逃げ出すのだった。

 

「けっ、逃げ出しやがったぜあいつ等!!腰抜けどもがよぉ!!」

 

「所詮、フリーザ軍の忠誠心なんざあんなもんさ。」

 

「逃したら余計な被害が出るかもしれねぇ。追うぞ、テメェ等!!」

 

「へっ、バーダックもすっかり地球に溶け込んじまったな!!」

 

「うるせぇぞ、トーマ!!」

 

 言い合いをしながらもしっかり敵を倒すバーダック達。とりあえず悟天達もその後を追うのだった。

 

 

※※※

 

 

「くっくっく、まずは第一段階はクリアと言った所か?」

 

「そうじゃな。後は17号と合流し、ベルファイター17号と合体さえすれば、超17号が完成し、あの御方の望みを叶える事が出来る……!!」

 

 いつの間にやら地球に降りて来ていたドクターゲロとドクターミュー。その背後には新造されたヘルファイター17号とリルド将軍が控えていたのだが……

 

「っ!?ドクターミュー、お逃げくだ……ぎゃあああああああ!!??」

 

 突如放たれた気功波が付近に着弾し、爆発に飲み込まれる四人。しかし今のでリルド将軍は塵一つ残さず消し飛ばされてしまったようだ。

 

「ぐっ、何者!?」

 

「漸く見つけたぜ、このくたばり損ないのクソジジイどもが。」

 

「き、貴様はベジータ!!」

 

「何?こいつが忌々しいサイヤ人の王子か……!!」

 

(予想通りヘルファイター17号は完成していたか。仮にオリジナルの17号と合体した所で、今の俺にとっては大した脅威ではないが……わざわざ待ってやる義理もない。とっとと終わらせてやる……!!)

 

「貴様如きサイヤ人に我が神の野望の邪魔はさせん!!やれ、ヘルファイター17号!!猿どもの王子を血祭りに上げてやれ!!」

 

 コクリと頷き、ベジータへと襲い掛かるヘルファイター17号。

 しかしベジータは即座に超サイヤ人4に変身してヘルファイター17号の放った拳を避けると、そのまま相手の左頬にカウンターのパンチを叩き込み、数百メートル程吹っ飛ばしてしまった。

 

「んなぁっ!?ば、馬鹿な、まだ未完成とは言えワシ等の叡智を結集したヘルファイター17号が、たかがベジータ如きに!?」

 

「そ、それになんだ、その姿は!?ベジータ貴様一体何をした!!」

 

「貴様等に教える義理はない。老耄ジジイどもがこそこそ作り上げた機械人形なんぞ、纏めて地獄に送り返してやる!!」

 

 

※※※

 

 

 そしてその頃、前の世界と同じようにヘルファイター17号によって精神を支配された17号は、18号を仲間に引き入れるべく彼女の前に姿を現していた。

 

「お前を迎えに来たんだ、18号。お前は俺達の仲間……さぁ、俺と一緒にこの世界の全てをぶっ壊そう。そしてドクターゲロ様の願いを叶えるんだ。」

 

「あ、アタシ達は……仲間……」

 

「行っちゃ駄目だ、18号さん!!」

 

「っ!!く、クリリン……?」

 

 17号から精神干渉を受けていた18号だが、咄嗟にクリリンが腕を掴んだ事により、正気を取り戻したようだ。

 しかし17号は不快そうに表情を歪めると舌打ちをし、クリリンを睨みつけた。

 

「余計な事をするな!!俺達はドクターゲロ様の命令に従う義務があるんだ!!」

 

「ドクターゲロ様……?どうしちまったんだよ、17号!!昔のお前はドクターゲロに様なんて付けてなかったし、あんなに嫌ってたじゃないか!!」

 

「っ!!お、俺が、ドクターゲロ様を……?」

 

「そうだよ!!それこそ自分の手で殺そうとするくらい憎んでた筈だろ!?お前、もしかして誰かに操られてるんじゃ……!!」

 

「なっ、そうなのかい17号!?いったい何処のどいつがそんな真似を……!!しっかりしな、17号!!」

 

「俺が、ドクターゲロを殺し……そ、そうだ、俺はあんなジジイの事を様なんて……うぁっ!?あ、頭が……!!」

 

 クリリンと18号の呼びかけによって正気を取り戻しつつある17号。しかし次の瞬間、ベジータによってスクラップ寸前まで追い詰められているヘルファイター17号によって強烈な精神干渉を受けてしまう。

 

『何をしている17号!?早く来い!!敵の強さが想定を遥かに超えている!!このままではやられてしまう……早く来て俺と一つになれ!!』

 

「ぐ、ぐぅ……!!」

 

「17号!?おい、どうしちまったんだ!?」

 

「う、うるさい、黙れぇっ!!」

 

「!!」

 

「クリリン!?」

 

 クリリンに向かってエネルギー波を放つ17号。

 はたしてクリリンの運命は……

 

 

※※※

 

 

 ここは地獄の最下層……地獄の住人どころか鬼達でさえ出入りする事が許されないその空間に、バビディに憑依した怪物が足を踏み入れていた。

 

「おやおや、これ程までに死者縛りの鎖で拘束されているとは、よほど閻魔大王の手を焼かせたと見える。」

 

 無数の赤い鎖によって四肢どころか全身を拘束された男を見下ろし、ニヤリと口角を釣り上げる怪物。

 そしてその声に気付いて意識を取り戻したのか、死者縛りの赤い鎖によって拘束されていた男が顔を上げた。

 

「……カ、ロット…………ジー……タ……」

 

「ほう、まだ意識を保つだけの力を残していたか。そう来なくてはな……よろしい、お前に力を与えてやる。今度こそ、我が傀儡となるが良い。」

 

 怪物のが手を翳すと、ドス黒いエネルギーが鎖に縛られた男の体内に吸い込まれて行く。

 

 そしてそれから数分後……この最深部で史上最凶の悪魔が復活を遂げるのだった……




実はクウラと機甲戦隊の再会シーン半分くらい書いてたんだけどやっぱ無しにしました。四人でスイーツ食うだけだったからね……

と言う訳で例のあの人復活です。まぁ今章ではただの前z……ふおおおっ!?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。